「日清の辛(から)どん兵衛 特盛きつねうどん」を食べてみました。(2025年2月3日発売・日清食品)
この商品は、豚の旨味に醤油を合わせ、複数の魚粉と唐辛子をブレンドした“特製辛鰹粉(とくせいからかつおこ)”で仕上げることによって後引く旨味・辛さが際立ち、そこにシリーズらしい太くもっちりとした“うどん”が絡む旨辛な一杯、“日清の辛どん兵衛 特盛きつねうどん”となっております。(値段:税別285円)
※売っている場所:今回はセイコーマートで購入
ご覧の通りパッケージには“特製辛鰹粉入り”といった文言や“おあげ”の上に盛り付けられた“特製辛鰹粉”のイメージ写真が掲載されていて、特にこの魚粉には宗太鰹・鰹・鯖が含まれ、豚の旨味や魚介出汁を活かした旨辛なフレーバーに間違いありません!

一方こちらには、“かつお×豚 コク旨だし”といった文言が記載され、その背景には豚の旨味に醤油を合わせ、別添されている“特製辛鰹粉”で仕上げたパンチのあるスープが太い“うどん”に絡むリフト写真が印象的で、具材には…シンプルに大きな“おあげ”のみ使用されています!(ちなみに辛さは5段階中「4」です。)

他にも特徴として…麺は上記の通りつるっと滑らかな食感やもっちりとした弾力を合わせ持つ太い“うどん”が採用されており、豚の旨味に醤油を合わせ、“特製辛鰹粉”で仕上げることによってクセになる旨辛な味わいが最後までじっくりと楽しめるというわけです!
複数の魚粉に加え豚の旨味が利いた醤油ベースのスープは、イメージ通り染み渡る出汁感とコク、そして後引く辛さがクセになるキレの良い仕上がりで、具材に使用された“おあげ”から滲み出す甘みが若干気になるところではありますが、シリーズらしいつるっと滑らかな“うどん”が相性良く馴染み、素材の旨味を存分に活かしたやみつき感のある一杯となっていました!
「日清の辛どん兵衛 特盛きつねうどん」とは?
カロリーなど栄養成分表について
では気になるカロリーから見てみましょう。
ご覧の通り601kcal(めん・かやく507kcal / スープ94kcal)となっております。(塩分は6.7g)
カロリーは、特盛仕様・豚の旨味を利かせた醤油ベースの“辛うま”なスープらしく割と高めな数値のようで、塩分も同じくこのボリュームを考慮すると高めな数値となっています。
ちなみに1食当たり136g、麺の量は96gとのこと。

原材料について
では原材料も見てみます。
スープには、植物油脂や“しょうゆ”をはじめ…
- 食塩
- ポークエキス
- 香辛料
- 魚粉(そうだかつお、かつお、さば)
といった、豚の旨味に醤油と合わせ、別添されている“特製辛鰹粉”を少しずつ溶かすことで刺激的な辛さと染み渡る魚粉の旨味が引き立ち、物足りなさを感じさせないコクや食欲そそるアクセントが利いたパンチのある味わいを想像させる材料が並びます。
※製造工場:日清食品株式会社 静岡工場(静岡県)

JANコード 4902105283547 原材料名油揚げめん(小麦粉(国内製造)、植物油脂、食塩、植物性たん白、こんぶエキス、大豆食物繊維、糖類)、スープ(植物油脂、しょうゆ、食塩、ポークエキス、糖類、香辛料、魚粉(そうだかつお、かつお、さば)、でん粉)、かやく(味付油揚げ)/加工でん粉、増粘多糖類、調味料(アミノ酸等)、カラメル色素、ソルビトール、炭酸Ca、リン酸塩(Na)、酒精、香料、カロチノイド色素、酸味料、pH調整剤、微粒二酸化ケイ素、酸化防止剤(ビタミンE)、香辛料抽出物、乳化剤、甘味料(スクラロース、アセスルファムK)、ビタミンB2、ビタミンB1、チャ抽出物、(一部に小麦・乳成分・さば・大豆・豚肉を含む)
栄養成分表示 [1食 (136g) 当たり]
熱量 601kcal
めん・かやく: 507kcal
スープ: 94kcalたんぱく質 12.2g 脂質 29.4g 炭水化物 72.0g 食塩相当量 6.7g
めん・かやく: 2.8g
スープ: 3.9gビタミンB1 0.27mg ビタミンB2 0.37mg カルシウム 253mg
開封してみた
フタを開けてみると、液体スープ、特製辛鰹粉といった2種類の調味料などが入っています。

また、麺はシリーズらしい厚みもあり幅広な“うどん”が採用されており、湯戻りする以前からすでにもっちりとした弾力やつるっと滑らかな食感を思わせる仕様となっています!
※具材には…シンプルに“ふっくらジューシィ”で大きな“おあげ”のみがすでに入っています。

調理してみた
続いて熱湯を注ぎ5分待ちます。(必要なお湯の目安量:490ml)
そして出来上がりがこちら!

さらに液体スープを加えてよーくかき混ぜていきます。
そして最後に特製辛鰹粉を盛り付けて完成です!
ご覧の通り色味は“日清の辛(から)どん兵衛”ということで赤みが強く、サラッとしたテイストに豚のコクが相性良く溶け込んだことで魚粉の旨味も引き立ち、唐辛子特有の辛さと染み渡る魚粉の風味がちょうど良いアクセントとなって最後までじっくりと堪能できそうです!

「日清の辛どん兵衛 特盛きつねうどん」を食べてみた感想・レビュー
一口食べてみると…やはり豚の旨味が加わったことで雰囲気はもはや豚骨魚介といった様子で、“特製辛鰹粉”が溶け出すことによって後引く旨味と辛さが際立ち、辛さレベルも5段階中「4」なので激辛というほどではありません!
そしてこの液体スープと“特製辛鰹粉”で後味すっきりとした“辛うま”な味わいを表現し、複数の魚粉がじんわりと染み渡る出汁感を引き立て、荒々しいほどの魚粉の旨味がたまらなく…たっぷりの唐辛子とも相性良くマッチしているようです!
そのため、これまでの和風出汁を活かした“日清のどん兵衛”シリーズとしては若干趣の異なるスープではありますが、豚の旨味・“特製辛鰹粉”を合わせたことによって激辛カップ麺で人気のあの味を再現しているようにも感じられます!
麺について
麺は、シリーズらしい厚みのある幅広な“うどん”が採用されており、もっちりとした弾力やほどよいコシを兼ね備え、特盛仕様による96gの麺量ということもあって食べ応えに関しては申し分ありません!
そんな“うどん”には…豚の旨味に醤油を合わせ、“特製辛鰹粉”で仕上げた真っ赤なスープがよく絡み、コク深くも魚粉の旨味などが口いっぱいに広がっていき、食欲そそる魚粉の風味や芳醇とも言える醤油の香りが後味良く抜けていきます!

トッピングについて
トッピングにはまず、とは言っても大きな“おあげ”のみ使用されていて、じっくりと味わってみると…丸大豆を100%使用した“おあげ”特有のジューシーな甘みがじゅわっと滲み出すわけですが、今回の“辛うま”なスープと合っていないような気がするので、あまりスープに馴染ませないようにした方が良いかと思われます!

また、具材というわけではないんですが、こちらの“特製辛鰹粉”は、数種類の魚粉と唐辛子をブレンドしたことによって旨味・辛みが際立ち、辛そうな見た目とは裏腹に魚粉もたっぷりと含まれているため、そこまで辛く感じられません!

スープについて
スープは、豚の旨味に醤油を合わせ、特製辛鰹粉で仕上げたことによって後引く辛さと旨味が際立ち、物足りなさを感じさせないコク深い味わいを表現し、辛魚粉を大量に使用した例のカップ麺と同等の雰囲気で、キリッとした口当たりが心地良く感じられます!
そのため、今回のフレーバーはシンプルながらも素材の旨味を存分に活かしたテイストと言え、キレ・コクのある飽きの来ない“辛うま”な味わいが印象的で、ついついスープが止まらなくなってしまいます!“おあげ”の甘みは邪魔ですね…

まとめ
今回の「日清の辛どん兵衛 特盛きつねうどん」は…豚の旨味に醤油を合わせ、別添されている“特製辛鰹粉”で仕上げることによって後引く旨味と辛さが際立ち、特にこの複数(宗田鰹・鰹・鯖)の魚粉と唐辛子をブレンドしたパックがクセになるスープを表現、そこにシリーズらしいもっちりとした太い“うどん”が食欲を満たす最後まで飽きの来ない一杯となっていました!
このように今回は豚の旨味と魚粉、唐辛子を活かした真っ赤なスープということでいつもの和風出汁とは若干異なる雰囲気ではありましたが、辛さ自体そこまで強烈なものではありませんでしたので、割と幅広い層に好まれるフレーバーと言えるのではないでしょうか?
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