「ほたて日和監修 帆立味塩そば」を食べてみました。(2025年3月4日発売・サンヨー食品/ファミリーマート限定/発売地域:北海道、東北、関東、東海、北陸、関西、中国・四国、九州、沖縄)
この商品は、東京・秋葉原の超人気ラーメン店“Tokyo Style Noodle ほたて日和”の人気メニュー“帆立の塩そば”をカップ麺に再現したもので、鰹や鯖などの魚介の旨味にホタテの風味を利かせた後味の良い塩スープに仕上げ、そこにすすり心地の良い中細フライ麺が絶妙にマッチした染み渡る一杯、“ほたて日和監修 帆立味塩そば”となっております。(値段:税別258円)
※売っている場所:今回はファミリーマートで購入

ご覧の通り容器側面には、“ほたての旨みがすごい!”と記載され、その背景には鰹や鯖の旨味にホタテの風味を合わせた後味の良い塩スープに各種具材が盛り付けられた仕上がりイメージが掲載されており、これを見る限り具材には…魚肉練り製品・“ねぎ”が使用されているようです!(前作より“ほたて風かまぼこ”が30%増量されています。)

他にも特徴として…麺はすすり心地の良い中細フライ仕様で、細めながらもほどよい弾力とコシの強さが心地良く、それによって魚介出汁にホタテの旨味・風味を合わせたじんわりと染み渡る味わいがじっくりと楽しめるというわけです!
ホタテの貝出汁香る塩スープには、チキンの旨味がほどよいコクを引き立て、あっさりしているものの…特に物足りなさといった感じはなく、具材に使用された魚肉練り製品(ほたて風かまぼこ)からも良い旨味が滲み出し、すすり心地の良い中細フライ麺が相性良く馴染む味わい深い一杯となっていました!
「ほたて日和監修 帆立味塩そば」とは?
そもそもここ“Tokyo Style Noodle ほたて日和”の創業は2022年12月11日、元々バーテンダーをしていたという“及川 淳一”氏が東京都千代田区神田佐久間町にオープンしたのがはじまり。当時珍しかったというホタテの出汁を活かした“帆立の昆布水つけ麺”が一気に話題を呼び超人気行列店へ成長。(現在は混雑を避けるため、完全記帳制となっています。)
そして営業時間は以下の通りで(定休日は水曜日)、記帳するために朝早くから並んでもギリギリ昼の部に間に合うかどうかといったほどの人気っぷりのようです!
- 月・火・木・金(11:00〜14:40 / 17:30〜19:50)
- 土・日・祝日(11:00〜15:20 / 16:50〜18:30)
一方で、2009年9月29日には“麺屋33”を東京都千代田区神田神保町にオープンさせており、“ほたて日和”は姉妹店・セカンドブランドとなります!

カロリーなど栄養成分表について
では気になるカロリーから見てみましょう。
ご覧の通り437kcal(めん・かやく337kcal / スープ100kcal)となっております。(塩分は5.6g)
カロリーは、ホタテの旨味を全面に押し出した塩スープということもあって割と低めな数値のようですが、一方で塩分はこのボリュームを考慮すると平均的な数値となっています。
ちなみに1食当たり91g、麺の量は70gとのこと。

原材料について
では原材料も見てみます。
スープには、植物油脂や食塩をはじめ…
- 香味油
- 魚介調味料
- 魚粉
- 油脂加工品
- 粉末酒
- チキン調味料
- 香辛料
- しいたけ調味料
といった、鰹や鯖など魚介の旨味にホタテの風味を利かせ、香辛料で味を調えた後味の良い塩スープに仕上げ、ホタテ本来の美味しさを全面に際立たせた香り高い味わいを想像させる材料が並びます。
※製造工場:太平食品工業株式会社 本社工場(群馬県)

JANコード | 4901734057680 |
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原材料名
油揚げめん(小麦粉(国内製造)、植物油脂、でん粉、食塩、植物性たん白、粉末卵)、スープ(植物油脂、食塩、香味油、糖類、魚介調味料、魚粉、油脂加工品、粉末酒、チキン調味料、香辛料、しいたけ調味料、たん白自己消化物、たん白加水分解物、酵母エキス)、かやく(魚肉練り製品、ねぎ)/調味料(アミノ酸等)、加工でん粉、香料、炭酸カルシウム、かんすい、増粘剤(キサンタン)、微粒二酸化ケイ素、酸化防止剤(ビタミンE)、乳化剤、酸味料、ビタミンB2、ビタミンB1、(一部にえび・小麦・卵・乳成分・いか・ごま・さば・大豆・鶏肉・豚肉を含む)
栄養成分表示 [1食 (91g) 当たり]
熱量 | 437kcal |
---|---|
たん白質 | 10.7g |
脂質 | 23.0g |
炭水化物 | 46.8g |
食塩相当量 | 5.6g めん・かやく 1.4g スープ 4.2g |
ビタミンB1 | 0.34mg |
ビタミンB2 | 0.32mg |
カルシウム | 158mg |
開封してみた
フタを開けてみると、粉末スープなどがすでに入っていて、他に“調味油”と記載された調味料がひとつ入っています!

また、かやくには…
- 魚肉練り製品
- ねぎ
が入っています。

さらに麺は、つるみもありすすり心地の良い中細フライ仕様で、細いながらもほどよい弾力とコシを合わせ持ち、麺量も70gと申し分ありません!

調理してみた
では熱湯を注ぎ3分待ちます。(必要なお湯の目安量:420ml)
そして出来上がりがこちら!

続いて調味油を加えてよーくかき混ぜていきます。
そして全体が馴染むと…鰹や鯖の魚介出汁にホタテの風味を利かせた“塩そば”というだけあって透明感のある淡麗系の仕上がりで、具材に使用された魚肉練り製品からも良い旨味が滲み出し、じんわりと染み渡る味わいがじっくりと楽しめそうです!

「ほたて日和監修 帆立味塩そば」を食べてみた感想・レビュー
一口食べてみると…ホタテの香りを引き立てた塩味のスープで、旨味・風味ともに洗練された味わいといった印象が強く、貝出汁と魚介の旨味がうまく融合したことによって物足りなさといった感じは一切ありません!
また、具材に使用された魚肉練り製品は、ちょうど珍味の貝柱ような仕様で、どんどん旨味も増していくため、容器底に溜まった香辛料とともにしっかりと混ぜながらいただくと良いでしょう!
そのため、単純にあっさりとした塩スープというわけではなく思ったより複雑で繊細な味わいで、チキンの旨味がちょうど良いコクをプラスし、素材の旨味を存分に活かしたシンプルながらも深みのある一杯といったところ!
麺について
麺は、すすり心地の良い丸刃の中細フライ仕様で、細いながらもほどよい弾力とコシを併せ持ち、麺量も70gと食べ応えに関しても申し分ありません!
そんな麺には…鰹や鯖など魚介の旨味にホタテの風味を利かせた後味の良い塩スープがよく絡み、チキンによるコクや貝出汁特有の染み渡る旨味などが口いっぱいに広がっていき、食欲そそる魚介系の風味やホタテの香りが後味良く抜けていきます!

トッピングについて
トッピングにはまず、やや小ぶりな魚肉練り製品(ほたて風かまぼこ)が入っていて、ほどよく味付けされたホタテというか貝出汁の旨味が滲み出す仕上がりでしたので、まずはスープとよく馴染ませながらいただくと良いでしょう!

他にも細かくカットされた“ねぎ”が使用されていて、シャキシャキ感に期待できませんが、ちょっとした薬味として今回のスープを美味しく引き立てているようです!

スープについて
スープは、あっさりとした中にもコクのある味わいで、魚介の旨味にホタテの風味をバランス良く合わせ、香辛料で味を調えたことによってメリハリが付き、もちろん変なクセなどはありませんからついついスープが進みます!
ただ…強いて言えば調理時の熱湯を若干少な目にしても良いでしょう!というのも容器底に溜まった粉末スープなどをしっかりと馴染ませなければ本来の美味しさが堪能できないためであって後半になるに連れて満足度も増していきます!(残ったスープに追い飯で雑炊風にしても美味しいとのこと。)

まとめ
今回の「ほたて日和監修 帆立味塩そば」は…鰹や鯖など魚介の旨味にホタテの香りを合わせ、香辛料で味を調えたことによって後味さっぱり・コク深くじんわりと染み渡る塩スープに仕上がり、上品・上質な味わいがじっくりと楽しめる拘りのフレーバーとなっていました!
また、ホタテを引き立てるかのように魚介の旨味やチキンのコクがバランス良く融合していたため、カップ麺ながらも複雑で繊細な味わいがボリュームたっぷりと堪能できるのではないでしょうか?
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