「ペヤング 帰ってきた!豚骨醤油やきそば」を食べてみました。(2023年11月6日CV先行発売/2023年11月13日一般発売・まるか食品)
この商品は、以前大変好評だったという“豚骨醤油やきそば(2018年3月18日発売)”をパワーアップさせて再登場したもので、前作では超特選濃口醤油と“たまり醤油”をベースに豚の旨味を凝縮し、ラードのようなギトギト感が特徴的でしたが、本作では“にんにく”と醤油ダレの旨味を強化することでパンチのある味わいへ際立った濃厚な一杯、“帰ってきた!豚骨醤油やきそば”となっております。(値段:税別214円)
ご覧の通り、パッケージには前作と同等のデザインに“帰ってきた!”の文言が追加され、単純に豚骨醤油とは言っても想像以上に脂ギットリとした豚骨醤油ダレが本格感を演出、一方でキリッとした口当たりによって全体をうまく調和し、意外にも“くどさ”といった感じはなく、臨場感溢れる味わいがシリーズらしいフライ麺とともに楽しめそうです!
ちなみに今回のパッケージには特に仕上がりイメージが掲載されていないんですが、原材料を見る限り具材には…豚肉・メンマ・“ねぎ”が使用されていて(前作と同じ)、脂ギットリ濃厚な醤油ダレを合わせたソースの美味しさに直接影響しないものの、“豚骨醤油”といったテイストと相性抜群な具材ですから、全体をしっかり混ぜながら食べ進めていきたいところ!
他にも特徴として…麺は“ペヤング”シリーズお馴染みのラードを使用した油で揚げたフライ麺が採用されていて、食べ進めていくに連れてラードの旨味・香ばしさが滲み出し、それによって前作より“にんにく”と醤油ダレの旨味を強めることでパンチのある味わいにパワーアップした味わいが最後までじっくりと楽しめるというわけです!
やはり以前と同じくギトギトした豚骨の脂・油分が強烈で、脂っこいんですが…醤油ダレも濃いめということもあってキリッとした口当たりと絶妙にマッチし、“にんにく”に関しても前作より強めた割にそこまで主張していなかったため、思いのほか幅広い層に好まれるフレーバーで、本格感のある濃厚な豚骨醤油が“カップ焼そば”として最後まで飽きることなく楽しめる一杯となっていました。
ペヤング 帰ってきた!豚骨醤油やきそば
今回ご紹介するカップ麺は、お馴染み“ペヤング”シリーズの新商品ということで、以前発売されていた“豚骨醤油やきそば”の“にんにく”と醤油ダレの旨味を強めることでパンチのある味わいへと際立ち、具材には豚肉・メンマ・“ねぎ”を使用、そこにシリーズらしいラードを使用した油で揚げた麺から滲み出すラードの旨味や風味が相性良くマッチした本格派も納得の間違いない一杯、“帰ってきた!豚骨醤油やきそば”となっています。
※売っている場所:今回はファミリーマートで購入
ちなみに“ペヤング”シリーズとしては、2023年4月24日に発売された“ペヤング 炎のネギ辛やきそば”から約2ヶ月半も新商品が発売されていませんでしたが…ここ最近になって“ペヤング 通称ガリぺ風やきそば(2023年9月25日発売)”や“ペヤング 中華あんかけ風やきそば(2023年10月2日発売)”、“ペヤング キクラゲとたまごのやきそば(2023年10月16日発売)”や“ペヤング かつ重風やきそば(2023年10月16日発売)”など、また頻繁に発売されるようになっています!
このように“ペヤング”シリーズにはレギュラーサイズとして激辛なテイストから突拍子もない企業・メーカーとのコラボだったりと様々なフレーバーが発売されており、他にもボリューム感のある“超大盛”シリーズや“GIGAMAX”・“ペタマックス”シリーズなど…その種類は非常に多岐に渡り、2022年も様々なフレーバーが登場したように発売48年を迎える2023年もまだまだ期待したいところ!
※“ペヤング ソースやきそば”は1975年(昭和50年)3月に発売されました。
他にも、ここ数年の“ペヤング”シリーズ一覧は下記の記事にもまとめてありますので、ぜひご覧ください!やはり“ペヤング”は改めて見ると多種多様なフレーバーが数多く登場していて面白いです!
それでは、今回の“ペヤング 帰ってきた!豚骨醤油やきそば”がどれほど豚の旨味に濃いめで旨味の強い醤油ダレを合わせた濃厚な仕上がりとなっているのか?ギトギト感を演出するラードやキレの良い醤油の旨味・コクとの兼ね合いはもちろん、なんと言っても歯切れも良く細いながらも弾力のあるフライ麺との相性やバランスなどなど…じっくりと確認していきたいと思います!
カロリーなど栄養成分表について
では気になるカロリーから見てみましょう。
ご覧の通り594kcalとなっております。(塩分は3.6g)
カロリーは、汁なしカップ麺(カップ焼そば)・濃厚な豚骨醤油ということもあってレギュラーサイズとしては高めな数値のようですが、一方で塩分はかなり低めな数値となっています。
ちなみに1食当たり119g、麺の量は90gとのこと。
原材料について
では原材料も見てみます。
ソースには、“しょうゆたれ”やチキンオイルをはじめ…
- ポークエキス
- 香味油
- しょうゆ
- ガラスープ
- 食塩
- チキンペースト
- 調製ラード
- こんぶエキス
- ゼラチン
といった、ポークだけでなくチキンの旨味やラードもたっぷりと使用したことで濃厚なテイストを表現、そこに旨味の強い醤油ダレをバランス良く合わせたことによって本格感のある味わいを想像させる材料が並びます。
※製造工場:まるか食品株式会社 赤堀工場(群馬県)
ちなみに前作とソースの構成を見比べてみると…チキンオイルやチキンペーストが追加されているのが印象的で、醤油ダレにポークの旨味をガツンと利かせ、パワーアップして再登場というのも頷ける内容となっています!
JANコード | 4902885010142 |
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原材料名
油揚げめん(小麦粉(国内製造)、植物油脂、ラード、しょうゆ、食塩、香辛料)、添付調味料(しょうゆたれ、チキンオイル、ポークエキス、香味油、しょうゆ、ガラスープ、糖類、食塩、チキンペースト、調製ラード、こんぶエキス、ゼラチン、たん白加水分解物)、かやく(豚肉、メンマ、ねぎ)/調味料(アミノ酸等)、酒精、増粘剤多糖類、酸化防止剤(ビタミンE)、かんすい、加工デンプン、リン酸塩(Na)、ビタミンB2、カラメル色素、(一部に小麦・大豆・鶏肉・豚肉・ゼラチンを含む)
栄養成分表示 [1食 (119g) 当たり]
熱量 | 594kcal |
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たん白質 | 9.6g |
脂質 | 36.7g |
炭水化物 | 56.4g |
食塩相当量 | 3.6g |
開封してみた
フタを開けてみると、ご覧の通り“かやく”、やきそばソースといった2つの調味料などが入っています。
そして、こちらが今回使用されている調味料などの2パックとなっていて、特に“やきそばソース”は割とサラッとした状態ではありましたが、動物系の旨味エキスや脂、ラードなども含んでいるため、調理中はフタの上で軽く温めておくと良いでしょう!
また、麺はご覧の通り“ペヤング”ならではのラードを使用した油揚げ麺が採用され、これによって醤油ベースにポークやチキンを利かせ、“にんにく”やラードを合わせた濃厚な豚骨醤油ソースが相性良く馴染む香ばしい仕様となっているようです!
調理してみた
ではまず、かやくを入れてみます。
そして具材には…
- 豚肉
- メンマ
- ねぎ
が入っています。
こちらに関しては前作と変わりなく、まさに豚骨醤油にぴったりな具材が各種取り揃えられているようです!
続いて熱湯を注ぎ3分待ちます。(必要なお湯の目安量:480ml)
そして出来上がりにしっかりと湯切りをしたところがこちら!
では、ここに先ほどの“やきそばソース”を加えていきます!
ちなみにこのソースは醤油をベースにポークやチキンの旨味を利かせ、他にもラードのような脂や油分が含まれており、やはり前作と同じく濃厚なソースであることに間違いなく、若干トロッとしていますが…特別粘度が高い仕様というわけでもありませんので麺との馴染みも良さそうです!
ご覧の通りソースには濃厚さを際立たせる無色透明のラードらしき脂・油分もたっぷりと含まれ、今回もまたギトギト濃厚こってりな豚骨醤油が表現されているものと思われます!しかもソースの量もかなり多いので味の濃さに関しても申し分ありません!
では、よーくかき混ぜてみましょう。
そしてソースが全体に馴染むと…先ほどまでの濃いめな色合いは若干落ち着き、なんと言ってもラードのような脂・油分がたっぷりと加わったオイリーな感じも良いですね!さらに具材に使用されている豚肉やメンマにもソースが絡むことで旨味溢れるテイストがたっぷりと味わえそうです!
食べてみた感想
一口食べてみると…口の周りがテカテカするほど脂っこく、濃厚でこってりとしたテイストが臨場感高く表現されてはいるものの、醤油ダレの旨味を強めたことで“くどさ”といった感じは一切なく、もちろん物足りなさを感じさせないコクがプラスされ、塩気といい旨味といい、ちょっとした“つまみ”にもなりそうな本格感のある味わいとなっており、脂が美味い豚骨醤油といったところ!
そのため、ソースは味も濃いめなのでちょうど良いメリハリが付き、濃厚な醤油ダレやオイリーな油分もしっかりと麺にコーティングされたことによってずしっとした重みがあり、具材に使用された豚肉やメンマにもソースが絡んでいますから、本格派も納得の味が存分に堪能できることに間違いなく、そこにラードを使用した油で揚げた麺から滲み出す旨味や香ばしさとも絶妙にマッチしたことで最後まで飽きることもありません!
また、そもそもペヤング自体リニューアル商品を再登場させることが大変珍しいですからね!相当人気のフレーバーだったのかもしれません!それもそのはず、ここまで脂っこくて醤油感の強いソースはなかなか類を見ませんし、なんと言ってもクオリティが非常に高いので、かなり満足の行く一杯と言えるのではないでしょうか?ただ強いて言えば、濃厚が故に“にんにく”の存在感が控えめに感じられましたので、お好みによっては“おろしにんにく”を足して味を調整してみても良いでしょう!
麺について
麺は、ご覧の通りシリーズらしいやや細めのフライ仕様となっていて、すすり心地も非常に良く、ラードを使用した油で揚げたことによってラードの旨味・香ばしい風味が調理感や臨場感をプラス、今回の“帰ってきた!豚骨醤油やきそば”といった本格的なフレーバーにもぴったりな仕上がりとなっているようです!
そんな麺には、醤油ベースにポークやチキンの旨味をしっかりと利かせ、旨味エキスやラードなどを合わせた脂こってりの豚骨醤油ソースがよく絡み、醤油の芳醇な香りやラードならではの香ばしさが後味良く抜けていきます!
トッピングについて
トッピングにはまず、こちらの豚肉が入っていて、小ぶりでややチープな感じはしますが…今回のような豚骨醤油のソースがしっかりと絡むことで味付けに関しては申し分なく、割と噛み応えのある食感でしたので、まずは全体を馴染ませながら食べ進め、後ほど香ばしいフライ麺と一緒に絡めて食べてみると、より一層肉の旨味が際立って楽しめるかと思われます!
また、こちらのメンマは使用されている数・サイズともに申し分なく、コリコリとした食感が印象的で、メンマ特有の味付けはもちろん、素材本来の味わいなんかも感じられ、今回の一杯にちょうど良い食感としてのアクセントがプラスされているようです!
他にも、こちらの“ねぎ”が使用されていて、若干小さめにカットされたことでシャキシャキとした食感とまではいかないものの、ちょうど良い薬味になったことで今回の豚骨醤油を美味しく引き立て、さらに後味さっぱりと感じさせる相性抜群な具材となっています!
ソースについて
ソースは、しょっぱ過ぎず醤油本来の旨味やコクが際立ち、キリッとした口当たりがラードの脂っこさをうまく調和し、オイリーなギトギト感があるものの…意外にも“くどさ”を感じさせるものではなく、脂すら旨味として溶け込んでいるようで、濃厚なソースに厚み・こってり感を持たせたことで本格感のある仕上がりとなっています!
また、今回は濃口醤油と“たまり醤油”を使用しているか定かではありませんが、醤油の旨味も引き立っていたため、脂っこさがうまく馴染み、それによってしょっぱいわけでもなく、“くどさ”を感じさせるものでもなく、全体のバランスを考慮したことで本格的な味わいが最後までじっくりと堪能できるものと思われます!(食塩相当量が割と低めでしたので、醤油そのものをちょい足ししてみても良いかもしれません。)
ただ、個人的にはちょっとした味変というかアクセントがあれば尚良かった気がしますので、お好みによっては唐辛子などの香辛料や海苔を別途加えてみても面白いかもしれません!後はやはり“にんにく”ですね!醤油ダレやオイリーな脂によって主張が弱く感じられましたので、こちらもまたお好みに合わせて“おろしにんにく”で味を調整してみると良いでしょう!
まとめ
今回「ペヤング 帰ってきた!豚骨醤油やきそば」を食べてみて、以前発売された際に大変好評だったという“豚骨醤油やきそば”をパワーアップして再登場した一杯には…“にんにく”と醤油ダレの旨味を強めることでパンチのある味わいが際立ち、非常にオイリーでこってりとしたテイストなんですが、キレの良い醤油ダレがうまく調和し、最後まで飽きさせることもなく本格感のある味わいがじっくりと楽しめる濃厚かつ食べ応え抜群な仕上がりとなっていました!
やはり“豚骨醤油”のギトギト感は半端ないですね!今回は“にんにく”と醤油ダレの旨味を強めたことでさらにブラッシュアップしての登場ということで、劇的な変化は見られませんでしたが…これはこれで濃厚なフレーバーとして渾身の一杯ですから、豚骨醤油といった王道のテイストが好みの方ならかなりハマる味わいと言えるのではないでしょうか?
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