「たらこバター味焼そばモッチッチ」を食べてみました。(2023年3月6日発売・エースコック)
この商品は、鰹出汁や醤油をベースに“たらこ”の旨味とバター風味を利かせ、さらに具材にもさり気なく“たらこ加工品”を使用した上品な“たらこ”の味わいを“モッチッチ”流にアレンジ・再現、他にも“玉ねぎ”を炒めたような風味やラードの旨味を加えることによってシリーズらしい“もちもち真空仕立て麺”と絶妙にマッチし、以前ご紹介した“たらこ味焼そばモッチッチ だし塩仕立て(2018年11月19日発売)”とはひと味違った“たらこ”の旨味とほんのり香るバターの風味がクセになる一杯、“たらこバター味焼そばモッチッチ”となっております。(値段:税別214円)
ご覧の通り、今回の“モッチッチ”は“たらこバター味”といった定番の味わいをシリーズらしくアレンジした一杯となっており、そもそも“たらこ”や鰹出汁などを醤油味で仕上げた安定感のあるフレーバーは誰もが好む旨味溢れる味わいとも言え、女性層をターゲットとしているせいか濃厚感に関してはやや控え目であっさりとしたテイストが強調され、まさに“シーンを選ばず手軽に食べられる!”といったコンセプト通り気軽に楽しむことができ、パッケージにもどこか可愛らしい雰囲気を感じさせる配色やフォントが使用されています!
また、こちら容器側面には…鰹出汁や醤油をベースに“たらこ”の旨味とバター風味をバランスよく利かせた旨味溢れるソースがモチモチとした中細麺にしっかりと絡み、各種具材が盛り付けられた仕上がりイメージが掲載されていて、これを見る限り具材には…シンプルにキャベツ・“ねぎ”が使用されているようです!
これは…見るからに安定感のある“たらこバター”ならではの味わいが予想され、やみつき感のあるテイストが気軽に楽しめる一杯ということで、出汁染みる風味豊かな“焼そば”に期待できそうです!そして鰹出汁や醤油をベースにしたソースに“たらこ”の旨味やバター風味を加え、メリハリのある味わいがクセになるフレーバーということもあって女性層からの評判も良いんじゃないでしょうか?
※この“もちもち真空仕立て麺”は、麺の密度を高めることによって新食感を表現しているとのこと。
他にも特徴として…麺は“モッチッチ”シリーズならではの密度感の高い“もちもち真空仕立て麺”による生麺のような食感に仕上がり、鰹出汁や醤油をベースに“たらこ”の旨味とバターの風味をバランスよく合わせたことによって本格感のある“たらこバター味”に仕上げた風味豊かな味わいが最後まで飽きることなく楽しめるというわけです!
鰹出汁や醤油を利かせた焼そばソースには、商品名の“たらこバター味焼そばモッチッチ”といったイメージにぴったりな“たらこ”の旨味を利かせた品のある仕上がりとなっていて、やはり女性層をターゲットにしているシリーズらしく全てにおいて落ち着いた仕上がりとなっており…濃厚感が非常に弱く、そこにほんのり“たらこ”特有の旨味やバター風味が香ることで確かに安定感のある“たらこバター味”といったテイストではありますが、これと言って突出した特徴もなく好みがはっきりと分かれるフレーバーで若干中途半端な印象が残る味わいとなっていました!
これは特に、“たらこ”味の焼そばやモチモチな生麺タイプの食感が好みな方はもちろん、鰹出汁や醤油をベースに“たらこ”の旨味やバター風味をバランス良く合わせた安定感のあるテイストにシリーズ特有の“もちもち真空仕立て麺”がよく絡み、場所を選ばすオシャレにカップ麺を楽しみたい時におすすめの一杯と言えるでしょう。
たらこバター味焼そばモッチッチ
今回ご紹介するカップ麺は、“手づくり”のようなモチモチとした食感やスタイリッシュな容器が特徴的な“モッチッチ”シリーズの新商品ということで、鰹出汁や醤油をベースに“たらこ”の旨味やバター風味をバランス良く合わせたことによって安定感のある“たらこバター味”をイメージし、まさにふんわり香るバターの風味が食欲そそる雰囲気ある味わいがじっくりと楽しめる一杯、“たらこバター味焼そばモッチッチ”となっています。
※売っている場所:今回はヨドバシの通販で購入
ご覧の通りパッケージは“たらこ”を彷彿とさせるピンクを基調に女性層がターゲットというだけあってスタイリッシュでありながらも可愛らしさを表現したデザインがあしらわれ、今回はお馴染み“焼そばモッチッチ”と、シリーズ史上初となる“焼うどん”を表現した一杯、“焼うどんモッチッチ だし醤油味”のリニューアルと同時発売されています!
ちなみにこの“モッチッチ”シリーズと言えば…エースコック独自の市場調査によるアンケート結果を元に女性をターゲットに開発されたもので、以下のような項目が特徴のシリーズです!
- 持ちやすく・スタイリッシュなパッケージ
- 熱が逃げにくい口の狭い容器
- 生麺のようなもっちりとした食感の麺
そしてこちらにも“ホカホカ長続き ボックス型容器”と記載されているように、このシリーズは上記の通り持ちやすさが考慮されており、それによって最後まで熱々のまま楽しめるとのこと!(実際には容器の口が狭いせいで非常に混ぜにくく…後半にもなると普通に冷めています。。)
また、エースコックの独自技術“もちもち真空仕立て麺”によってモチモチ感やコシのある弾力など…まるで“手づくり”の味わいを表現したシリーズということで登場した第1弾となる“焼そばモッチッチ(2017年6月19日発売)”をはじめ…“塩焼そばモッチッチ ふわり鰹だし(2017年9月25日発売)”や“五目中華焼そばモッチッチ オイスターソース仕立て(2018年6月4日発売)”、さらに“たらこ味焼そばモッチッチ だし塩仕立て(2018年11月19日発売)”や“塩レモン焼そばモッチッチ 瀬戸内レモン仕立て(2019年6月3日発売/2021年6月7日リニューアル発売)”などバラエティに富み、女性に支持を得られそうなフレーバーが定期的に発売されてきました!
そんなシリーズ発売5周年を迎える中、2022年8月29日には“焼そばモッチッチ”がリニューアル、そして“塩焼そばモッチッチ ふわり鰹だし(2017年9月25日発売/2022年3月28日リニューアル発売)”の終売に伴い新たに登場した“韓国旨辛焼そばモッチッチ ヤンニョムだれ”と“焼うどんモッチッチ だし醤油味”を盛り上げようということで、セブン-イレブン限定で“焼そばモッチッチ 台湾まぜそば”と“焼そばモッチッチ 汁なし担々麺”が2022年8月23日に同時発売されています!(この2商品に関してはセブン-イレブン限定ではありますが、エースコックのロゴが入っているため、PB商品ではなく“留型”と呼ばれる商品となっています。)
そのため、今回は2022年8月29日以来久しぶりの登場となっており、以前発売されていた“たらこ味焼そばモッチッチ だし塩仕立て”と若干似通ったフレーバーではありますが…安定感のある“たらこバター味”ですから、恐らく申し分のない味わいが楽しめるのではないでしょうか?
それでは、今回の“たらこバター味焼そばモッチッチ”がどれほど鰹出汁や醤油をベースに“たらこ”の旨味やバター風味を利かせた安定感のある仕上がりとなっているのか?シンプルながらも具材に使用されたキャベツや“ねぎ”、“たらこ加工品”との兼ね合いはもちろん、なんと言ってもモチモチとした食感に仕上がった“モッチッチ”シリーズならではの中細麺との相性やバランスなどなど…じっくりと確認していきたいと思います!
カロリーなど栄養成分表について
では気になるカロリーから見てみましょう。
ご覧の通り426kcalとなっております。(塩分は3.5g)
カロリーは、フライ麺・汁なしカップ麺(カップ焼そば)の割に鰹出汁や醤油をベースに“たらこ”の旨味を利かせた優しい味わいで、女性をターゲットとしているからでしょうか?やや低めな数値のようで、塩分も同じく低めな数値となっています。
ちなみに1食当たり94g、麺の量は85gとのこと。
また、このカロリーと塩分の数値を見てみると…特に動物系の脂・油分などがたっぷりと使用されているわけでもありませんので、素材の旨味を存分に活かした“たらこバター味”といった優しいテイストを表現し、モチモチとした食感とともにカロリーもそこまで高くないとくれば…女性層にもうまくマッチした一品とも言えるでしょう!
原材料について
では原材料も見てみます。
ソースには、植物油脂や豚脂をはじめ…
- 粉末しょうゆ
- 魚醤(魚介類)
- 乳化油脂
- たらこ加工品
- 食塩
- 魚介調味料
- 香味油
- カツオブシパウダー
- 魚介エキス
- 香辛料
- バター加工品
といった、鰹出汁や醤油をベースに“たらこ”やバター風味をバランス良く合わせた優しいテイストのソースに仕上げ、じんわりと染み渡る魚介系の旨味が相性良く馴染んだ安定感のある味わいを想像させる材料が並びます。
また、麺の項目を見てみると…これまで発売されてきたシリーズお馴染みの材料が使用されているようで、今回も同じく生麺を再現したエースコックの独自技術“真空仕立て麺”によってモチモチとした食感が楽しめそうです!(実際はフライ麺となっています。)
JANコード 4901071400552 原材料名油揚げめん(小麦粉(国内製造)、植物油脂、食塩、植物性たん白、たん白加水分解物)、添付調味料(植物油脂、豚脂、砂糖、粉末しょうゆ、魚醤(魚介類)、乳化油脂、たらこ加工品、たん白加水分解物、食塩、魚介調味料、香味油、カツオブシパウダー、魚介エキス、香辛料、バター加工品、全卵粉)、かやく(キャベツ、ねぎ)/加工でん粉、調味料(アミノ酸等)、炭酸Ca、ソルビット、かんすい、香料、乳化剤、カロチノイド色素、酸化防止剤(ビタミンE)、微粒二酸化ケイ素、酸味料、ベニコウジ色素、(一部に小麦・卵・乳成分・さけ・さば・大豆・魚醤(魚介類)を含む)
栄養成分表示 [1食 (94g) 当たり]
熱量 426kcal たん白質 8.3g 脂質 16.4g 炭水化物 61.4g 食塩相当量 3.5g カルシウム 234mg
開封してみた
フタを開けてみると、ご覧の通り“もちもち真空仕立て麺”によるモチモチとした食感が特徴的な中細麺や具材などがすでに入っていて、他には…仕上げシーズニング、香味油(麺ほぐし)といった2種類の調味料などが入っています。
そして、こちらが今回使用されている調味料などの2パックとなっていて、麺をほぐす香味油と“たらこ加工品”を含む仕上げシーズニングによる仕様となっており、特に香味油に関してはイメージ通り非常にサラッとした状態でしたので、調理中はフタの上で軽く温めておく程度で十分かと思われます!
そして、具材には…
- キャベツ
- ねぎ
が麺の裏に隠れてすでに入っています。
今回は“たらこバター味”といったソースに重点を置いた一杯ということもあって具材に関しては非常にシンプルではありますが、シャキシャキとしたキャベツの食感と旨味を引き立て、香味野菜によって全体の美味しさを引き立てる具材が取り揃えられているようです!
また、麺はご覧の通りエースコックの独自技術“もちもち真空仕立て麺”による中細といったところでしょうか?すでにもちっとした弾力を思わせるような通常見かけるカップ麺の麺とはまた若干仕様が異なる生麺のような“てづくり感”のあるフライ麺が採用されています!
調理してみた
では続いて熱湯を注ぎ4分待ちます。(必要なお湯の目安量:460ml)
そして出来上がりにしっかりと湯切りをしたところがこちら!
しっかりと湯戻りしたことで先ほどまでの麺や各種具材がふっくらとした仕上がりとなり、特に麺にはモチモチ感が増したことでシリーズらしい弾力が加わり、まだ別添されている香味油・仕上げシーズニングを加える前の状態ではありますが、鰹出汁や醤油をベースに“たらこ”の旨味とバターの風味をバランス良く合わせた優しいソースに仕立て上げ、最後まで飽きることのない味わいが気軽に楽しめる風味豊かな一杯…といった印象の出来上がりです。
では、ここに先ほどの香味油を加えていきます!
すると…“麺ほぐし”と記載されているだけあって、無色透明な油分となっているものの、ほんのり魚介系やバターの旨味も含まれているのでしょうか?食欲そそる風味がほんのりと香り立ち、量自体は少なめですが、しっかりと絞り込んで入れていきましょう!
そのため、この香味油を加えても見た目としての変化はほとんどなく、ツヤのあるちょっとした油分が確認でき、若干ダマになった麺をほぐすのにちょうど良い油分となっているようで、まずはこちらでしっかりと麺をほぐしてから仕上げシーズニングを加えると全体の馴染みも良くなるはずですので、香味油でしっかりと混ぜ、その後に仕上げシーズニングを加えて混ぜ合わせていきましょう!(恐らくこれらを一緒に混ぜるとダマになってなお麺に馴染みにくくなってしまうと思われます。)
そして、香味油を麺全体に馴染ませてほぐしたら続いて仕上げシーズニングを加えていきます!すると、こちらには“たらこ加工品”が含まれているようで、一気に食欲そそる“たらこ”の風味が広がっていき…と思いきや、“たらこ”などの魚介系の風味はかなり控え目で旨味としてちょうど良い塩気などをプラス、それによって品のある落ち着いた“たらこバター味”がじっくりと楽しめそうです!
ご覧の通り仕上げシーズニングに含まれる粉末は非常に多めで粒子も細かく、一見ダマになりそうな感じもありますが、先に馴染ませておいた香味油(麺ほぐし)によって思いのほか全体の馴染みは良さそうです!ただ、“たらこ”・バターともに風味はかなり控え目といった印象です…
では、よーくかき混ぜてみましょう。
ご覧の通り“モッチッチ”シリーズの容器は空気が触れる面積を少なくした小さめの口径によって熱が冷めにくいんですが、それによって若干混ぜにくさといった感じはあるんですよね。。
ただ、先に香味油を馴染ませ、仕上げシーズニングといった粒子の細かな仕様ということもあって、案外すんなりとモチモチとした麺にも馴染んでいきます!…というかこの容器のせいか、本当に麺量85gもあるのか微妙なほど全体のボリュームは少なめに感じられます!
こうして仕上げシーズニングが全体に馴染むと…やはり思ったより風味は比較的弱く、鰹出汁や醤油をベースに落ち着いた雰囲気の味わいが表現され、“玉ねぎ”を炒めた風味というのも控え目となっており、個人的にはもう少ししっかりとした味わい・風味の方が女性層にも好まれると思うんですが…これはこれで最後まで飽きの来ない安定感のある味わいがもっちりとしたシリーズらしい麺とともにじっくりと楽しめそうです!
また、具材に使用されているのはキャベツと“ねぎ”のみといった非常にシンプルな仕様となっているため、今回の“たらこバター味焼そばモッチッチ”は主に麺と拘りの焼そばソースで楽しむ一杯であり、さり気なく使用された“たらこ加工品”とともに全体をしっかりと混ぜるほどに満足度も増していき、何と言ってもモチモチとしたシリーズならでは“手づくり”のような食感の麺とコク深く旨味が凝縮されたソースがバランス良く融合し、定番とも言える味わいが楽しめるとあって女性だけでなく幅広い層の方にとっても満足のいく一杯といったところではないでしょうか?
食べてみた感想
一口食べてみると…鰹出汁や醤油をベースに“たらこ”の旨味とバター風味を利かせた品のある優しい仕上がりとなっていて、“たらこ”の旨味も利いているんでしょうけどかなり控え目ということで出汁染みる味わいというよりも非常に落ち着いた雰囲気のテイストに感じられるため、あっさり系の“たらこバター味”といった印象が強く、それによって“くどさ”といった感じもありませんし最後まで飽きの来ないフレーバーと言えるでしょう!ただ…個人的には非常に中途半端なイメージが強く、どうしてもターゲットが女性層ということもあって全体的に味は控え目といったところ!
これはどうなんでしょう?個人的には“たらこ”ならではの塩気を伴う旨味にバターの風味が優しく香り立ち、やみつき感のある美味しさがクセになるテイストを期待していただけあって微妙ですね。。特にメインとなる“たらこ”の旨味自体も弱いですし、ベースの鰹出汁と醤油に関しても頼りなく…メリハリもなくただただ“たらこバター”の雰囲気だけを楽しむ焼そばソースとなっていたため…お好みによっては魚粉や“たらこ”そのものを加えて濃い目にして味わってみたいですね!そのため、まずはデフォルトで味わってみて味を調整してみても良いでしょう!
また、今回は“たらこバター味”ということもあって辛みはほぼなく…ベースに使用されている鰹出汁や醤油のキレのみとなっているため、何度じっくりと味わってみてもあっさりとしていて存在感が薄く感じられます。。これはコンセプトからなのでしょうか?味付けは全体的に控え目で、なんと言っても動物系の旨味が豚脂程度なので食べ進めていくに連れて麺がパサついた印象となってしまい、もちろん脂っこさがないので食べやすいフレーバーではありますが、この辺りに関しては少し物足りなさはあります!
通常、“たらこバター”と言えば“つまみ”にもぴったりな塩気と旨味が凝縮され、バターによって濃厚感すら感じさせる味わい深いテイストをイメージさせるんですが…実際には幅広い層に好まれそうな仕上がりでありながらもどうしてもパンチが弱く、全体的に旨味が控え目ということに加え麺のパサつきも気になりますね!とは言え、この軽やかなテイストが“モッチッチ”シリーズらしさでもありますので、あっさり系が好みの方にはハマるのではないでしょうか?
麺について
麺は、アンケート結果から生まれたモチモチ感やほどよいコシを兼ね備えた生麺さながらの食感が“もちもち真空仕立て麺”によって表現されていて、シリーズらしい弾力のある仕上がりとなっています!
そんな麺には…鰹出汁や醤油をベースに“たらこ”の旨味やバターの風味を利かせた焼そばソースがよく絡み、一口ずつに優しく染み渡る魚介系の旨味や醤油のキレなどが口いっぱいに広がっていき、ほんのり香るバター風味やフライ麺特有の香ばしさが後味良く抜けていきます!…というかこの“たらこバター味”を再現した焼そばソースは落ち着いた雰囲気ではありますが、もちろん濃厚・こってりといった感じはありませんので非常にライトなテイストと言えるでしょう!
トッピングについて
トッピングにはまず、こちらのキャベツが入っていて、使用されている数は若干少なめではありますが…ほどよいサイズにカットされたことでシャキシャキとした食感が心地良く、今回の一杯にちょうど良いアクセントがプラスされているようです!
他にもこちらの“ねぎ”が使用されていて、かなり小さくカットされたことで、シャキシャキとまではいかないものの、ちょうど良い薬味となったことで今回の“たらこバター味”の美味しさを引き立たせ、さらに後味さっぱりと感じさせる相性抜群な具材となっています!
ソースについて
ソースは、先ほどもお伝えした通り鰹出汁や醤油をベースに“たらこ”の旨味やバター風味をバランス良く合わせたことで女性層に好まれそうな優しい味わいに仕上がり、濃い目・こってり感といった感じは一切なく、むしろ後味さっぱりとしたあっさり系のテイストとなっており、しっかりとした旨味が際立っていないことで若干微妙な感じもありますが、雰囲気ある“たらこバター味”を表現、まさにシリーズらしいターゲット層に合わせた控え目な味わいによって最後まで飽きの来ないフレーバーとなっています!
そして、今回は“たらこバター味”ということで特に辛みが利いているわけではなく、鰹出汁と醤油のキレがちょうど良いアクセントとなっているため、バター風味も合わせて優しいテイストが印象的でしたので、お好みによっては唐辛子辺りをちょい足ししてピリッとしたアクセントと際立たせてみても良いでしょう!そもそも今回はかなり落ち着いた感じだったので、ちょっとしたメリハリを付けた方が美味しくいただけるのではないでしょうか?
他にも原材料には“たらこ加工品”と記載されているように、じっくりと見てみると…かなり小さな“たらこ”の粒々が確認でき、直接的に“たらこ”の旨味が感じられるわけではありませんが…あくまで隠し味程度に加えられていたため、やはりもう少し全体のバランスを考慮してほしかったですね。。“たらこバター”を味濃くガツンと表現していれば申し分ありません!
このように、今回の“たらこバター味焼そばモッチッチ”は鰹出汁と醤油をベースに“たらこ”やバター風味を利かせたことで非常に落ち着いた雰囲気の優しい味わいを表現、そこに“たらこ加工品”を加えたことでさり気なく“たらこ”の旨味を引き立て、安定感のあるテイストながらも女性層をターゲットとしているせいか非常にあっさりとした味わいで、個人的には“たらこ”ならではの塩気や旨味に期待していただけあって若干肩透かしを食らう仕上がりとなっていたため、お好みによっては魚粉や唐辛子、もしくは“たらこ”そのものを加えて味を調整してみても良いでしょう!
まとめ
今回「たらこバター味焼そばモッチッチ」を食べてみて、間違いないと思われる“たらこバター”の味わいを“モッチッチ”流に“カップ焼そば”としてアレンジした一杯には…鰹出汁や醤油をベースに“たらこ”の旨味やバター風味を利かせ、そこにシリーズらしいモチモチ食感・密度感の高い“もちもち真空仕立て麺”といったフライ仕様の中細麺が絶妙にマッチしていたものの、全体的に旨味・濃厚感などが控え目なテイストとなっていたため、まさに女性層に好まれそうなライトな味わいが楽しめる落ち着いた雰囲気の仕上がりとなっていました!
やはりこのシリーズはどうしても若干物足りなさといった感じが否めなく…今回は王道とも言える“たらこバター”といったテイストではありますが、どうしても落ち着いた雰囲気の味わいが表現されていたため、様々な香辛料や調味料を加えて調整してみるとより一層本格感のある味わいが楽しめるのではないでしょうか?
ということで、気になる方はぜひ食べてみてくださいねー!それでは!
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