「末廣(すえひろ)ラーメン本舗 醤油中華そば」を食べてみました。(2025年3月11日発売・明星食品/ファミリーマート限定)
この商品は東北・秋田の人気ラーメン店“末廣ラーメン本舗”の看板メニュー“中華そば”をカップ麺に再現したもので、鶏や豚の旨味・甘みをベースにロースト醤油と“たまり醤油”を利かせた漆黒の醤油スープに仕上げ、食感滑らかな丸刃の中細ノンフライ麺が絡む安定感のある一杯、“末廣ラーメン本舗 醤油中華そば”となっております!(値段:税別297円)
※売っている場所:今回はファミリーマートで購入
ご覧の通りパッケージには“醤油のコクと豚の甘みがきいたスープ”と記載され、その背景には鶏や豚の旨味にロースト醤油と“たまり醤油”を合わせたコク深く甘みのあるスープに各種具材が盛り付けられた仕上がりイメージが掲載されており、これを見る限り具材には…チャーシュー・“ねぎ”が使用されているようです!

他にも特徴として…麺は丸刃の中細ノンフライ仕様で、細いながらもほどよい弾力とコシを合わせ持ち、鶏や豚の旨味を丁寧に溶け込ませた甘み・コクのある味わいが最後までじっくりと楽しめるというわけです!
真っ黒な醤油スープは見た目よりも塩気が強いわけではなく、鶏や豚の旨味を利かせたことで甘みのある味わいに際立ち、もちろん脂っこさや“くどさ”といった感じもなく、そこに密度感の高い丸刃の中細ノンフライ麺が相性良くマッチした拘りの逸品となっていました!
「末廣ラーメン本舗 醤油中華そば」とは?
そもそもここ“末廣ラーメン本舗”の創業は1999年6月、先代の創業者が昭和初期に京都発祥の新福菜館(昭和13年創業)へ何度も頭を下げて弟子入りし、その後地元秋田に暖簾分けという形でオープンさせたのがはじまり。
その後、“秋田山王本店”は店長“長門 正博”氏が引き継ぎ、現在は東北や関東など10店舗展開しているようです!

カロリーなど栄養成分表について
では気になるカロリーから見てみましょう。
ご覧の通り350kcalとなっております。(塩分は7.3g)
カロリーは鶏や豚の旨味を利かせたコク深くも後味すっきりとした醤油スープということもあって思ったより低めな数値のようですが、一方で塩分はかなり高めな数値となっています。
ちなみに1食当たり108g、麺の量は70gとのこと。

原材料について
では原材料も見てみます。
スープには、“しょうゆ”やポークエキスをはじめ…
- チキンエキス
- 豚脂
- 食塩
- ポーク調味料
- 油脂加工品
- 香味調味料
- 醸造酢
- 香辛料(ジンジャー、ペッパー、ガーリック)
- みそ
といった、鶏や豚の旨味を丁寧に利かせた出汁スープにロースト醤油や“たまり醤油”など濃いめの醤油を調合した特製醤油ダレをバランス良く合わせたことで、コク深くも後味すっきりとした飽きの来ない味わいを想像させる材料が並びます。
※製造工場:東日本明星株式会社 埼玉工場(埼玉県)

JANコード | 4902881487214 |
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原材料名
めん(小麦粉(国内製造)、植物油脂、でん粉、食塩、乳たん白)、スープ(しょうゆ、ポークエキス、チキンエキス、豚脂、食塩、ポーク調味料、油脂加工品、香味調味料、醸造酢、たん白加水分解物、香辛料(ジンジャー、ペッパー、ガーリック)、糖類、みそ)、かやく(チャーシュー、ねぎ)/加工デンプン、カラメル色素、調味料(アミノ酸等)、酒精、かんすい、増粘剤(加工デンプン、増粘多糖類)、炭酸カルシウム、香料、卵殻カルシウム、乳化剤、カロチノイド色素、酸味料、甘味料(スクラロース)、ビタミンB2、ビタミンB1、(一部に卵・乳成分・小麦・ごま・大豆・鶏肉・豚肉・ゼラチンを含む)
栄養成分表示 [1食 (108g) 当たり]
熱量 | 350kcal めん・かやく: 301kcal スープ: 49kcal |
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たんぱく質 | 11.3g |
脂質 | 8.7g |
炭水化物 | 57.9g 糖質:55.3g 食物繊維:2.6g |
食塩相当量 | 7.3g めん・かやく: 2.1g スープ: 5.2g |
ビタミンB1 | 0.98mg |
ビタミンB2 | 0.24mg |
カルシウム | 164mg |
開封してみた
フタを開けてみると、液体スープ、あとのせかやく、“かやく“といった3種類の調味料などが入っています。

さらに麺は、丸刃の中細ノンフライ仕様で、見るからにすすり心地が良く、今回の真っ黒な醤油スープとも良く馴染み、麺量70gとボリュームに関しても申し分ありません!

調理してみた
では“かやく(チャーシュー)”を加えて熱湯を注ぎ5分待ちます。(必要なお湯の目安量:420ml)
そして出来上がりがこちら!

続いて液体スープを加えてよーくかき混ぜていきます。
そして全体が馴染んだら最後に“あとのせかやく(ねぎ)”を加えて完成です!
すると…やはり非常にサラッとした状態ではあるんですが、動物系の旨味をベースに濃いめの醤油を調合した醤油ダレがバランス良く馴染み、もちろん物足りなさを感じさせない風味豊かな醤油スープが弾力のある中細ノンフライ麺とともにじっくりと堪能できることと思われます!

「末廣ラーメン本舗 醤油中華そば」を食べてみた感想・レビュー
一口食べてみると…シンプルながらも鶏や豚の旨味が凝縮されたことによってコク・深みがあり、真っ黒な見た目よりも意外にもあっさりとした印象の醤油スープで、もちろん脂っこさといった“くどさ”も一切ありません!
そして醤油ダレが繊細な旨味を引き立て、あっさり感とコクがバランス良く融合し、シンプルだからといって決してチープだったり懐かしさを感じさせるわけでもなく、芳醇な風味が香り立つ毎日食べても飽きが来ない仕上がりとなっています!
また、漆黒のスープは意外にもまろやかなコクやキリッとした口当たりなどがバランス良く調和し、特に変なクセなどは一切ありませんから、やはりロースト醤油や“たまり醤油”を使用した拘りの“かえし”が味の決め手となっているようです!
麺について
麺は、丸刃の中細ノンフライ仕様で、細いながらもほどよい弾力とコシを合わせ持ち、生麺さながらの滑らかな食感で麺量も70gと申し分ありません!
そんな麺には…鶏や豚をベースにロースト醤油や“たまり醤油”など拘りの醤油ダレがバランス良く合わさった漆黒の醤油スープがよく絡み、繊細かつ深みのあるコクや後味すっきりとしたメリハリのある旨味などが口いっぱいに広がっていき、芳醇とも言える醤油の香りが後味良く抜けていきます!

トッピングについて
トッピングにはまず、こちらのチャーシューが入っていて、見た通りサイズや質感は良いんですが、薄くカットされたことによって若干チープな印象で、ほどよく味付けされた肉の旨味が滲み出す仕上がりとなっていたため、食べはじめはスープとよく馴染ませながらいただくと良いでしょう!

他にも、豊富な“ねぎ”が使用されていて、後入れにも関わらずスープと馴染ませながらいただくことでシャキシャキとした食感に仕上がり、ちょうど良い薬味にもなったことで今回の真っ黒な醤油スープを美味しく引き立てています!

スープについて
スープは、鶏や豚の旨味をベースにロースト醤油や“たまり醤油”など濃いめの醤油を調合した拘りの“かえし(醤油ダレ)”がバランス良く馴染んだことで、コク深くも後味すっきりとした味わいとなっています!
そして非常に色が濃く、地元では“秋田ブラック”と呼ばれるほどの特徴ですが、実際には見た目とは裏腹に幅広い層に好まれるコクと後味の良さが印象的で、ペッパー系の香辛料がちょうど良いメリハリとなった安定感のある醤油スープと言えるでしょう!

まとめ
今回の「末廣ラーメン本舗 醤油中華そば」は…鶏や豚の旨味をベースにロースト醤油や“たまり醤油”などを使用したことで京都発祥の名店“新福菜館”を踏襲する漆黒の醤油スープに仕上がっているものの、見た目よりも後味すっきりとした最後まで飽きの来ない安定感のある一杯となっていました!
また、醤油ダレに関しても決して単調なものではなく、繊細で深み・コクがあり、鶏や豚の旨味が醤油の美味しさを引き立てる味わいでしたので、幅広い層に好まれる仕上がりと言えるのではないでしょうか?
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