「元祖ニュータンタンメン本舗監修 タンタンメン 鬼辛セカンド」を食べてみました。(2024年6月10日発売・サンヨー食品)
この商品は、神奈川県川崎市に本店を置く人気ラーメン店“元祖ニュータンタンメン本舗”の店舗限定メニュー“タンタンメン 鬼辛セカンド”の味わいを同店監修によってカップ麺に再現したもので、ポークやチキンをベースに“にんにく”を加え、唐辛子だけでなく山椒の痺れを利かせた刺激的な一杯、“元祖ニュータンタンメン本舗監修 タンタンメン 鬼辛セカンド”となっております。(値段:税別271円)
ご覧の通り、パッケージには“鬼辛セカンド”の店頭ポスターデザインと同じく緑と赤をメインにあしらわれ、赤みを帯びた豚ガラ塩スープにふんわり食感の“かき卵”が加わった店舗限定メニュー“タンタンメン 鬼辛セカンド”の仕上がりイメージを背景に“60周年”、“元祖ニュータンタンメン本舗”など店舗ロゴなどが配置され、“川崎のソウルフード”といった文字なんかも非常に印象的といったところ!
※“元祖ニュータンタンメン本舗”は2024年10月に60周年を迎えます。
また、ここ“元祖ニュータンタンメン本舗”は先代から受け継がれた秘伝の味ということで、創業1964年(昭和39年)から実に2024年で60年と歴史ある人気ラーメン店であり、そもそも中国料理の“担々麺”をアレンジしたものが始まりとのことで、現在では川崎の本店を中心に神奈川や東京など47店もの店舗展開を行っているようです!(※2024年1月時点)
一方こちらには、“店舗限定メニュー”と記載されているように、全47店舗中24店舗でのみ提供されていることが確認できます!…ちなみにここ“元祖ニュータンタンメン本舗”では…ひかえめ・普通・中辛・大辛い・鬼辛といった辛さが選ぶことができ、他にも“味噌ラーメン”や“醤油ラーメン”、“タンメン”といったメニューも提供しているので、今後の商品展開にも期待したいところ!
さらに容器側面の背景には…キレの良い口当たりと後味の良い豚ガラを利かせた塩スープにふんわりと仕上がった“かき卵”がたっぷりと敷き詰められ、粗挽き唐辛子や山椒による痺れる辛さがクセになる仕上がりイメージなんかも掲載されていて、これを見る限り具材には…味付卵・唐辛子・“味付鶏肉そぼろ”が使用されているようです!
他にも特徴として…麺はもっちりとした食感を再現した中太フライ仕様で、ほどよいコシを加えることによって食べ応えに関しても申し分なく、そこに豚ガラを利かせた後味の良い塩ベースのスープと“かき卵”、そして唐辛子の辛さと山椒の痺れ・風味などをバランス良く融合したクセになる味わいがボリューム感たっぷりと楽しめるというわけです!
ベースが塩味ということもあって非常にキレの良い口当たりが印象的なスープには、ポークやチキンの旨味をしっかりと利かせたことによってサラッとした舌触りの割に物足りなさといった感じは一切なく、そこにたっぷりと使用された食感柔らかな“かき卵”がほどよいマイルドさをプラス、さらに唐辛子の辛さと山椒の痺れがクセになるシビ辛な仕上がりとなっていました!
元祖ニュータンタンメン本舗監修 タンタンメン 鬼辛セカンド
今回ご紹介するカップ麺は、神奈川県川崎市に本店を置く人気ラーメン店“元祖ニュータンタンメン本舗”の店舗限定メニュー“タンタンメン 鬼辛セカンド”を再現したもので、豚ガラ塩スープに唐辛子や山椒を利かせたスタミナ系かつシビ辛な味わいに際立ち、さらにふんわりとした味付卵をたっぷりと加えたことでやみつき感のある美味しさが楽しめる一杯、“元祖ニュータンタンメン本舗監修 タンタンメン 鬼辛セカンド”となっています。
※売っている場所:今回はファミリーマートで購入
一方こちらには前回まで記載されていなかった“ご当地熱愛編”と記載されているように、今回の商品名は…“ご当地熱愛麺元祖ニュータンタンメン本舗監修 鬼辛セカンド”となっており、今後もしかするとこれがシリーズ化するのかもしれません!
ちなみにここ“元祖ニュータンタンメン本舗”とは…中国四川省に古くから存在するメニュー“担々麺”を創業者である“五十嵐 源吉”氏によって「スタミナがつく料理を」とアレンジしたものがはじまり。さらに、かき卵具材に唐辛子と“にんにく”のパンチが利いた豚ガラ塩味ベースのスープが特徴であり、一品料理や焼肉なども提供するガッツリ食べたい方におすすめのラーメン店です!
また、こちらには今回の“元祖ニュータンタンメン本舗”についての簡単な説明書きが記載されており、これによると…“2024年10月に創業60周年を迎える老舗店。「スタミナがつく料理を」と創業者が中華料理の担々麺をアレンジしたのが始まりです。かき卵具材に、にんにくと唐辛子のパンチがきいた、豚ガラ塩味ベースのスープが特徴的です。”とのことで今回のフレーバーは看板メニューとはひと味違った痺れる辛さが表現されていることがわかります!
さらに、“元祖ニュータンタンメン本舗”では、これまでも定期的にカップ麺を発売してきたので、ご存知の方も多いかもしれません!
- 元祖ニュータンタンメン本舗監修 タンタンメン(2021年8月30日リニューアル発売)
- 元祖ニュータンタンメン本舗監修 タンタンメン メチャ辛(2021年3月8日発売)
- 元祖ニュータンタンメン本舗監修 タンタンメン にんにくダブル(2022年3月22日発売)
- 元祖ニュータンタンメン本舗監修 まぜタン(2022年8月8日発売)
- 元祖ニュータンタンメン本舗監修 鬼辛まぜタン(2023年4月10日発売)
それでは、今回の“元祖ニュータンタンメン本舗監修 タンタンメン 鬼辛セカンド”がどれほどポークやチキンをベースに“にんにく”を利かせた後味の良い塩スープに仕上がっているのか?唐辛子の辛みと山椒の痺れや風味との兼ね合いはもちろん、なんと言ってももっちり感を表現した食べ応えのある中太フライ麺との相性やバランスなどなど…じっくりと確認していきたいと思います!
カロリーなど栄養成分表について
では気になるカロリーから見てみましょう。
ご覧の通り420kcal(めん・かやく350kcal / スープ70kcal)となっております。(塩分は6.3g)
カロリーは、食べ応えのある一杯ではありますが…やはりポークやチキンを利かせたキレの良い塩ベースのスープということもあって縦型ビッグサイズにも関わらず割と低めな数値のようですが、一方で塩分はこのボリュームを考慮しても若干高めな数値となっています!
ちなみに1食当たり93g、麺の量は70gとのこと。
また、カロリーの内訳を見てみると…スープだけだと70kcalと思ったより高めな数値を占めていることから、後味すっきりとした塩スープの割にポークやチキンの旨味がしっかりと利いたコクのある仕上がりをイメージさせます!
原材料について
では原材料も見てみます。
スープには、食塩や香辛料をはじめ…
- ポーク調味料
- にんにく調味料
- しょうゆ
- チキン調味料
- 油脂加工品
- 植物油脂
といった、ポークやチキンをベースに“にんにく”を利かせた後味の良い塩ベースのスープに唐辛子や山椒による痺れる辛さが加わり、コク深くも後引く旨味・辛さがクセになるメリハリの付いた味わいを想像させる材料が並びます。
※製造工場:太平食品工業株式会社 本社工場(群馬県)
JANコード 4901734054573 原材料名油揚げめん(小麦粉(国内製造)、植物油脂、でん粉、食塩)、スープ(糖類、食塩、香辛料、ポーク調味料、にんにく調味料、しょうゆ、ごま、チキン調味料、油脂加工品、酵母エキス、発酵調味料、植物油脂)、かやく(味付卵、唐辛子、味付鶏肉そぼろ)/加工でん粉、調味料(アミノ酸等)、カラメル色素、炭酸カルシウム、かんすい、トレハロース、香料、微粒二酸化ケイ素、クチナシ色素、レシチン、酸味料、パプリカ色素、酸化防止剤(ビタミンE)、香辛料抽出物、カロチン色素、ビタミンB2、ビタミンB1、(一部に小麦・卵・乳成分・ごま・大豆・鶏肉・豚肉を含む)
栄養成分表示 [1食 (93g) 当たり]
熱量 420kcal たんぱく質 7.8g 脂質 17.6g 炭水化物 57.6g 食塩相当量 6.3g
めん・かやく: 1.8g
スープ: 4.5gビタミンB1 0.32mg ビタミンB2 0.35mg カルシウム 178mg 引用元:サッポロ一番 ご当地熱愛麺 元祖ニュータンタンメン本舗監修 タンタンメン 鬼辛セカンド タテビッグ | サンヨー食品
開封してみた
フタを開けてみると、ご覧の通りすでに粉末スープなどが入っていて、今回は特に別添されている調味料などはありません!
また、具材には…
- 味付卵
- 唐辛子
- 味付鶏肉そぼろ
が入っています。
他にも麺は、ご覧の通り丸刃の中太フライ仕様となっていて、ほどよい弾力とコシを兼ね備え、ポークやチキンをベースに“にんにく”や各種香辛料を利かせたキレの良い塩スープとの相性も良さそうです!
調理してみた
では続いて熱湯を注ぎ3分待ちます。(必要なお湯の目安量:430ml)
そして出来上がりがこちら!
しっかりと湯戻りしたことによって先ほどまでの麺や各種具材がふっくらとした仕上がりとなり、まだ全体を混ぜ合わせる前の状態ではありますが、ポークやチキンをベースに食欲そそる“にんにく”を利かせ、“鬼辛セカンド”らしく唐辛子と山椒による痺れる辛さがちょうど良いアクセントとなったメリハリのある一杯…といった印象の出来上がりです。
では、よーくかき混ぜてみます。
そしてスープが全体に馴染むと…仕上がり自体はポークやチキンを利かせた塩スープということもあって非常にサラッとした状態で、唐辛子や山椒の痺れる辛さだけでなく食欲そそる“にんにく”の旨味が溶け込んだことによってスタミナ感もあり、香味野菜や香辛料などを存分に活かしたパンチのある一杯といったところ!
また、味付卵ならではのまろやかさ・マイルド感がキレの良さ・唐辛子の辛さとちょうど良く調和していたんですが…今回の“鬼辛セカンド”に関しては“にんにく”だけでなく唐辛子や山椒が利いていますから、旨辛でやみつき感のある味わいに際立ち、まさに何度でも食べたくなるような辛くて美味いスタミナ系の味わいのようです!これは再現性も気になるところではないでしょうか?
食べてみた感想
一口食べてみると…“鬼辛セカンド”というだけあってどれほど強烈な辛さかと思ったら、唐辛子の辛さも山椒の痺れ・風味どれをとってもかなり控えめで正直唖然とします…
もちろん食欲そそる“にんにく”の旨味も利いているわけですが、強烈な“にんにく”臭というわけでもなく、個人的には旨辛程度の刺激で“鬼辛セカンド”を名乗って良いのか疑問が残るほどです!
ただ、薄味で物足りないというわけでもなく、どれもちょうど良く利いたことで幅広い層に好まれるテイストであることに間違いありません!とは言え…実店舗で選べる辛さレベルの“鬼辛”のさらに上を行く“鬼辛セカンド”としては物足りなく感じられたので、スタミナ系や旨辛なテイストが好みの方ならかなりハマる一杯と言えるのではないでしょうか?
特に“にんにく”の旨味が食欲を掻き立て、豊富に使用された味付卵とたっぷりと使用された粗挽き唐辛子が全体をうまく調和し、刺激的な辛さとコクが後味すっきりとした塩スープとともにじっくりと堪能できるため、食べ進めていくに連れてじんわりと汗を誘います!
麺について
麺は、ご覧の通り丸刃の中太フライ仕様で、ほどよい弾力とコシを合わせ持ち、麺量も70gと食べ応えに関しても申し分ありません!ただ、特に味付けもされていませんし量産型の仕様とも言えるでしょう!
そんな麺には、ポークやチキンをベースに“にんにく”をはじめ、唐辛子や山椒の痺れる辛さを利かせた後味の良い塩スープがよく絡み、塩気の強い香味野菜の旨味や刺激的な香辛料などが口いっぱいに広がっていき、ほどよく香る“にんにく”の風味やフライ麺特有の香ばしさが後味良く抜けていきます!
トッピングについて
トッピングにはまず、こちらの“かきたま”をイメージした味付卵がたっぷりと入っていて、食感は見るからに優しいふんわり柔らかな仕上がりとなり、味付け自体はそこまで感じられませんが、唐辛子の辛さを調和するかのようなマイルド感が加わっているようです!
また、こちらの“味付け鶏肉そぼろ”は若干小ぶりではありますが、じっくりと味わってみると…鶏肉らしい淡白な旨味がじゅわっと滲み出てくる仕上がりとなっていたため、単品で楽しむというよりはスープとしっかりと馴染ませながら食べ進め、後ほど弾力のある麺と一緒に絡めていただくと、より一層肉の旨味が引き立って楽しめるかと思われます!
さらに、粗挽き唐辛子が豊富に使用されているんですが…実際には見た目ほど強い辛さというわけではなく、お好みによってはもう少し唐辛子を足して刺激的な辛さを際立たせてみても良いでしょう!んー…この辺りに関して言うと“鬼辛セカンド”の辛さとは思えないほどです!
スープについて
スープは、後味すっきりとしたポークやチキンベースの塩スープに“にんにく”の旨味を利かせ、そこに具材として味付卵や粗挽き唐辛子を豊富に使用したことでスタミナ感溢れる味わいに仕上がり、あっさりとした中にも山椒の痺れや風味、さらに香味野菜を利かせたメリハリのある一杯…そんなクセになる旨味と辛さが調和したやみつき感のある味わいとなっています!
また、塩スープという割に辛さや味の濃さが際立っているため、物足りなさといった感じは一切なく、気になる辛さについても“鬼辛セカンド”のイメージからは想像も付かないほど控えめとなっており、特に脂っこさ・“くどさ”なども一切ありませんので、ついついスープが止まらなくなります!ただ、期待していたのと違います…
そのため、なんと言ってもこの一杯、仕上がり自体は非常にサラッとしたスープなんですが、動物系の旨味がしっかりと下支えしたことでほどよいコクがあり、後味すっきりとした深みのある塩スープといった安定感のある美味しさで、イメージしていたほど強烈な“にんにく”臭ではなく、思ったより辛さ・痺れも控えめだったので、思いのほか幅広い層に好まれそうなフレーバーと言えるでしょう!
まとめ
今回「元祖ニュータンタンメン本舗監修 タンタンメン 鬼辛セカンド」を食べてみて、神奈川県川崎市に本店を置く人気ラーメン店“元祖ニュータンタンメン本舗”の店舗限定メニュー“タンタンメン 鬼辛セカンド”の味わいをカップ麺に再現した一杯には…ポークやチキンをベースに“にんにく”を利かせ、唐辛子と山椒による痺れる辛さ・風味がちょうど良いアクセントとなり、食欲そそるスタミナ感も後押ししたことによって最後まで飽きの来ないメリハリのある仕上がりとなっていました!
また、そもそも看板メニューの“タンタンメン”にも“にんにく”が使用されており、今回はその辛さレベル“鬼辛”の進化版となる“鬼辛セカンド”にも関わらず思いのほか辛さ・痺れともにかなり控えめで、比較的食べやすい味わいでしたので、幅広い層に好まれる満足度の高い一杯と言えるのではないでしょうか?
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