「日清氷撃ラ王 柚子鶏塩」を食べてみました。(2024年7月8日発売・日清食品)
この商品は、出汁と氷水を合わせて作るシリーズ初の冷やしラーメンということで、柚子の爽やかな香りと鶏の旨味を利かせた後味の良い鶏塩スープに仕上げ、そこに冷水で締めたことで強いコシが際立つ“まるで、生めん。”のようなノンフライ中細ストレート麺が絡むワンランク上の一杯、“日清氷撃ラ王 柚子鶏塩”となっております。(値段:税別285円)
ご覧の通りパッケージには、冷水で締めたことによってつるっとした喉越しのノンフライス中細トレート麺が掲載され、他にも背景全体には冷たい鶏塩スープに各種具材が盛り付けられた仕上がりイメージが掲載されていて、これを見る限り具材には…シンプルに味付鶏肉・“ねぎ”が使用されているようです!
一方こちらには…“冷やしたダシがうまい”、“柚子鶏塩冷やしラーメン”といった今回の商品名や特徴などが記載されているように、鶏の旨味に昆布や煮干しなど魚介系の出汁を合わせたことで、後味さっぱりとしているのに物足りなさといった感じは一切なく、柚子香る冷たい鶏塩スープにノンフライ中細ストレート麺がしっかりと絡み、清涼感溢れる仕上がりには期待したいところ!
さらにこちらには…
- 熱湯6分
- 湯切る
- 冷水でしめる
- 氷水をぶっこむ
といったざっくりな作り方が記載されており、まずは6分かけて湯戻しし、その後冷水で冷やし、さらに氷を追加してキンキンに冷やしていただくのが今回の“氷激ラ王”の特徴のようです!(そのため、湯切り口が搭載されています。)
他にも特徴として…麺はレギュラー商品とはまた若干異なるすすり心地の良い細めの仕様ではありますが、冷水で締めたことで強いコシがあり、それとともに柚子香る後味さっぱりとした冷たい鶏塩スープが最後までじっくりと楽しめるというわけです!
シリーズ初の冷やしラーメンということで、動物系の脂が使えない点を逆に活かし、鶏の旨味エキスに昆布や煮干しなどの魚介エキスを合わせたことで物足りなさを感じさせない後味さっぱりとした鶏塩スープに仕上げ、そこに冷水で締めたコシの強いノンフライ中細ストレート麺が相性良くマッチした最後まで飽きの来ない暑い日にぴったりな一杯となっていました!
日清氷撃ラ王 柚子鶏塩
今回ご紹介するカップ麺は、その時代の王道の味に進化し続けるブランド“日清ラ王”シリーズの新商品ということで、鶏の旨味に鰹や昆布などの魚介エキスを合わせた冷たい鶏塩スープに仕上げ、爽やかな柚子の風味が清涼感をプラス、まさに“厳選素材”を使用した拘りのスープと“まるで、生めん。”のようなノンフライ中細ストレート麺が相性良くマッチした一杯、“日清氷撃ラ王 柚子鶏塩”となっています。
※売っている場所:今回はヨドバシの通販で購入
このようにシリーズ初となる冷たいラーメンは…鶏の旨味エキスも使用しつつ若干和風に寄せたことで深みのある味わいを表現し、麺は日清食品の独自技術によって冷たいスープにもぴったりなすすり心地の良いノンフライ中細ストレート麺が採用され、風味に柚子を付け加えたことによってお店さながらの美味しさが品良く楽しめそうです!
それでは、今回の“日清氷撃ラ王 柚子鶏塩”がどれほど鶏のエキスに魚介出汁を合わせた繊細な仕上がりとなっているのか?キリッとした口当たりや爽やかな柚子の風味との兼ね合いはもちろん、なんと言っても冷水で締めたコシの強い本格感のあるノンフライ中細ストレート麺との相性やバランスなどなど…じっくりと確認していきたいと思います!
カロリーなど栄養成分表について
では気になるカロリーから見てみましょう。
ご覧の通り311kcal(めん・かやく262kcal / スープ49kcal)となっております。(塩分は7.5g)
カロリーは、ノンフライ麺を使用し、冷たいスープということもあってかなり低めな数値のようですが、一方で塩分はこのボリュームを考慮してもかなり高めな数値となっています。
ちなみに1食当たり102g、麺の量は70gとのこと。
また、カロリーの内訳を見てみると…スープだけだと49kcalと冷たく後味さっぱりとしたテイストの割に鶏の旨味エキスを利かせたことで低すぎるわけでもなく、ほどよいコクとキレの良い仕上がりをイメージさせます!
原材料について
では原材料も見てみます。
スープには、食塩や植物油脂をはじめ…
- チキン調味料
- ゆず果汁
- こんぶエキス
- 香辛料
- チキンエキス
- 香味調味料
- 魚粉
- にぼし調味料
- オニオンエキス
といった、鶏の旨味を利かせた鶏塩スープには、昆布や煮干しなどの魚介エキスを豊富に使用したことでコク深く繊細な味わいが際立ち、爽やかな柚子の風味が品の良さをプラス、あっさりとした冷たいスープにも関わらず素材の旨味を存分に活かした最後まで飽きの来ない味わいを想像させる材料が並びます。
※製造工場:日清食品株式会社 関東工場(茨城県)
また、麺の項目を見てみると…食塩やチキン調味料などが記載されているように、ほどよく味付けされていることが確認できます!
JANコード 4902105285954 原材料名めん(小麦粉(国内製造)、食塩、大豆食物繊維、植物油脂、チキン調味料、植物性たん白、卵粉)、スープ(食塩、植物油脂、チキン調味料、魚介エキス、糖類、ゆず果汁、こんぶエキス、香辛料、チキンエキス、香味調味料、魚粉、にぼし調味料、酵母エキス、オニオンエキス)、かやく(味付鶏肉、ねぎ)/加工でん粉、調味料(アミノ酸等)、乳化剤、かんすい、酒精、香料、リン酸Ca、酸味料、カラメル色素、カロチノイド色素、増粘剤(キサンタンガム)、酸化防止剤(ビタミンE)、チャ抽出物、ビタミンB2、ビタミンB1、(一部に小麦・卵・乳成分・ごま・さば・大豆・鶏肉・豚肉・ゼラチンを含む)
栄養成分表示 [1食 (102g) 当たり]
熱量 311kcal
めん・かやく:262kcal
スープ:49kcalたんぱく質 8.2g 脂質 4.8g 炭水化物 58.7g 食塩相当量 7.5g
めん・かやく:3.4g
スープ:4.1gビタミンB1 0.25mg ビタミンB2 0.36mg カルシウム 140mg
開封してみた
フタを開けてみると、ご覧の通り先入れかやく、液体スープといった2つの調味料などが入っています。
そして、こちらが今回使用されている調味料などの2パックとなっていて、特に液体スープは鶏の旨味エキスに各種魚介エキスを合わせたことで、僅かにトロッとした状態でしたが、今回は冷たいラーメンなので調理中にフタの上で温める必要はありません。
また、麺はご覧の通り冷たいスープにぴったりなノンフライ中細ストレート仕様で、細いながらもほどよい弾力とコシにも期待できそうです!しかも6分の湯戻しの後には冷水でしっかりと締めますから、本格感のある食感に間違いありません!
調理してみた
そしてこちらに今回の作り方が記載されているので参考にしてみると…
- 液体スープとかやくの袋を取り出し、かやくを入れて内側の線まで熱湯を注ぐ
- 6分後に湯切り口から湯をすてる
- 水を内側の線まで注いで湯切り口から水をすてる
- 氷150g(約8個)と液体スープを入れ、冷水を内側の線まで注ぎ、よくまぜてできあがり
と、冷やして味わうカップ麺と同等の作り方で、水で冷やす工程には特に回数が記載されていませんが、やはり3回ほど繰り返した方がキンキンに冷えた状態楽しめるかと思われます!
ではまず、“先入れかやく”を入れてみます。
そして具材には…
- 味付鶏肉
- ねぎ
が入っています。
続いて熱湯を注ぎ6分待ちます。(必要なお湯の目安量:420ml)
その後しっかりと湯切りをして、冷水を注いで湯切り口から水を捨て(3回繰り返し)、氷を8個加えたところがこちら!
しっかりと湯戻りしたことによって先ほどまでの麺や各種具材がふっくらとした仕上がりとなり、まだ液体スープと冷水を加える前の状態ではありますが、後味さっぱりとした柚子香る冷たい鶏塩スープが冷水で締めたコシの強いノンフライ中細ストレート麺と相性良くマッチした涼しげな一杯…といった印象の出来上がりです。
ではここに先ほどの粉末スープを加えていきます!
すると…こちらには原材料に記載されていた通り鶏の旨味エキスをベースに昆布や煮干しなどの魚介出汁を凝縮し、ほんのり香る柚子の風味が広がっていきます!単純な鶏塩ではなく出汁を利かせてある点が良いですね!
では、冷水を加えてよーくかき混ぜていきます。
そして全体がしっかりと馴染むと…冷たい鶏塩スープというだけあって透明感が高く、鶏の旨味に各種魚介出汁を合わせた繊細な味わいに仕上がっているようです!
そして具材には味付鶏肉と“ねぎ”のみとなっているんですが、塩スープに鶏の旨味でコクを引き立て、魚介出汁で繊細さや深みをプラスするという冷たいスープにひと工夫加えた拘りを感じさせ、後味さっぱりとした美味しさが最後までじっくりと楽しめそうです!
食べてみた感想
一口食べてみると…非常にあっさりとした鶏塩スープで氷も追加したことでヒンヤリと冷たく、旨味としてはやはり鶏のコクは弱めですが、その分魚介出汁がしっかりと利いているので物足りなさといった感じは一切なく、キリッとした口当たりが印象的で最後まで飽きの来ない味わいに仕上がっています!
また、鶏×魚介出汁によってさり気なくWスープとなっているせいか、単純にスープを冷たくしただけでなく、冷水で締めたコシの強いノンフライ中細ストレート麺にも負けじと旨味の強いスープが表現されているため、カップ麺とは言え上質な味わいが後味さっぱりと楽しめることでしょう!
そしてなんと言っても柚子の風味が絶妙にマッチしていて、幅広い層に好まれる一杯に間違いなく、鶏の旨味エキスといい全体の物足りなさを補う魚介の出汁といい…さらに風味やメリハリなどのバランスが非常に良く、これまで登場してきた冷たいラーメンの中でもトップクラスと言えるのではないでしょうか?
麺について
麺は、ご覧の通り噛み応え抜群なノンフライ中細ストレート仕様で、冷水で締めたことによってコシの強さが特に際立ち、つるっとした滑らかさやもっちりとした弾力を併せ持ったお店さながらの仕上がりとなっていて、ずしっとした密度感によって食べ応えも抜群です!
そんな麺には、鶏の旨味をはじめ…昆布や煮干しなどの魚介出汁などをバランス良く合わせた鶏塩スープがよく絡み、ほんのりとした鶏のコクやじんわりと染み渡る魚介の出汁などが口いっぱいに広がっていき、爽やかな柚子の風味が後味良く抜けていきます!
トッピングについて
トッピングにはまず、なんと言ってもこちらの味付鶏肉が入っていて、見た通りしっとりとした舌触りで肉質もあり、非常に柔らかな仕上がりによってすぐに口の中でホロホロと崩れていき、それと同時に味付けされた肉の旨味がじゅわっと滲み出す仕上がりとなっていたため、まずはスープとよく馴染ませながら食べ進め、後ほど噛み応えのあるノンフライ中細ストレート麺と一緒に絡めていただくと、より一層鶏肉の旨味が際立って楽しめるかと思われます!
他にもこちらの“ねぎ”が入っていて、ほどよいサイズにカットされたことでシャキシャキとした食感が心地良く、ちょうど良い薬味にもなったことで今回の冷たい鶏塩スープを美味しく引き立て、さらに後味さっぱりと感じさせる相性抜群な具材となっています!
スープについて
スープは、上質な鶏の旨味(正確には脂ではなく油)をベースに昆布や煮干しなどの魚介出汁をバランス良く合わせ、キンキンに冷えたことで後味さっぱりとした味わいに際立ち、もちろん飽きるような要素は一切なく、柚子の風味が爽やかさを引き立てる“氷激ラ王”といったイメージにぴったりなフレーバーとなっています!
やはり動物性の脂だと白く固まってしまいますから、“冷やし”はこの辺りの組み合わせが非常に難しいところではありますが、今回の“柚子鶏塩”は鶏の油でコクを出し、魚介出汁で繊細さ・深みを助長しているようで、それによって物足りなさを感じさせることもなく、キリッとした塩気や柚子の風味が全体の味を調え、期待を裏切らないシリーズらしいクオリティと言えるのではないでしょうか?
そのため、どうしてもこの手の“冷やしラーメン”で美味しさを追求するには魚介系に頼るしかありませんから、この辺りの組み合わせが妥当かな?といった印象で、もし本当に柚子の風味や鶏の旨味だけを利かせた塩スープだったら物足りなさを感じていたと思われます!ただ、今回の仕上がりは非常に良かったので、毎年定番のフレーバーになりそうな気がしてなりません!
まとめ
今回「日清氷撃ラ王 柚子鶏塩」を食べてみて、お馴染み“日清ラ王”シリーズから初の冷やしラーメンとして登場した一杯には…あっさりとした中にも鶏の旨味やじんわりと染み渡る魚介出汁などがバランス良く融合し、キリッとした口当たりや爽やかな柚子の風味が清涼感を引き立て、ほどよいコクとちょうど良いアクセントが付き、そこにすすり心地の良いノンフライ中細ストレート麺が絶妙にマッチした暑い日にぴったりなフレーバーとなっていました!
やはりこのシリーズに関しては麺・スープ・具材それぞれのクオリティが非常に高く、多少価格設定は高めではありますが…スープの作り込みが非常に秀逸で満足度も高く、麺や具材も申し分のない仕上がりでしたので、初の“冷やしラーメン”とは言え、価格以上の満足度が得られるのではないでしょうか?
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