「鬼金棒監修 カラシビ味噌らー麺」を食べてみました。(2020年7月21日発売/2021年8月17日リニューアル発売・明星食品/ファミリーマート限定・数量限定)
この商品は、東京・神田に本店を置き、台湾や香港など海外にも店舗展開している“痺れ系”で人気のラーメン店“鬼金棒(きかんぼう)”の人気メニュー“カラシビ味噌らー麺”の味わいを同店監修によってカップ麺に再現したもので、痺れる辛みが後味すっきりとした味噌感の強いコク深いスープによく馴染み、後引く刺激的な味わいに仕上がった一杯、“鬼金棒監修 カラシビ味噌らー麺”となっております。(税込み212円)
ご覧の通りパッケージには店名である“鬼金棒”といった文字が大きく配置され、唐辛子の辛み、そして山椒の爽やかな風味と痺れといった2種類の辛さをうまく融合させた“カラシビ”をイメージさせるイラストが掲載されていますね!
ちなみにこちら、これまでは他社メーカーから“どんぶり型”として発売されていたんですが、今年は明星食品が製造・ファミリーマート限定の取り扱いのようで、仕上がりの方も気になるところ。。
また、こちら容器側面には…“唐辛子の辛さと山椒のしびれが織りなす濃厚スープ”と記載されているように、商品名にある“カラシビ”とは、以下のような痺れる辛みが表現されているとのことで、こういった味噌スープとの相性が良い香辛料が加わったことによって、旨みと辛みを兼ね備えたインパクトのある口当たりとスパイシーな後味がたまらない味わいがカップ麺に表現されているようですね!
- カラ(唐辛子)
- シビ(山椒)
そして実店舗の方ではこのカラ・シビの量を抜き〜鬼増しまで選ぶことができるわけですが、前回と同じく今回の商品に関しても特にそういった辛さレベルのような表記は見当たりません。。
※個人的感想ですが、“辛さ:普通・シビレ:少なめ”辺りのような気がします。
一方こちらには、ポークをベースに拘りの味噌にチーズや魚介系の旨味を複雑に合わせ、さらに唐辛子と山椒をたっぷりと使用したことによって赤みを帯びた刺激的・パンチのある仕上がりイメージが掲載されていて、これを見る限り具材には…味付豚肉・キャベツ・もやし・ニラが使用されているようです!見るからにドロッとした赤みを帯びたスープは食欲を掻き立てられますね。。
そして、この写真からも伝わるように、今回の一杯にはしっかりとした“辛み・痺れ”といった鬼に金棒的な相性の良い刺激が表現されているようで、インパクトのある店舗名・パッケージもさることながら味の方も期待できそうです!
そのため、こちらには“小さなお子様や辛みが苦手な方は十分ご注意ください。”といった激辛系でお馴染みの注意書きが記載されています!
他にも特徴として…麺は太さの異なるノンフライ仕様となっていて、もっちりとした弾力のある食感はもちろん、ほどよい噛み応えが心地良い強いコシが表現され、濃厚な味噌スープにたっぷりと刺激的な辛みを加えた繊細な旨味が最後までじっくりと堪能できるというわけです!
食べはじめは若干チーズの風味がうまくマッチしていないのでは?と若干気になるところではありましたが…しっかりと混ぜ合わせていくことによってスープのコクに変わり、ポークをベースにした濃厚でありながらも唐辛子や山椒による痺れる辛みによってキレ・後味の良さに際立った刺激的な一杯となっていました!
これは特に、“鬼金棒”ファンはもちろん、様々な材料を使用したことによって味噌ベースの濃厚・複雑に仕上がったスープに痺れる辛みを加えた後引く辛み・旨味を存分に楽しみたい時におすすめの一杯と言えるでしょう。
【追記】この商品は麺量を70gから80gに増量して2021年8月17日にリニューアル発売されています!
鬼金棒監修 カラシビ味噌らー麺
今回ご紹介するカップ麺は、東京・神田の“痺れ系”で人気のラーメン店“鬼金棒”の人気メニュー“カラシビ味噌らー麺”の味わいをタテ型ビッグのカップ麺に再現したもので、ポークをベースに実店舗でも使用されているチーズや魚介系など様々な旨味を複雑・繊細に融合させたことによって深みのある旨味に仕上がげ、そこに唐辛子と山椒による痺れる辛みを加えた刺激的な一杯、“鬼金棒監修 カラシビ味噌らー麺”となっています。
ご覧の通りフタの上に別添されている調味料を剥がしてみると…こちらにも容器側面同様のデザインがあしらわれ、カラ・シビをイメージさせる赤鬼・青鬼がインパクトある激辛好きには見逃せないテイストに期待できそうです!!
ちなみにここ“鬼金棒”については、こちらにも簡単な説明書きが記載されていて、これによると…“「人に伝えたくなる」「五感で楽しめる」らー麺。鬼金棒は、その想いから、山椒の香りと痺れで強烈なインパクトを与え、組合せとして鬼に金棒の唐辛子を合わせ、「カラシビ」をコンセプトとしたらー麺を開発。東京・神田に本店を置く、唯一無二の店である。”とのことで、唐辛子と山椒に関してはかなりの拘りがあるようですね!
※正式名称は“カラシビ味噌らー麺・つけ麺 神田本店”
そしてこの“鬼金棒”は、東京・神田に本店を置き、他には池袋店のみとなっているんですが、ファミリーマート限定商品として度々カップ麺化されているのでご存知の方も多いのではないでしょうか?
また、鬼金棒の創業は2009年9月、名店“麺屋武蔵”にて10年以上もの修行経験や“麺屋武蔵 二天”の店長を務めた“三浦 正和”氏が独立開業に至り、今では直営・FC含めて国内外に店舗展開する人気ラーメン店となっています!
それでは、今回の“鬼金棒監修 カラシビ味噌らー麺”がどれほどポークをはじめ様々な旨味を凝縮させた濃厚・繊細な仕上がりとなっているのか?“鬼金棒”拘りの唐辛子と山椒による痺れる辛みの強さやスープとの兼ね合いはもちろん、なんと言ってもノンフライ麺ならではのもっちりとした弾力のある麺との相性やバランスなどなど…じっくりと確認していきたいと思います!
カロリーなど栄養成分表について
では気になるカロリーから見てみましょう。
ご覧の通り419kcal(めん・かやく335kcal / スープ84kcal)となっております。(塩分は6.6g)
カロリーは、濃厚な仕上がりの割にサイズを考慮するとかなり低めな数値のようですが、一方で塩分は若干高めな数値となっています。
ちなみに1食当たり103g、麺の量は70gとのこと。
また、カロリーの内訳を見てみると…スープだけで84kcalあり、濃厚ではありますが、そこまでドロッとしたこってり感に際立っているわけではなく、素材の旨味を凝縮させた複雑・繊細な仕上がりをイメージさせますね!
原材料について
では原材料も見てみます。
スープには、“みそ”や食塩をはじめ…
- 豚脂
- 香辛料
- ポークエキス
- 香味油
- 香味調味料
- 植物油脂
- 乳等を主原料とする食品
- チーズ
- かつおぶし粉末
といった、ポークをベースに熟成された味噌を合わせたことで風味豊かなコク深さが際立ち、さらにチーズや魚介出汁など実に様々な材料を使用したことによって濃厚でありながらも繊細な味わいを想像させる材料が並びます。
JANコード | 4902881475938 |
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原材料名
めん(小麦粉(国内製造)、植物油脂、食塩、植物性たん白、卵粉)、スープ(みそ、糖類、食塩、デキストリン、豚脂、香辛料、ポークエキス、香味油、大豆加工品、香味調味料、植物油脂、乳等を主原料とする食品、酵母エキス、たん白加水分解物、チーズ、かつおぶし粉末)、かやく(味付豚肉、キャベツ、もやし、ニラ)/加工デンプン、トレハロース、調味料(アミノ酸等)、増粘多糖類、香料、かんすい、炭酸カルシウム、乳化剤、香辛料抽出物、カロチノイド色素、カラメル色素、酸化防止剤(ビタミンE)、炭酸マグネシウム、酸味料、ビタミンB2、ビタミンB1、(一部に卵・乳成分・小麦・えび・ごま・大豆・鶏肉・豚肉を含む)
栄養成分表示 [1食 (103g) 当たり]
熱量 | 419kcal |
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たんぱく質 | 10.5g |
脂質 | 11.0g |
炭水化物 | 69.6g |
食塩相当量 | 6.6g めん・かやく: 2.4g スープ: 4.2g |
ビタミンB1 | 0.29mg |
ビタミンB2 | 0.38mg |
カルシウム | 147mg |
開封してみた
フタを開けてみると、ご覧の通り粉末スープなどがすでに入っていて、先ほどもお伝えした通りフタの上には“調味油”と記載された調味料が別添されています。
そして、こちらが今回唯一使用されている調味料となっていて、恐らく“鬼金棒”の“カラシビ味噌らー麺”には欠かせない唐辛子や山椒、香味油などを含む旨味成分などのエキス・油分となっているようでしたので、調理中にはフタの上で軽く温めておくと良いでしょう!
また、具材には…
- 味付豚肉
- キャベツ
- もやし
- ニラ
が入っています。
“鬼金棒”の特徴的な具材であるヤングコーンはさすがに使用されていないようですね!
さらに、麺はご覧の通り中太麺・中細麺・細麺など太さの異なる食感豊かなノンフライ仕様となっていて、湯戻りする以前からすでにもっちりとした弾力や強いコシにいよるしっかりとした噛み応えを表現していることが伝わってきます!これはなかなか手が込んでいますね!
調理してみた
では続いて熱湯を注ぎ5分待ちます。(必要なお湯の目安量:380ml)
そして出来上がりがこちら!
しっかりとお湯を吸い、先ほどまでの麺や各種具材がふっくらとした仕上がりとなり、特に麺にはもっちりとした弾力が加わり、想像以上に食べ応えのあるシビカラな一杯…といった印象の出来上がりです。
ではここに先ほどの調味油を加えていきます!
すると…痺れる辛みを思わせる赤みを帯びた油分となっていて、風味としてはそこまで特徴などはないものの、食欲そそる刺激的なアクセントがプラスされているようにも見えます!
そして、この調味油は量こそ少ないんですが、非常に色も濃く、しっかりとした“シビカラ”こと唐辛子と山椒による痺れる辛みが表現されているようで、辛さの強さ・仕上がり具合なんかも非常に気になるところではないでしょうか?
では、よーくかき混ぜてみましょう。
そしてスープが全体に馴染むと…すでにほんのり“とろみ”が付き、濃厚というよりもポークを利かせたまろやかな味噌ベースにチーズや鰹など魚介出汁をバランス良く合わせたコク深く厚みのある旨味が複雑・繊細に表現されているようで、若干赤みを帯びたスープ表面を見る限り、特に脂っこさによる“くどさ”などはないようですね!
なるほど…唯一無二の一杯というのは単純に唐辛子と山椒を加えたシビカラを指しているだけではなく、ポークをベースに様々な材料によって表現されたコク深く濃厚なスープそのものにも秘密があるようです!これは…実店舗の公式ページにも使用している味噌についての説明が記載されており、実に様々な材料が調合されているようです!
また、具材に使用された味付豚肉からもほどよい肉の旨味が滲み出しているようにも感じられ、食べ進めていくに連れて旨味も増していく…そんな相性抜群な具材などが見るからに食欲そそります。。
他にも味噌スープと相性抜群なニラといった香味野菜なんかも具材として使用されていますから、お好みによっては“おろしにんにく”なんかをちょい足ししてみても良いかもしれません!
食べてみた感想
一口食べてみると…ポークを利かせた単純な味噌スープというわけではなく、チーズや鰹など魚介出汁なんかもバランス良く合わせたことによって他にはないコク深く濃厚な仕上がりとなっています!
ただ…食べはじめは若干チーズの感じがどうしてもうまく馴染んでいないような気もして、風味として何度も確認してしまうほど複雑な味わいではありましたが…食べ進めていくうちにスープ全体がうまく調和され、濃厚な味噌スープへと完成されていきます!これは再現性については定かではないものの…まさに唯一無二の一杯であることに間違いなさそうです!
ちなみに気になる辛さの強さに関しては…しっかりとした辛みが表現されているものの、激辛というほどではなく、山椒もビリビリと痺れるほどではなく、あくまで食欲と汗を誘う辛みと爽やかな風味が印象的なスパイス的要素として相性良く馴染んでいるようでしたので、割と幅広い層に好まれるテイストと言えるのではないでしょうか?(パッケージほどの強烈な辛さではありませんが…笑)
麺について
麺は、ご覧の通り太さが異なるノンフライ仕様となっていて、もっちりとした弾力ある食感やコシの強い歯切れの良い食感など様々な食感が楽しめる手の込んだ仕上がりとなっています!
そんな麺には…ポークをベースに拘りの熟成味噌やチーズ、鰹などの魚介出汁をバランス良く合わせた深みのある濃厚な味噌スープがよく絡み、一口ずつに決して単純ではない複雑・繊細な旨味が口いっぱいに広がっていき、山椒ならではの爽やかな風味が後味良く抜けていきます!すすり心地も良くずしっと重みのある麺は意外と食べ応えなんかもありますね!
トッピングについて
トッピングにはまず、こちらの味付豚肉が入っていて、使用されている数も割と多く、じっくりと味わってみると…肉汁とともにしっかりと味付けされた旨味がじゅわっと滲み出てくる美味しい具材となっていましたので、食べはじめはスープ底に沈めておき、後ほど麺と一緒に絡めていただくと、より一層旨味が増して楽しめるかと思われます!
また、こちらのニラは、ポークを利かせた味噌スープとも相性抜群の香味野菜として食欲そそる旨味を引き立てる具材となっているようです!
さらに、こちらのキャベツは…シャキシャキとまではいかないものの…ほどよい食感を残した仕上がり具合となっていて、今回の一杯にちょうど良いアクセントがプラスされているように感じられます!
他にも、こちらの“もやし”が使用されており、シャキシャキとした素材本来の食感なんかも楽しめる具材として上記のキャベツとともに食感としてのアクセントが心地良く感じられるでしょう!
スープについて
スープは、先ほどもお伝えした通りポークをベースに拘りの熟成味噌をイメージさせるチーズや鰹など様々な材料を使用した旨味を合わせ、そこに“鬼金棒”には欠かせない唐辛子と山椒によるシビカラを表現する痺れる辛みがキリッとした口当りを際立たせたことによって、コク深く濃厚なテイストでありながらも最後まで飽きの来ない繊細な味わいに仕上がっています!
また、コクもあり濃厚ではあるんですが、決してドロッとした仕上がりというわけではなく、実に様々な旨味が凝縮されたことによる厚みのあるスープとなっていて、ほんのり“とろみ”の付いた深みのある味わいは思ったよりも複雑で繊細な味噌スープを表現しているようです!これは再現性の方も気になってきますね。。
他にも、食べ進めていくに連れて豊富に使用された味付豚肉からも良い旨味が滲み出し、原材料にも記載されていた通り“加工デンプン”も合わせてコク深さ・旨味がより一層引き立てられていき、それと同時に満足度も増していきます!
そして、最初感じたチーズの風味が若干違和感ありましたが…しっかりと混ぜていくことによってコク・旨味として濃厚な味噌スープに溶け込んでいきますので、しっかりと容器底から混ぜながらいただくと良いでしょう!
…というか今回の一杯は唐辛子の“カラ”、山椒の“シビ”ともに“普通”程度となっていたため、ぜひ“鬼増し”仕様の極端なフレーバーの商品展開にも期待したいところ!
このように、今回の“鬼金棒監修 カラシビ味噌らー麺”は、臭みのないポークをベースにチーズや鰹などを合わせた味噌を調合したことによって濃厚でコク深く、複雑・繊細な旨味を再現、そこに唐辛子と山椒を加えた“カラシビ”ならではの痺れる辛さが心地良く、濃厚でありながらもメリハリの付いた深みのある味わいに仕上がっていたため、お好みによっては唐辛子や山椒をさらに加えてちょうど良い“シビカラ”でやみつき感のある濃厚なスープを楽しんでみても良いでしょう!
まとめ
今回「鬼金棒監修 カラシビ味噌らー麺」を食べてみて、ポークを利かせた味わい深い味噌スープにはチーズや鰹なども合わせたことによって、よくイメージする王道とも言える濃厚な味噌スープとはまたひと味違った唯一無二の味わいに仕上がり、そこに唐辛子と山椒を加えることによって“鬼金棒”ならではの痺れる辛みが後引く旨味を引き立て、汗を誘うアクセントが絶妙にマッチした奥行きのある一杯となっていました!
そして以前発売されていたテイストよりもスープの濃厚感・繊細さが際立っているようでしたが、その一方では痺れる辛みがかなり控えめにも感じられたため、唐辛子・山椒を加えて自分好みの“シビカラ”で味わってみると、より一層臨場感溢れる味わいがたっぷりと楽しめるのではないでしょうか?
ということで、気になる方はぜひ食べてみてくださいねー!それでは!
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