「ペヤング 信州みそにんにくやきそば」を食べてみました。(2024年10月7日発売・まるか食品)
この商品は、“マルイチ産商”との共同開発によって発売されたもので、長野県で人気のある信州味噌をベースに食欲そそる“にんにく”を利かせたコクのあるソースに仕上げ、彩り豊かな各種具材と麺から滲み出すラードの旨味や香ばしさが相性良くマッチしたクセになる一杯、“ペヤング 信州みそにんにくやきそば”となっております。(値段:オープン価格)
※実際に信州味噌に“にんにく”を合わせたタレが発売されています。
ご覧の通りパッケージには“信州みそにんにく”、“ハナマルキ 信州噌味使用”といった文言や各種具材のイラストイメージが掲載されているように、味噌と相性の良い“にんにく”を合わせたことで恐らく間違いない味わいが楽しめそうです!
そして今回のフレーバーには…“信州味噌”や各種具材のイラストイメージが確認できるものの、特に仕上がりイメージが掲載されていないので、原材料を見てみたところ具材には…人参・豚肉・“ねぎ”が使用されているようです!
他にも特徴として…麺はシリーズお馴染みのラードを使用した油で揚げたフライ仕様で、今回の“信州みそにんにくやきそば”といったコクのある信州味噌と“にんにく”を利かせた香ばしくもやみつき感のあるソースとも絶妙にマッチし、万人受けするかのような味わいがじっくりと楽しめるというわけです!
特にクセのない信州味噌に食欲そそる“にんにく”などの香味野菜を合わせたことでコク深くも旨味の強いソースに仕上がり、イメージ通りやみつき感のある味わいが印象的で、具材に使用された豚肉や人参が旨味を引き立て、そこにラードを使用した油で揚げた香ばしいフライ麺が絶妙にマッチした風味豊かな一杯となっていました!
「ペヤング 信州みそにんにくやきそば」とは?
今回ご紹介するカップ麺は、長野市の“マルイチ産商”との共同開発によって発売されたもので、長野県で人気のある信州味噌をベースに“にんにく”を合わせたことによって万人受けするかのような味わいに仕上げ、彩り豊かな具材を加えたコク深く旨味の強い一杯、“ペヤング 信州みそにんにくやきそば”となっています。
そもそも“ペヤング”シリーズは和風テイストを中心に商品展開を行い、話題性の高い商品も数多く登場していたものの、“信州みそにんにくやきそば”といった味噌と“にんにく”を合わせた定番とも言える組み合わせですから、そこまで奇抜な仕上がりではないような気がします!
このように“ペヤング”シリーズにはレギュラーサイズとして激辛なテイストから突拍子もない企業・メーカーとのコラボだったりと様々なフレーバーが発売されており、他にもボリューム感のある“超大盛”シリーズや“GIGAMAX”・“ペタマックス”シリーズなど…その種類は非常に多岐に渡り、2023年も様々なフレーバーが登場したように発売49年を迎えた2024年もまだまだ期待したいところ!
※“ペヤング ソースやきそば”は1975年(昭和50年)3月に発売されました。
他にも、ここ数年の“ペヤング”シリーズ一覧は下記の記事にもまとめてありますので、ぜひご覧ください!やはり“ペヤング”は改めて見ると多種多様なフレーバーが数多く登場していて面白いです!
それでは、今回の“ペヤング 信州みそにんにくやきそば”がどれほどコク深く旨味の強い信州味噌に食欲そそる“にんにく”を利かせたクセになる味わいに仕上がっているのか?具材に使用した豚肉や人参との兼ね合いはもちろん、なんと言ってもラードを使用した油で揚げたすすり心地の良いフライ麺との相性やバランスなどなど…じっくりと確認していきたいと思います!
カロリーなど栄養成分表について
では気になるカロリーから見てみましょう。
ご覧の通り534kcalとなっております。(塩分は3.6g)
カロリーは、汁なしカップ麺(カップ焼そば)・コクのある信州噌味に香味野菜を利かせたコクのあるソースの割にそこまで高い数値ではなく、一方で塩分はこのボリュームを考慮するとやや低めな数値となっています。
ちなみに1食当たり118g、麺の量は90gとこちらは他のレギュラー商品と同じボリューム感のようです!
原材料について
では原材料も見てみます。
ソースには、“みそ”や“にんにく”をはじめ…
- 植物油脂
- しょうゆ
- たまねぎ
- ポークエキス
- りんごペースト
- 食塩
- オニオンパウダー
といった、コクのある信州味噌と“にんにく”をバランス良く合わせたことでクセになるソースに仕上げ、具材に使用されている豚肉や人参が旨味をプラス、香ばしいフライ麺とも相性良くマッチした安定感のある味わいを想像させる材料が並びます。
※製造工場:まるか食品株式会社 本社工場(群馬県)
また、麺の項目を見てみると…ラードや“しょうゆ”、食塩や香辛料といった材料が確認でき、今回もまたしっかりと味付けが施された香ばしい麺が採用されているようです!
JANコード 49 02885 01120 0 原材料名油揚げめん(小麦粉(国内製造)、植物油脂、ラード、しょうゆ、食塩、香辛料)、添付調味料(みそ、糖類、にんにく、植物油脂、たん白加水分解物、しょうゆ、たまねぎ、ポークエキス、りんごペースト、食塩、オニオンパウダー)、かやく(にんじん、豚肉、ねぎ)/調味料(アミノ酸等)、酒精、香料、増粘剤(グァーガム)、カラメル色素、かんすい、酸化防止剤(ビタミンE)、加工デンプン、甘味料(ステビア)、リン酸塩(Na)、ビタミンB₂、(一部に小麦・大豆・鶏肉・豚肉・りんご・ゼラチンを含む)
栄養成分表示 [1食 (118g) 当たり]
熱量 534kcal たんぱく質 9.0g 脂質 27.1g 炭水化物 63.5g 食塩相当量 3.6g
開封してみた
フタを開けてみると、ご覧の通り“かやく”、ソースといった2つの調味料などが入っています。
そしてこちらが今回使用されている調味料などの2パックとなっていて、特にソースに関しては信州味噌に“にんにく”を配合したことで若干トロッとした状態でしたので、調理中はフタの上で軽く温めておくと良いでしょう!(そこまでの粘度はありません。)
また、麺はご覧の通りシリーズお馴染みのやや細めのフライ仕様となっていて、すすり心地も非常に良く、ラードを使用した油で揚げたことによってラードの旨味や香ばしい風味がコク深く旨味の強いソースとも相性良く馴染み、素材の旨味をうまく活かした味わいがしっかりと楽しめそうです!
調理してみた
ではまず先ほどの“かやく”を入れてみます。
そして、“かやく”には…
- 人参
- 豚肉
- ねぎ
が入っています!
続いて熱湯を注ぎ3分待ちます。(必要なお湯の目安量:480ml)
その後しっかりと湯切りをしたところがこちら!
先ほどまでの麺や具材がふっくらとした仕上がりとなり、まだ別添されているソースを加える前の状態ではありますが…コクのある信州味噌に“にんにく”を利かせたことによってやみつき感のある味わいが際立ち、最後まで飽きの来ない旨味溢れる一杯…といった印象の出来上がりです。
ではここに先ほどのソースを加えていきます!
すると…コクのある信州味噌をベースにした深みのあるソースがたっぷりと出てきますのでしっかりと絞り込んで入れていきましょう!そして風味としては変なクセなど一切なく、“にんにく”を利かせたことによってイメージ通りクセになるテイストということが伝わってきます!
ではよーくかき混ぜていきます!
そしてソースが全体に馴染むと…先ほどまでの濃い目の色合いは落ち着き、シンプルに味噌と“にんにく”を合わせ、ポークエキスで旨味を際立たせているようで、特に脂っこさや“くどさ”といった感じはありません!
他にも原材料に記載されていた通り植物油脂や醤油、香味野菜の旨味などを使用したことで深みのあるコクが際立ち、そこに各種具材が使用されたことによって臨場感溢れる仕上がりで、香ばしいフライ麺とも相性良く馴染む万人受けする風味豊かな一杯といったところ!
食べてみた感想・レビュー
一口食べてみると…信州味噌はクセがなく“にんにく”やポークエキスが旨味やコクを引き立て、キリッとした塩気がちょうど良いメリハリをプラスし、植物油脂も使用したことで麺がパサつくこともなく、シリーズとしては以前ご紹介した“ペヤング にんにく味噌やきそば(2022年5月2日発売)”のような味噌や香味野菜をうまく活かした仕上がりとなっています!
それによって思ったより旨味が強く安定感があり、シリーズらしく麺の香ばしさがソースに調理感をプラス、濃厚過ぎず特に物足りなさといった感じもありませんから、お好みで唐辛子などを加えてみても良いでしょう!(デフォルトでも十分な美味しさが楽しめるはずです。)
ちなみにソースはコクのある信州味噌を引き立てるかのように香味野菜などの旨味を利かせており、それによって定番で王道とも言える味わいが存分に堪能でき、“つまみ”にもぴったりなテイストといった印象で、もちろん“焼そば”なんですが、“ご飯”とも合いそうです!
麺について
麺は、ご覧の通りシリーズお馴染みのやや細めのフライ仕様で、ほどよい弾力と細めながらも歯切れの良いコシを兼ね備え、すすり心地も非常に良く、麺量90gと食べ応えに関しても申し分ありません!
そんな麺には、コク深い信州味噌に“にんにく”を利かせたクセになる焼そばソースがよく絡み、味噌のコクや食欲そそる“にんにく”の旨味などが口いっぱいに広がっていき、相性良く馴染んだ香味野菜の風味やフライ麺特有の香ばしさが後味良く抜けていきます!
トッピングについて
トッピングにはまず、小さくカットされた豚肉が使用されていて、豚肉というよりもベーコンのような食感で若干チープな印象ですが…じっくりと味わってみると、ほどよく味付けされた肉の旨味が滲み出す仕上がりでしたので、単品で味わうというよりも旨味溢れるソースが絡む麺と一緒に味わってみると良いでしょう!
また、こちらの人参は細長くカットされ、やや柔らかめな食感が印象的で、ソースの美味しさを損なうこともなく彩りの良い具材として豊富に使用されているようです!
他にもこちらの“ねぎ”が使用されていて、そこまでシャキシャキ感こそ期待できませんが、ほどよい薬味となったことで、今回のソースを美味しく引き立て、さらに後味さっぱりと感じさせる相性抜群な具材となっています!
ソースについて
ソースは、長野県で人気の信州味噌に“にんにく”を合わせた非常にシンプルながらも物足りなさを感じさせないコクがあり、原材料にも記載されていた通り植物油脂やポークエキスが麺をパサつかせることなく調理感をプラス、香味野菜の旨味をうまく活かしたことで万人受けするかのような仕上がりとなっています!
また、“味噌×にんにく”らしく液体仕様のソースという点が好印象で、相性抜群な組み合わせによってクセになる味をうまく“焼そばソース”に再現し、キリッとしたメリハリや味噌のコクなどが最後までじっくりと楽しめることと思われ、ついつい箸が止まらなくなってしまいます!(強いて言えば具材が若干チープかな?)
まとめ
今回「ペヤング 信州みそにんにくやきそば」を食べてみて、“マルイチ産商”との共同開発によって登場した一杯には…長野県で人気の信州味噌をベースに“にんにく”の旨味を利かせたことでシンプルながらもコクのあるソースに仕上げ、そこにラードを使用した油で揚げたフライ麺からも良い旨味・風味が滲み出す最後まで飽きの来ない一杯となっていました!
ただ、信州味噌と“にんにく”を組み合わせたイメージ通りのテイストというだけあって非常に美味しいんですが、特に真新しさといった感じはありませんでしたので、シリーズとしては王道過ぎる一杯であり、テーマとして今ひとつ物足りなさを感じる方も多いのではないでしょうか?
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