「らーめんMAIKAGURA監修 鶏白湯ラーメン」を食べてみました。(2023年5月15日発売/2024年3月4日再発売・東洋水産)
この商品は、東京・世田谷区の名店「らーめんMAIKAGURA(マイカグラ)」の看板メニュー“鶏白湯麺”の味わいを同店監修によって縦型ビッグサイズのカップ麺に再現したもので、チキンの旨味をじっくり丁寧に利かせたコク深くもキリッとした鶏白湯スープに仕立て上げ、そこに歯切れの良い角刃のフライ麺が絶妙にマッチした香り高い一杯、“らーめんMAIKAGURA監修 鶏白湯ラーメン”となっております。(値段:税別271円)
ご覧の通りパッケージには…“らーめんMAIKAGURA”、“鶏白湯ラーメン”といった今回再現された店舗名や商品名などが大きく記載され、特に店主“一条 太一”氏は神奈川県の名店“中村屋(現在はニューヨークを拠点に営業)”の若き天才“中村 栄利”氏の元で修行を積んだにも関わらず“中村屋”の味をそのまま継承しているわけではなく、鶏白湯が特に人気のラーメン店で、今回はその中でも看板メニューである“鶏白湯麺”のコク深くクリーミーで風味豊かなテイストを再現、後味すっきりとした品のある仕上がりには期待したいところ!
一方こちらには“クリーミーでコクのある鶏白湯スープ!”と記載され、鶏白湯と聞くとよくドロッとした濃厚なテイストをイメージさせるんですが、ここ“らーめんMAIKAGURA”の白湯スープは非常にすっきりとした軽やかな味わいが特徴的で、しっかりとした鶏の旨味を存分に活かしたコク深いスープでありながらもキリッとした“かえし(タレ)”が絶妙にマッチしたことで後味の良さが人気の秘訣でもあり、素材が持つ本来の美味しさを引き立てる名店のようですね!
さらにこちらには鶏の旨味をじっくりと炊き出したことによって濃密ながらも後味が非常に良く、ふんわり香る芳醇な風味が香る鶏白湯スープに歯切れの良い角刃のフライ麺や各種具材が盛り付けられた仕上がりイメージが掲載されており、これを見る限り具材には…シンプルに味付豚肉・“ねぎ”が使用されているようです!
そしてこの味付豚肉からも良い旨味が滲み出し、コク深い鶏白湯スープの旨味を引き立てているようにも見えますね!…というかこのスープ表面に浮かぶ上質な旨味エキスといった鶏の脂・油分がすでにそういったクリーミーなテイストを物語っているとも言えるでしょう!(他にも原材料には“香辛料”と記載されているようにクリーミーな鶏白湯スープにちょうど良いアクセントを加えるペッパー系の香辛料なんかも確認できます。)
そして、その気になる特徴としては…上記の通り神奈川の名店“中村屋”での修行経験を持つというだけあって素材の旨味・香りを活かしたスープに拘り、水と鶏だけで取るという出汁スープによる味わいは臭みのない鶏の旨味を丁寧に抽出し、そこにキリッとした“かえし(タレ)”をバランス良く合わせたことでクリーミーでありながらもメリハリのある後味すっきりとした鶏白湯スープをカップ麺に再現、さらに芳醇とも言える風味が臨場感を引き立て、男女問わず幅広い層に好まれる味わいに仕上がっているようです!
他にも特徴として…麺はしっかりとした食べ応えを感じさせる角刃のフライ麺が採用され、ほどよい弾力とコシを兼ね備えた食感に仕上げ、そこに後味すっきりとしていながらも濃密な鶏白湯スープがしっかりと絡み、それによって味わい深くクリーミーな鶏白湯スープに芳醇な風味が香り立つ安定感のある味わいがタテ型ビッグサイズのカップ麺として最後までじっくりと楽しめるというわけです!
鶏の旨味を丁寧に抽出したコク深くクリーミーな鶏白湯スープにはドロッとした濃厚感は一切なく、素材本来の美味しさを存分に活かしつつも…キリッとした口当たりや後味の良さが印象的で、軽やかでありながらも物足りなさを感じさせない喉越しすっきりとしたテイストに仕上がり、鶏白湯ならではの芳醇な風味がさり気なく香り立ち、そこに歯切れの良い角刃のフライ麺が食欲をガツンと満たすボリューム感のある一杯となっていました!
【追記】この商品は2024年3月4日に再発売されています!
らーめんMAIKAGURA監修 鶏白湯ラーメン
今回ご紹介するカップ麺は、東京・世田谷区の名店“らーめんMAIKAGURA”の看板メニュー“鶏白湯麺”の味わいを同店監修によってカップ麺に再現したもので、臭みのない鶏の旨味を丁寧に抽出したコク深くも後味すっきりとした鶏白湯スープに芳醇な風味が香り立ち、旨味溢れるテイストにメリハリを付けるペッパー系の香辛料を加え、そこに噛み応えのある角刃のフライ麺が絶妙にマッチした安定感のある一杯、“らーめんMAIKAGURA監修 鶏白湯ラーメン”となっています。
※売っている場所:今回はローソンで購入
ご覧の通りフタの上に別添されている調味料を剥がしてみると…こちらにも容器側面と同じく店舗名や商品名がシンプルに掲載されており、監修はもちろん“らーめんMAIKAGURA”店主“一条 太一”氏とのことで、人気メニューである“白トリュフオイル香る鶏白湯麺”を再現した“らーめんMAIKAGURA監修 トリュフ香る鶏白湯”が2022年4月4日に発売されています!(看板メニューが後発となっています。)
また、こちら容器側面には“TRYラーメン大賞 2021-22・2022-23”の“名店部門 鶏白湯1位・2連覇”と記載されているように、神奈川の名店“中村屋”の店主“中村 栄利”氏から受け継いだ湯切りの“天空落とし”を継承するも…独自の味で完全独立した“MAIKAGURA”の看板メニュー“鶏白湯麺”が大変好評のようで、クリーミーかつコク深くキリッとした“かえし(タレ)”が合わさったことによって最後まで飽きるの来ない味わいが話題を呼び、男女問わず人気を博する名店です!
※最新版は2021-22~2023-24の3連覇です。
ちなみにここ“らーめんMAIKAGURA”の創業は2018年2月、神奈川県の名店“中村屋”で7年間もの修業経験を積んだ後、店主“一条 太一”氏が東京・世田谷区(千歳船橋)にオープンさせたのがはじまりなんですが、実はその以前に青森県五所川原のラーメン複合施設“津軽ラーメン街道”に2ヶ月間限定で“舞kagura”を出店するも大変好評だったようで最終的には1ヶ月延長して2017年8月まで出店した後、満を持して東京進出したようです!
そしてその“舞kagura”で提供していたメニューは…修行元の“中村屋”とは異なる鶏100%スープの“醤油らーめん”と“芳醇鶏白湯麺”で、東京・世田谷区にオープンさせた“らーめんMAIKAGURA”でも“舞kagura”の流れを踏襲し、“中村屋”とはひと味違ったテイストを表現し、素材の旨味・香りを存分に活かした一杯が人気を呼び、数多くのリピーターからも高い支持を獲得する名店へと広がっていったものと思われます!
それでは、今回の“らーめんMAIKAGURA監修 鶏白湯ラーメン”がどれほど丁寧に鶏の旨味を抽出したコク深くクリーミーな仕上がりとなっているのか?食欲そそる芳醇な風味やメリハリを付ける“かえし(タレ)”やペッパー系の香辛料との兼ね合いはもちろん、なんと言っても歯切れの良い角刃のフライ麺との相性やバランスなどなど…じっくりと確認していきたいと思います!
カロリーなど栄養成分表について
では気になるカロリーから見てみましょう。
ご覧の通り440kcal(めん・かやく308kcal / スープ132kcal)となっております。(塩分は6.3g)
カロリーは、縦型ビッグサイズ・コク深く濃厚な鶏白湯スープという割にやや低めな数値のようですが、一方で塩分はこのボリュームを考慮すると若干高めな数値となっています。
ちなみに1食当たり97g、麺の量は70gとのこと。
また、カロリーの内訳を見てみると…スープだけだと132kcalとかなり高い数値を占めていることから…やはり後味すっきりとした鶏白湯スープとは言え、鶏の旨味を存分に活かし、脂っこさ・“くどさ”といった感じは一切ないものの、素材本来の美味しさ・香りをしっかりと利かせたコク深くまろやかな味わいに仕上げ、キリッとしたシャープな口当たりが絶妙にマッチした飽きの来ない上品な仕上がりをイメージさせます!
原材料について
では原材料も見てみます。
スープには、チキンエキスや植物油をはじめ…
- 鶏脂
- 乳等を主要原料とする食品
- 食塩
- 香辛料
といった、丁寧に抽出した鶏の旨味をうまく活かしたコク深くクリーミーな鶏白湯スープに仕上げ、濃密ながらもキリッとした口当たりが心地良く、そこに芳醇な風味が香り立ち…深みのある鶏白湯スープでありながらも後味すっきりとした飽きの来ない味わいを想像させる材料が並びます。
※製造工場:株式会社酒悦 房総工場(千葉県)
JANコード 4901990374705 原材料名油揚げめん(小麦粉(国内製造)、植物油脂、食塩、しょうゆ、卵白)、添付調味料(チキンエキス、植物油、鶏脂、乳等を主要原料とする食品、砂糖、食塩、たん白加水分解物、酵母エキス、香辛料)、かやく(味付豚肉、ねぎ)/加工でん粉、調味料(アミノ酸等)、炭酸カルシウム、かんすい、増粘多糖類、乳化剤、pH調整剤、酸化防止剤(ビタミンE)、クチナシ色素、カラメル色素、香辛料抽出物、ビタミンB2、ビタミンB1、香料、(一部に小麦・卵・乳成分・大豆・鶏肉・豚肉・ゼラチンを含む)
栄養成分表示 [1食 (97g) 当たり]
熱量 440kcal
めん・かやく: 308kcal
スープ: 132kcalたん白質 10.0g 脂質 21.3g 炭水化物 52.1g 食塩相当量 6.3g
めん・かやく: 1.9g
スープ: 4.4gビタミンB1 0.33mg ビタミンB2 0.34mg カルシウム 175mg
開封してみた
フタを開けてみると、ご覧の通り粉末スープなどがすでに入っていて、先ほどもお伝えした通りフタの上には“特製油”と記載された調味料が別添されています。
そしてこちらが今回唯一使用されている調味料となっていて、触ってみた感じからすると…恐らく鶏脂の旨味・風味を利かせた香味油といった油分となっており、非常にサラッとした状態のようでしたので調理中はフタの上で軽く温めておく程度で十分かと思われます!
また、具材には…
- 味付豚肉
- ねぎ
が使用されています!(この辺りに関しては前回の“らーめんMAIKAGURA監修 トリュフ香る鶏白湯”と同じ仕様です。)
これを見る限り特に粉末スープの量が非常に多く、味付豚肉が豊富に使用されたことによって洗練された鶏白湯スープの美味しさをより引き立て、食べ進めていくに連れて満足度も増していく…そんな鶏の旨味に拘ったクリーミーでコク深い一杯であることが伝わってきます!
他にも麺は、ご覧の通り粉末スープで確認できない状態となっているんですが、実際には歯切れの良い角刃のフライ麺が採用されており、ガシッとした硬めの食感と密度感の高いずしっとした重みのある仕様によって食欲をガツンと満たし、クリーミーでコク深い鶏白湯スープとの馴染みも良いすすり心地の良い仕上がりに期待できそうです!
調理してみた
では続いて熱湯を注ぎ3分待ちます。(必要なお湯の目安量:460ml)
そして出来上がりがこちら!
しっかりとお湯を吸ったことで先ほどまでの麺や各種具材がふっくらとした仕上がりとなり、特に歯切れの良い角刃のフライ麺にはほどよい弾力と強いコシが加わったことで食べ応えのある食感に際立ち、鶏白湯ならではのコク深い味わいながらもキリッとした口当たりが最後まで飽きさせることもなく、ペッパー系の香辛料が絶妙にマッチした最後まで飽きの来ないメリハリの付いた一杯…といった印象の出来上がりです。
では、ここに先ほどの特製油を加えていきます!
すると…鶏脂をイメージさせる黄色みを帯びた透明な油分となっていて、非常にサラッとした状態の特性油がたっぷりと出てきますので、しっかりと絞り込んでいきましょう!ただ、思ったよりも鶏ならではの芳醇な風味は弱く感じられますね。。
そのため、見た目としての変化はそこまでないものの…ほんのり香る鶏ならではの芳醇な風味が広がっていき、コク深くも後味すっきりとした鶏白湯スープに旨味溢れる調理感が加わり、まさに素材が持つ本来の旨味・風味などを存分に活かした味わいがカップ麺に再現されているようです!
では、よーくかき混ぜてみましょう。
そしてスープが全体に馴染むと…思ったよりもサラッとした状態となっていて、鶏白湯スープらしく乳化感のある白濁としたまろやかな仕上がりが印象的で、表面には上質な鶏の脂・油分が浮かび、風味としてはむしろフライ麺特有の香ばしさの方が広がっていき、クリーミーでコクのあるテイストというよりも後味すっきりとした飽きの来ない味わいとなっており、想像以上に安定感もあって万人受けするフレーバーと言えるのではないでしょうか?
また、具材に使用された味付豚肉からも良い旨味が滲み出しているようにも感じられ、鶏の旨味を最大限に活かしたコク深くもクリーミーな鶏白湯スープにはキリッとした“かえし(タレ)”が合わさったことで決して単調ではないメリハリが付き、喉越しの良さと軽やかなテイストによって最後まで飽きることなく上品な味わいが楽しめそうです!
食べてみた感想
一口食べてみると…鶏の旨味を丁寧に抽出したかのようなコク深くクリーミーなテイストながらも後味すっきりで軽やかなスープが印象的で、決してこってり感や濃厚感はなく、素材の美味しさ・香りを存分に活かした“くどさ”のないまろやかなテイストで、そこにキリッとした“かえし(タレ)”やペッパー系の香辛料が加わったことでちょうど良いアクセントとしてメリハリが生まれ、さらにほんのり香る芳醇な風味が絶妙にマッチしたことによってコク深くも最後まで飽きの来ない臨場感の高い仕上がりとなっています!
そのため、最初はあっさりとした鶏白湯に感じられるかもしれませんが…しっかりと容器底から混ぜながら食べ進めていくに連れて鶏本来の旨味や風味が際立っていき、個人的にはもう少し“とろみ”が付いた方が好みだったものの、後味すっきりとしたライトな口当たりで、塩気もちょうど良く鶏のコク深さと絶妙にマッチしており、濃厚感・後味の良さ、そして物足りなさを感じさせない品のある味わいが好印象といったところ!
しかもすすった際に香り立つ風味が心地良く、風味としてはかなり弱めではありますが、このさり気なく香る利かせ具合がまた良いのかもしれませんね!そもそもクセはありませんし、クリーミーでコクのある鶏白湯スープとは言え…あっさりとした感じによって最後まで飽きることもなく、それによって男女問わず幅広い層に好まれる上質な鶏白湯スープがタテ型ビッグサイズらしくボリューム感たっぷりと楽しめることでしょう!
ただ、強いて言えばこのライトな感じ・あっさり感が若干気になりますね。。クリーミーでコクのある鶏白湯スープと謳っているんですが、非常にサラッとしているため、期待していたようなまろやかさではなく、どちらかと言えばキリッとした口当たりが印象的で、そもそもスープの濃度がかなり低いようにも感じられます!
麺について
麺は、ご覧の通り歯切れの良い角刃のフライ麺が採用されており、湯戻りすることによってほどよい弾力や噛み応えのある強いコシを併せ持つ食べ応え抜群な仕上がりとなっています!
そんな麺には…丁寧に抽出した鶏の旨味を存分に活かしたコク深くクリーミーでキリッとした口当たりが絶妙にマッチしたメリハリのある鶏白湯スープがよく絡み、一口ずつに厚みのある旨味やメリハリを付けるペッパー系の香辛料などが口いっぱいに広がっていき、ほんのり香る芳醇な風味が後味良く抜けていきます!…というか今回の鶏白湯スープは無理に“とろみ”を付けていない点は良いんですが、やはり鶏白湯と聞くとドロッとした濃厚感に際立ったテイストをイメージさせるので、この辺りで若干賛否分かれるのかもしれません!とは言え、今回の“らーめんMAIKAGURA監修 鶏白湯ラーメン”に関しては後味すっきりとしているにも関わらず物足りなさを感じさせない鶏の旨味が凝縮されており、縦型ビッグサイズながらも最後まで全く飽きが来ません!
トッピングについて
トッピングにはまず、こちらの味付豚肉が入っていて、使用されている数・サイズともに申し分なく、じっくりと味わってみると…しっかりと肉質を感じさせる食感が心地良く、ほどよく味付けが施された肉の旨味がじゅわっと滲み出てくる美味しい仕上がりとなっていたため、まずはスープにしっかりと馴染ませながら食べ進め、後ほど歯切れの良い角刃のフライ麺と一緒に絡めていただくと、より一層肉の旨味が引き立って楽しめるかと思われます!
他にもこちらの“ねぎ”が使用されており、やや小さめにカットされたことでシャキシャキとした食感とまではいかないものの…ちょうど良い薬味にもなったことで、コク深くクリーミーな鶏白湯スープの美味しさを引き立て、後味すっきりと感じさせる相性抜群な具材となっています!
スープについて
スープは先ほどもお伝えした通り、水と鶏のみで出汁を取るという実店舗の拘りを思わせる丁寧に利かせた鶏の旨味によってコク深くまろやかな美味しさが再現され、決してドロッとした濃厚感はなく、キリッとした口当たりや軽やかさが心地良く、物足りなさを感じさせない喉越しの良い仕上がりとなっています!この辺りに関しては特別変なクセもなく安定感があって美味しいですね!
そして、食べはじめは白濁とした乳化感のあるスープ表面に鶏の脂・油分が浮かぶ仕上がりでしたが、しっかりと混ぜながら食べ進めることによって旨味エキスなどが全体に溶け込み、まろやかさ・コクが際立っていくことで奥行きのある鶏白湯スープとなり、“かえし(タレ)”やペッパー系の香辛料を加えたことによって想像以上に全体のバランスが良く、ほんのり香る芳醇な風味が食欲そそります。。
ただ、強いて言えばもう少し濃厚な鶏白湯スープに際立っていた方が良かったような気はします…というのも全体的にかなり落ち着いた雰囲気に感じられたため、万人受けする鶏白湯スープではあるんですが、良い意味で旨味が凝縮されたこってり感というか…名店“らーめんMAIKAGURA”ならではの特徴があれば印象にも残りますし、素材の旨味もより一層強く感じられたのではないでしょうか?
また、食べ進めていくに連れて具材に使用された味付豚肉からも良い旨味が滲み出していき、鶏白湯スープのコクが際立っていき、安定感があるものの…脂っこさといった感じが一切ありませんから、最後まで飽きることなく風味豊かな鶏白湯スープを楽しむことができ、それと同時に満足度も増していく…そんな鶏の旨味に拘り抜いた後味すっきりとした一杯といったところ!
さらに、鶏の旨味を活かした単調な鶏白湯スープというわけではなく、“かえし(タレ)”によるキレの良さや香辛料、そして食欲そそる芳醇な香りがさり気なく加わり、ちょうど良いメリハリが付いたことで鶏の旨味もさらに引き立ち、ついついスープが止まらなくなってしまいますね。。ただ、あっさり系というのが心残りです!ここにもう少し厚みのあるコクがしっかりと再現されていれば申し分なかったので、今後のリニューアルに期待したいですね!
まとめ
今回「らーめんMAIKAGURA監修 鶏白湯ラーメン」を食べてみて、“神奈川淡麗系”といった新ジャンルを開拓した神奈川の名店“中村屋”での修行経験を持つ東京・世田谷区の名店“らーめんMAIKAGURA(マイカグラ)”の看板メニュー“鶏白湯麺”を同店監修によってタテ型ビッグサイズのカップ麺に再現した一杯には…鶏の旨味を丁寧に抽出し、実店舗でも水と鶏だけで出汁を取るという拘りの鶏白湯スープによって後味すっきりとした軽やかなテイストに仕上がり、具材から滲み出す肉の旨味やペッパー系の香辛料によるメリハリが付いたことで安定感があり、まさに素材の旨味・香りを存分に活かした飽きの来ない一杯となっていました!
また、個人的にはクリーミーでコクのある…という割にサラッとした仕上がりが若干気になるところではありましたが、実際には“かえし(タレ)”によるキレの良さが絶妙にマッチしたことによって全体のバランスは非常に良く、この芳醇な風味の利かせ具合が心地良く、変にクセのあるフレーバーというわけでもなく、歯切れの良い角刃のフライ麺とも相性良く馴染んでいたため、思ったより幅広い層に好まれるテイストと言えるのではないでしょうか?
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