「おだしを利かせた 納豆風そば」を食べてみました。(2020年2月17日発売・エースコック/セブン&アイ限定)
この商品は、セブン&アイ限定のPB商品として発売されたもので、“おだしを利かせた”といった商品名・シリーズ通り、鰹や昆布の出汁をしっかりと利かせ、じんわりと染み渡る和風スープに納豆風味を加えた意外にも相性の一杯が登場です!
それも…上記のように鰹や昆布を利かせた和風スープに別添されている液体スープを加えることによって納豆ならではの風味が香り立ち、想像以上に相性の良い風味豊かな香り蕎麦ならではの香りとともに最後までじっくりと“和風つゆ”の味わいが楽しめる一杯、“おだしを利かせた 納豆風そば”となっております。(税抜き198円)
ご覧の通り、パッケージには商品名“おだしを利かせた納豆風そば”といった文字が配置され、その特徴なんかも記載されています!(お馴染み“THE和”シリーズのセブンコラボ商品ですね。)
- 鰹と昆布の合わせだし
- 納豆風味フレーク使用
これによると…あくまで納豆は風味付けとフレーク仕様の具材が含まれているようで、イメージするようなネバネバとした仕上がりではなさそうですね!
蕎麦屋でも“納豆蕎麦”といったメニューは決して珍しくなく、納豆は意外と出汁を利かせた“和風つゆ”にも合うんですよね!そのため、今回の一杯もまたほんのりと納豆風味が香り立ち、それと同時に蕎麦の香りや魚介出汁など…実に様々な風味が合わさった香り高い一杯に期待したいところ!
ちなみにこちら容器側面にも“納豆風味フレーク”について“納豆風味をつけてフレーク状に仕立てた大豆加工品です。納豆らしい食感と風味をイメージしました。納豆風味フレークは納豆ではありません。”と記載されているように、やはり納豆特有の臭みはほどほどに、あくまで昆布や鰹出汁をしっかりと利かせた“和風つゆ”と相性の良いトッピングのひとつである納豆の香り・旨味が加えられているとのことで、強烈に納豆臭い一杯というわけではなさそうです!
一方こちらには、出汁をしっかりと利かせた染み渡る“和風つゆ”に納豆フレークが盛り付けられた仕上がりイメージなんかも掲載されていて、これを見る限り具材には…大豆加工品・かまぼこ・ねぎが使用されているようです!
また、こちらにも鰹や納豆のイメージ写真が掲載され、“納豆の写真はイメージです。本商品に納豆は使用しておりません。”と記載されているように、やはり納豆の風味は納豆そのものを使用しているわけではなく調味料などでうまく表現していることが伝わってきますね!
他にも特徴として…麺にはしっかりと“そば粉”が使用されたことで、“そば殻”を含む若干色の濃いすすり心地・喉越し抜群な蕎麦が採用され、魚介出汁の旨味を利かせた“和風つゆ”や納豆風味とともに染み渡るクセになる味わいが最後までじっくりと楽しめるというわけです!
別添されている調味料を加えるとふんわりと香り立つ納豆ならではの風味は“和風つゆ”に溶け込むことで思ったよりも強い主張ではなく、あくまで相性の良い旨味・風味を加えるトッピングのひとつとして蕎麦の美味しさを引き立て、具材に使用された納豆フレークもサクサクとした食感が心地良く、決してネバネバとした仕上がりではなく、出汁を活かした蕎麦をひと味違った美味しさとして楽しめる一杯となっていました!
これは特に、納豆好きな方はもちろん、魚介出汁を利かせた染み渡る本格的な蕎麦をカップ麺として気軽に楽しみたい時におすすめの一杯と言えるでしょう。
おだしを利かせた 納豆風そば
今回ご紹介するカップ麺は、エースコックお馴染みの“THE和”シリーズを踏襲した一杯がセブン&アイ限定として登場したもので、昆布や鰹出汁を利かせた“和風つゆ”にポークが深みを引き立て、さらに別添されている調味料を加えることによって納豆風味が香り立つ、想像以上に相性良くマッチした染み渡る一杯、“おだしを利かせた 納豆風そば”となっています。
個人的には“THE和”シリーズや今回の“おだしを利かせた”シリーズに使用されている“大根おろしパウダー”入りの一杯が好みなんですが、“納豆そば”をイメージさせる一風変わったテイストもまた気になりますよね?
また、“納豆風そば”まで登場するということは…このシリーズではある程度蕎麦のメニューを網羅する可能性も十分あり、次回作として…山菜蕎麦やえび天蕎麦なんかも勝手に予想してしまいます。。笑
ちなみに、このセブン&アイ限定となるPB商品“おだしを利かせた”シリーズは、これまでも“おだしを利かせた あさりだしそば(2019年8月19日発売)”や“おだしを利かせた 揚げなすのおろし風そば(2019年4月15日発売)”、さらに“おだしを利かせた なめこおろし風そば(2019年12月2日発売)”といった商品も登場していて、意外にも今回で早くも第4弾となることから好評のフレーバーのようで、やはり今後の商品展開なんかも気になるところ!
それでは、今回の“おだしを利かせた 納豆風そば”がどれほど昆布や鰹出汁を利かせた染み渡る味わいに仕上がっているのか?納豆風味を利かせた調味料や具材として使用された納豆フレークとの兼ね合いはもちろん、何と言ってもそば粉が練り込まれた風味豊かな蕎麦との相性やバランスなどなど…じっくりと確認していきたいと思います!
カロリーなど栄養成分表について
では気になるカロリーから見てみましょう。
ご覧の通り364kcal(めん・かやく1.4kcal / スープ3.4kcal)となっております。(塩分は4.8g)
カロリーは、魚介系の出汁を活かした一杯ということもあって割と低めな数値のようで、塩分も同じく若干低めな数値となっています。
ちなみに1食当たり85g、麺の量は70gとのこと。
また、カロリーの内訳を見てみると…スープは58kcalと思っていたよりも低い数値ではないようで、魚介出汁を利かせた“和風スープ”に深みを加えるポークの旨味が美味しさを引き立ててることが伝わってきます!
原材料について
では原材料も見てみます。
スープには、植物油脂や食塩をはじめ…
- しょうゆ
- コンブエキス
- 粉末しょうゆ
- おからパウダー
- カツオブシエキス
- カツオブシパウダー
- ポーク調味料
といった、キレのある醤油味の“和風つゆ”には、昆布や鰹出汁をしっかりと利かせ、さらにその味わいに深みを加えるポークがちょうど良い引き立て役となり、ふんわりと香り立つ納豆風味が食欲そそる染み渡るような味わいを想像させる材料が並びます。
また、麺の項目を見てみると…“そば粉”やヤマイモパウダーといった蕎麦ならではの材料がしっかりと使用されているようで、風味豊かな本格的な味わいが魚介出汁を利かせた“和風つゆ”とマッチし、最後までじっくりと和風テイストの旨味・風味を楽しめそうです!
JANコード | 4901071288341 |
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原材料名
油揚げめん(小麦粉(国内製造)、そば粉、植物油脂、植物性たん白、食塩、ヤマイモパウダー、卵白粉)、スープ(植物油脂、食塩、しょうゆ、砂糖、コンブエキス、粉末しょうゆ、おからパウダー、発酵調味料、でん粉、たん白加水分解物、カツオブシエキス、カツオブシパウダー、ポーク調味料)、かやく(大豆加工品、香味調味料、かまぼこ、ねぎ)/加工でん粉、調味料(アミノ酸等)、香料、炭酸カルシウム、リン酸三ナトリウム、カラメル色素、ソルビット、酒精、酸化防止剤(ビタミンE)、酸味料、増粘多糖類、微粒二酸化ケイ素、ビタミンB2、ビタミンB1、紅麹色素、(一部に小麦・そば・卵・乳成分・大豆・鶏肉・豚肉・やまいもを含む)
栄養成分表示 [1食 (102g) 当たり]
熱量 | 456kcal めん・かやく: 405kcal スープ: 51kcal |
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たんぱく質 | 12.4g |
脂質 | 17.4g |
炭水化物 | 62.4g |
食塩相当量 | 7.1g めん・かやく: 2.8g スープ: 4.3g |
ビタミンB1 | 0.17mg |
ビタミンB2 | 0.35mg |
カルシウム | 180mg |
開封してみた
フタを開けてみると、ご覧の通り粉末スープなどがすでに入っていて、ふりかけ、液体スープといった2つの調味料などが入っています。
そして、こちらが今回使用されている調味料2パックとなっていて、特に右側の液体スープには納豆風味が加えられた醤油味のスープのようで、触った感じだとさらっとした状態でしたので、調理中はフタの上で軽く温める程度で十分かと思われます!
一方で“ふりかけ”の方には、先ほどパッケージにも記載されていた通り“納豆風味フレーク”が使用されているようで、フレークならではの軽やかな音が心地良いですね!
また、具材には…
- かまぼこ
- ねぎ
が入っています。
さらに、麺はご覧の通りしっかりと“そば粉”が練り込まれていることが目視できる黒っぽい蕎麦が採用されているようで、やや細めですが、蕎麦ならではの歯切れの良い強いコシなんかも楽しめるすすり心地の良い仕様となっているようです!
調理してみた
では念のため調理方法を確認してみると…熱湯を注いで4分待ち、液体スープと“ふりかけ”を一緒に加えて混ぜるようですね!“ふりかけ”と記載されていましたから…個人的には最後に加えるイメージだったんですが。。ちょっと異なるようです!
熱湯を注ぎ4分待ちます。(必要なお湯の目安量:440ml)
そして出来上がりがこちら!
ほどよくお湯を吸い、先ほどまでの蕎麦にしっかりとしたコシが加わり、すすり心地の良い風味豊かな蕎麦が出汁の利いた“和風つゆ”と一緒に楽しめる納豆風味が香り立つ一杯…といった印象の出来上がりです。
ではここに先ほどの液体スープを注いでいきます!
すると…醤油味が凝縮された濃いめのスープとともに納豆風味を加えた油分なんかも含まれているようで、一気に納豆ならではの香りが広がっていきます!(とは言え、そこまで強烈な香りではありませんので、ご心配なく。)
そのため、液体スープを入れても見た目としての変化はそこまでありませんが、やはり今回最大の特徴である納豆風味がほんのりと漂い、出汁の利いた“和風つゆ”と相性良く馴染んでいるようです!
では、よーくかき混ぜてみましょう。
そして今回は敢えて最後に“ふりかけ”を加えてみました!
そしてこの“納豆風味フレーク”こそ納豆らしい良い意味での臭みはそこまで強くはなく、“ひきわり納豆”のように細かくカットされた具材となっているようで、納豆風味と思われる粉末なんかも含まれているようですね!それが液体スープを一緒に加えてよく混ぜる理由のひとつだったわけです!
そして、この後全体を軽く混ぜていただくわけですが、個人的に当初イメージしていた“納豆そば”とはちょっと違い、あくまで“納豆風”ということで風味として納豆が加えられ、やはりベースは昆布や鰹出汁をしっかりと利かせた“和風つゆ”としてうまくカップ麺に再現されているようですね!
出汁の旨味と納豆風味とのバランスは、想像以上に絶妙といったところではないでしょうか?
食べてみた感想
一口食べてみると…“納豆風そば”というからには、もう少し納豆の存在感が強くても良かったのでは?と思うほど納豆風味は弱く、むしろ昆布や鰹出汁を利かせた醤油ベースの“和風つゆ”が染み渡る味わいに仕上がっていて、安定感もあり普通に美味しいですね!
そのため、お好みによっては実際に納豆を追加しても良いくらい納豆風味が弱いので、“納豆そば”と聞くと若干敬遠しがちかもしれませんが、決してそんなこともなく、この魚介出汁から香り立つ風味の方が強いのでは?と思うくらいでしたので、幅広い層の方におすすめの一杯と言えるでしょう!
…というかやはりこの“THE和”シリーズを踏襲する一杯は出汁の旨味をふんだんに活かしていますね!染み渡る味わいは心なしか納豆風味を引き立てるため控え目にも感じられましたが、ポークがコク深さを引き立て、厚みのある旨味として十分和風テイストの美味しさが堪能できる一杯となっています!
麺について
麺は、ご覧の通り割と細めの蕎麦となっていて、蕎麦らしい歯切れの良いコシと“そば粉”が練り込まれたことによる風味の良さが印象的で、すすり心地なんかも抜群です!
そんな蕎麦には…出汁の旨味をしっかりとポークが引き立てた厚みのある“和風つゆ”がよく絡み、一口ずつに昆布や鰹出汁などの染み渡る味わいが口一杯に広がっていき、ふんわりと香り立つ納豆風味が後味良く抜けていきます!
また、細かな“そば殻”なんかも含まれていることが目視できるほど練り込まれていて、これによって色の濃い蕎麦に仕上がり、見た目からも本格感のある蕎麦に仕上がっているようですね!
トッピングについて
トッピングにはまず、なんと言ってもこちらの“納豆風味フレーク”が入っていて、先ほどもお伝えした通りサクサクとした食感が非常に印象的で、そこまで納豆ならではの臭みやネバネバ感といった感じもありません。
そのため、見た目として“ひきわり納豆”を思わせる仕上がりを引き立て、納豆風味と合わせて“納豆そば”をうまく再現しているようにも感じられます!
また、こちらの“かまぼこ”は、味付け自体は感じられないものの…今回の一杯に対して彩りの良さを加える華やかなアクセントがプラスされているようですね!
他にもこちらの“ねぎ”が入っていて、こちら割と大きめにカットされているせいか心地良いシャキシャキ感があり、蕎麦には欠かせない薬味として出汁の利いた“和風つゆ”を引き立てる相性抜群な具材のひとつとしてさりげなく添えられています!
スープについて
スープは、ご覧の通りやや濃いめの醤油ベースの“和風つゆ”に昆布や鰹出汁など魚介の旨味がふんだんに溶け込み、一口ずつに具材として使用されている“納豆風味フレーク”や“ねぎ”などがスープと一緒に楽しむことができ、これらの具材が魚介出汁や納豆風味を引き立てています!
そして、納豆風味はそこまで強くはなく、ふんわりと香り立つ程度ですので、強烈なほど納豆臭い蕎麦というわけではありません!このバランスが個人的にも非常に好印象といったところ!
そのため、納豆好きなら物足りないかもしれませんので、別で納豆を追加してみても良いかもしれませんね!ちなみに使用されている具材も“ひきわり納豆”のような細かくカットされた状態という点も非常に食べやすかったため、“ひきわり納豆”を使用すると良いでしょう!
そして、今回の“納豆風そば”は、あくまで納豆風味を香りとして加えて仕上げているため、食べ進めていっても出汁の利いた“和風つゆ”には粘り気のあるドロッとした感じになることもなく、最後まで和風出汁の旨味もしっかりと楽しむことができるかと思われます!
このように、今回の“おだしを利かせた 納豆風そば”は、シリーズらしく昆布や鰹出汁をしっかりと利かせた濃いめの“和風つゆ”に別添された調味料を加えることによって納豆風味が加わり、あくまで香りとしてふんわりと感じさせる想像以上に相性の良い仕上がりとなり、風味豊かな蕎麦にもぴったりなクオリティの高い一杯となっていましたが、納豆風味がかなり弱く感じられたため、お好みによっては“ひきわり納豆”辺りをちょい足ししてみても良いかもしれません!
まとめ
今回「おだしを利かせた 納豆風そば」を食べてみて、早くも第4弾となった一杯は、シリーズ名通り出汁の旨味をふんだんに活かし、さらに納豆風味が香り立つ風味豊かな和風テイストの温かい蕎麦が楽しめる満足度の高い仕上がりとなっていました!
やはり“THE和”シリーズ然り“おだしを利かせた”シリーズは、出汁の利かせ具合が絶妙ですね!ベースがすでに美味い味わいを表現していたため、蕎麦好きには見逃せない本格的な旨味・風味を堪能できるのではないでしょうか?
ということで、気になる方はぜひ食べてみてくださいねー!それでは!
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