「らーめんふぁくとりー のすけ みそのすけ 濃厚味噌ラーメン」を食べてみました。(2025年3月25日発売・東洋水産/ローソン限定)
この商品は、青森・八戸の名店“らーめんふぁくとりー のすけ”の看板メニュー“みそのすけ(味噌ラーメン)”をカップ麺に再現したもので、豚と鶏の旨味をベースにローストガーリックを利かせた濃厚味噌スープに仕上げ、そこに厚みもあり幅広なフライ麺が絶妙にマッチした一杯、“らーめんふぁくとりー のすけ みそのすけ 濃厚味噌ラーメン”となっております。(値段:税別266円)
※売っている場所:今回はローソンで購入

ご覧の通り容器側面には“こってり背脂にニンニクを利かせた濃厚味噌ラーメン”と記載され、その背景には、豚と鶏をベースに香味野菜の旨味を利かせた濃厚な味噌スープに各種具材が盛り付けられた仕上がりイメージが掲載されており、これを見る限り具材には…味付豚肉・背脂加工品・ガーリックチップ・メンマ・“ねぎ”が使用されているようです!

他にも麺は、若干幅広で噛み応えのある角刃のフライ仕様で、麺量70gとそれなりにボリュームもあり、動物系をベースにブレンド味噌や香味野菜の旨味などをバランス良く合わせた濃厚な味わいがじっくりと楽しめるというわけです!
臭みのない動物系の旨味を利かせたコク深い味噌スープは思っていた以上にバランスが良く、食欲そそる香味野菜がほどよく溶け込み、まさに万人受けするかのような安定感のある仕上がりとなっていました!
「らーめんふぁくとりー のすけ みそのすけ 濃厚味噌ラーメン」とは?
そもそもここ“らーめんふぁくとりー のすけ”の創業は2010年11月、“天下御麺 風林花山 新湊店”で店長を務めていた経歴を持つ店主“木村 靖昭(きむら やすあき)”氏が青森県八戸市大字白銀町にオープンさせたのがはじまり。
その後、東日本大震災の被害をを受けて一時休業するも…2011年6月に青森県八戸市十三日町(中合三春屋百貨店5F)に移転、さらに2022年8月に現在の店舗へ移転オープンしています!

カロリーなど栄養成分表について
では気になるカロリーから見てみましょう。
ご覧の通り468kcal(めん・かやく361kcal / スープ107kcal)となっております。(塩分は7.3g)
カロリーは、濃厚な味噌スープの割にそこまで高い数値ではありませんが、一方で塩分はこのボリュームを考慮してもかなり高めな数値となっています。
ちなみに1食当たり101g、麺の量は70gとのこと。

原材料について
では原材料も見てみます。
スープには、“みそ”や香味油脂をはじめ…
- 香味油脂
- 植物油
- 食塩
- 香辛料(ガーリックパウダー、山椒、唐辛子)
- ポークエキス
- チキンエキス
といった、豚と鶏の旨味をベースに合わせ味噌や香辛料などを合わせたコク深くも後味すっきりとした味噌スープに仕上げ、そこにフライ麺ならではの香ばしい風味がふんわりと香り立つことで、メリハリの付いたクセになる味わいを想像させる材料が並びます。
※製造工場:株式会社酒悦 房総工場(千葉県)

JANコード | 4901990380737 |
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原材料名
油揚げめん(小麦粉(国内製造)、植物油脂、食塩、植物性たん白、卵白)、添付調味料(みそ、香味油脂、植物油、食塩、砂糖、香辛料(ガーリックパウダー、山椒、唐辛子)、ポークエキス、チキンエキス、発酵調味料、たん白加水分解物)、かやく(味付豚肉、背脂加工品、ガーリックチップ、メンマ、ねぎ)/加工でん粉、調味料(アミノ酸等)、増粘多糖類、炭酸カルシウム、カラメル色素、かんすい、レシチン、酸化防止剤(ビタミンE)、クチナシ色素、ビタミンB2、ビタミンB1、(一部に小麦・卵・乳成分・大豆・鶏肉・豚肉・ゼラチンを含む)
栄養成分表示 [1食 (101g) 当たり]
熱量 | 468kcal |
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たんぱく質 | 11.0g |
脂質 | 23.3g |
炭水化物 | 53.5g |
食塩相当量 | 7.3g めん・かやく: 2.2g スープ: 5.1g |
ビタミンB1 | 0.37mg |
ビタミンB2 | 0.37mg |
カルシウム | 172mg |
開封してみた
フタを開けてみると、粉末スープなどがすでに入っていて、フタの上には“特製油”と記載された調味料が別添されています。

また、かやくには…
- 味付豚肉
- 背脂加工品
- ガーリックチップ
- メンマ
- ねぎ
が入っています。

さらに麺は、厚みもあり幅広なフライ仕様で、もっちりとした弾力とほどよいコシを兼ね備え、麺量も70gとボリューム的にも申し分ありません!

調理してみた
では熱湯を注ぎ4分待ちます。(必要なお湯の目安量:450ml)
そして出来上がりがこちら!

続いて特製油を加えてよーくかき混ぜていきます。
そして全体が馴染むと、豚や鶏をベースに香味野菜や香辛料などを利かせた濃厚味噌ラーメンという割に思ったよりサラッとした仕上がりで、特に“くどさ”もなく安定感のある一杯…といった印象の出来上がりです!

「らーめんふぁくとりー のすけ みそのすけ 濃厚味噌ラーメン」を食べてみた感想・レビュー
一口食べてみると…キレも良くコクもあるんですが、香味野菜の旨味や香辛料がやや控えめのようで、特にクセのない深みのある味噌スープといった印象が強く、定番とも言える味わいとなっています!
そして、背脂加工品も使用されているものの、良い意味でのこってり感はそこまでではなく、メリハリが付いているとは言え香辛料によるスパイシー感もやや弱めなので、最後まで飲み飽きることもありません!
ただ、再現性は定かではありませんが、もう少し“らーめんふぁくとりー のすけ”らしい特徴を全面に出して欲しかったところではあります!ちょっとこの仕上がりだと特徴がないので記憶に残らないような気がします…
麺について
麺は、厚みもあり幅広な太めのフライ仕様で、ほどよい弾力と強いコシを併せ持ち、麺量70gとボリュームに関しても申し分ありません!
そんな麺には、豚や鶏の旨味に香味野菜や香辛料などを合わせたコクのある味噌スープがよく絡み、ほどよい背脂の甘みや合わせ味噌のような繊細な味わいなどが口いっぱいに広がっていき、フライ麺特有の香ばしさが後味良く抜けていきます!

トッピングについて
トッピングにはまず、若干小さめにカットされた味付豚肉が入っていて、決してチープなわけではなく、ほどよく味付けされた肉の旨味が滲み出す仕上がりでしたので、最初のうちはスープと馴染ませながらいただくと良いでしょう!

また、こちらのメンマはほどよいサイズでコリコリとした食感が心地良く、メンマならではの味付けはもちろん、素材本来の味わいなんかもしっかりと感じられ、今回の一杯にちょうど良いアクセントがプラスされています!

そしてこちらの背脂加工品は、脂っこさを強調しているのではなく、ほどよいコクを引き立てているようでしたので、こちらもまた全体を馴染ませながらいただくと良さそうです!

他にも小さめにカットされた“ねぎ”が使用されており、雰囲気程度なので無理に使う必要もないと思うんですが…ちょっとした彩りを引き立てています!

スープについて
スープは、動物系の旨味に香味野菜や香辛料で味を調えた定番とも言える味わいで、意外と後味すっきりとしていて、ほんのり香る香味野菜の風味に加えフライ麺ならではの香ばしさが食欲そそる飽きの来ない仕上がりとなっています!
そのため、思ったより特徴やクセもなく落ち着いた雰囲気でまとまりも良く、背脂でコクを引き立てた深みのある味わいはもちろん、キリッとした口当たりが相性良くマッチしたことでインパクトこそないものの、幅広い層に好まれることに間違いありません!

まとめ
今回の「らーめんふぁくとりー のすけ みそのすけ 濃厚味噌ラーメン」は…豚や鶏をベースにブレンド味噌や各種香辛料などで味を調えたことでメリハリもありつつコクのある品良くまとまった定番とも言えるテイストとなっていました!
ただ、“にんにく”の旨味や唐辛子の辛さも割と控えめに感じられましたので、お好みによっては各種香辛料で味を調整してみると、ついついクセになる味わいがボリューム感たっぷりと堪能できるのではないでしょうか?
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