「明太とろろ風うどん」を食べてみました。(2024年8月26日発売・エースコック)
この商品は、どのシリーズにも属さないスポット商品としてエースコックから発売されたもので、鰹出汁と醤油を利かせ、隠し味にオイスターソースを合わせ、別添されている“ふりかけ”を加えることによって明太子と山芋の風味が際立ち、そこに厚みもあり噛み応え抜群な“うどん”が絶妙にマッチしたやみつき感のある一杯、“明太とろろ風うどん”となっております。(値段:税別308円)
ご覧の通り、パッケージには醤油ベースのタレに明太子と山芋パウダーで仕上げる濃厚な味わいをイメージさせる仕上がりイメージが掲載されていて、特に“ふりかけ”には…ヤマイモパウダー・明太子加工品・ねぎ・焼のり・唐辛子が使用されているようです!
そしてこちらには…“特製ふりかけ付き”、“明太子&山芋パウダー使用”といった文言やイラストイメージが掲載されており、今回のフレーバーは出汁染みる鰹やオイスターソースを利かせた醤油ベースのタレ、そして物足りなさを感じさせない後がけの“ふりかけ”で仕上げる旨味溢れる濃厚な一杯とのことで、最後まで飽きることのない和風テイストがボリューム感たっぷりと楽しめそうです!(山芋の風味というのがピンと来ませんが…)
他にも特徴として…麺は厚みもあり幅広なフライ仕様の“うどん”が採用されており、ほどよい弾力とコシを併せ持った噛み応えのある仕上がりで、そこに和風の醤油ダレや“ふりかけ”が絡むことによって明太子と山芋の風味が際立つ食欲そそる味わいが“汁なし”タイプとしてじっくりと楽しめるというわけです!
別添されている“ふりかけ”をしっかりと馴染ませると…明太子ならではの食欲そそる旨味が際立つものの、やはり山芋の風味というのがピンと来ない仕上がりで、イメージとしては醤油ベースの“明太子うどん”といった印象が強く、そこに弾力のある太い“うどん”が食欲をガツンと満たす安定感のある一杯となっていました!
明太とろろ風うどん
今回ご紹介するカップ麺は、エースコックからどのシリーズにも属さないスポット商品として登場したもので、鰹出汁と醤油に隠し味としてオイスターソースを使用したコク深いタレに仕上げ、さらに明太子と山芋パウダーの“W仕上げ”によって旨味・風味が際立ち、そこにもっちりとしたい太い“うどん”が絶妙にマッチした“汁なし”タイプの一杯、“明太とろろ風うどん”となっています。
※売っている場所:今回はセイコーマートで購入
また、明太子と言ってもピリッとした辛みは濃い目のタレと馴染むことによってほとんど感じられないので、お好みによっては別途唐辛子を用意しておくと良いくらいで、卵黄を加えてまろやかさ・コク深さを引き立てても良いでしょうし、もちろんデフォルトでも十分素材の旨味を活かした“明太とろろ風うどん”が堪能でき、特に変なクセもありません!
それでは、今回の“明太とろろ風うどん”がどれほど鰹出汁と醤油に隠し味としてオイスターソースを合わせた濃いめの和風ダレに仕上がっているのか?明太子とヤマイモパウダーの“W仕上げ”による風味との兼ね合いはもちろん、なんと言っても厚みもあり幅広で噛み応え抜群な太い“うどん”との相性やバランスなどなど…じっくりと確認していきたいと思います!
カロリーなど栄養成分表について
では気になるカロリーから見てみましょう。
ご覧の通り490kcalとなっております。(塩分は4.5g)
カロリーは、汁なしカップ麺の割に和風出汁を利かせたタレや明太子の旨味を活かしたことで思ったより低めな数値のようで、塩分も同じくこのボリュームを考慮しても低めな数値となっています。
ちなみに1食当たり111g、麺の量は90gとのこと。
原材料について
では原材料も見てみます。
タレには、植物油脂や“しょうゆ”をはじめ…
- 食塩
- 魚介調味料
- オイスターエキス
- 醸造酢
- コンブエキス
といった、鰹出汁と醤油に隠し味としてオイスターソースを合わせた濃い目のタレに仕上げ、明太子と山芋パウダーのW仕上げによってやみつき感のある味わいが際立ち、コク深くも後味さっぱりとした味わいを想像させる材料が並びます。
※製造工場:エースコック株式会社 東京工場(埼玉県)
JANコード 4901071405069 原材料名油揚げめん(小麦粉(国内製造)、植物油脂、食塩、植物性たん白)、たれ(植物油脂、しょうゆ、発酵調味料、砂糖、食塩、魚介調味料、オイスターエキス、醸造酢、コンブエキス)、ふりかけ(糖類、ヤマイモパウダー、明太子加工品、ねぎ、焼のり、唐辛子)/加工でん粉、調味料(アミノ酸等)、炭酸Ca、カラメル色素、酒精、増粘剤(キサンタンガム)、香料、リン酸Na、酸味料、酸化防止剤(ビタミンE)、カロチノイド色素、微粒二酸化ケイ素、ベニコウジ色素、ビタミンB2、香辛料抽出物、ビタミンB1、(一部に小麦・乳成分・さば・大豆・やまいもを含む)
栄養成分表示 [1食 (111g) 当たり]
熱量 490kcal たん白質 8.4g 脂質 20.9g 炭水化物 67.0g 食塩相当量 4.5g ビタミンB1 0.38mg ビタミンB2 0.40mg カルシウム 260mg
開封してみた
フタを開けてみると、ご覧の通り“ふりかけ”、“調味たれ”といった2種類の調味料などが入っています。
そして、こちらが今回使用されている調味料などの2パックとなっていて、特に“調味たれ”は鰹出汁を利かせた醤油ベースのタレということもあって割とサラッとした状態でしたので、調理中はフタの上で軽く温めておくと良いでしょう!
さらに麺は、ご覧の通り厚みもあり幅広な太い“うどん”が採用され、湯戻りする以前からすでにもっちりとした弾力と歯切れの良いコシを兼ね備えた食感滑らかなフライ仕様で、麺量も90gとボリューム感があり、しっかりとした満足感が得られそうです!
調理してみた
では続いて熱湯を注ぎ5分待ちます。(必要なお湯の目安量:680ml)
その後、しっかりと湯切りをしたところがこちら!
先ほどまでの“うどん”がふっくらとした仕上がりとなり、まだ別添されている“調味たれ”や“ふりかけ”を加える前の状態ではありますが、鰹出汁と醤油に隠し味としてオイスターソースを合わせた濃いめの醤油ダレ、そして明太子と山芋パウダーによるW仕上げによってやみつき感のある一杯…といった印象の出来上がりです。
ではここに先ほどの“調味たれ”を加えていきます!
すると…特別際立った風味などはありませんが、ほんのり香る醤油の芳醇な風味が広がっていき、鰹出汁の風味に関しても僅かに香ることで品の良さが伝わってきます!ただ、若干使用されている量が多いので、しっかりと絞り込んで入れていきましょう!
では、よーくかき混ぜてみます。
そして、“調味たれ”が全体に馴染んだら続いて“ふりかけ”を加えていきます!
ちなみにこの“ふりかけ”には…
- ヤマイモパウダー
- 明太子加工品
- ねぎ
- 焼のり
- 唐辛子
が入っています。
そしてさらにかき混ぜて完成となります!
やはり見た目としても風味としても山芋らしさが感じられないんですが…そもそも明太子が良い旨味を引き立てていますから、“明太とろろ風うどん”といった安定感のある味わいがボリューム感たっぷりと楽しめることに間違いありません!…雰囲気としては以前ご紹介した“明太釜玉風うどん(2023年5月28日発売)”と若干被っているような気がします。
食べてみた感想・レビュー
一口食べてみると…濃い目の醤油ダレをベースに明太子と山芋パウダーのW仕上げによって醤油ならではの芳醇な風味、そしてやみつき感のある明太子の旨辛な味わいがバランス良く融合し、物足りなさといった感じは一切なく、ちょっとした“つまみ”にもぴったりなテイストによってついつい箸が止まらなくなります!
しかも“ふりかけ”を少しずつ全体に馴染ませることによって明太子加工品からも良い旨味が滲み出しますから、基本は誰もが好む明太子味の“汁なしうどん”で、そこに隠し味のオイスターソースが相性良くマッチし、全体のバランスも非常に良いので万人受けしそうな一杯と言えるでしょう!
ただ、どうしても山芋の感じがどこにも感じられませんでしたから、お好みによっては“とろろ”ではなく卵黄を別途追加してみると良いかもしれません!特に明太子に関してはピリッとした辛さもやや控えめでしたので、こちらもまた唐辛子で調整してみてください!
麺について
麺は、ご覧の通り厚みもあり幅広な太い“うどん”が採用されていて、ほどよい弾力と噛み応えのある強いコシを兼ね備え、若干“ちぢれ”を付けたことで醤油ダレとの絡みも非常に良く、麺量90gのボリュームによって食べ応えに関して申し分ありません!
そんな“うどん”には…鰹出汁や醤油に隠し味としてオイスターソースを合わせた濃い目のタレがよく絡み、明太子と山芋パウダーのW仕上げによる旨味やアクセントの辛みなどが口いっぱいに広がっていき、ほんのり香る魚介の風味や醤油特有の芳醇な風味が後味良く抜けていきます!
トッピングについて
トッピングにはまず、と言っても“ふりかけ”に含まれる明太子加工品程度で、他にもヤマイモパウダー・ねぎ・焼のり・唐辛子が今回のタレを美味しく引き立て、素材本来の旨味・風味をうまく活かした仕上がりといったところ!
タレについて
タレは、鰹出汁や醤油に隠し味としてオイスターソースを合わせた濃い目の味わいに仕上がり、明太子と山芋パウダーのW仕上げによって物足りなさといった感じはなく、山芋というか“とろろ”の風味という点において若干微妙なところではありましたが、明太子の旨味を引き立てた申し分のない美味しさとなっています!
そしてこのメリハリの付いたタレには、別添されている“ふりかけ”が加わることによって明太子ならではの旨味やピリッとした辛み、磯の風味などが際立ち、明太子加工品から滲み出す旨味が食欲を掻き立て、特に脂っこさや“くどさ”のない仕上がりでしたので、ちょっとした“つまみ”にもぴったりなフレーバーと言えるでしょう!
まとめ
今回「明太とろろ風うどん」を食べてみて、メニューとしてはやや珍しい“明太とろろうどん”をカップ麺に再現したスポット商品は…鰹出汁や醤油に隠し味としてオイスターソースを合わせた濃い目の醤油ダレに仕上げ、明太子と山芋パウダーを加えたことによってやみつき感が際立ち、そこにもっちりとした太い“うどん”が食欲を満たす最後まで飽きの来ない風味豊かな味わいとなっていました!
また、このフレーバーは特に何らかのシリーズとして登場したわけではありませんが、仕上がりが思いのほか良かったので、“明太釜玉風うどん(2023年5月28日発売)”のように来年も味を若干変えて登場するのかもしれません!特に濃い目の醤油ダレに明太子の旨味を合わせた味わいは誰もが好むテイストに間違いなく、もっちりとした“うどん”と相性抜群な定番の一杯と言えるのではないでしょうか?
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