「丸源ラーメン 熟成醤油 肉そば」を食べてみました。(2025年3月3日発売・日清食品)
この商品は、愛知県から全国展開した人気チェーン店“丸源(まるげん)ラーメン”の看板メニュー“熟成醤油ラーメン 肉そば”の味わいをカップ麺に再現したもので、熟成醤油のまろやかなコクと甘み、豚と“にんにく”の旨味を利かせたスープに仕上げ、そこに小麦が香るノンフライストレート麺が絶妙にマッチした一杯、“丸源ラーメン 熟成醤油 肉そば”となっております。(値段:税別328円)
※売っている場所:今回はドン・キホーテで購入
ご覧の通りパッケージには“熟成醤油が味の決め手!”と記載され、その背景には臭みのない豚の旨味や食欲そそる“にんにく”などをバランス良く利かせた醤油スープに各種具材が盛り付けられた仕上がりイメージが掲載されていて、これを見る限り具材には…味付豚肉・背脂加工品・“ねぎ”が使用されているようです!
※もろみの状態で一年間熟成した醤油を0.8%使用しているとのこと。

ちなみにこのフレーバーは元々“丸源ラーメン”の20周年を記念して2022年5月9日に発売され、2023年6月26日にも再発売、今回はさらに美味しさに磨きをかけての登場となっています!(縦型ビッグサイズから“どんぶり型”へ変更されています。)
他にも特徴として、麺は細いながらも弾力のあるノンフライストレート仕様で、熟成醤油のまろやかなコクと甘みに豚と“にんにく”の旨味を利かせた香り高い味わいがじっくりと楽しめるというわけです!
旨味が強い深みのあるスープには…熟成された拘りの醤油によって繊細な仕上がりで、豚や“にんにく”の旨味が絶妙にマッチしたことでシンプルながらも拘りの味わいが臨場感高く感じられ、小麦の風味が香り立つ麺量70gのストレート麺が食欲を満たす風味豊かな一杯となっていました!
「丸源ラーメン 熟成醤油 肉そば」とは?
そもそもここ“丸源ラーメン”の創業は2001年6月、遡ること…1974年(昭和49年)12月に“小林 きみゑ”氏によっておでん屋“酒房源氏”を開業(その後“株式会社げんじ”を設立)、その後1979年7月にご子息である“小林 佳雄(こばやし よしお)”氏が母の後を継ぎ、1997年6月に現在の“株式会社 物語コーポレーション”に社名変更、“焼肉きんぐ”や“一番カルビ”など焼肉屋を店舗展開する中、新業態として愛知県に1号店となる“丸源ラーメン 三河安城店”をオープンし大繁盛、2021年には創業20周年を迎えた大人気ラーメンチェーン店です!
そして運営会社である“株式会社 物語コーポレーション”は現在“加藤 央之”氏が社長を務め、“丸源ラーメン”を全国に219店舗(2025年2月時点)を展開し、豊富なメニューでファミリー層を中心に幅広い世代から親しまれています!
カロリーについて
では気になるカロリーから見てみましょう。
ご覧の通り386kcalとなっております。(塩分は6.6g)
カロリーは、熟成醤油のまろやかなコクに豚の旨味を合わせた醤油スープながらもノンフライ麺ということもあって割と低めな数値のようですが、一方で塩分はこのボリュームを考慮してもやや高めな数値となっています。
ちなみに1食当たり111g、麺の量は70gとのこと。

原材料について
では原材料も見てみます。
スープには、“しょうゆ”や豚脂をはじめ…
- ポークエキス
- ガーリック調味料
- 食塩
- オニオン調味料
- 香味油
- チキン調味料
- かつおぶし調味料
- チキンエキス
- しょうが調味料
といった、熟成醤油のまろやかなコクと甘みに豚や“にんにく”の旨味を利かせた醤油スープに仕上げ、香り高く深みのある味わいを想像させる材料が並びます。
※製造工場:日清食品株式会社 関東工場(茨城県)

JANコード 4902105286517 原材料名めん(小麦粉(国内製造)、食塩、植物油脂、大豆食物繊維、チキン調味料、しょうゆ、卵粉)、スープ(しょうゆ、豚脂、発酵調味料、ポークエキス、糖類、ガーリック調味料、食塩、たん白加水分解物、オニオン調味料、香味油、酵母エキス、チキン調味料、かつおぶし調味料、チキンエキス、しょうが調味料)、かやく(味付豚肉、背脂加工品、ねぎ)/加工でん粉、調味料(アミノ酸等)、かんすい、乳化剤、カラメル色素、リン酸Ca、酸味料、グリセリン、香料、増粘多糖類、酸化防止剤(ビタミンE)、カロチノイド色素、香辛料抽出物、ビタミンB2、ビタミンB1、(一部に小麦・卵・乳成分・ごま・大豆・鶏肉・豚肉・ゼラチンを含む)
栄養成分表示 [1食 (111g) 当たり]
熱量 386kcal
めん・かやく: 296kcal
スープ: 90kcalたん白質 11.0g 脂質 10.8g 炭水化物 61.1g 食塩相当量 6.6g
めん・かやく: 1.9g
スープ: 4.7gビタミンB1 0.25mg ビタミンB2 0.36mg カルシウム 137mg
開封してみた
フタを開けてみると、液体スープ、“かやく”といった2つの調味料などが入っています!

また、麺は細めのノンフライストレート仕様で、細いながらもほどよい弾力とコシを合わせ持ち、麺量70gとボリューム的にも申し分ありません!

調理してみた
では、“かやく”を加えていきます!
その“かやく”には…
- 味付豚肉
- 背脂加工品
- ねぎ
が入っています。

続いて熱湯を注ぎ5分待ちます。(必要なお湯の目安量:440ml)
そして出来上がりがこちら!

次に液体スープを加えてよーくかき混ぜていきます。
そして全体が馴染むと、熟成醤油というのも納得の香り高い風味が広がっていき、豚や“にんにく”の旨味も加わったことで深みのある味わいに際立っているようで、背脂がほどよいコクを引き立てる上質な一杯といったところ!

「丸源ラーメン 熟成醤油 肉そば」を食べてみた感想・レビュー
一口食べてみると…豚や“にんにく”の旨味を利かせた醤油スープということで定番とも言える仕上がりとなっているんですが、やはり熟成醤油というだけあって醤油本来の旨味が非常に強く、ついついスープが止まらなくなります!
しかも動物系の変な臭み・“くどさ”は一切なく、意外とすっきりとした後味が心地良く、最後まで飽きの来ないメリハリのある味わいといったところ!…というか味も割と濃いめなので残ったスープに追い飯してみても合いそうです!
そのため、サラッとした醤油スープではありますが…素材の旨味を活かしたことで物足りなさといった感じは一切なく、背脂加工品によるまろやかなコクや甘みが喉越しの良さを引き立てていたため、幅広い層に好まれる一杯に間違いありません!
麺について
麺は、細目のノンフライストレート仕様で、つるっと滑らかな食感に加えノンフライらしくほどよい弾力とコシを合わせ持ち、麺量70gとボリューム感に関しても申し分ありません!
そんな麺には…熟成醤油のまろやかなコクに豚や“にんにく”の旨味を利かせた香り高い醤油スープがよく絡み、甘みのある熟成醤油の旨味などが口いっぱいに広がっていき、ほんのり香る“にんにく”や芳醇とも言える醤油の風味などが後味良く抜けていきます!

トッピングについて
トッピングにはまず、若干薄めにカットされた味付豚肉が入っていて、しっかりとした肉質が感じられ、ほどよく味付けされた豚肉の旨味が滲み出す仕上がりでしたので、食べはじめはスープとよく馴染ませながらいただくと良いでしょう!

また、こちらの背脂加工品は、脂っこさというよりコクを引き立てる相性抜群な具材なので、しっかりとスープと馴染ませながらいただくと、喉越しの良さや甘みが際立ち、より一層本格感のあるテイストが楽しめるかと思われます!

他にも細かくカットされた“ねぎ”が使用されていて、シャキシャキ感こそ期待できませんが、ちょっとした薬味として今回のスープを美味しく引き立てているようです!

スープについて
スープは、動物系や香味野菜の旨味を利かせた定番とも言える味わいに熟成醤油ならではの甘みやまろやかさ、そして背脂のコクが際立ち、まさに素材の旨味を存分に活かした複雑で繊細な仕上がりとなっています!
そのため、濃厚・こってりというよりも味の濃いテイストで中でも特に醤油の旨味が非常に強く、変な脂っこさもありませんので最後まで飽きることもなく、豚の旨味も加わったことで深みのある香り高い一杯と言えるでしょう!

まとめ
今回の「丸源ラーメン 熟成醤油 肉そば」は…前作よりも美味しさに磨きをかけたというだけあって豚や“にんにく”の旨味を利かせた拘りの醤油スープと弾力のある細目のノンフライストレート麺が絶妙にマッチし、背脂加工品から滲み出す旨味やコクが満足度を増していく後味すっきりとした一杯となっていました!
やはり豚や香味野菜の旨味に熟成醤油といった互いに旨味を引き立て合うかのような組み合わせはシンプルながらも繊細で、まろやかなコクや甘みがバランス良くマッチしていて美味しいですね!特にスープと麺はクオリティの高い仕上がりでしたので、今後の商品展開にも期待したいところではないでしょうか?
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