「ペヤング やきそばヒーヒー明太からし味」を食べてみました。(2024年5月27日発売・まるか食品)
この商品は、塩味の焼そばソースに明太子の旨味を利かせ、ツーンとした香りが特徴の“からし”でアクセントを付けたことによって後引く味わいに際立ち、さらに麺から滲み出すラードの旨味や香ばしさが調理感を引き立てる風味豊かな一杯、“ペヤング やきそばヒーヒー明太からし味”となっております。(値段:税別214円)
ご覧の通り、パッケージにはピンクを基調に“ヒーヒー”、“明太からし味”といった商品名がシンプルに記載されており、原材料によると…明太子をメインに“からし”ならではの風味を利かせた塩味の焼そばソースということもあってシンプルながらもクセになるテイストのようです!
一方パッケージ背景には…特に仕上がりイメージが掲載されていないんですが、原材料を見る限り具材には…乾燥調味メンタイコ・“ねぎ”が使用されているようです!それによって明太子の旨味に“からし”の風味を合わせた一風変わった味わいがうまく融合されているものと思われます!
他にも特徴として…麺はシリーズお馴染みのラードを使用した油で揚げたフライ麺が採用されており、今回の“ヒーヒー明太からし味”といった明太子の旨味と“からし”の風味・辛みを活かした香ばしくも旨味溢れる後味の良いソースとも絶妙にマッチし、具材に使用された乾燥調味メンタイコとも相性良く馴染み、想像以上にクセになる味わいが存分に楽しめるというわけです!
割と塩気の強い後味すっきりとしたソースには、明太子ならではの旨味・辛さとツーンとした“からし”の風味が意外にも相性良く馴染み、塩味とは言っても想像以上に旨味が強く、以前ご紹介した“ペヤング ピリ辛高菜 明太子味やきそば(2021年4月5日発売)”や“ペヤング にんにく明太子味やきそば(2022年3月21日発売)”とはまたひと味違った味わいで、“つまみ”にも合う旨辛な仕上がりとなっていました!
ペヤング やきそばヒーヒー明太からし味
今回ご紹介するカップ麺は、お馴染み“ペヤング”シリーズの新商品ということで、“ヒーヒー明太からし味”といった商品名からは若干伝わりにくいフレーバーなんですが…要は明太子の旨味に“からし”の風味を合わせた塩味の味わいで、旨辛な明太子の旨味をしっかりと利かせたことによって物足りなさを感じさせないクセになる焼そばソースに仕上げ、そこにシリーズらしいフライ麺から滲み出すラードの旨味・風味が相性良く馴染む間違いない一杯、“ペヤング やきそばヒーヒー明太からし味”となっています。
※売っている場所:今回はヨドバシの通販で購入
ご覧の通り今回は、定番の和風テイストの中でも明太子をメインにツーンとした香りの“からし”を合わせた意外性のある塩味の焼そばソースで、特別イラストや写真での仕上がりイメージは掲載されておりませんが、明太子と“わさび”の組み合わせによって後引く旨味を引き立て、シリーズらしい香ばしい麺と相性良く馴染んだクセになる一杯といったところ!(実際…“ヒーヒー”となるほどの辛さではありません。)
ちなみに今回は、ピリ辛な明太子に風味の良い七味を組み合わせたクセになる一杯、“ペヤング やきそば かーかー明太七味”も同時発売されていて、“かーかー”と“ひーひー”といった明太子で足並み揃えた2種のフレーバーということですね!
このように“ペヤング”シリーズにはレギュラーサイズとして激辛なテイストから突拍子もない企業・メーカーとのコラボだったりと様々なフレーバーが発売されており、他にもボリューム感のある“超大盛”シリーズや“GIGAMAX”・“ペタマックス”シリーズなど…その種類は非常に多岐に渡り、2023年も様々なフレーバーが登場したように発売49年を迎えた2024年にも期待したいところ!
※“ペヤング ソースやきそば”は1975年(昭和50年)3月に発売されました。
他にも、ここ数年の“ペヤング”シリーズ一覧は下記の記事にもまとめてありますので、ぜひご覧ください!やはり“ペヤング”は改めて見ると多種多様なフレーバーが数多く登場していて面白いです!
それでは、今回の“ペヤング やきそばヒーヒー明太からし味”がどれほど明太子をメインにツーンとした香りの“からし”を合わせた旨辛な味わいに仕上がっているのか?味を調える香辛料や旨味を引き立てる乾燥調味メンタイコとの兼ね合いはもちろん、なんと言ってもラードを使用した油で揚げた麺から滲み出るすすり心地の良いフライ麺との相性やバランスなどなど…じっくりと確認していきたいと思います!
カロリーなど栄養成分表について
では気になるカロリーから見てみましょう。
ご覧の通り517kcalとなっております。(塩分は3.3g)
カロリーは、汁なしカップ麺(カップ焼そば)ながらも後味すっきりとしたテイストということもあってそこまで高い数値ではありませんが、一方で塩分はこのボリュームを考慮するとやや低めな数値となっています。
ちなみに1食当たり110g、麺の量は90gとこちらは他のレギュラー商品と同じボリューム感のようです!
原材料について
では原材料も見てみます。
ソースには、食塩や植物油脂をはじめ…
- しょうゆ
- たらこエキス
- ねりがらし
- 香辛料
- 辛子めんたいこ
といった、明太子をメインにした塩味のソースにツーンとした香りの“からし”を合わせ、後味さっぱりとしたクセになる旨味や辛さが際立ち、シンプルながらも最後まで飽きの来ないテイストに間違いなく、ラードを使用した油で揚げたフライ麺から滲み出す旨味や風味と相性良くマッチし、まさに“つまみ”にもぴったりな味わいを想像させる材料が並びます。
※製造工場:まるか食品株式会社 本社工場(群馬県)
また、麺の項目を見てみると…ラードや“しょうゆ”、食塩や香辛料といった材料が確認でき、今回もまたしっかりと味付けが施された香ばしい麺が採用されているようです!
JANコード 49 02885 01084 5 原材料名油揚げめん(小麦粉(国内製造)、植物油脂、ラード、しょうゆ、食塩、香辛料)、添付調味料(糖類、食塩、植物油脂、しょうゆ、たらこエキス、たらこ、デキストリン、ねりがらし、香辛料、辛子めんたいこ)、かやく(乾燥調味メンタイコ、ねぎ)/調味料(アミノ酸等)、香料、酒精、増粘剤(グァーガム)、ベニコウジ色素、香辛料抽出物、かんすい、酸化防止剤(ビタミンE)、ウコン色素、ビタミンB₂、(一部に小麦・乳成分・大豆を含む)
栄養成分表示 [1食 (110g) 当たり]
熱量 517kcal たんぱく質 8.5g 脂質 28.2g 炭水化物 57.2g 食塩相当量 3.3g
開封してみた
フタを開けてみると、ご覧の通り後入れかやく、ソースといった2つの調味料などが入っています。
そしてこちらが今回使用されている調味料などの2パックとなっていて、特にソースに関しては塩味のサラッとした仕様でしたので、調理中はフタの上で軽く温めておくと良いでしょう!(“かやく”は後入れ仕様なのでご注意ください。)
また、麺はご覧の通りシリーズお馴染みのやや細めのフライ仕様となっていて、すすり心地も非常に良く、ラードを使用した油で揚げたことによってラードの旨味や香ばしい風味が明太子に“からし”を合わせた塩味の焼そばソースとも相性良く馴染み、素材の旨味をうまく活かした味わいがしっかりと楽しめそうです!
調理してみた
続いて熱湯を注ぎ3分待ちます。(必要なお湯の目安量:480ml)
その後しっかりと湯切りをしたところがこちら!
先ほどまでの麺や具材がふっくらとした仕上がりとなり、特に麺には細めながらも歯切れの良いコシが加わり、まだソースや“後入れかやく”を加える前の状態ではありますが…明太子をメインにツーンとした香りの“からし”を合わせ、具材に使用された乾燥調味メンタイコからも良い旨味が滲み出すやみつき感のある一杯…といった印象の出来上がりです。
ではここに先ほどのソースを加えていきます!
すると…“たらこ”エキスや香辛料、キリッとした醤油や塩などを含むサラッとしたソースがたっぷりと出てきますので、しっかりと絞り込んで入れていきましょう!そして風味としては“たらこ”や明太子の香りはもちろん、涙目もののツーンと来る“からし”が印象的で、この時点で塩味ながらも物足りなさを感じさせない濃い目のテイストということが伝わってきます!
ではよーくかき混ぜていきます!
そしてソースが全体に馴染んだら“後入れかやく”を加えて完成となります!すると…塩味ということで先ほどまでの濃いソースが落ち着き、シンプルに明太子の旨味を引き立てているようで、特に脂っこさや“くどさ”といった感じはありません!
そして、“かやく”には…
- 乾燥調味メンタイコ
- ねぎ
が入っています!
食べてみた感想・レビュー
一口食べてみると…イメージ通り明太子の旨味がクセになりますね!しかもツーンとした“からし”も意外と相性良く馴染み、単純に明太子の味を再現しているわけではなくピリッとした辛みや旨味、そしてクセになる塩気や“からし”の風味などが食欲を掻き立て、そもそも塩味ということもあって全体的なまとまりは非常に良く、これはこれで最後まで飽きることなく楽しめることと思われます!
また、シリーズらしく麺の香ばしさが付与されているからこそソースに調理感が引き立ち、そこに“たらこ”の旨味が相性良く馴染んだことで物足りなさを感じさせることもありませんし、ツーンとした“からし”の風味が広がることによって全体がバランス良く調和され、非常にシンプルな構成なんですが、期待値以上の美味しさは幅広い層に好まれるフレーバーに間違いありません!
ちなみにソースは塩味なので麺との馴染みが若干わかりにくいので、よく混ぜながらいただいた方が良さそうです!そのため、“ヒーヒー 明太からし味”といった商品名も食べ進めていくに連れて納得のネーミングで、実際“ヒーヒー”というほどの辛さではありませんが…後引く旨味と辛さが清々しく感じられます!
麺について
麺は、ご覧の通りシリーズお馴染みのやや細めのフライ仕様で、ほどよい弾力と細めながらも歯切れの良いコシを兼ね備え、すすり心地も非常に良い風味豊かな仕上がりとなっていて、明太子の旨味と“ねりがらし”を合わせたやみつき感のある塩ベースの焼そばソースとの相性も抜群です!
そんな麺には、旨味・辛みがクセになる明太子をメインとした染み渡るかのようなソースがよく絡み、“たらこ”らしい魚介系の旨味などが口いっぱいに広がっていき、ツーンとした“からし”の風味や食欲そそる香ばしさが後味良く抜けていきます!
トッピングについて
トッピングには…と言っても乾燥調味メンタイコ・“ねぎ”といった薬味や旨味を引き立てる“ふりかけ”のような粒子が使用されていて、まず乾燥調味メンタイコに関しては申し分ありません!文字通り明太子らしい塩気や旨味が際立っていき、ちょうど良いアクセントにもなっています!
後は“ねぎ”使用されていて、後乗せ仕様ということもあってシャキシャキ感こそありませんが、ちょうど良い薬味として彩り良く添えられているようです!
ソースについて
ソースは、塩味といったシンプルなフレーバーの割に明太子の旨味をしっかりと利かせ、“後入れかやく”に使用されている乾燥調味メンタイコが後押ししたことで物足りなさといった感じは一切なく、後味すっきりとした旨味溢れる味わいに際立ち、ツーンとした香りの“からし”によってちょうど良いアクセントなんかも引き立って感じられます!
また、塩味らしく素材の美味しさがストレートに伝わり、植物油脂がほどよいオイリー感を加えたことによって麺がパサつくこともありませんし、当然カップ麺らしいジャンク感もあるんですが…この仕上がりなら受けはかなり良さそうです!そして塩気も濃い目なので“つまみ”にもぴったりなテイストと言えるでしょう!
まとめ
今回「ペヤング やきそばヒーヒー明太からし味」を食べてみて、明太子をメインにツーンとした香りの“からし”を合わせたことでクセになる味わいを表現した一杯には…“たらこ”ならではの塩気と旨味にピリッとした辛みが加わったことで明太子らしい味わいが際立ち、特に突き抜けるような“からし”によって香りなんかも楽しむことができ、そこにラードを使用した油で揚げたフライ麺からも香ばしいラードの旨味・風味が相性良くマッチしたことで最後まで飽きの来ない一杯となっていました!
また、今回は特に“ヒーヒー明太からし味”といった謎過ぎる品名だったので…一体どんな味なのか意外と想像しにくいフレーバーでしたが、実際には明太子の旨味に涙目ものの“からし”を合わせた意外にも相性の良い組み合わせで、後引く旨味や辛さが“カップ焼そば”として楽しめる仕上がりでしたので、思いのほか好評な一杯と言えるのではないでしょうか?
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