「EDGE 鬼背脂 濃厚こってり油そば」を食べてみました。(2021年1月25日発売・エースコック)
この商品は、“驚き&やりすぎ”をテーマとする“EDGE(エッジ)”シリーズの新商品ということで、今回は大量のアブラ(脂)が楽しめるギトギト・濃厚・こってりな食べ応え抜群な“油そば”に仕上げ、もちろん背脂もたっぷりと使用したやりすぎなアブラ量が一際目を惹くインパクトのある一杯が登場です!
それも…数種類ものオイリーな背脂に別添されている調味油を加えることでアブラ感がより一層増し、見た目・ 風味ともに脂ギッシュな調味タレに仕上がり、まさにアブラの味で麺を食べているかのような超濃厚こってりな一杯、“EDGE 鬼背脂 濃厚こってり油そば”となっております。(税抜き260円)
ご覧の通り、パッケージには“驚き&やりすぎ”といったシリーズのコンセプトはもちろん、“鬼背脂 濃厚こってり油そば”といった今回の商品名も掲載されており、文字通りこってりとした脂と背脂をたっぷりと加えた胃がもたれそうなほどやりすぎ・オイリーな一杯に仕上がっているようですね!
一方こちらには…“濃厚背脂めしあがれ”、“アブラを食べる油そば”と記載されているように、今回の“油そば”には背脂はもちろん…動物系の脂などの油分がたっぷりと加えられ、ギトギトとしたテイストに仕上がり、まさにアブラを食べているかのようなこってりとした一杯が最大の特徴であり、“油そば”というだけあって、お好みによっては別途追加トッピングやラー油、さらに相性抜群な“お酢”を予め用意しておいても良いかもしれませんね!
※“油そば”はお好みの具材、ラー油とお酢をたっぷりと混ぜ合わせて食べるというのが醍醐味です。
そしてその背景には…ポークの旨味を中心に動物系の旨味・脂、そして数種類もの背脂や別添されている調味油を加えることによって、より一層アブラ感が増した見るからにギトギトとした脂こってりなタレが食べ応えのある太麺にしっかりと絡む仕上がりイメージなんかも掲載されていて、これを見る限り具材には…揚げ玉・ねぎ・唐辛子が使用されているようです!
“油そば”と言えば…容器底にポークを利かせた濃厚な醤油ダレが特徴的なんですが、今回の“EDGE 鬼背脂 濃厚こってり油そば”に関しては醤油感というよりも遙かに脂を全面に押し出した強烈なアブラの旨味・こってり感が楽しめる一杯のようで、味変用に様々な香辛料・調味料を用意して味を調整してみても面白いかもしれません!
他にも特徴として…麺は太麺・丸刃で、ほどよい弾力とつるっと滑らかな食感を兼ね備え、さらに原材料を見る限り食塩や醤油などでさり気なく味付けが施されたことによって動物系の旨味や脂、さらに背脂のコクやこってりとしたアブラを凝縮させたタレとしっかりと馴染み、ギトギトこってりとした濃厚な味わいが最後までじっくりと楽しめるというわけです!
パッケージに掲載されていた仕上がりイメージからして強烈な脂っこさを感じさせるギトギトとしたタレが表現され、口の周りはテカテカ…“くどさ”を感じさせるほどのドロドロなアブラがぎっしりと詰まっているかと思いきや、思ったよりも後味すっきりとした印象で、確かに容器底には脂・油分が溜まっていて、大粒の背脂もたっぷりと使用されてはいたものの、ある意味シリーズらしくないというか、そこまでの驚きではなく、ほどよいこってり感が楽しめる“油そば”となっていました!
これは特に、濃厚・こってりな“油そば”が好みの方はもちろん、各種香辛料や調味料を自分好みに調整して旨味溢れる味わいをたっぷりと楽しみたい時におすすめの一杯と言えるでしょう。
EDGE 鬼背脂 濃厚こってり油そば
今回ご紹介するカップ麺は、“驚き&やりすぎ”をテーマとする“EDGE”シリーズの新商品ということで、動物系の旨味・脂にたっぷりと背脂を加え、別添されている調味油を加えることによってさらに濃厚感・こってり感が際立ったタレに仕上がり、そこにもっちりとした食べ応えのある太麺が相性良くマッチしたボリューム感のある一杯、“EDGE 鬼背脂 濃厚こってり油そば”となっています。
ご覧の通り今回の容器は“どんぶり型”となっているんですが、底の方も幅が広い仕様となっていることからもしっかりとした食べ応えをイメージさせ、さらに濃厚・こってりとした脂を強調するかのような黄色を基調に“濃厚背脂めしあがれ”といった文言が非常に印象的で、見るからに脂こってりな“油そば”に仕上がっていることを思わせますね!
ちなみにこの“EDGE”シリーズは、これまでも以下のような“驚き&やりすぎ”をテーマにしたフレーバーが各種登場していて、今回は非常に久しぶりの登場であり、中でも特に辛さに際立ったフレーバーはかなり強烈な存在感がありましたので個人的にも再発売してほしいところ!!!
- EDGE 鬼辛とんこつラーメン(2015年6月22日発売)
- EDGE 鬼シビ辛みそラーメン(2016年2月22日発売)
- EDGE 辛節かけすぎカレーうどん(2017年12月18日発売)
- EDGE チーズかけすぎチリトマト味ラーメン(2017年12月18日発売)
- EDGE シゲキング 鶏しおレモン味ラーメン(2018年5月28日発売)
- EDGE シゲキング 生姜味噌ラーメン(2019年11月4日発売)
他にも最近ではコラボ商品として以下のようなフレーバーが発売されているため、“EDGE”シリーズ自体の存在はご存知の方も多いのではないでしょうか?(とにかく“やりすぎ”なテイスト・フレーバーが特徴的で個人的にはかなり好みのシリーズです。)
- EDGE×わかめラーメン ごま・しょうゆ 35周年なのでわかめ3.5倍(2018年6月11日発売/2020年6月22日再発売)
- EDGE×わかめラーメン ごま・みそ 35周年なのでわかめ3.5倍(2018年6月11日発売)
- EDGE×ワンタンメン タンメン味 こぶた誕生60thでこぶたなると6.0倍(2019年6月17日発売)
- EDGE×わかめラー油蕎麦 わかめ3.5倍(2020年6月22日発売)
また、容器側面には大きく“大量のアブラをお楽しみ下さい”と記載されており、今回の“EDGE”シリーズはこのアブラに拘った一杯に仕上げ、こってりとした胃もたれするほどの脂っこさが表現されているものと思われます!
それでは、今回の“EDGE 鬼背脂 濃厚こってり油そば”がどれほど濃厚こってりとした脂が凝縮された仕上がりとなっているのか?背脂によるコクや別添された調味油に含まれる脂との兼ね合いはもちろん、なんと言ってもほどよく味付けが施された食べ応えのある太麺との相性やバランスなどなど…じっくりと確認していきたいと思います!
カロリーなど栄養成分表について
では気になるカロリーから見てみましょう。
ご覧の通り637kcalとなっております。(塩分は4.7g)
カロリーは、“アブラを食べる油そば”というくらい強烈な脂っこさが表現された一杯の割にそこまで高い数値というわけではなく、一方で塩分はかなり低めな数値となっています。(カロリーは決して低い訳ではありませんが…)
ちなみに1食当たり126g、麺の量は90gとのこと。
個人的には“EDGE”シリーズがパッケージにここまで大々的にアブラを推しているくらいなので、もしかしたら800〜900kcalくらいあるのかと思いましたが…これはちょっと微妙ですね。。アブラはアブラでもそこまで濃厚ではないのかもしれません!
原材料について
では原材料も見てみます。
タレには、動物油脂や背脂加工品をはじめ…
- しょうゆ
- 植物油脂
- 食塩
- ポークエキス
といった、数種類もの背脂のコクに別添されている調味油を加えることによって、より一層脂っこさが引き立ち、醤油ならではのキレの良さとともに相性良くマッチした濃厚・こってりとした味わいを想像させる材料が並びます。
また、麺の項目を見てみると…食塩や“しょうゆ”といった材料が確認でき、ほんのりと味付けが施されていることがわかりますね!
JANコード 4901071207847 原材料名油揚げめん(小麦粉(国内製造)、植物油脂、食塩、しょうゆ)、たれ(動物油脂、背脂加工品、しょうゆ、植物油脂、食塩、ポークエキス、たん白加水分解物)、かやく(揚げ玉、ねぎ、唐辛子)/加工でん粉、酒精、炭酸Ca、調味料(アミノ酸等)、かんすい、酸化防止剤(ビタミンE)、カロチノイド色素、酸味料、香料、カラメル色素、ビタミンB2、ビタミンB1、(一部に小麦・大豆・鶏肉・豚肉・ゼラチンを含む)
栄養成分表示 [1食 (126g) 当たり]
熱量 637kcal たんぱく質 7.9g 脂質 38.4g 炭水化物 64.9g 食塩相当量 4.7g ビタミンB1 0.46mg ビタミンB2 0.51mg カルシウム 307mg
開封してみた
フタを開けてみると、ご覧の通り調味たれ、後入れかやく、調味油といった3つの調味料などが入っています。
そしてこちらが今回使用されている調味料などの3パックとなっていて、“調味たれ”には恐らく背脂が含まれていると思われる割とさらっとした状態で、同じく調味油も脂っこさを引き立てる油分が利いているんでしょうけど、どちらもドロッとした感じではありませんでしたので、調理中はフタの上で軽く温める程度で十分かと思われます!
ただ、どうしても強烈にアブラを全面に押し出したテイストの割に使用されている調味料などが少ない気がしますね。。やはり思ったよりもアブラは控え目なのでしょうか?
また、麺はご覧の通り太麺・丸刃仕様で、湯戻りする以前からすでにもっちりとした弾力や食べ応え抜群なボリューム感を思わせる味付けが施されたフライ麺となっています!
調理してみた
では続いて熱湯を注ぎ5分待ちます。(必要なお湯の目安量:680ml)
そして出来上がりにしっかりと湯切りをしたところがこちら!
先ほどまでの太麺がさらに太さを増し、もっちりとした弾力が加わったことでボリューム感たっぷりと楽しめる濃厚な一杯…といった印象の出来上がりです。
ではここに先ほどの“調味たれ”を加えていきます!
すると…まずはじめにサラッとした動物系の旨味・脂と思われる油分がたっぷりと出て来ます!
その後、大粒の背脂がたっぷりと出てきますので、しっかりと絞り込んで入れていきましょう!
さらに調味油も加えていきます!
こちらは割と少量ながらも見るからにラードのような脂となっていて、これによってさらに脂っこさが引き立てられるとのこと!!
そしてこれら脂・油分は非常にサラッとした状態となっていたため、すぐに容器底へと沈んでいき、ご覧の通り大小の異なる背脂がたっぷりと使用されていることが確認できますね!
では、よーくかき混ぜてみましょう。
写真ではちょっと確認しにくいかもしれませんが…容器底にはたっぷりと油分・脂が溜まっています!この辺に関しては非常に脂っこさを感じさせるわけですが、ドロッとした感じではない辺りがどうしても気になります。。
こうしてタレが全体に馴染んだら、最後に“後入れかやく”を加えて完成となります!
ちなみにこの“かやく”には…
- 揚げ玉
- ねぎ
- 唐辛子
が入っています。
こうして完成となるわけですが…脂っこさを感じさせるツヤのあるタレがしっかりと太麺にコーティングされているものの、パッケージに掲載されていたようなイメージとは異なるようですね。。
“EDGE”シリーズは本当に振り切ったテイストで、なおかつ久しぶりの登場ということもあって個人的にかなり期待していたんですが、濃厚・こってり、脂ギットリとした仕上がりというわけではないようでしたので、やはり“油そば”らしくラー油や“お酢”、好みのトッピングを追加して自分好みの味わいで思い切り楽しんでみるのもありでしょう!!
とは言え、この容器の底にはアブラをたっぷりと利かせた濃厚なタレが溜まっていますから、しっかりと混ぜながらいただくと…今回の“鬼背脂 濃厚こってり油そば”の美味しさをたっぷりと楽しむことができるかと思われます!(ただ、見た目からして醤油感が弱くも感じられたため、醤油をちょい足ししてみても良いかもしれません。)
食べてみた感想
一口食べてみると…やはり見た目通り確かに脂っこさはあるものの、“アブラを食べる油そば”や“大量のアブラをお楽しみください”といった文言はちょっと言い過ぎな気がしますね。。風味としては良い意味で豚の香りを加えているんでしょうけど、“くどさ”を感じさせるほどのこってり感は残念ながらありません。
そしてなんと言っても醤油感が足りない。。そのため、味の薄い脂っこいタレで中太の太麺を食べているような感じで、その辺に関しては確かにアブラを食べる“油そば”ではあるんですが、脂っこさに伴った“醤油ダレ”が弱いため、先ほどもお伝えした通り醤油をちょい足ししたり、“油そば”らしくラー油や“お酢”を加えて自分好みのテイストで味わってみると良いでしょう!これはデフォルトで食べるのはちょっともったいないです。。
麺について
麺は、ご覧の通りエースコックらしい太麺・丸刃仕様で、もっちりとした弾力とほどよいコシを兼ね備えた食べ応え抜群な仕上がりとなっています!
そんな太麺には、背脂のコクや動物系の旨味・脂、そして別添されている調味油による脂がこってり感を引き立てる濃厚なタレがよく絡み、一口ずつにコク深くまろやかな脂の旨味が口いっぱいに広がっていき、脂っこさを表現するにはぴったりな豚の香りが後味良く抜けていきます!…というか容器底からしっかりと混ぜていただくと脂っこさは確かに感じられますが、やはりどうしても“醤油ダレ”が弱く感じられますね。。
トッピングについて
トッピングにはまず、こちらの揚げ玉が入っていて、小ぶりながらもサクサクとした食感が心地良く、さらに香ばしい風味を際立たせ、最後まで脂感が楽しめる相性抜群な具材となっています!
また、こちらの背脂は割と多めに入っており、数種類の背脂原料を使用したタレと同じく大小マチマチで、じっくりと味わってみると、背脂自体にこってりとした脂っこさはなく、こちらはコク深さを際立たせる濃厚背脂の一部として深みのある味わいを表現しているようです!
他にも“ねぎ”や唐辛子が豊富に使用されており、ピリッとした辛みによるアクセントや、ちょうど良い薬味としてタレの旨味を際立たせ、さらに後味すっきりと感じさせる具材として彩り良く添えられています!
そして、これらの具材をたっぷりと太麺に絡めて食べてみると…背脂の旨味やサクサクとした食感、さらにピリッとした辛みや香ばしさが加わり、より一層アブラの旨味が楽しむことができるでしょう!
タレについて
タレは先ほどもお伝えした通り動物系の旨味・脂、そして数種類もの背脂原料を使用し、さらに別添されている調味油を加えることによって、より一層アブラ感が増して楽しめる濃厚・こってりな仕上がりとなっています!
ただ、“驚き&やりすぎ”でお馴染み“EDGE”シリーズらしくないと言うんでしょうか?想像していたよりも遙かに食べやすいこってり感・脂っこさで、パッケージに掲載されていたようなギトギト脂ギッシュ・オイリーな仕上がりとは若干異なるようです!
とは言え、背脂などのオイリーな油分がたっぷりと使用されていることに間違いなく、個人的には醤油感が物足りなく感じられたため、お好みによっては各種香辛料や調味料を加えて味を調整してみると、より一層美味しくいただけるのではないでしょうか?
このように、今回の“EDGE 鬼背脂 濃厚こってり油そば”は、数種類もの背脂原料に調味油を加えることでアブラ感が増し、さらに風味にも脂っこさ・豚の風味を加えたことで“アブラを食べる油そば”というだけあってオイリーなテイストに仕上がり、そこに太麺・丸刃仕様・味付けを施した麺がしっかりとした食べ応えを表現、それによってアブラの旨味に際立った存在感のある一杯となっていたものの、脂っこさだけが強調されていて醤油感が物足りなく感じられたため、お好みによっては醤油そのものをちょい足ししてみたり、“油そば”らしく様々なトッピングの追加、またはラー油や“お酢”などを加えてキリッとしたシャープな口当たりを引き立ててみても良いでしょう!
まとめ
今回「EDGE 鬼背脂 濃厚こってり油そば」を食べてみて、背脂原料や調味油に含まれるアブラ感など…とにかく濃厚なアブラを強調した脂っこいテイストのタレには、醤油感よりも遙かに動物系の旨味・脂がこってり感を際立たせ、確かに大量のアブラが楽しめる仕上がりではありましたが、その分キレの良さが弱く感じられ、肝心の脂っこさも中途半端な感じでしたので、“油そば”の醍醐味である様々な調味料などを自分好みで加えてみると劇的に美味しく感じられるかと思われます!
これは恐らく文字通りギットリとしたアブラをたっぷりと加えると“くどさ”・脂っこい…といった感じだけが残りますから、最後まで食べ飽きることのないほどよいアブラが楽しめる程度に仕立て上げているのかもしれませんね!個人的にもちょっと中途半端な感じがしましたので、ぜひこれをベースに自分好みにアレンジしてみると、より一層旨味溢れる“油そば”として楽しめるのではないでしょうか?
ということで、気になる方はぜひ食べてみてくださいねー!それでは!
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