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石川県のご当地調味料を使用した一杯?「チャルメラカップ とり野菜みそラーメン」をレビュー

チャルメラカップ とり野菜みそラーメン
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チャルメラカップ とり野菜みそラーメン」を食べてみました。(2024年1月22日発売・明星食品

この商品は、ご当地の味が楽しめるチャルメラシリーズとして石川県のご当地調味料“株式会社まつや”の“とり野菜みそ”とコラボし、白味噌をベースに赤味噌や鶏出汁、野菜粉末やホタテエキスなどを合わせたスープに仕上げ、石川県の鍋料理“とり野菜”をイメージさせる具材を加えた優しい味わいの一杯、“チャルメラカップ とり野菜みそラーメン”となっております。(値段:税別236円)

ご覧の通り、パッケージには“石川県ご当地の味”と記載されているように、今回の一杯には石川県発祥の人気ご当地調味料が使用されているようで、若干甘味もありつつジンジャーやガーリックなど香味野菜の旨味が深みを際立たせ、まろやかな味噌や唐辛子などをバランス良く合わせたコクのある味わいを表現しているようです!
※下記画像によると製品中に“とり野菜味噌”を2.2%使用とのこと。

また、このフレーバーはお馴染み“チャルメラ”シリーズの商品となっているんですが、その中でも以下の通りご当地調味料にスポットを当てたシリーズとして数多く登場し、今回は“チャルメラ とり野菜みそ焼そば”も同時発売されています!

さらにパッケージの背景には、白味噌ベースのまろやかなスープに鶏出汁や香味野菜などの旨味、そして“とり野菜みそ”を使用したクセになる味わいを表現した仕上がりイメージなんかも掲載されていて、これを見る限り具材には…味付鶏肉・キャベツ・人参・ニラが使用されているようです!

他にも特徴として…麺は厚みもあり幅広なフライ仕様となっていて、すすり心地も非常に良く、“とり野菜みそ”を使用したコク深くまろやかな白味噌ベースのスープがしっかりと絡み、鶏出汁や食欲そそる香味野菜、そして唐辛子のアクセントを利かせたクセになる味わいが最後までじっくりと楽しめるというわけです!

実際に食べてみて…

鍋料理“とり野菜”にぴったりな調味料として発売されている“とり野菜みそ”を使用した一杯には、鶏出汁も使用されているものの、特に野菜の旨味が強調されていて若干クセがあり、この味わいが賛否ありそうな気もしますが、コク深くまろやかなテイストが印象的で、各種具材からも良い旨味が滲み出し、まさに“とり野菜”を食べているかのような味わい深い一杯となっていました!

ゆうき
ゆうき
では、今回は2024年1月22日に明星食品株式会社から発売された「チャルメラカップ とり野菜みそラーメン」について実際に食べてみた感想を詳細にレビューしてみたいと思います!

チャルメラカップ とり野菜みそラーメン

今回ご紹介するカップ麺は、石川県発祥のご当地調味料“とり野菜みそ”とのコラボということで、白味噌をベースに赤味噌や鶏出汁、野菜の旨味やホタテエキスなどをバランス良く合わせ、石川県の定番鍋料理“とり野菜”にぴったりな具材を使用、そこに幅広なフライ麺が絶妙にマッチしたコク深くまろやかな一杯、“チャルメラカップ とり野菜みそラーメン”となっています。
※売っている場所:今回はヨドバシの通販で購入

ご覧の通りフタの上に別添されている調味料を剥がしてみると…黄色を基調に“とり野菜みそラーメン”といった商品名がシンプルに掲載されており、そもそもこの“とり野菜みそ”は鍋用のスープとしても発売されていますから…気になっている方も多いのではないでしょうか?

また、こちら容器側面には“とり野菜みそ”についての簡単な説明が記載されていて、これによると…“鍋といえば、まつやの「とり野菜みそ」と必ず名前が挙がるほど、石川県で親しまれている味噌鍋。「とり野菜みそ」の「とり」は鶏肉からではなく、野菜や栄養を摂るという意味からきている言葉です。”とのことで、石川県で愛される鍋料理“とり野菜”に使用する調味料であり、野菜の旨味を引き立てる味わいが特徴として親しまれているようです!
※1989年創業の“株式会社まつや”から発売されています。

それでは、今回の“チャルメラカップ とり野菜みそラーメン”がどれほど白味噌をベースに赤味噌や鶏出汁、野菜の旨味やホタテエキスを利かせたコク深くまろやかな味噌スープに仕上がっているのか?石川県発祥の人気調味料“とり野菜みそ”を使用したクセになる味わい、メリハリを付けた後味の良さとの兼ね合いはもちろん、なんと言っても厚みもあり幅広なフライ仕様のすすり心地抜群な麺との相性やバランスなどなど…じっくりと確認していきたいと思います!

カロリーなど栄養成分表について

では気になるカロリーから見てみましょう。
ご覧の通り311kcalとなっております。(塩分は3.7g)

カロリーは、レギュラーサイズ・白味噌をベースに鶏出汁や香味野菜などを利かせたコク深くも後味すっきりとした味噌スープということもあってかなり低めな数値のようで、塩分も同じく低めな数値となっています。
ちなみに1食当たり71g、麺の量は55gとのこと。

また、カロリーの内訳を見てみると…スープだけだと15kcalと全体に占める割合はかなり低く、動物系の旨味としてはチキンエキスと豚脂程度で、特に野菜の旨味を存分に活かした後味の良い仕上がりをイメージさせます!

原材料について

では原材料も見てみます。

スープには、“みそ”や“調理みそ”をはじめ…

  • チキンエキス
  • 香辛料(ガーリック、ジンジャー、赤唐辛子)
  • 香味調味料
  • 食塩
  • 油脂加工品
  • 豚脂
  • ホタテエキス

といった、白味噌をベースに赤味噌や鶏出汁、野菜の旨味やホタテエキスなどをバランス良く合わせ、“とり野菜みそ”も使用したコク深くも後味すっきりとした味わいを想像させる材料が並びます。
※製造工場:東日本明星株式会社 埼玉工場(埼玉県)

また、麺の項目を見てみると…食塩や“しょうゆ”といった材料が確認でき、ほどよく味付けが施されていることが確認できます!

JANコード4902881456609
原材料名

油揚げめん(小麦粉(国内製造)、植物油脂、食塩、しょうゆ)、スープ(みそ、調味みそ、デキストリン、糖類、チキンエキス、たん白加水分解物、香辛料(ガーリック、ジンジャー、赤唐辛子)、香味調味料、食塩、酵母エキス、油脂加工品、豚脂、ホタテエキス)、かやく(味付鶏肉、キャベツ、人参、ニラ)/加工デンプン、調味料(アミノ酸等)、増粘多糖類、炭酸カルシウム、かんすい、酒精、香料、カラメル色素、酸化防止剤(ビタミンE)、微粒二酸化ケイ素、炭酸マグネシウム、カロチノイド色素、酸味料、ビタミンB2、ビタミンB1、(一部に卵・乳成分・小麦・えび・ごま・大豆・鶏肉・豚肉・ゼラチンを含む)

栄養成分表示 [1食 (71g) 当たり]
熱量311kcal
めん・かやく: 296kcal
スープ: 15kcal
たんぱく質8.6g
脂質12.1g
炭水化物41.8g
食塩相当量3.7g
めん・かやく: 1.7g
スープ: 2.0g
ビタミンB10.21mg
ビタミンB20.23mg
カルシウム102mg

引用元:明星 チャルメラカップ とり野菜みそラーメン | 明星食品

開封してみた

フタを開けてみると、ご覧の通り粉末スープなどがすでに入っていて、フタの上には“液体スープ”と記載された調味料が別添されています。

そしてこちらが今回唯一使用されている調味料となっていて、触ってみたところ…“とり野菜みそ”を含む若干トロッとした状態でしたので、調理中はフタの上で軽く温めておくと良いでしょう。

また、かやくには…

  • 味付鶏肉
  • キャベツ
  • 人参
  • ニラ

が入っています。

さらに麺は、ご覧の通り厚みもあり幅広なフライ仕様となっていて、ほんのり味付けが施されている割に色など見た目としての特徴はないものの…湯戻りすることによってほどよい弾力やコシが加わったことで麺量55gにも関わらず思ったより食欲も満たされる…そんな夜食にもぴったりなボリューム感のようです!

調理してみた

では続いて熱湯を注ぎ3分待ちます。(必要なお湯の目安量:260ml)
そして出来上がりがこちら!

しっかりと湯戻りしたことで、先ほどまでの麺や各種具材がふっくらとした仕上がりとなり、特に麺にはほどよい弾力が加わり、まだ液体スープを加える前の状態ではありますが、白味噌をベースに赤味噌や鶏出汁、野菜の旨味などを利かせた“とり野菜”を思わせるコク深くまろやかな一杯…といった印象の出来上がりです。

ではここに先ほどの液体スープを加えていきます!
すると…“とり野菜みそ”を含むトロッとした味噌スープが少量ながらも出てくるので、しっかりと絞り込んで入れていきましょう!

では、よーくかき混ぜてみます。
そして全体が馴染むと、スープは非常にサラッとした仕上がりではありますが、味噌感の強いキリッとしたシャープな飲み口に鶏出汁や香味野菜、ホタテエキスなどの旨味が凝縮され、素材の旨味を存分に活かした最後まで飽きの来ない美味しさがレギュラーサイズとして気軽に楽しめる一杯となっています!

さらに具材に使用されている味付鶏肉や各種野菜からも良い旨味が滲み出しているようで、“とり野菜みそ”を含む白味噌や赤味噌と相性良く馴染み、キリッとした口当たりや野菜の旨味を活かした優しい味わいといった石川県の鍋料理“とり野菜”のシメに麺を合わせたかのようなテイストがじっくりと楽しめそうです!

食べてみた感想

一口食べてみると…やはり味噌はクセが強いですね!野菜の旨味が特に際立っているというか、味噌そのものも旨味・風味ともに賛否ありそうなテイストで、正直“まずい…”と思う方もいらっしゃるかもしれません!…ただ、コク深い味わいで香味野菜やホタテエキスも利いていますから…物足りなさを感じさせることもなく、そこに赤唐辛子も加わったことでキリッとしたアクセントをプラス、それによって最後まで“とり野菜みそ”特有の味わいが楽しめるかと思われます!

また、上記の通り製品中の2.2%しか“とり野菜みそ”は使用されていないんですが、再現性は恐らく高いと思われます!通常の味噌とは異なる味で、“とり野菜”といった石川県の鍋料理に使う調味料として広く知られていますから、味噌ラーメンとは言え鍋を味わっている感覚でいただいた方がしっくり来るでしょうし、この何とも言えないクセが“とり野菜みそ”の特徴でもあり、野菜の旨味を活かした優しい味わいといった印象です!

そのため、今回の“チャルメラカップ とり野菜みそラーメン”は…思ったよりあっさりしているものの、決して薄味というわけではなく、白味噌をベースに赤味噌や鶏出汁などを利かせたことによって野菜の美味しさを引き立てるかのようなスープに仕上がり、ジンジャーやガーリックなど香味野菜の旨味はそこまで強くはありませんが、好き嫌いがはっきりと分かれそうな一杯と言えるのではないでしょうか?

麺について

麺は、ご覧の通り若干厚みもあり幅広なフライ仕様となっていて、見るからにもっちりとした弾力やほどよいコシを併せ持ち、ほどよく“ちぢれ”を付けたことでスープとの絡みも非常に良い食べ応え抜群な仕上がりとなっていて、麺量55gと少なめではありますが、具材も豊富なのでボリューム感としては申し分ありません!

そんな麺には…石川県のご当地調味料“とり野菜みそ”を含む白味噌をベースに赤味噌や鶏出汁、香味野菜やホタテエキスなどを利かせたまろやかな味噌スープがよく絡み、香味野菜や独特な味噌の旨味などが口いっぱいに広がっていき、野菜の風味やフライ麺特有の香ばしさが後味良く抜けていきます!

トッピングについて

トッピングにはまず、こちらの味付鶏肉が入っていて、使用されている数・サイズに関しては全く申し分なく、じっくりと味わってみると…ふっくらと柔らかな食感で、ほどよく味付けが施された鶏肉の旨味がじゅわっと滲み出てくる仕上がりとなっていたため、まずはスープとよく馴染ませながら食べ進め、後ほど食感滑らかな麺と一緒に絡めていただくと、より一層旨味が増して楽しめるものと思われます!

また、こちらのニラは、素材本来の旨味がしっかりと感じられ、スープにも香味野菜が利いていますから、相性も良く馴染み、今回の一杯に彩りとしてのアクセントがプラスされているようです!

そしてこちらのキャベツは、ほどよいサイズにカットされたことでシャキシャキとした食感が心地良く、“とり野菜”には欠かせない具材のひとつとして相性良くマッチしています!

他にもこちらの人参が入っていて、やや小さめ・四角にカットされているものの、コリコリとした食感が印象的で、こちらもまた彩りといい“とり野菜”にぴったりな具材として自然と馴染んでいるようです!

スープについて

スープは、石川県のご当地調味料“とり野菜みそ”を使用し、白味噌をベースに赤味噌や鶏出汁、香味野菜やホタテエキスなどをバランス良く合わせたまろやかな味わいに仕上げ、大豆と米麹から作られる“とり野菜みそ”の独特なクセが気になるところではありますが…野菜の美味しさを活かしたことによって決して脂っこさといった“くどさ”はなく、ラーメン店の味噌スープというよりも味噌味の鍋といったテイストで、あっさり・素朴な味が好みの方におすすめの一杯と言えるでしょう!

そしてなんと言ってもこの“チャルメラカップ とり野菜みそラーメン”は、“とり野菜みそ”をスープタイプのカップ麺にアレンジ・再現しているにも関わらず…しょっぱすぎることもなく、鶏出汁のコクがちょうど良く下支えしたことで最後まで飽きの来ない後味の良さが印象的で、まさに鍋料理“とり野菜”のシメに中華麺を加えたかのような仕上がりによって夜食にもぴったりです!

また、食べ進めていくに連れて具材に使用された味付鶏肉やニラからも良い旨味が滲み出すことで“とり野菜みそ”の味わいが際立っていき、それと同時に満足度も増していく…そんなレギュラーサイズにも関わらず食欲をしっかりと満たしてくれる一杯となっているため、好みは分かれますが、落ち着いた雰囲気のフレーバーと言えるでしょう!(基本はシンプルな味噌味なので“おろしにんにく”や“おろし生姜”、各種香辛料などで味を調整してみても良いかもしれません。)

まとめ

今回「チャルメラカップ とり野菜みそラーメン」を食べてみて、チャルメラとのコラボによって石川県のご当地調味料“とり野菜みそ”をカップ麺にアレンジ・再現した一杯には…“とり野菜みそ”を含み、白味噌をベースに赤味噌や鶏出汁、香味野菜やホタテエキスなどを合わせたことによって石川県で愛される鍋料理“とり野菜”をイメージさせる野菜の旨味を活かした優しい味わいに仕上がり、そこに厚みもあり幅広な麺が絡むことでレギュラーサイズながらも食欲を満たしてくれる雰囲気のあるテイストとなっていました!

ただ、どうしてもこの“とり野菜みそ”の独特なクセが気になるところでしたので、お好みによって味を若干調整してみると、より美味しく味わえるのではないでしょうか?

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この記事を書いた人
ゆうき
「きょうも食べてみました。」は、札幌在住のカップ麺・ラーメンが大好きな私「ゆうき」が運営しているブログです。新発売のカップ麺やおすすめラーメン店の実食レビュー記事をメインに更新しています!

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