「日清の利きどん兵衛 きつねうどん 北」を食べてみました。(2025年3月24日発売・日清食品)
この商品は、2024年に発売された“だし比べ”シリーズに続き…東西南北の出汁に加えて麺の違いも楽しめる“日清の利きどん兵衛 きつねうどん”として全国発売(期間限定)したもので、今回ご紹介する“きつねうどん 北”は、2種の昆布(日高産・利尻産)と鰹の重ね出汁を利かせたまろやかな“つゆ”に仕上げ、歯切れの良いつるっとした“うどん”が絶妙にマッチした風味豊かな一杯、“日清の利きどん兵衛 きつねうどん 北”となっております。(値段:税別236円)
※売っている場所:今回はローソンで購入
ご覧の通りパッケージには“北のこだわり つるっとつよシコ麺”、“昆布だしを重ねたまろやかな旨み”と記載され、その背景には、2種の昆布と鰹の魚介出汁や醤油を合わせた“つゆ”に各種具材が盛り付けられた仕上がりイメージが掲載されていて、これを見る限り具材には…味付油揚げ・かまぼこ・“ねぎ”が使用されているようです!
※通常の“北”との違いは昆布を2種類使用している点と調理時間が5分ではなく7分という点です。

また、この“きつねうどん”の東日本向け・西日本向け商品はエリア別に発売されており、今回は下記の通り計4種類が同時発売されています!(全国発売は毎年期間限定というだけで東・西の内容は同じです。)
- 日清の利きどん兵衛 きつねうどん 東
- 日清の利きどん兵衛 きつねうどん 西
- 日清の利きどん兵衛 きつねうどん 南
- 日清の利きどん兵衛 きつねうどん 北
他にも特徴として…麺は7分で仕上がる歯切れの良いシコシコとした“うどん”が採用されており、2種の昆布と鰹の重ね出汁を利かせた“つゆ”が相性良くマッチし、安定感のある味わいが最後までじっくりと楽しめるというわけです!
2種類の昆布(日高産・利尻産)と鰹の重ね出汁をしっかりと利かせたまろやかな“つゆ”は甘みのある上品さが印象的で、分厚い“ふっくらおあげ”から滲み出す旨味・甘味がじんわりと染み渡り、優しくも後味すっきりとした味わいが存分に堪能できる上品な仕上がりとなっていました!
「日清の利きどん兵衛 きつねうどん 北」とは?
カロリーなど栄養成分表について
では気になるカロリーから見てみましょう。
ご覧の通り432kcal(めん・かやく399kcal / スープ33kcal)となっております。(塩分は4.8g)
カロリーは、2種の昆布と鰹の出汁を活かしたまろやかな“つゆ”らしくそこまで高い数値ではなく、塩分も同じく平均的な数値となっています。
ちなみに1食当たり94g、麺の量は74gとのこと。

原材料について
では原材料も見てみます。
“つゆ”には、食塩や魚介調味料をはじめ…
- 粉末しょうゆ
- かつおぶし粉末
- こんぶ調味料
- こんぶ粉末
といった、シリーズらしく魚介出汁に際立ったことで後味すっきりとしていながら深みのある“つゆ”に仕上げ、キレの良い醤油がちょうど良いアクセントをプラスした上品な味わいを想像させる材料が並びます。
※製造工場:日清食品株式会社 静岡工場(静岡県)

JANコード 4902105284155 原材料名油揚げめん(小麦粉(国内製造)、植物油脂、食塩、植物性たん白、こんぶエキス、大豆食物繊維、糖類)、かやく(味付油揚げ、かまぼこ)、スープ(食塩、糖類、魚介調味料、粉末しょうゆ、かつおぶし粉末、こんぶ調味料、ねぎ、こんぶ粉末、七味唐辛子)/加工でん粉、調味料(アミノ酸等)、増粘剤(アラビアガム)、炭酸Ca、リン酸塩(Na)、乳化剤、カラメル色素、香料、pH調整剤、酸化防止剤(ビタミンE)、パプリカ色素、クチナシ色素、ビタミンB2、チャ抽出物、ビタミンB1、ベニコウジ色素、(一部に小麦・乳成分・大豆・ゼラチンを含む)
栄養成分表示 [1食 (94g) 当たり]
熱量 432kcal
めん・かやく: 399kcal
スープ: 33kcalたんぱく質 9.1g 脂質 18.4g 炭水化物 57.4g 食塩相当量 4.8g
めん・かやく: 2.1g
スープ: 2.7gビタミンB1 0.20mg ビタミンB2 0.25mg カルシウム 202mg
開封してみた
フタを開けてみると、粉末スープと記載された調味料がひとつ入っています。

また、具材には…“日清のどん兵衛 きつねうどん”には欠かせない“ふっくらおあげ”が使用されており、湯戻りする以前からすでにかなりのボリューム感であることが伝わってきます!

さらに麺は、厚みもあり幅広な太い“うどん”が採用されており、調理時間7分で仕上げることで柔らかさを強調した食感に期待できそうです!

調理してみた
では粉末スープを加えて熱湯を注ぎ7分待ちます。(必要なお湯の目安量:370ml)
そして出来上がりがこちら!

続いてよーくかき混ぜていきます。
そして“つゆ”が全体に馴染むと…2種類の昆布と鰹の重ね出汁を活かしたことでまろやかな味わいに際立ち、醤油のキリッとした口当たりがちょうど良いメリハリをプラス、そこに食感柔らかな“うどん”が相性良くマッチした安定感のある仕上がりのようです!

「日清の利きどん兵衛 きつねうどん 北」を食べてみた感想・レビュー
一口食べてみると…2種類の昆布と鰹の魚介出汁をうまく活かしたことでシンプルながらも上品な“つゆ”に仕上がり、醤油ならではのキリッとした“かえし”と絶妙にマッチしたことで物足りなさといった感じは一切ありません!
また、ふっくらとした“おあげ”から滲み出す旨味・甘みによってどこか優しくもあり…後味すっきりとした飽きの来ないテイストはシリーズらしくクオリティ高く楽しめることと思われます!
そして、醤油感は割と控えめで魚介出汁の優しい甘みが際立っているようで、普段はエリア限定なので他と比べてみると意外と違いがあり、東西南北の中でも割と甘みのある出汁感が強い印象です!
麺について
麺は、調理時間7分ということもあって、歯切れも良く柔らかい食感の“うどん”が採用されており、麺量74gとレギュラーサイズの割に申し分ありません!
そんな“うどん”には、昆布と鰹の魚介出汁を合わせたまろやかな“つゆ”がよく絡み、出汁感際立つ旨味やふっくらとした“おあげ”から滲み出す甘みなどが口いっぱいに広がっていき、魚介ならではの食欲そそる風味が後味良く抜けていきます!

トッピングについて
トッピングにはまず、なんと言っても厚みのある“おあげ”が入っていて、ボリューム感は言うまでもなく、しっかりと“つゆ”に浸した後にじっくりと味わってみると…染み渡る出汁の旨味とともに“お揚げ”特有の旨味や甘味がじゅわっと滲み出し、“きつねうどん”には欠かせない相性抜群な具材となっています!

また、こちらの“かまぼこ”は、味付け自体そこまで感じられないものの…今回の一杯にちょうど良い華やかさをプラスしているようです!

他にも細かくカットされた“ねぎ”が使用されていて、シャキシャキ感もなく…ちょっとした薬味にもなっていないので、彩り程度として散りばめられています!

“つゆ”について
“つゆ”は、2種類の昆布を使用(通常版の“北”は利尻産昆布のみ)し、鰹との重ね出汁によって若干甘みがあり、キリッとした口当たりがちょうど良いメリハリとなって物足りなさを感じさせることもなく、素材をうまく活かした拘りの仕上がりとなっています!
また、甘めとは言え…魚介出汁の旨味が強調され、醤油感のあるキリッとしたシンプルながらも物足りなさを感じさせないお店さながらの味わいが表現されているようです!

まとめ
今回の「日清の利きどん兵衛 きつねうどん 北」は…昆布などの魚介出汁や醤油をシンプルに合わせたことによって繊細でじんわりと染み渡る味わいが印象的で、そこに調理時間7分のシコシコとした柔らかな“うどん”が相性良くマッチした満足度の高い仕上がりとなっていました!
やはり出汁の利かせ具合に定評のあるシリーズということもあって、拘って作られた“つゆ”の仕上がりは非常に安定感もあって美味しいですね!特に今回は普段味わえないエリアの味が楽しめるのではないでしょうか?
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