「マジ盛 貝だし白湯」を食べてみました。(2024年4月22日発売・東洋水産)
この商品は、多くの貝類が旬を迎える春に人気フレーバーの貝出汁を白湯にアレンジしたもので、鶏白湯をベースにホタテとアサリの旨味を利かせた濃厚でクリーミーなスープに仕上げ、そこに歯切れの良い丸刃の極細フライ麺が絡む食べ応え抜群な一杯、“マジ盛 貝だし白湯”となっております。(値段:税別271円)
ご覧の通りパッケージには、“貝だし白湯”といった文字が非常にわかりやすく記載され、コク深い鶏白湯スープに貝出汁が溶け込んだじんわりと染み渡る味わいをイメージさせ、お馴染みのシリーズ名や今回の商品名、さらに食欲そそる仕上がりイメージなんかも掲載されています!
また、こちら容器側面には…“濃厚でクリーミーな貝だし白湯ラーメン!”と記載されているように今回のフレーバーは、“マジ盛”シリーズとしてありそうでなかったテイストであり、貝出汁の旨味をコク深く引き立てたことによって変な臭み・クセもなくメリハリの付いた味わいが表現されていることに間違いありません!
そしてその背景には…乳化感のある白濁とした鶏白湯をベースに貝出汁を利かせ、香辛料で味を調えた後味の良い仕上がりイメージなんかも掲載されていて、これを見る限り具材には…味付豚肉・かに風かまぼこ・メンマ・“ねぎ”が使用されているようです!(粘度の高い白湯スープではなく割とサラッとしたスープにも見えます。)
一方こちらには“歯切れの良い極細麺!!”と記載されているように、今回の“貝だし白湯”には丸刃の極細麺が採用されているようで、最近の“マジ盛”シリーズとしては割と珍しく細めのフライ麺となっていて、細いながらも弾力のある食感とほどよいコシを併せ持ち、以前ご紹介した“マジ盛 ど豚骨醤油(2022年6月27日発売)”を機にロゴを一新したのと同時に麺の配合を変更したことによって硬く強いコシのある食感へと改良、もちろん今回のフレーバーもかなり期待できるのではないでしょうか?
ちなみにこの“マジ盛”シリーズは、フレーバーによっては“新がっつり太縮れ麺”といった太く食べ応えのある麺にほどよい“ちぢれ”を加えた麺をはじめ…今回のような極細麺など様々な麺が使い分けられているようで、こういったスープによって麺を変更している辺りは個人的に好印象といったところ!
他にも特徴として…麺は上記のように“極細麺”による弾力もありつつコシが強い仕上がりとなっていて、すすり心地はもちろん密度感のある食感が心地良く、鶏白湯をベースに貝出汁をバランス良く利かせ、香辛料で味を調えたクセになる貝出汁白湯スープがよく絡み、キリッとしたシャープな飲み口と鶏白湯ならではのコク深い味わいが思う存分たっぷりと楽しめるというわけです!
じんわりと染み渡る貝出汁は品良く溶け込み、鶏白湯は全体のバランスを考慮してなのか思ったよりサラッとした仕上がりで、豊富に使用された各種具材からも良い旨味が滲み出し、そこに細めながらも食べ応え抜群なフライ麺がしっかりと絡むことによって貝出汁染みる白湯スープの美味しさはもちろん、シリーズらしく食欲をガツンと満たしてくれる一杯となっていました!
マジ盛 貝だし白湯
今回ご紹介するカップ麺は、“大盛な麺”・“濃い系スープ”・“がっつり具材”でお馴染み“本気盛(マジモリ)”シリーズの新商品ということで、染み渡る貝出汁を鶏白湯にアレンジ、ホタテやアサリの旨味を利かせた濃厚でクリーミーな貝出汁スープに仕上げ、味付豚肉・“かに風かまぼこ”からも良い旨味が滲み出し、そこに食べ応え抜群な極細麺が食欲をガツンと満たすシリーズらしいボリューム感のある一杯、“マジ盛 貝だし白湯”となっています。
※売っている場所:今回はファミリーマートで購入
ちなみにこのシリーズは…“今届けたい、本気の一杯!”をコンセプトにラーメンと「本気」で向き合ってきたマルちゃんが、お客様に今届けたい一杯を「本気(マジ)」で作ったスープも麺も具材もがっつり味わえるカップ麺とのことで、個人的にはお馴染みのシリーズ名だったんですが…“本気盛”と書いて“マジモリ”と読むこと自体あまり浸透しなかったんですかね?なんとなく2022年で発売15周年を機にロゴが変わっただけのような気もします。。
また、最近発売された“マジ盛”シリーズとしては以下の通りで、今回の“貝だし白湯”は2024年2月5日発売の“鶏白湯colosレッド”以来のフレーバーとなっていて、様々な商品が定期的に登場しますから、今後もタイアップや様々な企画による名店の味わいを再現した新商品に期待したいところ!
- マジ盛 帆立香る鶏塩らぁ麺(2023年1月23日発売)
- マジ盛 豆乳担々麺(2023年2月6日発売)
- マジ盛 ニンニク塩担々麺(2023年6月26日発売)
- マジ盛 野菜たっぷり黒醤油(2023年9月18日発売)
- マジ盛 海鮮チゲ味(2023年11月27日発売)
- マジ盛 濃厚とんこつ久留米ラーメン(2024年1月22日発売)
- マジ盛 鶏白湯colorsレッド(2024年2月5日発売)
それでは、今回の“マジ盛 貝だし白湯”がどれほどホタテやアサリの旨味を利かせた濃厚でクリーミーな貝出汁白湯スープに仕上がっているのか?豊富に使用された各種具材から滲み出す旨味との兼ね合いはもちろん、何と言っても細めながらも弾力のあるもっちり感やほどよいコシを兼ね備えた極細麺との相性やバランスなどなど…じっくりと確認していきたいと思います!
カロリーなど栄養成分表について
では気になるカロリーから見てみましょう。
ご覧の通り457kcal(めん・かやく377kcal / スープ80kcal)となっております。(塩分は5.7g)
カロリーは、鶏白湯をベースにホタテやアサリの出汁を利かせたコク深くも後味の良いスープによって素材の旨味を活かした若干低めな数値のようで、塩分も同じくこのボリュームを考慮しても平均的な数値となっています。
ちなみに1食当たり102g、麺の量は80gとのこと。
また、カロリーの内訳を見てみると…スープだけだと80kcalと高すぎず低すぎずといった数値で、やはりコクのある鶏白湯に貝出汁を利かせた味わい深くもキレの良い仕上がりをイメージさせます!
原材料について
では原材料も見てみます。
スープには、チキンエキスや食塩をはじめ…
- 魚介エキス
- 乳等を主要原料とする食品
- 野菜エキス
- 植物油
- 香辛料
といった、まろやかな鶏白湯をベースにホタテやアサリなどの貝出汁を利かせ、香辛料で味を調えた貝出汁白湯スープに仕上げ、具材に使用された味付豚肉や“かに風かまぼこ”からも良い旨味が滲み出し、出汁染みるコク深い味わいを想像させる材料が並びます。
※製造工場:株式会社酒悦 房総工場(千葉県)
JANコード 4901990377782 原材料名油揚げめん(小麦粉(国内製造)、植物油脂、食塩、植物性たん白、卵白)、添付調味料(チキンエキス、食塩、砂糖、魚介エキス、乳等を主要原料とする食品、野菜エキス、たん白加水分解物、植物油、発酵調味料、香辛料)、かやく(味付豚肉、かに風かまぼこ、メンマ、ねぎ)/調味料(アミノ酸等)、加工でん粉、増粘多糖類、炭酸カルシウム、かんすい、乳化剤、酸化防止剤(ビタミンE)、pH調整剤、カラメル色素、クチナシ色素、ベニコウジ色素、香料、ビタミンB2、ビタミンB1、(一部にかに・小麦・卵・乳成分・大豆・鶏肉・豚肉・ゼラチンを含む)
栄養成分表示 [1食 (102g) 当たり]
熱量 457kcal
めん・かやく: 377kcal
スープ: 80kcalたん白質 12.3g 脂質 17.8g 炭水化物 61.9g 食塩相当量 5.7g
めん・かやく: 1.8g
スープ: 3.9gビタミンB1 0.39mg ビタミンB2 0.39mg カルシウム 194mg
開封してみた
フタを開けてみると、ご覧の通り粉末スープなどがすでに入っていて、調味料などは別添されていません。
また、かやくには…
- 味付豚肉
- かに風かまぼこ
- メンマ
- ねぎ
が入っています。
さらに麺は、粉末スープで確認できないんですが、実際には丸刃の極細フライ麺が採用されており、細いながらも弾力のある食感とほどよいコシを兼ね備えたボリューム感のある仕様となっているようです!
調理してみた
では続いて熱湯を注ぎ3分待ちます。(必要なお湯の目安量:450ml)
そして出来上がりがこちら!
しっかりと湯戻りしたことによって先ほどまでの麺や各種具材がふっくらとした仕上がりとなり、特に麺はほどよい弾力とコシが加わり、まだ全体を混ぜる前の状態ではありますが、コク深くまろやかな鶏白湯をベースにホタテやアサリの貝出汁を利かせ、香辛料で味を調えた貝出汁白湯スープに仕上がり、出汁染みる後味すっきりとした味わいがボリューム感たっぷりと楽しめるクリーミーな一杯…といった印象の出来上がりです。
では、よーくかき混ぜてみます!
そしてスープが全体に馴染むと…鶏白湯とは言え思ったよりサラッとした仕上がりで、貝特有の美味しさをうまく活かした食欲そそる風味が香り立ち、香辛料で味を調えたことによって最後まで飽きの来ない味わい深い一杯といったところ!
また、豊富に使用された味付豚肉や“かに風かまぼこ”からも良い旨味が滲み出しているようにも感じられ、恐らく食べ進めていくに連れて旨味が際立ってき、同時に満足度も増していく…そんなやみつき感のある味わいに期待できそうです!
食べてみた感想
一口食べてみると…出汁染みる白湯スープには、思ったよりキリッとした口当たりが印象的でコク深くまろやかなんですが、“とろみ”がないせいか非常に飲みやすく、じんわりと染み渡る貝出汁特有の旨味が広がっていき、その貝出汁を鶏白湯が引き立てたことによって喉越し良く感じられます!
ちなみに貝出汁については変なクセや“えぐみ”など一切なく、今回のメインとして相性良く馴染み、強調し過ぎているわけでもなく全体のバランスが非常に良いようです!ただ、鶏白湯なので個人的にはもう少しトロッとした方が旨味も際立っていたような気はします!もちろん物足りなさといった感じはないんですが、濃厚といった感じとはまた若干違うようです!
そのため、パッケージに記載されていた“濃厚でクリーミーな…”という感じではなく、後味すっきり・コクもあって貝出汁際立つ風味豊かな一杯といったところで、貝出汁もそこまでクセのある利かせ具合ではありませんでしたので、割と幅広い層に好まれるフレーバーと言えるのではないでしょうか?
麺について
麺は、極細というほどではありませんが…若干細めのフライ仕様で、細いながらも弾力のる食感とほどよいコシを併せ持つ歯切れの良い仕上がりとなっていて、シリーズらしく麺量も80gとボリューム感に関しても申し分ありません!
そんな麺には、鶏白湯をベースにホタテやアサリなどの貝出汁をバランス良く合わせたコク深くまろやかなスープがよく絡み、貝出汁特有の旨味がじんわりと口いっぱいに広がっていき、食欲そそる貝の風味やフライ麺特有の香ばしさが後味良く抜けていきます!
トッピングについて
トッピングにはまず、こちらの味付豚肉が使用されていて、やや小さめにカットされているものの、じっくりと味わってみると…しっかりとした肉質を感じさせる仕様で、ほどよく味付けされた豚肉の旨味がじゅわっと滲み出す仕上がりでしたので、まずはスープと馴染ませながら食べ進め、後ほど歯切れの良い細麺と絡めていただくと、より一層肉の旨味が際立って楽しめるかと思われます!
また、こちらの“かに風かまぼこ”は、使用されている数やサイズ感に関しては全く申し分ないんですが、じっくりと味わってみると…旨味というよりも水気を多く含んだ印象でありながらも、海鮮系の味付けがそれなりに施されていたため、やはり最初はスープと馴染ませながら食べ進め、後ほどいただいた方が良さそうです!
さらにこちらのメンマは、ほどよいサイズでコリコリとした食感が心地良く、メンマ特有の味付けはもちろん、素材本来の味わいなんかも感じられ、今回の一杯にちょうど良いアクセントをプラスしているようです!
他にもこちらの“ねぎ”が使用されていて、やや大きめにカットされたことでシャキシャキとした食感が心地良く、ちょうど良いアクセントとなったことで今回の貝出汁白湯スープを美味しく引き立て、さらに後味さっぱりと感じさせる相性抜群な具材となっています!
スープについて
スープはコク深くも後味すっきりとした鶏白湯をベースにホタテやアサリなど貝出汁をバランス良く合わせたことで繊細な深みがあり、香辛料で味を調えたことによってキリッとしたシャープな飲み口とまろやかさが心地良く、クリーミーでありながらも非常に飲みやすい仕上がりとなっています!
そして鶏白湯に関しては、見た通り乳化感のある白濁とした状態で変なクセや臭みもなく、じんわりと染み渡る貝出汁をうまく下支えし、コク深く引き立てているようです!ただ、割とサラッとしていて良い意味での脂っこさもありませんので、最後まで飽きることなく素材本来の美味しさが楽しめることでしょう!
また、具材に使用された味付豚肉や“かに風かまぼこ”からも良い旨味が滲み出し、食べ進めていくに連れて満足度も増していく…そんな貝出汁×鶏白湯のコク深くも飽きの来ない味わいが特徴的で、香辛料が容器底に若干溜まっている状態だったため、しっかりと混ぜながらいただくとメリハリの付いた“貝だし白湯”が存分に堪能できることと思われます!
まとめ
今回「マジ盛 貝だし白湯」を食べてみて、旬を迎える人気の貝出汁を白湯スープにアレンジした一杯には…まろやかな鶏白湯をベースにホタテやアサリなどの貝出汁をバランス良く合わせたことでコク深くも後味すっきりとした味わいに仕上がり、割とサラッとしたテイストによって非常に飲みやすく素材の旨味をうまく活かしているようで、各種具材からも良い旨味が滲み出し、そこにすすり心地の良い細めのフライ麺がガツンと食欲を満たす風味豊かな一杯となっていました!
このように今回は全体的にやや落ち着いた印象ではありましたが、やはり“マジ盛”シリーズはもっと濃い目でガツンとしたテイストが合いますね!とは言え、貝出汁をしっかりと利かせた白湯スープに歯切れの良い細めのフライ麺との組み合わせは、各種具材の旨味も加わったことでやみつき感のある仕上がりでしたので、幅広い層に好まれるフレーバーと言えるのではないでしょうか?
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