「tabeteだし麺 ペヤング甘海老あじ味噌らーめん風やきそば」を食べてみました。(2024年7月22日発売・まるか食品)
この商品は、酒類・食品の卸売会社“国分グループ本社株式会社”とのコラボによって袋麺の“tabeteだし麺 北海道産甘海老だし味噌らーめん”を“ペヤング”流にアレンジしたもので、北海道味噌を使用したソースに香ばしい甘海老の風味を利かせ、そこにラードを使用した油で揚げた香ばしいフライ麺が絶妙にマッチした一杯、“tabeteだし麺 ペヤング甘海老あじ味噌らーめん風やきそば”となっております。(値段:258円)
ご覧の通り、パッケージには“ペヤング×だし麺”といった今回コラボによる袋麺シリーズのロゴが掲載され、そもそも甘海老の出汁を利かせた味噌ラーメンの味を再現したフレーバーですから、恐らく間違いない美味しさが堪能できると思われ、背景には今回の仕上がりイメージなんかも確認でき、これを見る限り具材には…“えび”・“ねぎ”が使用されているようです!
一方、こちらには…“北海道味噌使用”、“甘海老あじ味噌らーめん風”といった今回の商品名などが記載されているように、“国分グループ本社株式会社”の“tabete だし麺 北海道産甘海老だし味噌らーめん”を“ペヤング”流にアレンジした商品ということで、他にも様々な味の袋麺が発売されていますから、もしかすると今後も何らかの商品展開があるかもしれません!
参考:tabete だし麺|商品|国分グループ本社株式会社
他にも特徴として…麺は“ペヤング”シリーズお馴染みのラードを使用した油で揚げたフライ麺が今回も同じく採用されていて、それによってラードの旨味・香ばしさが“tabete だし麺 北海道産甘海老だし味噌らーめん”をイメージした出汁染みるソースと相性良く馴染み、具材に使用された“えび”が旨味を引き立て、最後まで飽きの来ない味わいがじっくりと楽しめるというわけです!
相性抜群な味噌と海老の出汁がバランス良くソースに溶け込み、ちょうど良い塩気と出汁感がたまらなく、具材に使用された“えび”からも食欲そそる香ばしさや旨味をプラスし、再現系のフレーバーということで特に奇抜なテイストというわけではありませんが…雰囲気ある味わいが楽しめる旨味溢れる一杯となっていました!
tabeteだし麺 ペヤング甘海老あじ味噌らーめん風やきそば
今回ご紹介するカップ麺は、お馴染み“ペヤング”シリーズの新商品ということで、東京に本社を置く酒類・食品の卸売会社“国分グループ本社株式会社”とのコラボによって袋麺の“tabete だし麺 北海道産甘海老だし味噌らーめん”を“ペヤング”流にアレンジ、北海道味噌に甘海老の出汁をバランス良く合わせたソースに仕上げ、ちょっとした“つまみ”にもなりそうな塩気と出汁感がクセになる一杯、“tabeteだし麺 ペヤング甘海老あじ味噌らーめん風やきそば”となっています。
※売っている場所:今回はドン・キホーテで購入
ちなみにこの“国分グループ本社株式会社”の創業は1712年、現在は酒類・食品の卸売会社とのことで全国トップクラスの売上げを誇り、今回のフレーバーもドン・キホーテだけでなく様々なスーパーに卸しているようです!(エリア限定というわけではありません。)
このように“ペヤング”シリーズにはレギュラーサイズとして激辛なテイストから突拍子もない企業・メーカーとのコラボだったりと様々なフレーバーが発売されており、他にもボリューム感のある“超大盛”シリーズや“GIGAMAX”・“ペタマックス”シリーズなど…その種類は非常に多岐に渡り、2023年も様々なフレーバーが登場したように発売49年を迎えた2024年もまだまだ期待したいところ!
※“ペヤング ソースやきそば”は1975年(昭和50年)3月に発売されました。
他にも、ここ数年の“ペヤング”シリーズ一覧は下記の記事にもまとめてありますので、ぜひご覧ください!やはり“ペヤング”は改めて見ると多種多様なフレーバーが数多く登場していて面白いです!
それでは、今回の“tabeteだし麺 ペヤング甘海老あじ味噌らーめん風やきそば”がどれほど北海道味噌に甘海老の出汁を合わせた味わい深いソースに仕上がっているのか?具材に使用された香ばしさを引き立てる“えび”との兼ね合いはもちろん、なんと言ってもシリーズらしいラードを使用した油で揚げたことによってラードの旨味・香ばしい風味が香り立つすすり心地抜群なフライ麺との相性やバランスなどなど…じっくりと確認していきたいと思います!
カロリーなど栄養成分表について
では気になるカロリーから見てみましょう。
ご覧の通り554kcalとなっております。(塩分は3.8g)
カロリーは、汁なしカップ麺(カップ焼そば)・コク深い“甘海老だし味噌らーめん”を再現したということもあって若干高めな数値のようですが、一方で塩分はこのボリュームを考慮すると低めな数値となっています。
ちなみに1食当たり123g、麺の量は90gとのこと。
原材料について
では原材料も見てみます。
ソースには、“みそ”や植物油脂をはじめ…
- 魚醤
- えびエキス
- ポークエキス
- 香辛料
- しょうゆ
- おきあみエキス
- 食塩
といった、北海道味噌に甘海老の出汁をバランス良く合わせ、香辛料で味と調えたことでコク深くも出汁染みるキリッとしたソースに仕上げ、そこに麺から滲み出るラードの旨味や香ばしさが相性良くマッチしたクセになる味わいを想像させる材料が並びます。
※製造工場:まるか食品株式会社 赤堀工場(群馬県)
JANコード | 49 01592 93098 9 |
---|
原材料名
油揚げめん(小麦粉(国内製造)、植物油脂、ラード、しょうゆ、食塩、香辛料)、添付調味料(みそ、還元水あめ、植物油脂、還元澱粉分解物、魚醤、えびエキス、ポークエキス、香辛料、たん白加水分解物、しょうゆ、おきあみエキス、食塩)、かやく(えび、ねぎ)/調味料(アミノ酸等)、酒精、増粘多糖類、香料、かんすい、酸化防止剤(ビタミンE)、ビタミンB₂、(一部にえび・小麦・大豆・鶏肉・豚肉・ゼラチンを含む)
栄養成分表示 [1食 (123g) 当たり]
熱量 | 554kcal |
---|---|
たん白質 | 11.8g |
脂質 | 30.8g |
炭水化物 | 57.5g |
食塩相当量 | 3.8g |
開封してみた
フタを開けてみると…ご覧の通り“後入れかやく”、ソースといった2つの調味料などが入っています。
そしてこちらが今回使用されている調味料などの2パックとなっていて、特に“ソース”に関しては原材料にも記載されていた通り味噌に甘海老の出汁を合わせたことで若干トロッとした状態となっていたため、調理中はフタの上で軽く温めておくと良いでしょう!
また、麺はご覧の通り“ペヤング”シリーズお馴染みのラードを使用した油で揚げたやや細めな仕様となっていて、これによってラードの旨味と香ばしさが広がり、ソースの旨味をさり気なく際立たせているんですよね!
調理してみた
では続いて熱湯を注ぎ3分待ちます。(必要なお湯の目安量:480ml)
その後しっかりと湯切りをしたところがこちら!
先ほどまでの麺がふっくらとした仕上がりとなり、まだ別添されているソースや“後入れかやく”を加える前の状態ではありますが、甘海老の出汁染みるコク深い味噌味がじっくりと楽しめる味わい深い一杯…といった印象の出来上がりです!
では先ほどのソースを加えていきます!
すると…甘海老の出汁を凝縮した味噌味のソースがたっぷりと出てきますので、しっかりと絞り込んで入れていきましょう!そして風味としては食欲そそる香ばしさが一気に広がっていき、変な臭み・クセなどは一切ありません。
では、よーく混ぜていきます!
そしてソースが全体に馴染んだら最後に“後入れかやく”を加えて完成です!
この“かやく”には乾燥海老と“ねぎ”が含まれており、今回のコク深いソースをより一層美味しく引き立て、王道とも言える海老味噌ラーメンが“カップ焼そば”にうまくアレンジされているようです!
食べてみた感想
一口食べてみると…北海道味噌を使用したというコクのあるソースにはしっかりと甘海老の出汁が利いていて全体のバランスも非常に良く、ベースが味噌なので物足りなさといった感じは一切なく、ちょっとした“つまみ”にもなりそうな塩加減と出汁の旨味がクセになります!
また、ポークエキスがほどよいコクを引き立てたちょうど良いメリハリが心地良く、さらに具材に使用された“えび”や“ねぎ”を絡めて味わってみると…より一層クセになる美味しさが際立つため、容器底からしっかりと混ぜながら食べ進めていくと良さそうです!
ちなみに味が濃いとは言ってもしょっぱすぎるわけでもなく、そもそも再現元の“tabete だし麺 北海道産甘海老だし味噌らーめん”も…“北海道産甘海老の頭を煮出してとった「だし」を使用したスープ”とのことなので、素材の旨味を存分に活かした一杯と言えるでしょう!
麺について
麺は、シリーズらしいやや細めのフライ仕様となっていて、すすり心地も非常に良く、ラードを使用した油で揚げたことによってラードの旨味・香ばしい風味が今回の濃厚なソースに相性良く滲み出しているようです!
そんな麺には、北海道味噌に甘海老の出汁をバランス良く合わせたコク深くもキレの良いソースがよく絡み、味噌やポークでコク深く引き立てられた甘海老の旨味が口いっぱいに広がっていき、ラードの香ばしさに加え、甘海老ならではの風味が後味良く抜けていきます!
トッピングについて
トッピングにはまず、やや小ぶりの“えび”が入っていて、じっくりと味わってみると…乾燥海老ならではの香ばしさが印象的でしたので、すすり心地の良いフライ麺と絡めていただくと、より本格感のある味わいが際立って楽しめるかと思われます!
また、こちらの“ねぎ”は、後入れタイプというだけあってシャキシャキ感こそないものの、ほどよい薬味となったことで今回のソースを美味しく引き立て、さらに後味さっぱりと感じさせる相性抜群な具材となっています!
ソースについて
ソースは、北海道味噌に甘海老の出汁を合わせ、香辛料で味を調えたことによって袋麺の“tabete だし麺 北海道産甘海老だし味噌らーめん”らしい出汁の旨味を存分に活かした深みのある味わいを再現、そこに具材として豊富に使用された“えび”からも良い旨味が滲み出し、ついつい箸が止まらなくなるようなクセになる仕上がりとなっています!
特に今回は奇抜なフレーバーではないにせよ…“海老味噌ラーメン”といった定番とも言える味を再現した一杯は申し分なく、味噌ベースに甘海老の出汁や香ばしさを合わせたことによってやみつき感のある美味しさをうまく“カップ焼そば”にアレンジし、後引く旨味が印象的でしたので安定感のある味がじっくりと楽しめるはずです!
まとめ
今回「tabeteだし麺 ペヤング甘海老あじ味噌らーめん風やきそば」を食べてみて、酒類・食品の卸売会社“国分グループ本社株式会社”とのコラボによって袋麺の“tabeteだし麺 北海道産甘海老だし味噌らーめん”を“ペヤング”流にアレンジした一杯には…北海道味噌に甘海老の出汁を利かせ、香辛料で味を調えたことによって後引く旨味がクセになる間違いない味わいで、そこに香ばしいフライ麺が相性良くマッチした安定感のある一杯となっていました!
ただ、今回はあまりにも品良くまとまった再現系のフレーバーで、ある意味シリーズらしくない商品だったため、ストレートに美味しいと思える“焼そば”に間違いなく、さらに麺から滲み出すラードの旨味や香ばしさが調理感をプラスしていたため、想像以上に満足度の高い仕上がりと言えるのではないでしょうか?
この記事を読んだあなたにおすすめ!