「島耕作も愛した幻の立ちそば 虎ノ門 港屋 辛香るラー油の鶏そば」を食べてみました。(2019年9月9日発売・日清食品)
この商品は2019年2月・人気絶頂の中、突然閉店となった幻の名店“港屋(みなとや)”の元店主“菊地 剛志”氏監修によって虎ノ門で創業した立ちそば店“港屋”の味わいを再現したもので、人気漫画「島耕作」にも同店をモデルとしたお店が度々描かれるほど人気行列店だった味わいがカップ麺として登場です!!
それも…鰹出汁を利かせた甘めの“つゆ”に胡椒や山椒・花椒を加え、さらに別添された“港屋 辛香(からかお)るラー油”によって“ラー油入り肉そば”といった斬新なメニューを発明した“港屋”ならではの甘辛くピリッとしたアクセントが利いた風味豊かな一杯、“虎ノ門 港屋 辛香るラー油の鶏そば”となっております。(税抜き228円)
ご覧の通り、パッケージには「島耕作」作者の“弘兼 憲史”氏によって“港屋”実店舗や店主などが漫画のワンシーンとして描かれ、まさに“日清食品×虎ノ門 港屋×島耕作”といったこれまでにない豪華なコラボ商品として今しか味わうことのできない希少価値の高いオリジナルメニューのようですね!
一方、フタの上には“港屋”の“そば”には欠かせないラー油を含む調味料“港屋 辛香るラー油”が別添されていて、こちらを剥がしてみると…ご覧の通り、出汁の利いた“つゆ”に赤みを帯びた食欲そそるラー油が加わった仕上がりイメージなんかも掲載されていて、これを見る限り具材には…蒸し鶏・ネギ・炒りごまが使用されているようです!上品な陶器なんかも印象的ですね!
そしてこちらには“港屋”元店主“菊池 剛志”(現在“株式会社 KIKUCHI Art Gallery”)が漫画の一コマとして描かれています!
さらにこちらには…虎ノ門の“港屋”実店舗に行列ができる様子なんかも描かれていて、この店の外観を見て思い出したんですが…当時メディアでも取り上げられていましたね!そんな人気行列店が創業から17年で幕を下ろしていたとは。。
また、現在は東京・大手町に「港屋2」が密かに営業しています!
どうやら“菊池”元店主はこの“虎ノ門”で営業する“港屋”のこだわりが強かったようで…現在はあくまでプロデュースしている側としてノウハウを提供しているとのこと。
他にも特徴として…新開発による噛み応えのある“港屋”の特徴のひとつ太い“そば”が採用されていて、鰹出汁の利いた甘みある“つゆ”がしっかりと絡むことによって当時斬新だったという“そば”にラー油をたっぷりと加えたことによる刺激的な香辛料を含む辛みがガツンとした口当たりを感じさせ、“そば”・“つゆ”ともに食べ応えのある一杯に仕上がっているというわけです!
鰹出汁を利かせた甘みのある“つゆ”にはチキンが隠し味程度に旨味を引き立て、さらにその甘みにメリハリを付けるかのようにピリッとしたラー油が利きいた味わいが印象的です!
また、花椒はあくまで風味付け程度でビリビリとした痺れは全くなく、むしろ和風出汁が際立った風味豊かなコク深い仕上がりとなり、“そば”らしい角刃仕様・非常にコシの強いストレート麺となったことで、しっかりと素材の旨味・甘みを感じながらもラー油の辛みがちょうど良いアクセント担っている…そんなバランスの良い一杯となっていました!
これは特に、“港屋”ファンはもちろん、出汁の利いた濃い目の“つゆ”に胡椒や花椒、さらにラー油を利かせたピリッとした辛さが利いた甘辛い“ラー油鶏そば”を気軽に楽しみたい時におすすめの一杯と言えるでしょう。
虎ノ門 港屋 辛香るラー油の鶏そば
今回ご紹介するカップ麺は、2002年に東京の虎ノ門に創業した行列の絶えない人気行列店「そば処 港屋」の味わいを元店主“菊地 剛志”氏監修によって再現したもので、2019年2月に“どうやら、寿命が来たようです”と入り口に貼られた挨拶文によって突然幕を下ろした“幻の名店”、はたまた“そば”業界に革命を起こした店舗とも呼ばれている“港屋”の味わいが今だけカップ麺として楽しめる出汁の利いた甘めの“つゆ”にラー油や香辛料を合わせた風味豊かな一杯、“島耕作も愛した幻の立ちそば 虎ノ門 港屋 辛香るラー油の鶏そば”となっています。
ご覧の通り、パッケージ側面には“2019年 人気絶頂の中突然、幕を下ろした虎ノ門「港屋」。島耕作も通い詰めたそば貝の歴史的名店。”と記載されているように、当時味の濃い“そばつゆ”にラー油を加えるといった一杯を提供している店舗がなかったようで、相当話題となり、“港屋”インスパイア系の店舗が登場するほど“そば”業界に強い影響を及ぼしたようですね!
また、こちらには“本商品は株式会社テコットとの共同企画品です。”と記載されているように、“島耕作”シリーズとのコラボ商品でもあることが伝わって来る設定なんかもしっかりと考えられているようです!
※株式会社テコット…「島耕作」シリーズに登場する架空の法人。
それでは、今回の“虎ノ門 港屋 辛香るラー油の鶏そば”がどれほど鰹出汁の利いた甘く濃い目の仕上がりとなっているのか?胡椒や山椒・花椒をはじめ、ラー油を合わせたことによる“つゆ”全体のメリハリ効いたバランスはもちろん、風味豊かな太そばが採用されたことによる食べ応えなどなど…じっくりと確認していきたいと思います!
カロリーなど栄養成分表について
では気になるカロリーから見てみましょう。
ご覧の通り417kcal(めん・かやく351kcal / スープ66kcal)となっております。(塩分は8.8g)
カロリーは、素材の旨味を活かしているのでしょうか?濃い目の味わいに仕上がっている割にやや低めにも感じられる数値のようですが、一方で塩分は希に見るかなり高い数値となっていますね。。
ちなみに1食当たり95g、麺の量は72gとのこと。
原材料について
では原材料も見てみます。
スープには、植物油脂や粉末しょうゆをはじめ…
- 豚脂
- 香辛料(胡椒、花椒、山椒)
- チキン調味料
- かつおぶし粉末
といった、鶏・鰹出汁を利かせた甘めに仕上がった濃い目の“そばつゆ”に“港屋”らしい香辛料をたっぷりと加え、さらに別添されている“港屋 辛香(からかお)るラー油”を加えたことによって甘みのある“つゆ”にちょうど良いアクセントとなり、存在感の強い味わいに風味豊かな香りが印象的な仕上がりを想像させる材料がシンプルに並びます。
また、太麺仕様とのことで“油揚げめん”の項目には“そば粉”や“しょうゆ”なんかも使用されていて、風味豊かな“そば”らしい香りなんかも楽しめる一杯には期待できそうです!
JANコード 4902105261118 原材料名油揚げめん(小麦粉(国内製造)、そば粉、植物油脂、植物性たん白、食塩、しょうゆ)、スープ(食塩、植物油脂、粉末しょうゆ、糖類、豚脂、香辛料(胡椒、花椒、山椒)、チキン調味料、かつおぶし粉末)、かやく(ごま、味付鶏肉、ねぎ)/調味料(アミノ酸等)、加工でん粉、カラメル色素、リン酸塩(Na)、炭酸Ca、酸味料、香料、増粘剤(グァーガム)、甘味料(スクラロース、アセスルファムK)、酸化防止剤(ビタミンE)、香辛料抽出物、カロチノイド色素、ビタミンB2、ビタミンB1、(一部に小麦・そば・乳成分・ごま・さば・大豆・鶏肉・豚肉を含む)
栄養成分表示 [1食 (95g) 当たり]
熱量 417kcal
めん・かやく: 351kcal
スープ: 66kcalたんぱく質 13.2g 脂質 16.9g 炭水化物 53.0g 食塩相当量 8.8g
めん・かやく: 2.1g
スープ: 6.7gビタミンB1 0.33mg ビタミンB2 0.28mg カルシウム 153mg
開封してみた
フタを開けてみると、ご覧の通り粉末スープなどがすでに入っていて、先ほどもお伝えした通り、フタの上には“港屋 辛香るラー油”と記載された調味料が別添されています。
そして、こちらが今回唯一別添されている調味料となっていて、“虎ノ門 港屋”のロゴがさりげなく記載されていて、少量ではありますが、ラー油を含んでいるようですので、調理中は念のためフタの上で温めておくと良いでしょう!
また、具材には…
- ごま
- 味付鶏肉
- ねぎ
が入っています。
味付鶏肉はやや小ぶりな仕様のようですが、“ねぎ”はかなり大きめにカットされていて、ゴロゴロと数多く使用されているようですね!
そして、こちらしっかりと“そば粉”が練り込まれた濃い目の“太そば”となっていて、噛み応えのある仕上がりを想像させる濃い目の“そばつゆ”にもぴったりな麺が採用されているようですね!
調理してみた
では続いて熱湯を注ぎ5分待ちます。
そして出来上がりがこちら!
先ほどまでの麺や具材がふっくらとした仕上がりとなり、思ったよりも具だくさんな印象で、“ごま”がまた良い風味を引き立ており、なんと言ってもこの“太そば”仕様によって想像以上に食べ応えのある一杯…といった印象の出来上がりです。
そして、ここに先ほどの“港屋 辛香るラー油”を注いでいきます!
すると…ラー油らしく赤みを帯びた油分となっていて、濃い目に仕上がった“つゆ”にさらなるインパクトを加え、まさに“そば”業界に革命をもたらしたという力強い一杯にも見えますね!
そして、すでに“そば”の風味や鰹出汁の利いた香り、そして香辛料やラー油による風味豊かな香りが印象的な仕上がりとなっていて、かなりガツンとした味わいが楽しめそうな濃い目の“ラー油鶏そば”が表現されているようですね!
では、よーくかき混ぜてみましょう。
そして“つゆ”が全体に馴染むと…やはり濃い目の仕上がりのようで、“そば”の割にかなり色は濃く、“虎ノ門 港屋”らしいインパクトのある大胆な一杯が非常に印象的といったところでしょうか?こういった濃い目の“つゆ”には…なんと言っても“太そば”が合いますね!
また、具材は味付鶏肉をはじめ…“ねぎ”と“ごま”のみとなっているんですが、しっかりと香辛料やラー油が利いたことで風味豊かなボリューム感が表現され、全く物足りなさといった感じもなく、最近こそこういった濃い目の“そばつゆ”にラー油を加えたガッツリ系とも言うべく一杯もちらほら見かけますから、見慣れたということもあって食欲そそりますね!
食べてみた感想
一口食べてみると…鰹出汁とチキン調味料を利かせた甘めに仕上がった“つゆ”には、鰹もしっかりと旨味を引き立ててはいるものの、若干甘め・濃い目なキレのある口当たりに仕上がっています!
しかし胡椒や山椒・花椒などの香辛料が利いたことによって、甘ったるい後味はどこにもなく、さらに別添されていた“港屋 辛香るラー油”を加えたことによってピリッとした辛みがちょうど良いアクセントとなり、この甘辛いメリハリ効いた味わいによって最後まで飽きることなく風味豊かな“太そば”を楽しむことができるでしょう!
ちなみに山椒と花椒ならではの痺れはそこまで強くはなく、痺れる刺激的な辛さというよりも…今回の一杯を風味良く引き立て、さらにラー油との相性の良さを感じさせますね!
“太そば”について
今回使用されている新開発による“太そば”は、ご覧の通り“そば”らしい角刃仕様によって歯切れの良さが非常に心地良く、“そば粉”がしっかりと練り込まれたことによって風味も良く、なんと言ってもこの太い仕様によるガシガシと食べ進めていくような強い歯応えがたまりません!
そんな“太そば”には、鶏・鰹の出汁を溶け込ませた甘辛く濃い目に仕上がった“つゆ”がよく絡み、一口ずつに旨味が凝縮された甘辛く香辛料の利いた存在感抜群な味わいが口いっぱいに広がっていき、“そば”やラー油ならではの風味豊かな香りが後味良く抜けていきます!
また、想像以上にこの“太そば”には一本一本がストレートでインパクトある仕上がりとなっているせいか…非常にすすり心地の良さなんかも印象的で、すすった時に感じられる甘く濃い“そばつゆ”の味わいがガツンと楽しむことができるでしょう!
トッピングについて
トッピングにはまず、こちらの大きくカットされた“ねぎ”が入っていて、使用されている数にも申し分なく、ほどよく食感の良い薬味となったことで、濃い目に仕上がった“そばつゆ”にもぴったりですね!!
これによって、何度も“港屋”らしい濃い味に香辛料・ラー油を合わせたガツンとした味わいをじっくりと楽しむことができ、最後まで飽きることなく甘い鰹だしの“つゆ”を楽しむことができます!
また、こちらの味付鶏肉は、若干小ぶりではありますが食感は非常に柔らかく…さらにじっくりと味わってみると、“ラー油鶏そば”といった商品名通り若干甘めに仕上がった“つゆ”に利いた鶏の旨味をさらに引き立てる相性の良い具材となっていて、こちらはぜひスープに沈めておき、後ほど楽しんでみると良いでしょう!
他にも“ごま”が意外と多く含まれているようで、“ごま”ならではの香ばしさがラー油の風味豊かな辛みとも合いますね!
それによって、単純に辛さを足した甘く濃い目に仕上がった“そばつゆ”ではなく、香りまでもがしっかりと考えらたこだわりの一杯であることがよーく伝わってきます!
“つゆ”について
“つゆ”は鰹出汁を利かせ、さらに鶏の甘みが際立った濃い目の“つゆ”がベースとなり、コク深く濃厚とも言える飲み応えのある仕上がりはもちろん、この甘さをたっぷりと使用した胡椒や山椒・花椒によってバランス良く調和しているようで、素材の甘みが引き立っているものの、変に甘ったるさが強調された味わいというわけではありません!
さらに…幻の名店“港屋”には欠かせないラー油がしっかりと利いていますから、ピリッとした辛さがちょうど良いアクセントとなったことで、ガツンとした濃厚とも言える味わいにもかかわらず最後まで全く飽きることなく楽しめるこの味わいはクセになりますね!
そして食べ進めていくに連れて、ほんのり汗を誘う香辛料やラー油の辛さがなんとも心地良く感じられます!
…というかこの濃い目に仕上がった“つゆ”は、鶏・鰹出汁の利いた甘めな仕上がりに香辛料を加え、さらにラー油によって味に締まりや辛みといったアクセントを表現し、さらに大きくカットされた“ねぎ”による薬味、そしてさりげなく風味を引き立てる“ごま”による絶妙なバランスが考え抜かれているとも感じられますね!
そこに、非常に相性の良い食べ応えのある“太そば”が合わさっていますから…ガッツリ系の“そば”として十二分に食欲を満たしてくれるはずです!
食べはじめは若干甘いかな?と思わせておきながらも、そのすぐ後からはたっぷりと利いた香辛料やラー油によって素材の甘さが旨味として引き立ち、何度も味わってみたくなりますね。。
このように、今回の“虎ノ門 港屋 辛香るラー油の鶏そば”は、鰹出汁の利いた甘めに仕上がった“つゆ”がベースとなり、そこに胡椒や山椒・花椒を利かせたことによって甘ったるさをうまく調和させ、さらに“港屋”らしいラー油を加えたことで、ピリッとした辛みが後引く旨味をより一層引き立てるガツンとした口当たりが印象的な仕上がりとなっていたため、お好みによってはラー油や七味などの香辛料をさらに追加してみても良いかもしれません!
まとめ
今回「虎ノ門 港屋 辛香るラー油の鶏そば」を食べてみて、“そば”業界に革命をもたらした虎ノ門の名店“港屋”のガッツリ系とも言える濃いめの“つゆ”に香辛料・ラー油をたっぷりと合わせたことで、食べ応えのある味わいがクセになり、噛み応えのある“太そば”の食感なんかも心地良い最後まで全く飽きることのない仕上がりとなっていました!
そしてこの素材の旨味を活かした甘さと香辛料、さらにアクセントとなるラー油とのバランスによって絶妙な味わいを表現していたため、幅広い層の方に好まれる一杯と言えるのではないでしょうか?
ということで、気になる方はぜひ食べてみてくださいねー!それでは!
この記事を読んだあなたにおすすめ!