東洋水産

「函館麺厨房 あじさい」監修カップ麺 “背脂塩拉麺” 老舗店の味に背脂を加えたコク深い一杯

函館麺厨房あじさい 背脂塩拉麺
記事内に商品プロモーションを含む場合があります

函館麺厨房(はこだてめんちゅうぼう)あじさい 背脂塩拉麺」を食べてみました。(2024年4月9日発売・東洋水産/ファミリーマート限定)

この商品は、函館の老舗有名店“函館麺厨房あじさい”の看板メニュー“味彩塩拉麺(あじさいしおらーめん)”+背脂の味わいをカップ麺に再現したもので、チキンとポークの旨味を利かせた透明度の高い淡麗系の塩スープにガーリックや魚介出汁をバランス良く加え、歯切れの良い角刃の中細フライ麺が絶妙にマッチしたコク深い一杯、“函館麺厨房あじさい 背脂塩拉麺”となっております!(値段:税別258円)

ご覧の通りパッケージには“函館麺厨房あじさい”、“背脂塩拉麺”といった店舗ロゴや今回の商品名が記載され、透明度に拘った塩スープが特に有名なんですが、他にも“極味背脂拉麺”というメニューが実際に提供されているので、恐らくその味を再現しているものと思われます!そしてあっさりとした中にもじんわりと染み渡る魚介出汁がチキンやポーク、背脂によってコク深く引き立てられ、最後まで飽きの来ない仕上がりは非常に気になるところ!

函館麺厨房あじさい 背脂塩拉麺 パッケージ

ちなみにこの“函館麺厨房あじさい”のカップ麺と言えば…2017年12月19日に“函館麺厨房あじさい 函館塩ラーメン”という商品名で“どんぶり型”として発売されており、2019年10月22日には商品名を“函館麺厨房あじさい 味彩塩拉麺”に変更して現行の縦型ビッグサイズで発売、2021年4月27日にも再発売、2022年5月17日にはファミリーマートのPB“ファミマル”としてリニューアルして2023年5月30日にも再発売されており、今回は新たに背脂を追加してのフレーバーとなっています!

一方こちらには、“あっさりとしながらも深みのある塩味スープに、こってり背脂入り!”と記載され、その背景には…チキンやポークをベースに魚介出汁や昆布の旨味、そして背脂をバランス良く合わせたことでじんわりと染み渡る塩味の淡麗スープに角刃の中太麺や各種具材が盛り付けられた仕上がりイメージなんかも掲載されていて、これを見る限り具材には…味付豚肉・背脂加工品・メンマ・“ねぎ”が使用されているようです!

また、以前は“どんぶり型”で麺も東洋水産の独自技術“生麺ゆでてうまいまま製法”といったお馴染みのノンフライ麺が採用されていたんですが…角刃のフライ麺の方が実店舗で使用している“匠の麺工房 カネジン食品株式会社”の食感に近いんでしょうか?ほどよい弾力と強いコシを併せ持つすすり心地抜群な食感に期待できそうです!(以前使用していた“岡田製麺”は2023年8月末で廃業しています。)

他にも特徴として…麺は上記の通り角刃の中細麺が採用されており、もっちりとした弾力と細いながらもしっかりとしたコシがあり、ほどよく“ちぢれ”を付けたことで背脂を追加したコク深くも澄んだ塩スープとの絡みも非常に良く、それによってチキンやポークをベースにガーリックや魚介出汁をバランス良く合わせたじんわりと染み渡る味わいが最後まで飽きることなく楽しめるというわけです!

実際に食べてみて…

非常に透明感のある澄んだ塩スープにはチキンやポークの旨味が溶け込み、あっさりとしていながらも背脂のコクによって物足りなさといった感じはなく、そこにガーリックや魚介出汁がバランス良く融合したことで動物系×魚介系といったWスープならではの複雑で繊細な味わいがじんわりと染み渡り、すすり心地の良い角刃の中細麺と絶妙にマッチした食べ応えのある一杯となっていました!

ゆうき
ゆうき
では、今回は2024年4月9日に東洋水産株式会社からファミリーマートのPB“ファミマル”で発売された「函館麺厨房あじさい 背脂塩拉麺」について実際に食べてみた感想を詳細にレビューしてみたいと思います!

函館麺厨房あじさい 背脂塩拉麺

今回ご紹介するカップ麺は、函館を中心に店舗展開する老舗有名店“函館麺厨房あじさい”の看板メニュー“味彩塩拉麺”+背脂の味わいを再現したもので、チキンやポークの旨味をベースに魚介出汁や昆布の旨味をバランス良く合わせ、背脂を加えたことによって透明感のある淡麗塩スープにコク深くもじんわりと染み渡る味わいに仕上がり、各種具材や角刃の中細麺が絶妙にマッチしたあっさりとした中にも深みのある一杯、“函館麺厨房あじさい 背脂塩拉麺”となっています。
※売っている場所:今回はファミリーマートで購入

ちなみにここ“函館麺厨房あじさい”の創業は1930年(昭和5年)、2024年で実に創業94年を迎えるという…老舗有名店として以下の通り函館を中心に店舗展開を行い、他にも新千歳空港内にある“ラーメン道場”や沖縄にも出店し、北海道のお土産としても商品化されているため、函館“塩ラーメン”の代表格として全国的にご存知の方も多いのではないでしょうか?

  • 麺厨房あじさい 本店
  • 麺厨房あじさい 紅店
  • 麺厨房あじさい JR函館駅店
  • 麺厨房あじさい 函館JRA店
  • 麺厨房あじさい モユク札幌店
  • 麺厨房あじさい 千歳空港店
  • 麺厨房あじさい 沖縄店

また、こちら容器側面には…“有限会社麺厨房あじさい(2002年10月設立)”の代表でもあり、現在3代目として名店の味を受け継ぐ店主“東 秀一”監修と記載されています!

他にも気になる実店舗の様子については、こちらの記事もぜひご覧ください!
※札幌エスタ店は2023年8月31日に閉店しています。

函館麺厨房あじさいに行ってきました!透明度の高い“味彩塩拉麺”が人気の函館の老舗有名ラーメン店!
函館麺厨房あじさいに行ってきました!透明度の高い“味彩塩拉麺”が人気の函館の老舗有名ラーメン店!「函館麺厨房あじさい」に行ってきました! この“あじさい”は、函館に本店を置く塩ラーメンが人気の老舗有名店で、函館以外にも新千歳空港の...

それでは、今回の“函館麺厨房あじさい 背脂塩拉麺”がどれほどチキンやポークを利かせた後味の良い淡麗系塩スープに仕上がっているのか?じんわりと染み渡る魚介出汁や昆布の旨味、コクを引き立てる背脂との兼ね合いはもちろん、何と言ってもすすり心地抜群な角刃仕様の中細麺との相性やバランスなどなど…じっくりと確認していきたいと思います!

カロリーなど栄養成分表について

では気になるカロリーから見てみましょう。
ご覧の通り467kcal(めん・かやく351kcal / スープ116kcal)となっております。(塩分は6.7g)

カロリーは、縦型ビッグサイズにも関わらず基本はあっさりとした塩スープということもあって割と低めな数値のようですが、一方で塩分はこのボリュームを考慮しても高めな数値となっています。
ちなみに1食当たり99g、麺の量は70gとのこと。

また、カロリーの内訳を見てみると…スープだけだと116kcalと塩味の割に高めな数値を占め、あっさりとした中にもチキンやポークの旨味をしっかりと利かせたことによって物足りなさを一切感じさせないコクのある仕上がりをイメージさせます!

原材料について

では原材料も見てみます。

スープには植物油や食塩をはじめ…

  • 香味油脂
  • チキンエキス
  • 香辛料
  • しょうゆ
  • 魚介エキス
  • ポークエキス
  • こんぶエキス
  • 粉末野菜

といったチキンやポークの旨味をベースに魚介出汁や昆布の旨味をバランス良く合わせたことで透明感のある塩スープらしいあっさりとした中にも深みがあり、さらに背脂によるコクが引き立ったメリハリのある味わいを想像させる材料が並びます。(単純に前作に背脂を加えただけのような構成です。)
※製造工場:株式会社酒悦 房総工場(千葉県)

JANコード4901990377533
原材料名

油揚げめん(小麦粉(国内製造)、植物油脂、食塩、植物性たん白、卵白)、添付調味料(植物油、食塩、香味油脂、チキンエキス、香辛料、しょうゆ、砂糖、たん白加水分解物、魚介エキス、ポークエキス、こんぶエキス、粉末野菜)、かやく(味付豚肉、背脂加工品、メンマ、ねぎ)/調味料(アミノ酸等)、加工でん粉、炭酸カルシウム、かんすい、増粘多糖類、酸化防止剤(ビタミンE)、クチナシ色素、香料、カラメル色素、ビタミンB2、ビタミンB1、(一部に小麦・卵・乳成分・大豆・鶏肉・豚肉・ゼラチンを含む)

栄養成分表示 [1食 (99g) 当たり]
熱量467kcal
たんぱく質11.3g
脂質24.8g
炭水化物51.0g
糖質:48.1g
食物繊維:2.9g
食塩相当量6.7g
めん・かやく: 1.9g
スープ: 4.8g
ビタミンB10.37mg
ビタミンB20.31mg
カルシウム177mg

開封してみた

フタを開けてみると、ご覧の通りすでに粉末スープなどが入っていて、フタの上には“特製油”と記載された調味料が別添されています!

そしてこちらが今回唯一使用されている調味料となっていて、触ってみたところ…非常にサラッとした油分となっていたため、調理中はフタの上で軽く温めておく程度で十分かと思われます!

また、具材には…

  • 味付豚肉
  • 背脂加工品
  • メンマ
  • ねぎ

が入っています。

“背脂塩拉麺”という割に背脂が少ないような…

さらに麺は、ご覧の通り角刃の中細麺が採用されており、ほどよく“ちぢれ”を付けたことでスープともよく絡み、フライ麺ながらも歯切れの良い強いコシが加わったことで実店舗で味わっているかのような臨場感の高い食感にも期待できそうです!

調理してみた

ではさっそく熱湯を注ぎ2分待ちます。(必要なお湯の目安量:440ml)
そして出来上がりがこちら!

しっかりと湯戻りしたことによって先ほどまでの麺や各種具材がふっくらとした仕上がりとなり、特に麺にはほどよい弾力と強いコシが加わったことで噛み応えもあり、まだ先ほどの“特製油”を加える前の状態ではありますが…塩スープならではのキリッとした口当たりに動物系・魚介系の旨味がしっかりと馴染んだことでコク深くも最後まで飽きの来ない後味すっきりとした一杯…といった印象の出来上がりです!

ではここに先ほどの特製油を加えていきます!
すると…無色透明な油分がたっぷりと出てきますので、しっかりと絞り込んで入れていきましょう!ちなみに風味は特になく、恐らく調理感を際立たせる植物油や動物系の旨味エキス辺りが含まれているものと思われます!そしてこの特製油が加わることで深みが際立ち、よりお店さながらのテイストが再現されているのでしょう!

では、よーくかき混ぜてみます。
そして全体が馴染むと…透明感のある塩スープに拘った老舗人気ラーメン店“函館麺厨房あじさい”らしい淡麗系のスープには、魚介出汁ならではの風味が控え目に香り立ち、さらにフライ麺ならではの香ばしさによって調理感のある味わいを引き立てているようにも感じられます!(粉末スープや香辛料などが容器底にたっぷりと含まれているため、しっかりと混ぜてください。)

また、具材に使用された味付豚肉からも良い旨味が滲み出しているようにも感じられ、調理時間2分ということもあって若干湯戻りが完全ではありませんので…まずはしっかりとスープと馴染ませながら麺を中心に食べ進め、深みのある塩スープに旨味を滲み出してもらった後に具材と一緒に味わってみると良いでしょう!…というかやはり背脂が少ないですね。。

食べてみた感想

一口食べてみると…キリッとしたシャープな飲み口のすぐ後からは、じんわりと染み渡る魚介出汁や昆布の旨味が感じられ、あっさりとしていながらもチキンやポークの旨味によってコク深さが際立ち、まさにメリハリの付いた後味の良い安定感のある美味しさが印象的で、動物系×魚介系によるWスープということもあって複雑で繊細な旨味が心地良く、年齢や男女問わず幅広い層に好まれる仕上がりとなっています!

そのため、非常にあっさりとしたテイストにも感じられるかもしれませんが…じっくりと味わってみると意外にもコクや深みがあり、それによって物足りなさといった感じも一切なく、ついついスープが止まらなくなります!ただ、背脂のコク・こってり感はそこまで突出していないようです…とは言え、特別変なクセなどありませんから、函館の代表格“函館麺厨房あじさい”ならではの味わいが喉越し良く楽しめるかと思われます!

また、チキンやポークの旨味が魚介出汁や昆布の旨味とバランス良く融合しているため、当然脂っこさといった感じもなく、むしろあっさりとしたテイストにちょうど良いコクが引き立ち、素材の旨味そのものを下支えしたことで全体のバランスは思いのほか非常に良く、塩ラーメンが好みの方ならかなりハマるフレーバーと言えるのではないでしょうか?

麺について

麺はご覧の通り角刃の中細麺が採用されており、ほんのり“ちぢれ”を付けたことでスープとの絡みも良く、さらに調理時間2分によって細いながらも強いコシが印象的で、すすり心地も抜群です!

そんな麺には…チキンやポークの旨味をベースに魚介出汁や昆布の旨味をバランス良く合わせた淡麗系の塩スープがよく絡み、じんわりと染み渡るかのような魚介系の旨味や物足りなさを感じさせないコク深さなどが口いっぱいに広がっていき、ふんわりと香る魚介出汁の風味やフライ麺ならではの香ばしさが後味良く抜けていきます!

トッピングについて

トッピングにはまずこちらの味付豚肉が入っていて、やや小さめにカットされてはいるものの…カップ麺でよく見かけるチープな仕様ではなく、しっかりと肉質が感じられ、ほどよく味付けされた肉の旨味がじゅわっと滲み出す仕上がりとなっていたため、まずはスープと馴染ませながら食べ進め、後ほどコシの強い中細麺と一緒に絡めていただくと、より一層肉の旨味が際立って楽しめるかと思われます!(調理時間2分なので食べはじめは若干湯戻りが完全ではありません。)

また、こちらのメンマは、使用されている数・サイズともに全く申し分なく、コリコリとした食感が心地良く、メンマ特有の味付けや素材本来の味わいなんかもしっかりと感じられ、今回の後味すっきりとした塩スープとの相性も抜群です!

さらに今回は背脂が加わったことでほどよいコクをプラスしているようですが、量的に少ないせいか…そこまでのインパクトはなく、もちろんこってり感を引き立てているわけでもありませんので、前作通り後味すっきりとした味わいが楽しめることでしょう!

他にもこちらの“ねぎ”が使用されていて、見た通り大きめにカットされたことでシャキシャキとした食感が心地良く、ちょうど良い薬味にもなったことで今回の塩スープを美味しく引き立て、さらに後味さっぱりと感じさせる相性抜群な具材となっています!

スープについて

スープは、チキンやポークをベースに魚介出汁や昆布の旨味をバランス良く合わせたことによって透明度の高い淡麗系となっていて、あっさりとしていながらも背脂が加わったことで物足りなさといった感じはなく、さり気なく動物系×魚介系のWスープ仕様によって複雑・繊細な旨味が際立ち、メリハリのある最後まで全く飽きの来ない仕上がりといったところ!

そして、なんと言ってもこの全体のバランスが非常に良く、特に魚介出汁や昆布の旨味だけが主張しているわけではなく、チキンやポークの旨味がコク深く引き立て、万人受けするかのような安定感のある塩スープで、じんわりと染み渡る魚介出汁とそれを引き立てる動物系のコクが絶妙な美味しさを再現しているようです!

また、今回新たに追加された背脂加工品からも良い旨味が滲み出し、食べ進めていくに連れてコク深さも際立っていくものの、前作と比較してそこまで大差ないように感じられます…そのため、容器底からしっかりと混ぜながらいただくと胡椒のアクセントなんかも利いたことで最後まで飽きることなく堪能でき、そもそも塩スープということもあって脂っこさといった“くどさ”もなく、あっさりとした味わいがボリューム感たっぷりと楽しむことができることでしょう!

まとめ

今回「函館麺厨房あじさい 背脂塩拉麺」を食べてみて、函館ラーメンの代表格であり、1930年(昭和5年)創業の老舗有名店“函館麺厨房あじさい”の看板メニュー“味彩塩拉麺”+背脂の味わいを同店監修によってカップ麺に再現した一杯には…じんわりと染み渡る魚介出汁が動物系の旨味によってコク深く引き立てられ、透明度の高い塩スープでありながらも背脂が加わったことで物足りなさといった感じは一切なく、丁寧に作り込まれた淡麗系の塩スープとして角刃の中細麺と絶妙にマッチした臨場感の高い一杯となっていました!

やはり函館と言えば…あっさりとした塩ラーメンといったイメージが強いわけですが、今回のフレーバーに関しては単純に魚介出汁を利かせただけでなく、しっかりと動物系の旨味をバランス良く合わせたことによって繊細な旨味やコクが際立ち、後味すっきりとしていながらも物足りなさのない味わいがボリューム感たっぷりと楽しめるため、何度食べても飽きの来ない仕上がりと言えるのではないでしょうか?

カップ麺のおすすめランキングについてはこちら

この記事を読んだあなたにおすすめ!

この記事を書いた人
ゆうき
「きょうも食べてみました。」は、札幌在住のカップ麺・ラーメンが大好きな私「ゆうき」が運営しているブログです。新発売のカップ麺やおすすめラーメン店の実食レビュー記事をメインに更新しています!

COMMENT

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です