サンヨー食品

「杉田家」監修カップ麺 “横浜濃厚豚骨醤油” 奥深い鶏油が香る“家系”ならではの濃厚な一杯

杉田家 横浜濃厚豚骨醤油
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杉田家 横浜濃厚豚骨醤油」を食べてみました。(2024年9月30日発売・サンヨー食品

この商品は、“横浜家系ラーメン”の総本山“吉村家”の直系一号店として大変人気のラーメン店“杉田家(すぎたや)”の味わいをカップ麺に再現したもので、コクのあるチキンやポークをベースに醤油の旨味を合わせ、香辛料で味を調えた“家系”らしい濃い目の豚骨醤油スープに仕上げ、甘みのある鶏油(ちーゆ)の風味を利かせた奥深い一杯、“杉田家 横浜濃厚豚骨醤油”となっております。(値段:税別298円)

ご覧の通りパッケージには、“横浜濃厚豚骨醤油”といった今回の商品名が記載され、その背景には…豚骨や鶏の旨味にキリッとした醤油ダレを合わせた醤油豚骨味のスープに各種具材が盛り付けられた仕上がりイメージなんかも掲載されていて、これを見る限り具材には…チャーシュー・味付ほうれん草・海苔が使用されているようです!

また、今回はサンヨー食品の“名店の味”シリーズであり、“家系総本山直系一号店”と記載されているように、あの“吉村家”から正式な暖簾分けを許された直系一号店として大変人気を博し、今では横浜・新杉田の本店をはじめ…千葉祐光店・千葉駅前店といった店舗展開を行っています!

他にも特徴として…麺はつるみがありもっちりとした弾力の太ノンフライ仕様で、実店舗で使用されている酒井製麺らしいお店さながらの雰囲気を再現、濃厚でコクのある豚骨醤油スープにも負けじとしっかりとした噛み応えが心地良く、それによって“家系”ならではの“ご飯”が欲しくなる味わいがじっくりと楽しめるというわけです!

実際に食べてみて…

ポークやチキンをバランス良く合わせたスープは、やはり口の周りがペタペタとくっつくような鶏油ならではの脂や風味がやや弱いものの…“横浜家系ラーメン”らしい塩気の強い仕上がりで、そこにお店さながらの太麺が絶妙にマッチしたことによって雰囲気が伝わる美味しさが最後まで楽しめる味わい深い一杯となっていました!

ゆうき
ゆうき
では、今回は2024年9月30日にサンヨー食品株式会社から発売された「杉田家 横浜濃厚豚骨醤油」について実際に食べてみた感想を詳細にレビューしてみたいと思います!

「杉田家 横浜濃厚豚骨醤油」とは?

今回ご紹介するカップ麺は、“横浜家系ラーメン”の総本山である“吉村家”からの正式な暖簾分けを許された直系一号店として大変人気のラーメン店“杉田家”の味わいを再現したもので、コクのあるポークやチキンをベースに濃い目の醤油ダレや鶏油の風味などをバランス良く合わせたコク深い豚骨醤油スープに仕上げ、お店さながらのもっちりとした太ノンフライ麺がガツンと食欲を満たす濃厚な一杯、“杉田家 横浜濃厚豚骨醤油”となっています。
※売っている場所:今回はヨドバシの通販で購入

ちなみにここ“杉田家”の創業は1999年9月、現在の店主である“津村 進(つむら すすむ)”氏が“吉村”氏の元で約1年にも及ぶ給料なし・地獄の修業を乗り越え、同じく“吉村家”で修業していた“石川 聡(いしかわ さとし)”氏とともに共同経営としてオープンさせたのがはじまり。その後“石川”氏は店を離れ独立、“杉田家”としては…2011年1月に“千葉祐光店”、2022年3月には“千葉駅前店”をオープンしているようです!

それでは、今回の“杉田家 横浜濃厚豚骨醤油”がどれほど家系ならではの豚骨や鶏の旨味を活かした濃厚な豚骨醤油スープに仕上がっているのか?鶏油の風味や醤油感の強い“かえし(醤油ダレ)”との兼ね合いはもちろん、なんと言っても生麺さながらのもっちりとした弾力とほどよいコシを併せ持つ太ノンフライ麺とのバランスなどなど…じっくりと確認していきたいと思います!

カロリーなど栄養成分表について

では気になるカロリーから見てみましょう。
ご覧の通り465kcal(めん・かやく302kcal / スープ163kcal)となっております。(塩分は7.6g)

カロリーは、“どんぶり型”・濃厚な豚骨醤油スープの割にやや低めな数値のようですが、一方で塩分の方は“家系”らしくかなり高い数値となっています。
ちなみに1食当たり121g、麺の量は70gとのこと。

また、カロリーの内訳を見てみると…スープだけだと163kcalと想像以上に高い数値を占めていることから、やはり豚骨や鶏の旨味を存分に活かし、“横浜家系ラーメン”らしい濃厚な味わいを再現、コク深くもキレの良い仕上がりをイメージさせます!

原材料について

では原材料も見てみます。

スープには、チキンエキスや“しょうゆ”をはじめ…

  • 植物油脂
  • ポーク調味料
  • ポークエキス
  • 豚脂
  • 食塩
  • みりん
  • チキン調味料
  • ガーリックペースト
  • 香辛料
  • たまねぎ調味料
  • こんぶエキス
  • 粉末卵

といった、コクのあるポークやチキンをベースに濃い目の醤油ダレや鶏油の風味をバランス良く合わせた濃厚な豚骨醤油スープに仕上げ、家系らしい濃厚感とキレの良さが調和したことで“ご飯”必須の奥深い味わいを想像させる材料が並びます。
※製造工場:太平食品工業株式会社 本社工場(群馬県)

JANコード4901734055303
原材料名

めん(小麦粉(国内製造)、でん粉、植物油脂、食塩、植物性たん白、粉末卵、大豆食物繊維)、スープ(チキンエキス、しょうゆ、植物油脂、ポーク調味料、ポークエキス、豚脂、鶏脂、食塩、たん白加水分解物、糖類、みりん、チキン調味料、ガーリックペースト、酵母エキス、デキストリン、ゼラチン、香辛料、たまねぎ調味料、こんぶエキス、粉末卵)、かやく(チャーシュー、味付ほうれん草、のり)/加工でん粉、調味料(アミノ酸等)、酒精、カラメル色素、レシチン、香料、増粘剤(アルギン酸ナトリウム、増粘多糖類)、クチナシ色素、かんすい、酸化防止剤(ビタミンE)、マリーゴールド色素、(一部に小麦・卵・乳成分・ごま・大豆・鶏肉・豚肉・ゼラチンを含む)

栄養成分表示 [1食 (121g) 当たり]
熱量465kcal
たんぱく質14.8g
脂質19.0g
炭水化物58.6g
食塩相当量7.6g
めん・かやく: 1.8g
スープ: 5.8g

引用元:サッポロ一番 名店の味 杉田家 横浜濃厚豚骨醤油 大口径 | サンヨー食品

開封してみた

フタを開けてみると、ご覧の通り粉末スープ、液体スープ、かやく、“焼のり”といった4つの調味料などが入っています。

そして、こちらが今回使用されている調味料などの4パックとなっていて、特に液体スープは豚骨や鶏の旨味エキスとなる脂や油分なんかも含まれているようですが、非常にサラッとした状態でしたので、調理中はフタの上で軽く温めておくと良いでしょう!

また、麺はご覧の通り若干幅広にも見えるつるみがありもっちりとした弾力のあるノンフライ仕様で、湯戻りする以前からすでにクオリティの高い食感に期待できそうです!

調理してみた

ではまず、先ほどの“かやく”を加えていきます。

そして、かやくには…

  • チャーシュー
  • 味付ほうれん草

が入っています。

続いて熱湯を注ぎ5分待ちます。(必要なお湯の目安量:440ml)
そして出来上がりがこちら!

しっかりと湯戻りしたことで先ほどまでの麺や各種具材がふっくらとした仕上がりとなり、まだ液体スープや粉末スープなどを加える前の状態ではありますが、“家系”らしいコク深くも醤油ダレによるキリッとした豚骨醤油スープがバランス良く馴染んだことでガツンとした食べ応えを感じさせる濃いめな一杯…といった印象の出来上がりです。

では軽く麺をほぐしてから先ほどの粉末スープを加えていきます!
こちらは量が多いんですが、そこまで特徴的な風味などはありません!

続いて液体スープも加えていきます!
こちらには醤油をベースに動物系の旨味が凝縮されているものと思われ、鶏油特有の風味がほんのりと広がっていき、家系の貴公子こと“杉田家”ならではの濃いめな味わいがボリューム感たっぷりと楽しめそうです!

では、よーくかき混ぜてみます。
そしてスープが全体に馴染んだら最後に海苔2枚を添えて完成です!
家系のカップ麺はこれまで色々と食べてきましたが、今回のヴィジュアルはかなり良いですね!非乳化といった感じと醤油感の強さがスープの色味から伝わり、鶏油の油分なんかもほどよい感じで好印象といったところ!ただ、良い意味でのこってり感は思ったより控えめのようです!

食べてみた感想・レビュー

一口食べてみると…臭みのない豚骨や鶏の旨味が醤油感の強いタレとバランス良く合わさったことで、しょっぱいくらいにキレのある口当たりに仕上がり、さらに“家系”には欠かせない鶏油によってコク深さが引き立てられたバランスの良い豚骨醤油スープとなっています!

ただ、上記でもお伝えした通り若干鶏油の利かせ具合が弱いものの(風味・脂感ともに)、コクもあり濃厚な豚骨醤油スープであり、全体的に雰囲気のある味わいに際立ち、“横浜家系ラーメン”らしさをうまくカップ麺に再現しているようで、特に物足りなさといった感じはありません!

そのため、人気行列店“杉田家”らしい濃厚でパンチのある味わいに間違いなく、“家系”の名店を食べ慣れている方にとっては若干物足りなく感じられるかもしれませんが…濃厚で塩気も強いので“ご飯”との相性も良さそうです!それでも調理時の熱湯を少な目にして“にんにく”を足すくらいがちょうど良いでしょう!

麺について

麺は、厚みもあり若干幅広な太めのノンフライ仕様で、もっちりとした弾力とほどよいコシを兼ね備え、コク深く濃厚な豚骨醤油スープとの馴染みも非常に良く、密度感が高く食べ応えに関しても申し分ありません!

そんな麺には…臭みのない豚骨や鶏の旨味を濃い目の醤油ダレや鶏油の風味とバランス良く合わせた濃厚な豚骨醤油スープがよく絡み、コク深くまろやかでありながらもキレの良い味わいが口いっぱいに広がっていき、ほどよく利かせた鶏油ならではの香りや芳醇な醤油の風味が後味良く抜けていきます!

そしてもちろん海苔をスープに浸して巻いても美味しいですね!ただ、海苔がかなり小さいのでお好みによっては別途追加してみても良いでしょう!この磯の風味が加わることで濃厚感が若干調和されてひと味違った美味しさが楽しめるのでおすすめです!

また、これを“ご飯”でやってみても合うんですよね!そもそもスープの味が濃いので“ご飯”との相性も良く、やはり“家系”は“ご飯”と海苔が必須と言えるでしょう!

トッピングについて

トッピングにはまず、やや小さめにカットされたチャーシューが入っていて、若干チープな印象は否めなく、じっくりと味わってみると…ほどよく味付けされた肉の旨味が滲み出す仕上がりではありますが、実店舗と比較できないほどの仕様ですし、そろそろカップ麺のチャーシューなどの具材は別売りにした方が良いような気がします…

また、こちらの“味付ほうれん草”もかなり小さくカットされたことによって食感も良くありませんし、味付け自体そこまで感じられないため、“家系”らしいちょっとした口直しにもなりません…ただ、“家系”ではなぜかこの“ほうれん草”が合うんですよね!なので今回の具材は自作して別途追加した方が良いかな?といった印象です!

スープについて

スープは、臭みのない豚骨や鶏の旨味を濃い目の“かえし(醤油ダレ)”や鶏油の風味とともに丁寧に合わせたコク深くもキリッとした“家系”ならではの豚骨醤油スープに仕上がり、“ご飯”が欲しくなるというだけあって濃い目ではありますが、しっかりと旨味が伴っている点が好印象といったところ!

そのため、言ってしまえば…鶏油のクセをもっと強く強調していればより臨場感溢れる味わいが再現できていたようにも感じられたものの、カップ麺としては妥当といった印象で、本格派の方にとっては若干惜しく感じられるかもしれませんが、幅広い層に好まれそうな雰囲気のある仕上がりに間違いありません!

また、食べ進めていくに連れて粉末スープや液体スープが全体にしっかりと馴染んでいくことで満足度も増していき、濃厚とは言え決してギトギトとした脂っこい仕上がりではありませんので最後まで飲み飽きることのない醤油感の強いメリハリはもちろん、ほんのり香る鶏油によって喉越しも良く、ついついスープが止まらなくなってしまいます!

まとめ

今回「杉田家 横浜濃厚豚骨醤油」を食べてみて、家系の総本山である“吉村家”の直系一号店として大変人気を博す名店“杉田家”の味わいをカップ麺に再現した一杯には…コクのあるポークやチキンをベースにキレの良い“かえし(醤油ダレ)”や鶏油の風味などをバランス良く合わせたことによって、“家系”らしい雰囲気のある味わいがじっくりと楽しめる濃厚な仕上がりで、そこに生麺さながらの太麺が食欲を満たすクオリティの高いフレーバーとなっていました!

そもそも個人的に“家系”が好みというのもありますが…その起源となる名店“吉村家”の正式な暖簾分けを意味する直系店の味わいを気軽にカップ麺で楽しめるのはやはり嬉しいですね!鶏油の弱さが気になったものの、味も非常に濃い目で雰囲気も良かったので、“ご飯”と一緒に味わったりお好みのトッピングを追加してみると、より一層自分好みの味わいが楽しめるのではないでしょうか?

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この記事を書いた人
ゆうき
「きょうも食べてみました。」は、札幌在住のカップ麺・ラーメンが大好きな私「ゆうき」が運営しているブログです。新発売のカップ麺やおすすめラーメン店の実食レビュー記事をメインに更新しています!

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