「裏飯田商店 セアブラニンニク豚骨醤油」を食べてみました。(2024年7月16日発売・東洋水産/セブン-イレブン限定)
この商品は、神奈川県湯河原町の超有名人気ラーメン店“らぁ麺 飯田商店”の店主“飯田 将太”氏監修によってカップ麺限定の裏メニューを再現したもので、ポークをベースに背脂や“にんにく”をガツンと利かせたことで二郎系(二郎インスパイア)を彷彿とさせる豚骨醤油スープに仕上げ、そこにコシが強く幅広な極太麺が食欲をしっかりと満たす食べ応え抜群な一杯、“裏飯田商店 セアブラニンニク豚骨醤油”となっております。(値段:税別248円)
ご覧の通りパッケージには“らぁ麺 飯田商店”の店舗名が裏メニューに掛けて反転されているように、これまで登場した“飯田商店 秘密のまぜそば(2021年11月30日発売/2022年7月19日リニューアル発売)”や“飯田商店 担々麺(2022年12月13日発売)”といったひと味違ったテイストではなく、なぜか二郎系(二郎インスパイア)を再現した一杯ということもあって気になっている方も多いのではないでしょうか?
一方こちらには、“カップ麺限定の裏メニュー!”と記載されているように本店である“神奈川県湯河原町”でも提供していないメニューをカップ麺限定メニューとして監修し、正直どこにも接点がないので…以前ご紹介した“裏飯田商店 ショッパイ豚骨醤油(2023年7月18日発売)”と同じく“飯田商店”というブランドだけで売っているような感じが否めません!
また、こちらには“こってり背脂にニンニクをがっつり利かせた、ジャンクな豚骨醤油ラーメン!”と記載され、その背景にはポークをベースに濃いめの“かえし(醤油ダレ)”を合わせ、さらに食欲そそる“にんにく”や背脂をバランス良く利かせた豚骨醤油スープにもっちりとした弾力の極太麺や各種具材が盛り付けられた仕上がりイメージが掲載されており、これを見る限り具材には…背脂加工品・味付豚肉・メンマ・ねぎ・フライドガーリックが使用されているようです!
他にも特徴として…麺は厚みもあり幅広にしたことでスープとの絡みも非常に良く、もっちりとした弾力とほどよいコシを併せ持つ食べ応えあのある極太フライ仕様で、それとともにポークをベースに“にんにく”や背脂をたっぷりと加えたコク深くもキレの良い味わいが思う存分楽しめるというわけです!
ポークの旨味をはじめ濃いめの醤油ダレなどが溶け込み、コク深くもキリッとした口当たりが相性良くマッチし、そこに“にんにく”や背脂が物足りなさを感じさせない深みをプラス、まさに二郎系とも言える非乳化の豚骨醤油スープらしくガツンとした濃いめの味わいに仕上がり、いつもの“飯田商店”とは全く異なるジャンク感溢れる一杯となっていました!
裏飯田商店 セアブラニンニク豚骨醤油
今回ご紹介するカップ麺は、神奈川県湯河原町の名店“らぁ麺 飯田商店”の店主“飯田 将太”氏監修によってカップ麺限定の裏メニューとしてガッツリ系の味わいを再現したもので、ポークをベースに“にんにく”や背脂を豊富に使用し、幅広で厚みもある極太フライ麺が食欲をガツンと満たす食べ応え抜群な一杯、“裏飯田商店 セアブラニンニク豚骨醤油”となっています。
※売っている場所:今回はセブン-イレブンで購入
ちなみにここ“飯田商店”の創業は2010年3月、和食を志していた当時25歳の“飯田 将太(いいだ しょうた)”氏が実家が営む水産加工会社…その名も“飯田商店”の借金が理由で湯河原に戻らざるをえなくなり、その時に叔父がFC展開していたラーメン店“ガキ大将ラーメン湯河原店”で8年間もオーナーとして腕を振るい、今は亡き“ラーメンの鬼”こと“佐野 実”氏が手がける“支那そばや”の味わいに衝撃を受け、2009年5月に“つけ麺 醤太”をオープンし、その後、実家の水産加工会社を改装して“らぁ麺 飯田商店”を2010年3月にオープン。さらに本店裏に支店用のセントラルキッチンを増設し、2019年10月には“湯河原 飯田商店 ららぽーと沼津店”がオープンしています!
※“つけ麺 醤太”は現在閉店しています。
それでは、今回の“裏飯田商店 セアブラニンニク豚骨醤油”がどれほどポークの旨味を利かせた濃いめの豚骨醤油スープに仕上がっているのか?食欲そそる“にんにく”やコクをプラスする背脂との兼ね合いはもちろん、なんと言っても厚みもあり幅広でガシッとした強いコシを持つフライ仕様の極太麺との相性やバランスなどなど…じっくりと確認していきたいと思います!
カロリーなど栄養成分表について
では気になるカロリーから見てみましょう。
ご覧の通り498kcal(めん・かやく384kcal / スープ114kcal)となっております。(塩分は7.3g)
カロリーは、タテ型ビッグサイズ・ポークをベースにガッツリ系の味わいを再現した割にそこまで高い数値ではありませんが、一方で塩分はこのボリュームを考慮してもやや高めな数値となっています。
ちなみに1食当たり111g、麺の量は80gとのこと。
また、カロリーの内訳を見てみると…スープだけだと101kcalとやはりガッツリ系をイメージさせるテイストなだけあって高めな数値を占めていることから、ポークの旨味をしっかりと利かせたコク深くもキリッとした豚骨醤油スープを再現し、二郎系らしい背徳感のある仕上がりをイメージさせます!
原材料について
では原材料も見てみます。
スープには、ポークエキスや食塩をはじめ…
- しょうゆ
- 植物油
- 豚脂
- ゼラチン
- 香辛料(ガーリックパウダー、こしょう)
- 香味油脂
といった、ポークの旨味をベースに濃いめの“かえし(醤油ダレ)”を合わせ、“にんにく”や背脂を豊富に使用したことでシンプルながらもパンチのあるガッツリ系特有の豚骨醤油スープを再現、文字通り濃厚でジャンク感のある味わいを想像させる材料が並びます。
※製造工場:株式会社酒悦 房総工場(千葉県)
JANコード | 4901990378604 |
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原材料名
油揚げめん(小麦粉(国内製造)、植物油脂、食塩、植物性たん白、卵白)、添付調味料(ポークエキス、食塩、しょうゆ、砂糖、植物油、豚脂、ゼラチン、香辛料(ガーリックパウダー、こしょう)、香味油脂、たん白加水分解物、酵母エキス)、かやく(背脂加工品、味付豚肉、メンマ、ねぎ、フライドガーリック)/加工でん粉、調味料(アミノ酸等)、増粘多糖類、炭酸カルシウム、カラメル色素、かんすい、酒精、レシチン、酸化防止剤(ビタミンE、ビタミンC)、クチナシ色素、香料、香辛料抽出物、ビタミンB2、ビタミンB1、(一部に小麦・卵・乳成分・ごま・大豆・鶏肉・豚肉・りんご・ゼラチンを含む)
栄養成分表示 [1食 (111g) 当たり]
熱量 | 498kcal めん・かやく:384kcal スープ:114kcal |
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たん白質 | 13.0g |
脂質 | 23.1g |
炭水化物 | 59.6g |
食塩相当量 | 7.3g めん・かやく:2.4g スープ:4.9g |
ビタミンB1 | 0.33g |
ビタミンB2 | 0.33g |
カルシウム | 178mg |
開封してみた
フタを開けてみると、ご覧の通り粉末スープなどがすでに入っていて、フタの上には“特製スープ”と記載された調味料が別添されています。
そして、こちらが今回唯一使用されている調味料となっていて、ポークを利かせた醤油ダレということもあって非常にサラッとした状態でしたので、調理中はフタの上で軽く温めておくと良いでしょう!
また、かやくには…
- 背脂加工品
- 味付豚肉
- メンマ
- ねぎ
- フライドガーリック
がすでに入っています。
さらに、麺はご覧の通り湯戻りする以前からすでにお店さながらのガシガシ・ワシワシとした噛み応え抜群な食感が伝わり、幅の広い仕様によってスープとの絡みも良いものの…東洋水産だとこういった種類の麺は他でも使用されていますから、そこまで真新しさといった感じはありません!
調理してみた
続いて熱湯を注ぎ4分待ちます。(必要なお湯の目安量:430ml)
そして出来上がりがこちら!
しっかりとお湯を吸ったことで先ほどまでの麺や各種具材がふっくらとした仕上がりとなり、まだ特製スープを加える前の状態ではありますが…ポークの旨味をベースに“にんにく”や背脂を豊富に使用したことによって二郎系とも言える濃厚でパンチの強い一杯…といった印象の出来上がりです。
ではここに先ほどの特製スープを加えていきます!
すると…醤油感が強く色も濃いめで、ポークの旨味なんかも加わったことで存在感のある味わいに間違いなく、特別“にんにく”臭や豚骨臭が強烈というわけでもなく、非常にサラッとしたスープがたっぷりと出てきますので、しっかりと絞り込んで入れていきましょう!
ではよーく混ぜていきます!
そして全体が馴染むと…微乳化といった豚骨醤油スープで、物足りなさを一切感じさせないポークの旨味や食欲そそる“にんにく”、さらに背脂がバランス良く融合し、上質な旨味エキスといった脂や油分がコク深く引き立て、お店さながらの食感が表現された極太麺によって食べ応えに関しては申し分なく、ジャンク感のある味わいがじっくりと楽しめそうです!
食べてみた感想
一口食べてみると…風味としては“にんにく”・豚骨ともにクセのある臭みなどはほぼなく、パンチのある豚骨醤油スープとして存在感のある味わいに感じられるものの、特別こってりしているわけではなく比較的飲みやすいテイストで、割とシンプルで幅広い層に好まれる味わいと言えるでしょう!
そして上質な脂・油分によるコク深いまろやかさとキリッとしたシャープな口当たりが絶妙にマッチしたことで最後まで飽きることもなく、想像以上に安定感のある豚骨醤油スープはストレートに美味しいですね!他にもジャンク感のある味わいが印象的で、二郎系にも近しいインパクト抜群な仕上がりとなっています!
そのため、当然ポークの旨味だけが突出したテイストというわけではなく…食欲そそる“にんにく”や背脂のコクが絶妙にマッチし、塩気の強い醤油ダレ、そしてさり気なく使用された香辛料などが全体をうまく調和させ、そこにガシガシ・ワシワシとした食感の極太麺が食欲を満たしてくれるはずです!
麺について
麺は、厚みもあり若干幅の広い極太フライ仕様で、ガシガシ・ワシワシとした噛み応えが印象的で、麺量80gのボリュームによって食欲もガツンと満たし、今回のフレーバーににぴったりです!
そんな麺には…ポークをベースに濃いめの“かえし(醤油ダレ)”を合わせ、“にんにく”や背脂を豊富に使用したことで濃厚ながらもメリハリの付いたコク深い豚骨醤油スープがよく絡み、深みのある旨味や甘み、そして塩気の強い醤油の旨味などが口いっぱいに広がっていき、芳醇とも言える醤油の風味や食欲そそる“にんにく”の香りが後味良く抜けていきます!
トッピングについて
トッピングにはまず、小さくカットされた味付豚肉が入っていて、じっくりと味わってみると…ほどよく味付けされた肉の旨味が滲み出す仕上がりとなっていたため、まずはスープと馴染ませながら食べ進め、後ほどコシの強い極太麺と一緒に絡めていただくと、より一層肉の旨味が増して楽しめるかと思われます!
また、こちらのメンマは若干小ぶりながらもコリコリとした食感が心地良く、メンマ特有の味付けや素材本来の味わいなんかも感じられ、今回の一杯にちょうど良いアクセントがプラスされているようです!
そして、こちらの背脂は…湯戻りすることでほとんどがスープに溶け込み、もちろん脂っこさといった感じは一切なくちょうど良いコクをプラスし、スープの美味しさを引き立てているように感じられます!
さらに細かくカットされたフライドガーリックなんかも使用されていて、二郎系を彷彿とさせる豚骨醤油スープにスタミナ感のある旨味を際立たせているようです!
他にも“ねぎ”が入っていて、シャキシャキとした食感こそありませんが、ちょうど良い薬味にもなったことで今回の豚骨醤油スープを美味しく引き立て、さらに後味さっぱりと感じさせる相性抜群な具材となっています!
スープについて
スープは、ポークの旨味をベースに“にんにく”や背脂を加えることによってパンチのある味わいに際立ち、まさにジャンク感のある豚骨醤油スープで、微乳化といった味の濃さがちょうど良く…キレの良さとコクが喉越し良く仕上がり、濃厚ながらも最後まで飽きの来ない仕上がりとなっています!
そしてなんと言ってもスープ表面に浮かぶ動物系の脂・油分が調理感をプラスし、濃い目の醤油ダレとバランス良く合わさったことで、ついつい箸が止まらなくなるような深みがあるものの、“にんにく”はもっとガツンと利かせても良かったような気もするので、お好みによっては“おろしにんにく”を足して調整してみてください!
また、食べ進めていくに連れて具材に使用された味付豚肉や背脂からも良い旨味が滲み出し、そもそもポークの旨味がしっかりと下支えしているため、物足りなさといった感じは一切なく、味も濃い目なので残ったスープに追い飯してもぴったりかと思います!
まとめ
今回「裏飯田商店 セアブラニンニク豚骨醤油」を食べてみて、神奈川県湯河原町の名店“らぁ麺 飯田商店”の店主“飯田 将太”氏監修によってカップ麺限定の裏メニューとして二郎系をイメージさせるテイストを再現した一杯には…ポークをベースに“にんにく”や背脂を豊富に使用したことによってジャンク感が際立ち、そこに厚みもあり幅広な極太フライ麺が食欲をガツンと満たすパンチのある一杯となっていました!
ただ、今回のフレーバーに関してはカップ麺限定という時点である意味裏メニューなんですが、名店“飯田商店”とは全く関係のないフレーバーに関しては疑問が残ります…!とは言え、仕上がり自体は王道とも言える二郎系で飽きる要素もありませんので、思いのほか幅広い層に好まれる一杯と言えるのではないでしょうか?
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