「チャルメラカップ とり野菜みそラーメン」を食べてみました。(2024年12月2日発売・明星食品)
この商品は、ご当地の味が楽しめるチャルメラシリーズとして石川県のご当地調味料“株式会社まつや”の“とり野菜みそ”とコラボし、白味噌をベースに鶏や野菜の旨味、ホタテエキスなどを合わせたスープに仕上げ、石川県の鍋料理“とり野菜”をイメージさせる具材を加えた優しい味わいの一杯、“チャルメラカップ とり野菜みそラーメン”となっております。(値段:税別236円)
※売っている場所:今回はヨドバシの通販で購入
ご覧の通り、パッケージには“石川県ご当地の味”と記載されているように、今回の一杯には石川県発祥の人気ご当地調味料“とり野菜みそ”が使用されているようで、若干甘味もありつつジンジャーやガーリックなど香味野菜の旨味が深みを際立たせ、まろやかな味噌や唐辛子などをバランス良く合わせたコクのある味わいを表現しているようです!
また、今回は“チャルメラ とり野菜みそ焼そば”も同時発売されていて、下記の通り“本商品の売上の一部を能登半島地震に係る災害義援金窓口に寄付いたします。”とのことで特別パッケージとしての登場です!
他にも特徴として…麺は厚みもあり幅広なフライ仕様となっていて、すすり心地も非常に良く、“とり野菜みそ”を使用したコク深くまろやかな白味噌ベースのスープがしっかりと絡み、鶏出汁や食欲そそる香味野菜、そして唐辛子のアクセントを利かせたクセになる味わいが最後までじっくりと楽しめるというわけです!
鍋料理“とり野菜”にぴったりな調味料として発売されている“とり野菜みそ”を使用し、他にも鶏や野菜の旨味が強調されていて若干クセがあり、コク深くまろやかなテイストが印象的で、各種具材からも良い旨味が滲み出し、まさに“とり野菜”の特徴をうまく活かした味わい深い一杯となっていました!
「チャルメラカップ とり野菜みそラーメン」とは?
ちなみに“とり野菜みそ”とは…容器側面にも記載されているように、鍋といえば“まつや”の「とり野菜みそ」と必ず名前が挙がるほど石川県で親しまれている鍋料理“とり野菜”に使用されている調味料で、“とり野菜みそ”の“とり”は鶏肉ではなく野菜や栄養を“摂る”という意味です!
※1989年創業の“株式会社まつや”から発売されています。
カロリーなど栄養成分表について
では気になるカロリーから見てみましょう。
ご覧の通り311kcalとなっております。(塩分は3.7g)
カロリーは、レギュラーサイズ・白味噌をベースに鶏出汁や香味野菜などを利かせたコク深くも後味すっきりとした味噌スープということもあってかなり低めな数値のようで、塩分も同じく低めな数値となっています。
ちなみに1食当たり71g、麺の量は55gとのこと。
また、カロリーの内訳を見てみると…スープだけだと15kcalと全体に占める割合はかなり低く、動物系の旨味としてはチキンエキスと豚脂程度で、特に野菜の旨味を存分に活かした後味の良い仕上がりをイメージさせます!
原材料について
では原材料も見てみます。
スープには、“みそ”や“調理みそ(とり野菜みそ)”をはじめ…
- チキンエキス
- 香辛料(ガーリック、ジンジャー、赤唐辛子)
- 香味調味料
- 食塩
- 油脂加工品
- 豚脂
- ホタテエキス
といった、白味噌をベースに鶏や野菜の旨味、ホタテエキスなどをバランス良く合わせ、“とり野菜みそ”も使用したコク深くも後味すっきりとした味わいを想像させる材料が並びます。
※製造工場:東日本明星株式会社 埼玉工場(埼玉県)
JANコード 4902881457484 原材料名油揚げめん(小麦粉(国内製造)、植物油脂、食塩、しょうゆ)、スープ(みそ、調味みそ(とり野菜みそ)、デキストリン、糖類、チキンエキス、たん白加水分解物、香辛料(ガーリック、ジンジャー、赤唐辛子)、香味調味料、食塩、酵母エキス、油脂加工品、豚脂、ホタテエキス)、かやく(味付鶏肉、キャベツ、人参、ニラ)/加工デンプン、調味料(アミノ酸等)、増粘多糖類、炭酸カルシウム、かんすい、酒精、香料、カラメル色素、酸化防止剤(ビタミンE)、微粒二酸化ケイ素、炭酸マグネシウム、カロチノイド色素、酸味料、ビタミンB2、ビタミンB1、(一部に卵・乳成分・小麦・えび・ごま・大豆・鶏肉・豚肉・ゼラチンを含む)
栄養成分表示 [1食 (71g) 当たり]
熱量 311kcal
めん・かやく: 296kcal
スープ: 15kcalたんぱく質 8.6g 脂質 12.1g 炭水化物 41.8g 食塩相当量 3.7g
めん・かやく: 1.7g
スープ: 2.0gビタミンB1 0.21mg ビタミンB2 0.23mg カルシウム 102mg
開封してみた
フタを開けてみると、粉末スープなどがすでに入っていて、フタの上には“液体スープ”と記載された調味料が別添されています。
そしてこちらが今回唯一使用されている調味料となっていて、触ってみたところ…“とり野菜みそ”を含む若干トロッとした状態でしたので、調理中はフタの上で軽く温めておくと良いでしょう。
また、かやくには…
- 味付鶏肉
- キャベツ
- 人参
- ニラ
が入っています。
さらに麺は、厚みもあり幅広なフライ仕様で、ほんのり味付けされている割に見た目としての特徴はなく、麺量は55gとちょっと小腹を満たす際にぴったりなボリューム感です!
調理してみた
では熱湯を注ぎ3分待ちます。(必要なお湯の目安量:260ml)
そして出来上がりがこちら!
続いて先ほどの液体スープを加えてよーくかき混ぜてみます。
そして全体が馴染むと、割とサラッとした仕上がりではありますが、味噌感の強いキリッとしたシャープな飲み口に鶏出汁や香味野菜、ホタテエキスなどの旨味が相性良くマッチし、まさに素材を活かした飽きの来ない一杯となっています!
「チャルメラカップ とり野菜みそラーメン」を食べてみた感想・レビュー
一口食べてみると…やはり味噌はクセが強いですね!野菜の旨味が特に際立っているというか、味噌そのものも旨味・風味ともに賛否ありそうなテイストで、正直“まずい…”と思う方もいらっしゃるかもしれません!
ただ、コク深い味わいで香味野菜やホタテエキスも利いていますから…物足りなさを感じさせることもなく、そこに赤唐辛子も加わったことでキリッとしたアクセントをプラス、それによって最後まで“とり野菜みそ”特有の味わいが楽しめるかと思われます!
そのため、思ったよりあっさりしているものの、決して薄味というわけではなく、白味噌をベースに鶏出汁などを利かせたことによって野菜の美味しさを引き立てるかのようなスープに仕上がり、正直…好き嫌いがはっきりと分かれそうです!
麺について
麺は、厚みもあり幅広なフライ仕様で、見るからにもっちりとした弾力やほどよいコシを併せ持ち、麺量55gと少なめではありますが、具材も豊富なのでボリューム感としては申し分ありません!
そんな麺には…石川県のご当地調味料“とり野菜みそ”を含む白味噌をベースに鶏出汁や香味野菜、ホタテエキスなどを利かせたまろやかな味噌スープがよく絡み、香味野菜や独特な味噌の旨味などが口いっぱいに広がっていき、野菜の風味やフライ麺特有の香ばしさが後味良く抜けていきます!
トッピングについて
トッピングにはまず、やや小ぶりな味付鶏肉が入っていて、じっくりと味わってみると…ふっくらと柔らかな食感で、ほどよく味付けされた鶏肉の旨味が滲み出す仕上がりでしたので、最初のうちはスープと馴染ませながら食べ進め、後ほど食感滑らかな麺と絡めていただくと、より一層肉の旨味が増して楽しめるかと思われます!
また、こちらのニラは素材本来の旨味がしっかりと感じられ、スープにも香味野菜が利いていますから相性良く馴染んでいるようです!
そしてこちらのキャベツは、ほどよいサイズにカットされたことでシャキシャキとした食感が心地良く、鍋料理の“とり野菜”には欠かせない具材のひとつとして相性良くマッチしています!
他にもこちらの人参が入っていて、やや小さめ・四角にカットされているものの、コリコリとした食感が印象的で、こちらもまた彩りといい“とり野菜”にぴったりな具材として自然と馴染んでいるようです!
スープについて
スープは、石川県のご当地調味料“とり野菜みそ”を使用し、白味噌をベースに鶏出汁や香味野菜、ホタテエキスなどを合わせたコクのある味わいに仕上げ、ラーメン店の味噌スープというよりも味噌味の鍋といったテイストで、あっさり・素朴な味となっています!
そしてなんと言っても“とり野菜みそ”をカップ麺にアレンジ・再現しているにも関わらず…しょっぱすぎることもなく、鶏出汁のコクがちょうど良く下支えしたことで最後まで飽きることもありません!
まとめ
今回「チャルメラカップ とり野菜みそラーメン」を食べてみて、チャルメラとのコラボによって石川県のご当地調味料“とり野菜みそ”をカップ麺にアレンジ・再現した一杯には…“とり野菜みそ”を含み、白味噌をベースに鶏出汁や香味野菜、ホタテエキスなどを合わせたことによって石川県で愛される鍋料理“とり野菜”をイメージさせる優しい味わいとなっていました!
ただ、どうしてもこの“とり野菜みそ”の独特なクセが気になるところでしたので、お好みによって“おろしにんにく”や唐辛子などで味を若干調整してみると、より美味しく味わえるのではないでしょうか?
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