「王道家(おうどうや)豚骨醤油ラーメン」を食べてみました。(2023年4月24日発売・日清食品)
この商品は、千葉県柏市にある本物の“家系ラーメン”を提供する超人気店“王道家”の看板メニュー“ラーメン”の味わいを同店監修によってタテ型ビッグサイズのカップ麺に再現したもので、醤油をベースに豚骨と鶏ガラの旨味を加えたパンチのある豚骨醤油スープに仕上げ、別添されている“特製鶏油(ちーゆ)”を加えることによって家系ラーメンならではの濃厚でキレのある“ぶっ濃い”テイストに際立ち、そこにもっちりとした弾力と強いコシを兼ね備えた中太ノンフライ麺が絡む白飯必須の一杯が登場です!
それも…臭みのない豚骨や鶏ガラの旨味に濃いめの“かえし(醤油ダレ)”を合わせ、さらに家系には欠かせない鶏油を加えたことによって家系独特の風味や旨味が際立ち、濃厚ながらも決して脂っこさといった“くどさ”はなく、醤油感の強いシャープな口当たりが絶妙にマッチし、そこに弾力のある食感と強いコシを併せ持つノンフライ仕様の中太麺がガツンと食欲を満たしてくれる食べ応え抜群な一杯、“王道家 豚骨醤油ラーメン”となっております。(値段:税別252円)
ご覧の通りパッケージには“王道家”、“豚骨醤油”といった店舗名やロゴ、商品名が記載され、実店舗のカウンターをイメージさせる赤を基調に非乳化とも言えるキレの良い豚骨醤油スープが一際目を惹く仕上がりイメージが掲載されているため、家系好きにはたまらない一杯と言えるのではないでしょうか?しかもここ“王道家”…詳しくは後ほどご説明しますが、元々は源流となる“吉村家”の直系として本物の家系を広める拘りのラーメン店です!
※現在は直系から外れています。
また、こちら容器側面には…“白飯に合う ぶっ濃い一杯!”といった文言や店主である“清水 裕正(しみず ひろまさ)”氏の本人写真なんかも掲載されており、素材はもちろん…とにかく手間暇かけた拘りの家系ラーメンを愛する方で、超人気ラーメン店ならではの濃厚な豚骨醤油スープをカップ麺に再現し、試行錯誤の上完成した自家製麺を思わせるもっちりとした弾力と強いコシを兼ね備えた幅広な中太麺を合わせることでガツンとした食べ応えに期待できそうです!
しかも今回のフレーバーは家系ならではの豚骨や鶏ガラの旨味、濃いほどの醤油と雰囲気ある鶏油のコクと風味がバランス良く融合した一杯ということで、臭みのないまろやかな旨味とキリッとした醤油感の強いキレが絶妙にマッチし、恐らくカップ麺ながらも家系らしさがしっかりと堪能できると思われますので、相性抜群な白飯は予め用意しておくと良いでしょう!(今回はタテ型ビッグサイズなので海苔は別添されていませんが、実際相性抜群なので、お好みによっては海苔も用意しておきましょう。)
一方こちらには…醤油をベースに豚骨や鶏ガラの旨味をバランス良く合わせ、別添されている鶏油を加えたことで上質な脂・油分が広がるコク深くもキレの良い濃いめの豚骨醤油スープに各種具材が盛り付けられた仕上がりイメージが掲載されており、これを見る限り具材には…大豆たん白加工品・チンゲン菜・“ねぎ”が使用されているようです!家系なのに“ほうれん草”ではなくチンゲン菜という点が若干気になりますが、食感を出すためですかね?
…というかそもそも“吉村家”出身の元直系として人気を博する名店ですから、“吉村家”の味を踏襲しつつも清水社長によってブラッシュアップされた本物の家系を守る味はカップ麺とは言えども本格感のある仕上がりであることが一目瞭然ですね!特に家系らしい豚骨や鶏ガラの旨味を濃いめの醤油と合わせたコク深くもキレの良さがどれほどバランス良くマッチしているのか?非常に気になるところ。。
他にも特徴として…麺は上記の通り若干幅広でノンフライ仕様の中太麺が採用されており(実店舗では自家製麺を使用。)、つるっとした滑らかな食感やもっちりとした弾力、そしてほどよいコシを併せ持ち、それによって醤油をベースに豚骨や鶏ガラの旨味、別添されている鶏油を合わせたことで家系ならではのコク深くもキリッとした豚骨醤油スープが絶妙にマッチし、名店ならではの味わいが縦型ビッグサイズのカップ麺として最後までボリューム感たっぷりと楽しめるというわけです!
コクのある濃いめの豚骨醤油スープには…確かに豚骨や鶏ガラの旨味が凝縮されているんですが、決して変な臭みやクセはなく、むしろ後味すっきりと感じさせるキリッとした醤油感が際立ち、家系らしい白飯必須の味わいにも関わらず“くどさ”を感じさせることもありませんし、ギトギトとした脂っこさもなくシャープな飲み口が非常に印象的で、鶏油の風味やコクが家系らしさを引き立て、もっちりとした弾力のあるノンフライ中太麺が食欲をガツンと満たしてくれる最後まで飽きの来ない食べ応えのある一杯となっていました!
これは特に、千葉県柏市の名店“王道家”ファンはもちろん、醤油をベースに豚骨や鶏ガラの旨味を合わせ、さらに別添されている鶏油を加えることで本物の家系らしさをカップ麺に再現、しょっぱ旨い豚骨醤油スープに実店舗さながらの中太麺を合わせた味わいを気軽に楽しみたい時におすすめの一杯と言えるでしょう。
王道家 豚骨醤油ラーメン
今回ご紹介するカップ麺は、千葉県柏市にある“家系ラーメン”の名店“王道家”の看板メニュー“ラーメン”の味わいを同店監修によってタテ型ビッグサイズのカップ麺に再現したもので、醤油ベースに豚骨や鶏ガラの旨味を利かせ、別添されている鶏油を加えることによって家系ならではの風味やコクをプラスした豚骨醤油スープに仕立て上げ、そこにもっちりとした弾力とほどよいコシを兼ね備えたノンフライ仕様の中太麺がガツンと食欲を満たしてくれる白飯必須の一杯、“王道家 豚骨醤油ラーメン”となっています。
※売っている場所:今回はヨドバシの通販で購入
ご覧の通りフタの上に別添されている調味料を剥がしてみると…こちらには赤を基調に「家」のロゴがシンプルに掲載されており、源流である“吉村家”出身の名店というだけあって本物の家系に拘る“王道家”の味わいがカップ麺に再現され、それによってコク深くも醤油感の強い豚骨醤油スープがじっくりと楽しめるようですね!この辺りに関してはかつて家系四天王のひとつとも呼ばれていただけあって、かなりクオリティの高い仕上がりに間違いなさそうです!
ちなみにここ“王道家”の創業は2003年1月、“清水 裕正(しみず ひろまさ)”氏が家系ラーメンの源流“吉村家”にて早く独立を認めてもらいたい気持ちから給料なし・無休で朝〜晩まで修行を積み、わずか1年で吉村家の直系として“王道家(柏市旭町2丁目)”をオープンさせたのがはじまり。しかし修行経験が短すぎたせいか…そこから改めて3年間試行錯誤を繰り返してようやく軌道に乗りはじめたそうで、2017年にはビルの老朽化に伴い茨城県取手市寺田に移転、さらに2019年10月には創業の地である柏市に戻っています!
その間、弟子入り希望者も集まってくるも…そもそも“吉村家”の“直系店は1店舗のみを経営して、そこからの独立店は認めない”という決まりがあり、それを理由に2011年に敢えて直系から離れ、以下の通り弟子を育てることを選んで本物の家系を守っているようです!
- 王道家(千葉県)
- 家系ラーメン 王道家 本店(茨城県)
- 家系ラーメン 神道家(千葉県)
- 家系ラーメン とらきち家(神奈川県)
- 家系ラーメン 熊田家(茨城県)
- 家系ラーメン王道 王道之印(神奈川県)
- 家系ラーメン たつ家(栃木県)
- 家系ラーメン王道 いしい(千葉県)
- 家系ラーメン王道 稲葉家(岐阜県)
- クックら(神奈川県)
- 紫蔵(京都府)
他にも“清水 裕正”氏が代表を務める“株式会社王道家直伝(2021年11月設立)”によって“王道家直伝との丸家 八潮店”や“王道家直伝との丸家 松飛台店”といった王道家プロデュースの店舗展開も行っています!
そしてこちら容器側面にも実店舗写真とともに“王道家”に関する簡単な説明文が記載されており、これによると…“家系ラーメンの“王道”の味を追求し、その確かな味を全国に広める人気店。素材にこだわり、手間を惜しまない。ラーメン作りにかける情熱があふれるまさにラーメンの王道を行く名店です。”とのことで、実は“吉村家”の直系を外れることで酒井製麺が使用できなるといったデメリットがあるんですが…試行錯誤を重ね、現在は自家製麺で拘りの麺を作っているとのこと!
それでは、今回の“王道家 豚骨醤油ラーメン”がどれほど醤油ベースに豚骨や鶏ガラの旨味を合わせたパンチのある豚骨醤油スープに仕上がっているのか?別添されている鶏油を加えることによる家系ならではの風味やコクとの兼ね合いはもちろん、なんと言ってももっちりとした弾力やほどよいコシを併せ持つ本格感のあるノンフライ仕様の中太麺との相性やバランスなどなど…じっくりと確認していきたいと思います!
カロリーなど栄養成分表について
では気になるカロリーから見てみましょう。
ご覧の通り393kcal(めん・かやく283kcal / スープ110kcal)となっております。(塩分は8.6g)
カロリーは、縦型ビッグサイズ・家系らしいコク深く濃いめの豚骨醤油スープの割にノンフライ麺を使用しているせいか…意外と低めな数値のようですが、一方で塩分は家系らしくかなり高めな数値となっています。
ちなみに1食当たり101g、麺の量は70gとのこと。
また、カロリーの内訳を見てみると…スープだけだと110kcalとやはり醤油をベースに豚骨や鶏ガラの旨味をしっかりと利かせたことでコク深くも醤油感の強いキリッとした口当たりが表現されており、動物系の旨味をベースに濃い目の醤油ダレをバランス良く合わせたことで物足りなさを感じさせない美味しさが存分に楽しめるように素材の旨味を存分に活かしたパンチのある仕上がりをイメージさせます!
原材料について
では原材料も見てみます。
スープには、豚脂や“粉末しょうゆ”をはじめ…
- 食塩
- ポーク調味料
- 鶏脂
- 植物油脂
- クリーミングパウダー
- チキン調味料
- ポークパウダー
- 香味油
- 香辛料
といった、醤油をベースに臭みのない豚骨や鶏ガラの旨味をたっぷりと利かせた濃いめな豚骨醤油スープに仕上げ、別添されている鶏油を加えることによって家系ならではのコクや風味が際立ち、基本は拘りの豚骨や鶏ガラによる出汁スープに醤油ダレや鶏油を合わせた家系らしいテイストとなっているんですが、実際には複雑で繊細な美味しさが存分に引き立てられ、しょっぱ旨さがクセになる白飯必須の最後まで飽きの来ない味わいを想像させる材料が並びます。
JANコード 4902105277256 原材料名めん(小麦粉(国内製造)、食塩、植物性たん白、大豆食物繊維、植物油脂、チキン調味料)、スープ(豚脂、粉末しょうゆ、食塩、ポーク調味料、でん粉、鶏脂、植物油脂、糖類、クリーミングパウダー、チキン調味料、酵母エキス、ポークパウダー、香味油、たん白加水分解物、香辛料)、かやく(大豆たん白加工品、チンゲン菜、ねぎ)/加工でん粉、調味料(アミノ酸等)、かんすい、カラメル色素、香料、炭酸Ca、酸味料、グリセリン、増粘剤(キサンタンガム)、乳化剤、カロチノイド色素、酸化防止剤(ビタミンE)、フラボノイド色素、ビタミンB2、ビタミンB1、香辛料抽出物、(一部に小麦・卵・乳成分・大豆・鶏肉・豚肉・ゼラチンを含む)
栄養成分表示 [1食 (101g) 当たり]
熱量 393kcal
めん・かやく: 283kcal
スープ: 110kcalたんぱく質 10.0g 脂質 10.6g 炭水化物 64.3g 食塩相当量
(めん・かやく/スープ)8.6g
めん・かやく: 3.2g
スープ: 5.4gビタミンB1 0.28mg ビタミンB2 0.37mg カルシウム 252mg
開封してみた
フタを開けてみると、ご覧の通り粉末スープなどがすでに入っていて、先ほどもお伝えした通りフタの上には“特製鶏油”と記載された調味料が別添されています。
そしてこちらが今回唯一使用されている調味料となっていて、触ってみたところ…鶏油らしく非常にサラッとした状態となっていましたので、調理中はフタの上で軽く温めておく程度で十分かと思われます!
また、かやくには…
- 大豆たん白加工品
- チンゲン菜
- ねぎ
が入っています。
特に今回は“家系ラーメン”で大変人気を博する千葉県柏市の名店“王道家”の看板メニュー“ラーメン”の味わいをカップ麺に再現したというだけあって、粉末スープの量が非常に多いですね。。これはパッケージにも記載されていた通り“ぶっ濃い一杯!”というのも納得で、全体をしっかりと混ぜながらいただくと本来の美味しさが楽しめるかと思われます!
さらに、麺はご覧の通り若干幅広なノンフライ中太麺が採用されており、麺量70gによるしっかりとした食べ応えなんかも楽しめるボリューム感抜群な一杯のようで、コク深く濃いめな豚骨醤油スープとの馴染み具合にも期待したいところ!(個人的には油揚げ麺の方がもっちりとした食感が再現できて家系らしいような気もしたんですが…どうなんでしょう?)
調理してみた
では熱湯を注ぎ5分待ちます。(必要なお湯の目安量:410ml)
そして出来上がりがこちら!
湯戻りされていることがわからないほど麺が容器底に沈んだ状態となっているものの、先ほどまでの中太麺や各種具材がふっくらとした仕上がりとなり、特に若干幅広な中太麺には時店舗さながらのもっちり感やコシが加わり、まだ別添されている特製鶏油を加える前の状態ではありますが、豚骨や鶏ガラの旨味をしっかりと利かせた醤油感の強い豚骨醤油スープに仕上がり、そこに風味豊かな鶏油が家系らしさを強調し、想像以上に臨場感の高い一杯…といった印象の出来上がりです。
ではここに先ほどの“特製鶏油”を加えていきます!
すると…鶏油らしく若干黄色みを帯びた透明な油分が少なめながらも出てきますので、しっかりと絞り込んで入れていきましょう!ただ、鶏油ならではの風味はそこまで主張していないようにも感じられます。。
ご覧の通りこの“特製鶏油”を加えると…上質な脂・油分がスープ表面に広がっていき、上記の通り鶏油特有の風味はそこまで感じられません。。この鶏油は家系のカップ麺に関して総じて言えるんですが、風味だけは難しいんですかね?単純に足せば良いわけではないようで、家系らしいコクといった味わいを引き立てているようです!
では、よーくかき混ぜてみましょう。
そしてスープが全体に馴染むと…鶏油ならではの脂・油分が表面に広がり、非乳化といった濃いめの色味からしてすでに醤油感の強いテイストが予想され、特に豚骨ならではの獣臭などの臭みは一切なく、“ぶっ濃い一杯!”に相応しい白飯必須のキレの良さが印象的で、パンチの強い口当たりと深みのある旨味が絶妙にマッチした満足度の高いボリューム感のある一杯となっています!(特に麺は良い意味でゴワゴワとしていて重みがあり、容器底に沈んだままです…)
また、具材に使用されたチャーシューの旨味や食感をイメージした“大豆たん白加工品”からも良い旨味が滲み出しているように感じられ、しっかりとスープと馴染ませながら食べ進めていくと、より一層旨味が増して楽しめるかと思われます!そしてなんと言っても本物の家系に拘り続ける“王道家”の店主“清水 裕正”氏が監修した一杯ですから…カップ麺ながらも本格感のある美味しさが楽しめるのではないでしょうか?
というかスープ表面を見ても鶏油の脂・油分程度で特別脂っこさといった感じもなく、恐らく豚骨や鶏ガラの旨味はしっかりと溶け込み、家系らしく喉越しの良い豚骨醤油スープに仕上がり、鶏油のコクが旨味を際立たせたことで最後まで飽きの来ないテイストが楽しめるフレーバーとなっており、お店さながらのもっちりとした中太麺によって想像以上に食欲が満たされる満足度の高い味わいに間違いなさそうです!
食べてみた感想
一口食べてみると…家系ならではの醤油感が非常に強く、豚骨や鶏ガラの旨味に関してはやはり臭みやクセが一切なく、今回の豚骨醤油スープを下支えし、ちょうど良いメリハリの付いたテイストが印象的で、別添されている鶏油によるコクや風味が家系らしさを引き立て、カップ麺でありながらも家系らしい雰囲気のある仕上がりとなっています!
そして、色味の濃いしょっぱさは単純に塩気が強いわけではなく、それこそ豚骨や鶏ガラの旨味が伴ったことで白飯との相性抜群なスープとなっており、このキレとコクがバランス良く融合し、さらに食欲そそる醤油の芳醇な風味がほんのり香ることで安定感のある美味しさがクオリティ高く再現され、元直系の名店らしく本格感のある家系がじっくりと楽しめることでしょう!
そのため、決して脂ギトギト系のテイストというわけではなく、醤油感の強いキレの良さと丁寧に利かせた豚骨や鶏ガラの旨味がうまく融合したことによってパンチのある味わいに仕上がり、ついついスープが止まらなくなってしまいますね。。しかもこの本格感のある味わいとボリューム感で税別252円ならかなり満足のいくフレーバーと言えるのではないでしょうか?(“清水”社長としては何点くらいなのか気になりますね…笑)
また、食べ進めていくに連れて具材に使用された大豆たん白加工品からも良い旨味が滲み出し、しょっぱ旨い豚骨醤油スープに旨味・コクが際立っていき、キリッとした醤油感や香辛料がうまく調和したメリハリや厚みのある味わいがたっぷりと楽しむことができ、そもそも脂っこさといった感じは一切ありませんから…最後まで飽きることなく“家系ラーメン”ならではのスープが味わえることと思われます!ただ、容器底にペッパー系の香辛料が溜まっていましたので、よーく混ぜながら食べ進めた方が良さそうです!
麺について
麺は、ご覧の通り角刃仕様の若干幅広な中太麺で、食感滑らかでもっちりとした弾力もあり、ほどよいコシも併せ持つノンフライ仕様で、ちょっと家系とはイメージの異なる食感ではありますが…良い意味でガシガシとした食感が特徴的で麺量70gといったボリューム感のある仕上がりとなっています!
そんな麺には…醤油をベースに豚骨や鶏ガラの旨味を利かせ、別添されている鶏油を合わせた家系ならではの豚骨醤油スープがよく絡み、一口ずつにキレの良い醤油の旨味や鶏油が利いたコク深い味わいなどが口いっぱいに広がっていき、ほんのり香る醤油の芳醇な風味が後味良く抜けていきます!…というかこのスープはもう少し脂っこくても良かったような気はしますね!特に鶏油に関しては食べ進めていくに連れて口の周りが若干ペタペタとくっつく上質な脂が使用されていたようでしたので、カップ麺ということを考慮すると家系が好みの方でも十分ハマるのではないでしょうか?
トッピングについて
トッピングにはまず、こちらのチャーシューをイメージした大豆たん白加工品が入っていて、じっくりと味わってみると…大豆を主原料としているせいかイマイチな仕上がりかと思いきや…しっかりと肉質を感じさせる仕上がりで、ほどよく味付けが施されたことで肉の旨味がじゅわっと滲み出す仕上がり具合となっていたため、スープとしっかりと馴染ませながら食べ進めていき、後ほどもっちりとした中太麺と絡めていただくと、より一層肉の旨味が際立って楽しめるかと思われます!(燻製仕様だと最高だったんですが…)
また、こちらのチンゲン菜は量・サイズ感ともに全く申し分なく、なぜか“ほうれん草”ではない点が気になりますが…シャキシャキとした食感が心地良く感じられ、今回の一杯に対してちょうど良い食感としてのアクセントがプラスされているようです!(“王道家”の青菜には“ほうれん草”と小松菜のミックスなんかも使用されているようで、そういった食感を再現しているのかもしれません。)
他にもこちらの“ねぎ”が入っていて、やや小さめにカットされているせいか…シャキシャキとした食感とまではいきませんが、ちょうど良い薬味にもなったことで、今回の“王道家 豚骨醤油ラーメン”の美味しさを引き立て、さらに後味さっぱりと感じさせる相性抜群な具材として彩り良く添えられています!
スープについて
スープは、先ほどもお伝えした通り醤油をベースに豚骨や鶏ガラの旨味を利かせ、別添されている鶏油を加えることで家系ならではの雰囲気が際立ち、コク深くもキリッとした醤油感の強いテイストが心地良く、まさにしょっぱ旨いんですが…決して単純に塩辛いわけでもなく、旨味も伴ったことで白飯との相性も抜群な名店ならではの味わいをうまく再現、そこにペッパー系の香辛料が加わったことでキリッとした後味が際立ち、特に動物系の旨味に関しては変なギトギト感や臭みなど一切なく、まろやかでコクのある仕上がりとなっています!
そのため、別添されている“特製鶏油”によって家系ならではの雰囲気あるコクとほんのり香る風味が加わり、さらに“かやく”に使用された大豆たん白加工品に関しても大豆を主原料としている割にしっかりと味付けが施されたことで旨味も増していき、単純な豚骨醤油スープというわけではなく、非乳化ならではのシャープな口当たりが心地良く、鶏ガラも加わったことで繊細なテイストであることがよーく伝わってきます!
また、食べ進めていくに連れて鶏油も全体に馴染んでいき、それによって徐々に喉越し抜群な豚骨醤油スープのコクや濃厚感も際立っていくため、容器底からしっかりと混ぜながら食べ進めていくと、より一層メリハリの付いたテイストが楽しめることと思われます!
ただ、強いて言えば…せっかくここまで家系らしさを再現しているのに麺がもったいないですね。。個人的には丸刃の中太フライ麺にした方がもっちり感やスープとの馴染みも良かったような気はします!この辺りに関してはノンフライ麺ももちろん良さがあるんですが、ここは敢えてフライ麺を採用してほしかったです!しかもこの麺に限ってはこちらでどうしようもできませんから…この辺りで違和感を感じ方も多いかもしれません!
そして残ったスープに追い飯してみます!
家系は基本味が濃い目となっているので、こういった白飯との相性が非常に良いんですよね!実店舗でもほとんどの方が注文して卓上調味料などを駆使してサイドメニューとして楽しんでいる方も多いかと思われますので、ぜひお試しください!(“おろしにんにく”なんかも合うんですよね。。)
このように、今回の“王道家 豚骨醤油ラーメン”は、醤油をベースに豚骨や鶏ガラの旨味を丁寧に利かせ、別添されている鶏油を加えることで家系ならではのコクや風味が際立ち、基本的に味は濃いめ・しょっぱめなんですが、旨味もしっかり伴っているため、単純に塩気が強いだけではなく白飯と一緒に味わいたい家系ならではの味わいを再現、そこにノンフライ仕様の中太麺が絶妙にマッチし、濃いめのスープとボリューム感のある中太麺によってガツンと食欲を満たしてくれる満足度の高い一杯となっていたため、お好みによっては家系ラーメンと相性抜群な“おろしにんにく”や“おろし生姜”などをちょい足ししてみても良いでしょう!もちろん白飯は必須です!
まとめ
今回「王道家 豚骨醤油ラーメン」を食べてみて、千葉県柏市にある家系ラーメンの名店“王道家”の看板メニュー“ラーメン”の味わいを同店監修によってカップ麺に再現した一杯には…醤油をベースに豚骨や鶏ガラの旨味をバランス良く合わせ、さらに別添されている鶏油を加えることによって家系ならではのコクや風味が際立ち、しょっぱ旨いテイストによって白飯にあう“ぶっ濃い一杯”というのも納得の仕上がりで、もっちりとした弾力とほどよいコシを併せ持つノンフライ中太麺が食欲をガツンと満たす臨場感の高い一杯となっていました!
また、なんと言っても今回は豚骨や鶏ガラの脂っこさ・臭みといった感じは一切なく、喉越し良く楽しめる家系ならではの豚骨醤油スープを再現し、食べ進めていくに連れて全体に旨味が広がっていくことで満足感もしっかりと満たしてくれるため、想像以上に好評で家系好きも納得の一杯と言えるのではないでしょうか?
ということで、気になる方はぜひ食べてみてくださいねー!それでは!
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