「日清のどん兵衛 スパイシー豚カレーうどん」を食べてみました。(2019年3月11日発売・日清食品)
この商品は、近年トレンドである本格スパイシーなカレーの味わいを出汁が決め手の“日清のどん兵衛 カレーうどん”としてアレンジしたもので、オニオン・トマトをベースに豚やカツオの旨味をしっかりと利かせた“どん兵衛”らしい染み渡るスープに、各種・数種類ものスパイスを利かせた本格派も納得の仕上がりとなった“日清のどん兵衛 スパイシー豚カレーうどん”となっております。(税抜き180円)
「日清のどん兵衛 スパイシー豚カレーうどん」は、炒めたオニオンとトマトをベースに、豚だしとカツオのうまみ、各種スパイスをきかせた辛口のカレーつゆが特長です。引用元:「日清のどん兵衛 スパイシー豚カレーうどん」(3月11日発売) | 日清食品グループ
ご覧の通り、パッケージには今回の“スパイシー豚カレー”に豊富に使用された香辛料がイメージとして掲載されていて、その量からもスパイスに際立った仕上がりであることがよーく伝わってきますね!ちなみに今回の一杯はスパイシーかつ辛口な仕上がりとのこと!
一方、こちらには“カレーうどん”ならではのほんのり“とろみ”が付いたコク深い“カレーつゆ”が“どん兵衛”らしい弾力のあるもちっとした食感の“うどん”によく絡む仕上がりイメージなんかも確認できますね!今回はここにスパイスが利いた辛口の味わいが表現されているとのことなので、甘みの少ない大人の味わいには期待したいところ!
ちなみに、こちらによると…今回使用された肉様のかやくは大豆を主原料としているとのことで、これがどこまで“カレーつゆ”に影響するのか?この辺りに関しても気になりますね。。
他にも特徴としては、大豆ポーク以外にもフライドガーリックや味付油揚げなんかも使用されていて、それによって単純にスパイシー・辛口な“カレーうどん”というわけではなく、食欲そそる旨味やほどよいコクが引き立てられた一杯に仕上がっているようです!
スパイス感の強い本格的とも言える香辛料がしっかりと利いたことによる塩分濃度のちょうど良いキレのある口当たりには辛口スパイシーな味わいが表現され、オニオンやトマトなどの旨味がしっかりと旨味そのものを引き立てたことで後引く辛みがたまらない…今までとはひと味違う仕上がりとなっていました!
これは特に、数種類もの香辛料が利いた本格的なカレーうどんを手軽に楽しみたい時におすすめの一杯と言えるでしょう。
日清のどん兵衛 スパイシー豚カレーうどん
今回ご紹介するカップ麺は、ダシの旨味を利かせた染み渡るような“つゆ”で好評の“どん兵衛”の新商品ということで、昨今トレンドのひとつスパイスの利いたカレーの味わいを“どん兵衛”流にアレンジし、豚・鰹の旨味を利かせたコク深い仕上がりにスパイシーでありながらも辛口な味わいが表現された“日清のどん兵衛 スパイシー豚カレーうどん”となっています。
ちなみに、このスパイスの利いた“どん兵衛”と言えば…つい先日ご紹介した下記の商品がありましたが、こちらにはチキンと鰹によるWスープが表現されていたのに対し、今回の“スパイシー豚カレー”には豚ダシに鰹の旨味が利いているため、敢えて比べるとすると…それよりもコク深く厚みのあるまろやかな仕上がりとなっているようにも感じられますね!
それでは、今回の“スパイシー豚カレー”がどれほど本格的なスパイスの利いた仕上がりとなっているのか?スパイス感だけでなく辛みの強さ、旨味のバランス・具合などなど…じっくりと確認していきたいと思います!
カロリーなど栄養成分表について
では気になるカロリーから見てみましょう。
ご覧の通り383kcal(めん・かやく336kcal / スープ47kcal)となっております。(塩分は5.3g)
コク深いまろやかな“カレーうどん”という割に、カロリーは思ったほど高い数値ではないようで、塩分もまた平均的といったところ。
ちなみに1食86g、麺の量は66gとのこと。
このように、“どん兵衛”らしいダシの利いた味わいに豚の旨みが利いたことによるコク深いまろやかな仕上がりではありますが、そこまでこってり感があるわけではないようで、スパイシーな抜けの良いすっきりとした後味なんかも期待できそうです!
原材料について
では原材料も見てみます。
スープには、香辛料やカレー粉をはじめ…
- ポーク調味料
- トマトパウダー
- クリーミングパウダー
- 魚介調味料
といった、カレーのテイストにぴったりなトマトの旨味を利かせ、さらに豚・鰹のダシをスパイシーな“カレーつゆ”にしっかりと溶け込ませたことで、“どん兵衛”らしい染み渡る味わいとともに本格的とも言える辛口スパイシーな仕上がりを想像させる材料が並びます。
ちなみに、公式ページによると“炒めたオニオン”も含まれているとのことでしたが、この原材料には直接的にそういった項目は見当たらないようですね。。
また、今回スープの方にはシンプルな材料が並んでいるわけですが、麺の方にも植物油脂や昆布エキスなどの材料が使用されているようで、こちらからも良い旨味が滲み出る仕上がりなのかもしれません!
JANコード | 4902105244913 |
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原材料名
油揚げめん(小麦粉、植物油脂、食塩、たん白加水分解物、昆布エキス、大豆食物繊維、糖類)、スープ(香辛料、食塩、糖類、カレー粉、ポーク調味料、トマトパウダー、クリーミング派宇田0、魚介調味料)、かやく(大豆たん白加工品、味付油揚げ、フライドガーリック、ねぎ)/加工でん粉、調味料(アミノ酸等)、増粘多糖類、カラメル色素、炭酸Ca、リン酸塩(Na)、カロチノイド色素、香辛、酸化防止剤(ビタミンE)、乳化剤、ビタミンB2、ビタミンB1、香辛料抽出物、(一部に小麦・乳成分・大豆・鶏肉・豚肉・ゼラチンを含む)
栄養成分表示 [1食 (86g) 当たり]
熱量 | 383kcal めん・かやく: 336kcal スープ: 47kcal |
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たんぱく質 | 7.8g |
脂質 | 15.1g |
炭水化物 | 54.0g |
食塩相当量 | 5.3g めん・かやく: 1.6g スープ: 3.7g |
ビタミンB1 | 0.25mg |
ビタミンB2 | 0.29mg |
カルシウム | 161mg |
開封してみた
フタを開けてみると、ご覧の通り粉末スープ、かやくといった2つの調味料などが入っています。
そして、麺はご覧の通り“どん兵衛”お馴染みのもちっとした弾力のある“うどん”が使用され、厚みもあり幅広な仕様からは、しっかりとした食べ応えなんかも楽しめそうです!
調理してみた
ではまず、かやくを入れてみます。
かやくには、
- 大豆たん白加工品
- 味付油揚げ
- フライドガーリック
- ねぎ
が入っています。
続いて先ほどの粉末スープを入れてみます。
この粉末スープは、量も多く、本格スパイスの利いた“スパイシー豚カレーうどん”ということもあって、甘ったるさのないすっきりとしたスパイシーな風味がすでに確認できます!
続いて熱湯を注ぎ5分待ちます。
そして出来上がりがこちら!
先ほどまでの粉末スープがすっかりと溶け込み、この状態からは“とろみ”といった濃厚さは伺い知ることはできませんが、この風味からはスパイスに際立った辛口カレーうどん…といった印象の出来上がりです。
では、よーくかき混ぜてみましょう。
スープが全体に馴染むと、それでもまだ“カレーうどん”ならではのどろっとした厚みは表現されていないようですが、“どん兵衛”らしいダシ・旨味がしっかりと利いた“つゆ”がベースとなっているため、スパイス引き立つ絶妙な仕上がりということが伝わってきます!
また、豚肉を模した大豆ポークの仕上がりが気になるところではありますが…味付油揚げがふっくらと仕上がり、揚げならではの旨味・油分がダシの利いた“つゆ”に滲み出たことで、“どん兵衛”のダシの利いた味わいを豊かに引き立てているようにも見えますね!
食べてみた感想
一口食べてみると…おっ!芯のある本格スパイシーな味わいが風味だけでなくこの辛口な口当たりにもしっかりと表現されていて、今回の一杯には素材から出る甘みよりも…すっきりさに引き立った仕上がりのようです!
ただ…カレーらしくオニオン・トマトをベースに、豚や鰹のダシをしっかりと利かせてはいるものの、どちらかと言うとスパイスが強烈に利いているため、“つゆ”に旨味が若干物足りなくも感じられますね。。
とは言っても、こういったスパイスの利いた味わいは、ダシの利いた和風つゆにもぴったりですからね!ハードルをかなり上げての物足りなさといった感じで、ここにもっと豚肉の脂っこさや鰹のダシが色濃く表現されていたら相当美味しかったのではないでしょうか?
麺について
麺は、ご覧の通り“どん兵衛”らしいもちっとした舌ざわりが特徴的な弾力のある“うどん”となっていて、つるっと滑らかな食感が心地良い仕上がりとなっています!
そんな太めの“うどん”には、各種スパイスをしっかりと利かせたことで、最近のトレンドだというスパイシーなカレーの味わいを“どん兵衛”流にアレンジした“カレーつゆ”がよく絡み、一口ずつにダシ・旨味が利いた本格的とも言えるスパイシーな味わいが口に広がっていき、飽きの来ない香辛料の風味が後味良く抜けていきます!
トッピングについて
トッピングにはまず、こちらの大豆ポークが入っていて、大豆を主原料にしたというだけあって肉らしい旨味がちょっと感じられない仕上がりとなっていますね。。
これは、先ほどもお伝えした通りもう少し肉の旨味が欲しいところでしたので、こういった肉類の具材が大豆ではなく、ちゃんと肉の旨味が滲み出るような仕様だともっと美味しさも引き立っていたように感じられます!
そのため、この具材は単体で楽しむというよりも、“カレーつゆ”に沈めておき、少しでも旨味を出してもらった方が良いかと思われます!
また、こちらの味付油揚げは、今回の“カレーつゆ”の味わいが強いせいか…そこまで味付け自体は感じられませんでしたが、ダシ・旨味のきいた“つゆ”をよーく吸っているため、噛むと油揚げならではの旨味とともにじゅわっと滲み出る“カレーうどん”と相性抜群な具材となっています!
さらに、こちらのフライドガーリックなんかは、小さくカットされてはいたものの、噛むと“にんにく”ならではの旨味・辛みなんかもしっかりと表現されていて、今回の“カレーつゆ”にさりげなく良い旨味をプラスしているようです!
そして、こちらの大きめにカットされた“ねぎ”は、ダシ・旨味の利いた“カレーうどん”にもぴったりで、“つゆ”自体は後味すっきりとした印象の仕上がりですが、この具材によってさらにメリハリが効いているようにも感じれられます!
カレーつゆについて
“カレーつゆ”は、オニオン・トマトをベースに、豚や鰹のダシを利かせたことによって、“どん兵衛”らしい染み渡るような味わいが表現されています!
そして、そこに今回トレンドであるスパイシーなカレーの味わいを表現するために、各種スパイスが使用されたことによって、深みのある本格的なスパイシーで辛口な味わいに仕上がっているようですね!
ちなみに、この辛さの程度については、あくまでスパイシーさの延長上にあるような辛さとなっていて、爽やかにも感じられるすっきりとした辛さといったところでしょうか?それでも後引く辛さではありますが、食欲そそる程度のものと言えるでしょう!
また、食べ進めていくうちに、少しずつ“とろみ”なんかも付いてくるようで、“カレーうどん”らしい厚みのあるコク深い旨みがどんどん味濃く楽しめるかと思われます!(すすった時のスープの跳ねに注意です。)
今回は本格的とも言えるスパイシーに際立った仕上がりで、若干旨味に物足りなさを感じましたので、お好みによってはラードを追加したり、面倒かもしれませんが…脂身のある豚肉なんかを追加して旨味溢れるスパイシー感を楽しむのも良いかもしれません!
まとめ
今回「日清のどん兵衛 スパイシー豚カレーうどん」を食べてみて、旨味に関してもうひと超え欲しかった仕上がりではありましたが…ベースとなる“カレーつゆ”には、オニオンやトマト、さらには豚や鰹などのダシがしっかりと利いたことで、“どん兵衛”らしい染み渡る味わいが表現され、そこに各種スパイスを使用したことで、本格スパイシーな味わいを楽しめる辛口な“カレーうどん”となっていました!
こういったダシの利いた“つゆ”には、“どん兵衛”の強みでもある和風ダシを利かせた味わいが合いますね!“くどさ”なんかも全くありませんから、最後までじっくりと本格スパイシーな味わいが楽しめるのではないでしょうか?
ということで、気になる方はぜひ食べてみてくださいねー!それでは!
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