“新旬屋本店”のカップ麺「でかまる 海老辛鶏白担味まぜそば」を食べてみました。(2024年2月12日発売・東洋水産)
この商品は、“Ramenグランプリ2023-2024”の「これでもかと絡めたくなる部門」にて見事優勝に輝いた山形県新庄市の人気店“新旬屋本店”がエントリーしたメニュー“海老辛鶏白担~世界の刺激~”の味わいを同店監修によってカップ麺に再現、チキンと海老の旨味をベースにコチュジャンや山椒・唐辛子・胡椒を利かせた担々味のタレに仕上げ、そこにもっちりとした角刃の太麺が絶妙にマッチした一杯、“でかまる 海老辛鶏白担味まぜそば”となっております!(値段:税別278円)
そして、下記の通り4部門それぞれに優勝したエントリー作品がカップ麺化され、今回は以前ご紹介した“マジ盛 鶏白湯colorsレッド(2024年2月5日発売)”に続く第4弾としての登場です!
- スープ飲み干したくなる部門(マジ盛 濃厚とんこつ久留米ラーメン)
- これでもかと絡めたくなる部門(でかまる 海老辛鶏白担味まぜそば)
- 旨辛でやみつきになる部門(マジ盛 鶏白湯colorsレッド)
- 白飯欲しくなる部門(でかまる 濃厚!えび味噌味ラーメン)
当企画は、”あなたのいいねがカップ麺になる”をコンセプトに、「楽天グループ株式会社」のご協力のもと、全国のラーメン店に参加を募り、ユーザーの投票によって店・味が選ばれる、ユーザー参加型企画です。「スープ飲み干したくなる部門」「旨辛でやみつきになる部門」「白飯欲しくなる部門」「これでもかと絡めたくなる部門」の4部門にて実施しました。
引用元:「でかまる 海老辛鶏白担味まぜそば」新発売のお知らせ | 東洋水産株式会社
ご覧の通り、パッケージには“うまい大盛!”でお馴染み“でかまる”シリーズのブランドロゴが掲載されており、今回は汁なしタイプの“まぜそば”ということで大盛りサイズの四角い容器が採用された麺量120gのボリューム感抜群な一杯のようですね!
一方こちらには“Ramenグランプリ2023-2024”、“これでもかと絡めたくなる部門優勝”、“新旬屋本店”といった今回カップ麺化された経緯などがずらっと並び、海老と鶏白湯と担々麺を融合した濃厚なテイストによってこれでもかと絡めたくなる…そんなやみつき感のある味わいに仕上がっていることが予想されます!
また、こちらにはチキンと海老の旨味をベースにコチュジャンや山椒・唐辛子・胡椒を利かせた担々味のタレに仕上げ、もっちりとした弾力とほどよいコシを併せ持つ太麺がしっかりと絡み、各種具材が盛り付けられた仕上がりイメージなんかも掲載されていて、これを見る限り具材には…味付挽肉・“ねぎ”が使用されているようです!
※これによると温泉卵を入れても合うそうです。
他にも特徴として…麺は上記の通りもっちりとした弾力とほどよいコシを兼ね備えたフライ仕様の太麺が採用されており、それによってチキンと海老の旨味をベースに各種香辛料を加えた濃厚な担々味のタレがしっかりと絡み、具材に使用された味付挽肉とともに食欲をガツンと満たしてくれる…シリーズらしい“うまい大盛!”のイメージ通り最後まで飽きの来ない美味しさが存分に楽しめるというわけです!
鶏白湯×海老×担々麺を融合させた新味とは言え、やはりそこまで複雑で繊細な美味しさをカップ麺で再現するのは難しいようで、一応…チキンと海老の旨味をベースに黒胡椒・山椒・唐辛子を合わせたことによってこれまでにない味わいを“まぜそば”として表現しているんですが、実際にはチキンのコクに海老や各種香辛料を利かせた濃厚な味わいとなっていて、海老・担々麺ともに存在感は薄く、そこに噛み応え抜群な角刃の太麺が絡むシリーズらしい食べ応え抜群な一杯となっていました!
でかまる 海老辛鶏白担味まぜそば
今回ご紹介するカップ麺は、味とボリュームともにしっかりと満足感を満たしてくれるお馴染み“でかまる”シリーズの新商品ということで、“Ramenグランプリ2023-2024”の「これでもかと絡めたくなる部門」にて見事優勝に輝いた山形県新庄市の人気店“新旬屋本店”がエントリーした味わいを再現、チキンと海老の旨味をベースに黒胡椒・山椒・唐辛子を利かせた濃厚な“まぜそば”のタレに仕上げ、そこに噛み応えのあるフライ仕様の太麺が絡むボリューム感抜群な一杯、“でかまる 海老辛鶏白担味まぜそば”となっています。
※売っている場所:今回はファミリーマートで購入
ご覧の通りパッケージには“Ramenグランプリ2023-2024”、“これでもかと絡めたくなる部門優勝”、“海老辛鶏白担味まぜそば”など…店舗名や今回の商品名だけでなく“楽天”による企画で優勝に輝いたことによってカップ麺化されたことが簡単に掲載されています!
※詳細はこちら「Ramenグランプリ2023-2024 – Infoseek 特集」もご覧ください。
ちなみにここ“新旬屋本店”の創業は2006年、店主である“半田 新也”氏がラーメン学校にて基礎を学んだ後、山形県新庄市宮内町に“新旬屋麺”としてオープンしたのがはじまりで、2008年には新庄市若葉町へ移転、2018年には店舗名を“新旬屋本店”に変更して現住所(新庄市沖の町)へ移転・営業中とのこと。(経営母体は“半田 新也”氏が代表を務める“株式会社 新旬屋”。)
また、今回商品化された“新旬屋本店”以外にも“煮干中華蕎麦 あらた”や“極中華蕎麦ひろた”といったブランド展開を行い、これらを朝の部(煮干中華蕎麦あらた / 煮干し)・昼の部(新旬屋本店 / 鶏)・夜の部(極中華蕎麦ひろた / 豚)と別々の暖旗を掲げるという…3つの暖簾で営業を行う非常に珍しい営業形態となっています!
一方こちらには店主“半田 新也”氏や“鶏中華 新旬屋本店”の実店舗写真も掲載されていて、全国のイベントや百貨店催事にも出店していることから、全国的に知名度の高いラーメン店のようですね!
それでは、今回の“でかまる 海老辛鶏白担味まぜそば”がどれほどチキンと海老の旨味をベースに各種香辛料を利かせた濃厚な“まぜそば”に仕上がっているのか?食欲そそる“えび”の風味やスパイシーな香辛料との兼ね合いはもちろん、なんと言ってももっちりとした弾力とほどよいコシを兼ね備えたフライ仕様の太麺との相性やバランスなどなど…じっくりと確認していきたいと思います!
カロリーなど栄養成分表について
では気になるカロリーから見てみましょう。
ご覧の通り660kcalとなっております。(塩分は4.8g)
カロリーは、シリーズらしい大盛り仕様・濃厚な汁なしカップ麺ということもあって高めな数値のようですが、一方で塩分はこのボリュームを考慮してもやや低めな数値となっています。
ちなみに1食当たり150g、麺の量は120gとのこと。
原材料について
では原材料も見てみます。
タレには、植物油や“しょうゆ”をはじめ…
- みそ
- コチュジャン
- えびパウダー
- 香辛料
- チキンエキス
- 食塩
といった、チキンと海老をベースに黒胡椒・山椒・唐辛子を合わせたことで海老×鶏白湯×担々麺を融合させた濃厚なタレに仕立て上げ、濃厚とは言え特別脂っこいわけでもなく、パンチの強いテイストで最後まで飽きることもなく、具材に使用された味付挽肉からも良い旨味が滲み出すことによって…これでもかと絡めたくなる濃いめの味わいを想像させる材料が並びます。
※製造工場:東洋水産株式会社 関東工場(群馬県)
また、麺の項目を見てみると…精製ラード・食塩・しょうゆ・香辛料・粉末野菜・卵白といった材料が確認でき、ほどよく味付けされていることが伝わってきます!
JANコード 4901990377157 原材料名油揚げめん(小麦粉(国内製造)、植物油脂、精製ラード、食塩、しょうゆ、香辛料、粉末野菜、卵白)、添付調味料(植物油、しょうゆ、みそ、砂糖、コチュジャン、えびパウダー、デキストリン、香辛料、チキンエキス、食塩)、かやく(味付挽肉、ねぎ)/加工でん粉、トレハロース、調味料(アミノ酸等)、カラメル色素、炭酸カルシウム、酒精、かんすい、酸化防止剤(ビタミンE、ビタミンC、ローズマリー抽出物)、増粘多糖類、香料、ビタミンB2、ビタミンB1、(一部にえび・小麦・卵・ごま・大豆・鶏肉・豚肉を含む)
栄養成分表示 [1食 (150g) 当たり]
熱量 660kcal たん白質 12.0g 脂質 28.2g 炭水化物 89.5g 食塩相当量 4.8g ビタミンB1 0.51mg ビタミンB2 0.51mg カルシウム 390mg
開封してみた
フタを開けてみると、ご覧の通り液体スープ、粉末スープ、“かやく”といった3つの調味料などが入っていて、今回は濃厚な味わいらしく液体・粉末のWパック仕様となっているようです!
そして、こちらが今回使用されている調味料などの3パックとなっていて、特に液体スープは触ってみた感じだと醤油やチキンエキスなどを含むサラッとした状態でしたので、調理中はフタの上で軽く温めておくと良いでしょう!
さらに、麺はご覧の通りほどよく味付けされた太い角刃仕様で、湯戻りする以前からすでにもっちりとした弾力やほどよいコシを兼ね備えたしっかりとした食べ応えにも期待でき、こちらもまた今回の“でかまる 海老辛鶏白担味まぜそば”の濃厚なタレにも負けじとしっかりと食欲を満たしてくれそうです!
調理してみた
ではまず、先ほどの“かやく”を入れてみます。
そして、具材には…
- 味付挽肉
- ねぎ
が入っています。
では続いて熱湯を注ぎ5分待ちます。(必要なお湯の目安量:720ml)
そして出来上がりにしっかりと湯切りをしたところがこちら!
調理時間5分で湯戻りしたことによって先ほどまでの麺や各種具材がふっくらとした仕上がりとなり、特に麺にはもっちりとした弾力やほどよいコシが加わり、まだ液体スープと粉末スープを加える前の状態ではありますが…チキンと海老の旨味をベースに黒胡椒・山椒・唐辛子でメリハリを付けた濃厚な味わいによって海老×鶏白湯×担々麺を融合した新味をカップ麺に再現、まさにこれでもかと絡めたくなる食べ応え抜群な一杯…といった印象の出来上がりです。
では、ここに先ほどの液体スープを加えていきます!
すると…醤油やチキンエキスなどを含む非常にサラッとした液体スープがたっぷりと出てきますので、しっかりと絞り込んで入れていきましょう!ちなみに特別クセのある風味などは確認できません!
では、この時点で一旦かき混ぜていきます!
そして液体スープが全体に馴染んだら、続いて粉末スープを加えていきます!
こちらには海老の香ばしいパウダーや各種香辛料が含まれているようで、食欲そそる風味が一気に広がっていくわけですが、特別海老の風味が強いというわけではありません!
では、さらにかき混ぜていきます。
そして粉末スープが全体に馴染むと、濃厚なテイストというだけあって色味は割と濃いめで、鶏白湯のコクと海老の旨味・風味、そして担々麺らしい香辛料などを組み合わせたことによって旨味に関しては申し分なく、決して脂っこさといった“くどさ”もなさそうですし、もっちりとした太麺が食欲をガツンと満たすため、お好みによっては“まぜそば”と相性の良い温泉卵や卵黄を予め用意しておくと良いでしょう!
また、具材に使用されている味付挽肉も良い旨味を引き立てているように感じられ、食べ進めていくに連れて満足度も増していく…そんな素材の旨味を存分に活かしたコク深くも後味の良い濃厚なタレに仕上がり、ほんのり香る海老の風味や各種香辛料がちょうど良いアクセントとなったことで最後まで飽きの来ない美味しさがボリューム感たっぷりと楽しめそうです!
食べてみた感想
一口食べてみると…“海老辛鶏白担”といった海老×鶏白湯×担々麺を組み合わせた新味と言う割に印象としては醤油ベースにチキンや海老の旨味を利かせ、黒胡椒・山椒・唐辛子などの香辛料で後引く辛さ・スパイス感をプラスしたことで思ったほど奇抜なフレーバーではなく、美味しいんですが…パッケージのインパクトほどではありません!そもそも鶏白湯はほぼ感じられませんし、醤油の主張が強いので簡単に言うと海老の風味を利かせたピリ辛醤油味といった感じです!
そして、チキンの旨味に関しては当然脂っこさといった感じは一切なく、あくまで今回の濃厚なタレをコク深く下支えし、海老の風味も全体のバランスを考慮してほんのり香る程度、そこに黒胡椒・山椒・唐辛子のピリッとしたアクセントがちょうど良いメリハリとなって最後まで飽きさせることもなく、Wパック仕様による濃厚な味わいがカップ麺として気軽に楽しめるテイストで、特別変なクセもありませんから幅広い層に好まれる一杯と言えるでしょう!
というか、このボリューム感と濃厚なタレを再現した旨味溢れる一杯で税別278円ですから、麺量120gによるボリューム感もさることながら最近だと若干リーズナブルにも感じられる一品でもあり、一応…海老×鶏白湯×担々麺といった新味とも言える濃厚な美味しさということもあって物足りなさといった感じはありません!ただ、今回の旨味を活かすなら温泉卵や卵黄は逆に必要ないのでは?と思います!
麺について
麺は、ほどよく味付けが施された太い角刃仕様で、見た目通りもっちりとした弾力や強いコシを兼ね備えた食べ応え抜群な仕上がりとなっていて、今回の濃厚なタレとの相性も抜群です!
そんな麺には、チキンや海老の旨味をベースに黒胡椒・山椒・唐辛子を利かせたコク深くも後味の良いタレがよく絡み、醤油の旨味やチキンのコク、後引く辛みなどが口いっぱいに広がっていき、芳醇とも言える風味や海老の香ばしさが後味良く抜けていきます!
トッピングについて
トッピングにはまず、こちらの味付挽肉が入っていて、挽肉という割にやや大きめなサイズで、じっくりと味わってみると…ほどよく味付けされた肉の旨味がじゅわっと滲み出てくる仕上がりとなっていたため、まずはしっかりと全体に混ぜ合わせ、後ほど噛み応えのある角刃の太麺と一緒に絡めていただくと、より一層肉の旨味が際立って楽しめることと思われます!
他にもこちらの“ねぎ”が使用されていて、青い部位が使用されたことでシャキシャキとした食感こそありませんが、ちょうど良い薬味となったことで今回の濃厚なタレを美味しく引き立て、さらに後味さっぱりと感じさせる相性抜群な具材となっています!
タレについて
タレは、チキンや海老の旨味をベースに黒胡椒・山椒・唐辛子などの香辛料をバランス良く合わせたことで、海老・鶏白湯・担々麺を組み合わせた新味をカップ麺に再現しているものの、実際には醤油ベースにチキンのコクをプラスし、香ばしい海老の風味や後引くスパイスを利かせた割とシンプルな仕上がりとなっており、濃厚なんですが…香辛料もしっかりと利いたことで最後まで飽きることもなく、様々な旨味が凝縮されたことで物足りなさといった感じもありません!
そのため、濃厚・こってり、脂ギットリで塩気も強いタレというわけではなく、思ったよりメリハリの付いた後味の良さに際立ち、さらに醤油感の強いキレやほんのり香る海老の風味が心地良く、実店舗との再現性は正直微妙な気もしますが…これはこれで万人受けするかのようなクセのないテイストでしたので、もっちりとした角刃の太麺とともに食欲をガツンと満たしてくれることでしょう!
まとめ
今回「でかまる 海老辛鶏白担味まぜそば」を食べてみて、山形県新庄市に本店を置く人気ラーメン店“新旬屋本店”が“Ramenグランプリ2023-2024”にエントリーし、見事優勝に輝いたメニュー“海老辛鶏白担~世界の刺激~ ”を同店監修によってカップ麺に再現した一杯には…海老×鶏白湯×担々麺といった濃厚ながらも香辛料をうまく利かせた旨味の強いタレに仕上がり、そこにもっちりとした角刃の太麺が食欲をガツンと満たす…これでもかと絡めたくなるボリューム感抜群な一杯となっていました!
ただ、様々なジャンルを組み合わせたフレーバーではありますが、実際には醤油ベースにチキンのコクや海老の風味を利かせ、数種類の香辛料でアクセントを付けたピリ辛な醤油ダレといった印象でしたのでそこまで真新しい味わいではなく、意外にもタレの構成はシンプルで変なクセもないため、大盛り仕様にも関わらず最後まで飽きることなくたっぷりと楽しめるのではないでしょうか?
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