「蟻月 博多もつ鍋風ラーメン」を食べてみました。(2019年1月21日発売/2019年11月25日リニューアル発売・サンヨー食品)
この商品は、もつ鍋で人気のお店「蟻月(ありづき)」の看板メニューをカップ麺で再現したもので、白味噌ベースの後味すっきりとしたスープに“にんにく”をしっかりと利かせたことで濃厚な旨味を表現し、具材にも“もつ”を使用したことで満足度の高い一杯に仕上がった“蟻月 博多もつ鍋風ラーメン”となっております。(税抜き218円)
ご覧の通り、パッケージには“蟻月”の繊細さが伝わってくるロゴと、スープ表面に上質な脂が浮き、“もつ”から滲み出る旨味とともに“蟻月”ならではの“もつ鍋”の美味しさが楽しめる仕上がりイメージなんかも確認できますね!
また、フタの裏にはご覧の通り“蟻月”の店舗情報などが記載されていて、これによると、東京を中心に大阪や札幌、福岡などに店舗展開し、何やら海外にも出店しているようですね!
このように、“蟻月”は札幌にも店舗があるので、個人的にも行きたいと思っていた“もつ鍋”屋さんのひとつでして、上品な店構えといった雰囲気からも伝わるように、ワンランク上とも言える“もつ鍋”が楽しめるということで、なかなか予約も取れないほどの人気店とのこと!(お昼メニューの“濃厚鶏ラーメン”も気になります。。)
その他にも、具材として“もつ鍋”には欠かせないキャベツやニラが豊富に使用されていて、“もつ”やビーフの旨味が滲み出た白みそ仕立ての濃厚なスープとともに存分に“蟻月”の味わいを堪能できる仕上がりのようです!
どちらかと言うとさらっとした白みそベースのスープには、すっきりとしている割にビーフやポークの旨味・油分によって味そのものが濃厚にも感じられるほどに表現され、ほどよいキレのある口当たりによって全体のバランスは非常に良く、まさに“もつ鍋”を食べているかのような美味しい仕上がりとなっていました!
これは特に、“もつ鍋”好きには見逃せないおすすめの一杯と言えるでしょう。
【追記】この商品は、2019年11月25日に麺の食べ応えをアップさせて“博多もつ鍋 蟻月 白のもつ鍋風ラーメン”という商品名でリニューアル発売されています!
蟻月 博多もつ鍋風ラーメンについて
今回ご紹介するカップ麺は、東京を中心に店舗展開する“もつ鍋”で人気の“蟻月”の人気メニューのひとつ“白(みそ風味)”をカップ麺に再現したと思われる一杯で、ビーフやポークをしっかりと利かせた白みそベースのスープが濃厚な仕上がりとなった“蟻月 博多もつ鍋風ラーメン”となっています。
ご覧の通り、フタにも“蟻月”のロゴなどが記載されていて、特にこの“月”に浮かぶ“蟻”のシルエットが印象的なシンプル・上品さが伝わってくるデザインとなっていますね!
ちなみに、“蟻月”とのコラボが初となる今回の商品は、セブンイレブンやイトーヨーカドーに流通するPB商品のため、公式サイトには情報が掲載されていません。
そして、こちらには“蟻月”の看板メニュー“白のもつ鍋”の誕生秘話なんかが簡単に記載されています!
こちらによると、“白のもつ鍋”とは全国に美味しい“もつ鍋”を提供したいという思いから完成させたもので、“にんにく”を利かせた白みそベースのスープに、ごま油の風味が香る逸品とのこと。
こういった“もつ鍋”のお店がカップ麺として店の味を再現するのはなかなか珍しくも感じられるわけですが、特にこの“蟻月”をよくご存知の方は、その仕上がりなんかも気になるところではないでしょうか?
※“監修”といった文字が見当たらないのが気になるところではありますが。。
それでは、この“蟻月”の味わいがどこまで美味しく仕上がっているのか?具材に使用された“もつ”や、スープとの相性などなど…じっくりと確認していきたいと思います!
カロリーなど栄養成分表について
では気になるカロリーから見てみましょう。
ご覧の通り495kcal(めん・かやく362kcal / スープ133kcal)となっております。(塩分は6.8g)
濃厚な仕上がりというだけあって、カロリーはやや高めな数値のようですね!そして塩分もまたやや高めといったところ!
ちなみに1食114g、麺の量は70gとのこと。
また、カロリーの内訳を見てみると、やはり濃厚な仕上がりということで、ややスープに占める割合が高めのようですね!これは、なかなかしっかりとした“もつ鍋”ならではの味わいが楽しめる仕上がりではないでしょうか?
原材料について
では原材料も見てみます。
スープには、“みそ”や香辛料をはじめ…
- 植物油脂
- 野菜エキス
- 牛脂
- でん粉
- ビーフエキス
- 乳等を主要原料とする食品
- 豚脂
- ポークエキス
- 魚介エキス(魚介類)
- 昆布粉末
- みりん
- 香味食用油
といった、白みそベースのキレのある後味すっきりとしたスープには、実に様々な材料が使用されたことによって複雑・繊細に表現された旨味が溶け込み、上品な“もつ鍋”らしい味わいとともに豊富に使用された“もつ”や野菜を美味しく楽しめる仕上がりを想像させる材料が並びます。
開封してみた
フタを開けてみると、ご覧の通り粉末スープや具材などがすでに入っていて、他にも液体スープ、調味油といった2つの調味料などが入っています。
そして、具材には…
- キャベツ
- 味付豚腸
- ごぼう
- 味付ニラ
- 唐辛子
が入っています。
具だくさんにも見えますね!
また、こういった“もつ鍋”にはキャベツやニラは欠かせませんからね!“にんにく”を利かせた濃厚な仕上がりもさることながら、“もつ”の仕上がりなんかも気になるところ。。
そして、麺はご覧の通り、表面に丸みを帯びたつるっとなめらかな食感を思わせる中太といった仕様の麺が採用されているようです!
調理してみた
では、熱湯を注ぎ5分待ちます。
そして出来上がりがこちら!
“もつ”などの具材がふっくらと仕上がり、濃厚な仕上がりとのことでしたが、思っていたほどどろっとした仕上がりではないようで、どうやら旨味としての濃厚さが表現された一杯…といった印象の出来上がりです。
というか…具材の“もつ”が惜しげもなくふんだんに使用されていますね!!
これは白みそベースのスープにも良い味が滲み出していることを期待させます!
そして、ここにまず先ほどの調理油を注いでいきます!
こちらは透明のさらっとした油となっていて、特徴的な風味はないようなので、原材料に記載されていた旨味を引き立てる様々な油分と思われます!
続いてこちらの液体スープは、白みそベースということで、旨味が凝縮されたようなややどろっとしたものでしたので、調理中はフタの上でしっかりと温めておくと良いでしょう!
そして、今回の一杯は“にんにく”を利かせた濃厚な仕上がりとのことでしたが、そこまで“にんにく”は強烈に利いているわけではないようで、あくまでビーフやポークによって“もつ鍋”の味わいを引き立て、“にんにく”は隠し味程度にプラスされているものと思われます!
では、よーくかき混ぜてみましょう。
スープが全体に馴染むと…どちらかと言うとスープはさらっとした仕上がりではありますが、しっかりとした飲み応えを思わせるコク深い仕上がりのようですね!
そもそも“もつ鍋”自体脂っこいものではありませんし、こういった旨味を詰め込んだスープはなかなか再現性も高いのではないでしょうか?
そして、このスープ表面に浮かぶ上質な脂がまたクオリティの高さを思わせますね!
単純にビーフやポークを利かせただけでなく、昆布などの魚介の旨味もバランス良く利かせたことによって、“蟻月”の秘伝のダシを表現しているものと思われます!
食べてみた感想
一口食べてみると…えー、結論から言うとめちゃくちゃ美味しいです!!
原材料にもあったように、実に様々な材料が使用されたことで、幾重にも旨味が重なり、それによって味わい自体が非常に深みのある濃厚なスープに仕上がっています!
もちろん、材料を多く使用するだけで良いというわけではなく、この動物系・魚介系のバランスと白みそ、さらには具材に使用された“もつ”によってこの美味しさが表現されているのでしょうね!
特に“白みそ”はマイルド過ぎることもなく、しっかりとキレのある口当たりに感じられるため、特にまったりとした仕上がりというわけでもありませんし、唐辛子によって味が締まり、それによってついついスープが止まらなくなっていまいます。。
麺について
麺は、ご覧の通り中太といった仕様で、調理時間5分のところ若干短めにすることで弾力あるコシが楽しめる食感なめらかな麺に仕上がっています!
そんな中太麺には、“蟻月”の看板メニューを再現したという甘辛くも旨味が凝縮されたスープがよく絡み、一口ずつに白みそのコクと幾重にも重なった旨味が口に広がっていきます!
こういった“もつ鍋”のシメには麺が合いますからね!“もつ鍋”スープの味わいで具材を楽しみ、そしてシメのように麺を楽しむ…この組み合わせは間違いないでしょう!
トッピングについて
トッピングにはまず、何と言ってもこちらの“もつ”が入っていて、こちら“蟻月”実店舗では国産牛“小腸”を使用しているようですが、原材料によると今回の一杯には味付けされた“豚腸”が使用されているとのこと。
しかし、この仕上がりは“もつ”ならではのぷるっとした食感ではないものの…弾力ある食感が非常に良く、さらにスープの仕上がりもまた同じくクオリティの高い味わいが表現され、数も多いため特に質素な感じもしませんね!
むしろスープと絡めていただくことによって、“もつ鍋”の醍醐味とも言える味わいがじっくりと楽しめるのではないでしょうか?
また、こちらのニラは、やや小さめにカットされていたため、そこまで味付け自体はスープに大きく影響していないものと思われますが、キャベツと一緒にスープを絡めて食べてみることによって、“もつ鍋”ならではの美味しさがしっかりと楽しめるでしょう!
そして、こちらのキャベツはシャキシャキとした食感というより、芯まで柔らかく仕上がっているようにも感じられ、先ほどのニラと一緒に“もつ鍋”の美味しさを堪能するには欠かせない具材となっています!これはスープが美味しいので具材を足したいほど。。
さらにはこちらの“ごぼう”も使用されていて、こちらはやや小さめではありますが、素材本来の味がしっかりと表現されているようで、その割にスープの味わいを全く損なうことなく他の具材とともに“もつ鍋”を美味しく演出しているようです!
スープについて
スープは、白みそベースということで、白みそならではのコクがしっかりと感じられ、ビーフやポークがバランス良く旨味として溶け込んだことで、ほどよい濃厚さが表現されています!
というのも…動物系の旨味の他に昆布や魚介の旨味が使用され、そのスープがそもそも白みそベースとなっているため、旨味自体が大いに引き立てられ、醤油味によるキレのある口当たりとコク深い味わいがバランス良く感じられるものと思われます!
そんな“蟻月”の看板メニューの味わいを再現した美味しいスープだからこそ、具材として使用された“もつ”の味わいもまた引き立ち、唐辛子の味の締まりによってスープがつい進んでしまい…その結果、量的に足りなく感じられる方も多いかもしれませんね!
また、上質な油分には無駄な脂っこさは一切なく、思っていたよりもさらっとした仕上がりではありますが、旨味の詰まった白みそらしいコク深い味わいが表現されていて、さらにはパッケージにあった“にんにく”はそこまで主張していないため、後味すっきりとした“もつ鍋”ならではの美味しさが喉越し良く感じられます!
味の濃さ・旨味のバランスからは、まさに“もつ鍋”の味わいがリアルに再現されているように感じられましたので、“もつ”や野菜などの具材、そしてシメの麺が同時に楽しめる非の打ち所のない一杯でしたが、お好みによっては“にんにく”を追加トッピングしてみても良いかもしれません!
まとめ
今回「蟻月 博多もつ鍋風ラーメン」を食べてみて、白みそベースに旨味が凝縮され、キレとコクがバランス良く仕上がったことで、まさに“もつ鍋”を食べているかのような“蟻月”こだわりの味わいが美味しく表現されていました!
それにしても、こういった“もつ鍋”の味わいがカップ麺として気軽に楽しめるのは良いですね!この味を楽しむと、実際の“もつ鍋”を食べたくなり、実店舗の方にも足を運びたくなるのではないでしょうか?
ということで、気になる方はぜひ食べてみてくださいねー!それでは!
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