「マジ盛 野菜たっぷり黒醤油」を食べてみました。(2023年9月18日発売・東洋水産)
この商品は、豚と鶏の旨味をベースに“にんにく”と香ばしい炒め感をがっつりと利かせたジャンクでインパクト抜群の“黒醤油ラーメン”を彷彿とさせる真っ黒なスープに仕上げ、具材にはシャキシャキ食感の野菜を豊富に使用、そこに幅広で厚みもある“がっつり太麺”が絡む食べ応え抜群・やみつき感のある一杯が登場です!
それも…甘みと旨味をバランス良く合わせたコク深い醤油味のスープにFD(フリーズドライ)製法による野菜がたっぷりと使用され、香辛料を利かせたことでちょうど良いメリハリが付き、そこにシリーズお馴染みの硬くコシが強い食べ応えのある“がっつり太麺”が絶妙にマッチしたボリューム感抜群な一杯、“マジ盛 野菜たっぷり黒醤油”となっております。(値段:税別271円)
ご覧の通りパッケージには、“マジ盛(マジモリ)”、“野菜たっぷり黒醤油”といった今回のシリーズ名や商品名が大きく掲載され、後ほど詳しくご説明しますが、シリーズ発売15周年を機にロゴを変更、黒を基調に“がっつりうまい!”、“今届けたい、本気の一杯!”と記載されているように“マジ盛”らしい“大盛な麺”・“濃い系スープ”に仕上がっているようで、なんと言っても“にんにく”と香ばしい炒め感をがっつりと利かせた甘みのある醤油スープがポイントのようですね!
一方こちら容器側面には…“食べごたえのある、がっつり太麺!”と記載され、厚みもあり幅広な太麺に“にんにく”や炒め感をガツンと利かせた甘みのある真っ黒な醤油スープがしっかりと絡むリフト写真が掲載されており、このシリーズの“がっつり太麺”と言えば…これまでも以下のようなフレーバーに採用され、文字通りしっかりとした食感を表現したことで食欲をガツンと満たしてくれていたんですが、以前ご紹介した“マジ盛 ど豚骨醤油(2022年6月27日発売)”を機にロゴを一新したのと同時に麺の配合を変更したことによって硬く強いコシのある食感へと改良、もちろん今回のフレーバーもかなり期待できるのではないでしょうか?(シリーズ名をリニューアルして早くも第9弾となるフレーバーです。)
- マジ盛 ど豚骨醤油(2022年6月27日発売)
- マジ盛 黒マー油旨豚みそ(2022年8月22日発売)
- マジ盛 鬼旨スタミナ醤油(2022年9月12日発売)
- マジ盛 ど豚骨味噌(2022年10月31日発売)
- マジ盛 濃厚魚介豚骨(2022年12月19日発売)
- マジ盛 帆立香る鶏塩らぁ麺(2023年1月23日発売)
- マジ盛 豆乳担々麺(2023年2月6日発売)
- マジ盛 ニンニク塩担々麺(2023年6月26日発売)
…というか麺に関してはこれまでも“新がっつり太縮れ麺”や“中太縮れ麺”といった食べ応えのある食感や麺質に拘った仕様でしたから、今回の“野菜たっぷり黒醤油”に関しても申し分なさそうです!
また、こちらには“ニンニクをがっつり利かせた、やみつきになる旨さの黒醤油ラーメン!”と記載され、その背景には…豚と鶏の旨味をベースに“にんにく”と炒め感をがっつりと利かせた真っ黒でコク深い醤油スープに各種具材が盛り付けられた仕上がりイメージなんかも掲載されていて、これを見る限り具材には…キャベツ・玉ねぎ・ねぎ・小松菜・人参・味付挽肉が使用されているようです!(野菜は全てFD製法)
このように今回の“野菜たっぷり黒醤油”には、しっかりと“にんにく”や炒め感を利かせたことでパンチのある味わいを表現するも…甘みのある真っ黒な醤油スープということで最後まで飽きの来ないメリハリの付いたテイストに際立ち、香辛料も利かせたことによってやみつき感をプラス、そこに食べ応え抜群な“がっつり太麺”が食欲を満たすシリーズらしいパンチのある一杯といったところ!(なぜ“黒醤油”なのか疑問ではありますが…)
他にも特徴として…麺は上記の通り従来使用していた麺の配合を変更したことで硬くコシの強い“がっつり太麺”が採用され、もっちりとした弾力と強いコシを兼ね備えた食べ応えのある仕上がりとなっており、それによって食欲そそる“にんにく”や香ばしい炒め感をがっつりと利かせ、ペッパー系の香辛料でメリハリをプラス、コク深く甘みのある真っ黒な醤油スープとともに食欲をガツンと満たすやみつき感のある味わいが最後まで思う存分楽しめるというわけです!
豚と鶏の旨味だけでなく若干甘みも利いた真っ黒な醤油スープには、香辛料も合わせたことでコク深くもキリッとしたメリハリが付き、見た目も味もインパクト抜群な醤油スープに仕上げ、具材にはFD仕様の野菜が豊富に使用されたことで“野菜たっぷり黒醤油”といった商品名らしく野菜の旨味も滲み出し、ペッパー系の香辛料で味を調えたことによって最後まで飽きの来ない後味すっきりとしたテイストを表現、そこに配合の変更・改良が加えられた厚みもあり幅広な“がっつり太麺”がガツンと食欲を満たす食べ応えのある一杯となっていました!
これは特に、“にんにく”や香ばしい炒め感をがっつりと利かせたコク深い醤油スープといった後味の良いコク深いテイストが好みの方はもちろん、ペッパー系の香辛料、動物系の旨味などをバランス良く合わせた真っ黒な醤油スープを硬く強いコシの太麺とともにガツンと食欲を満たしたい時におすすめの一杯と言えるでしょう。
マジ盛 野菜たっぷり黒醤油
今回ご紹介するカップ麺は、“大盛な麺”・“濃い系スープ”・“がっつり具材”でお馴染み“マジ盛(マジモリ)”シリーズの新商品ということで、豚と鶏の旨味をベースに“にんにく”や香ばしい炒め感をがっつりと利かせた真っ黒な醤油スープに仕上げ、具材には味付挽肉の他にFD仕様のシャキシャキとした野菜が豊富に使用され、コク深くもペッパー系の香辛料によってキリッとしたシャープな飲み口が絶妙にマッチし、そこに配合を変更した硬く強いコシの食べ応え抜群な“がっつり太麺”が食欲をしっかりと満たしてくれるシリーズらしいインパクトのある一杯、“マジ盛 野菜たっぷり黒醤油”となっています。
※売っている場所:今回はセイコーマートで購入
ご覧の通りフタの上に別添されている調味料を剥がしてみると…容器側面とは異なり仕上がりイメージは掲載されていないものの…黒を基調に“野菜たっぷり黒醤油”、“マジ盛”といった今回の商品名や刷新したシリーズ名・ロゴがシンプルに配置され、シリーズらしい濃いめのテイストをイメージさせます!しかも今回は割と定番とも言える“にんにく”をガツンと利かせた甘みのある醤油ラーメンということで後味さっぱりとしたキレの良い口当たりにも期待できそうです!
一方こちらには2022年で発売15周年を迎え、“今届けたい、本気(マジ)の一杯!”をコンセプトにシリーズ名とデザインを一新したロゴが大きく掲載されており、そもそもこのシリーズは…“本物感”と“ボリューム感”を訴求したやみつき感のある商品として2007年3月に発売されています!(新しくなった感じがしないのは私だけでしょうか…?笑)
※シリーズ名が“本気盛”から“マジ盛”に変更されています。
ちなみにこのシリーズは…“今届けたい、本気の一杯!”とのことで“ラーメンと「本気」で向き合ってきたマルちゃんが、お客様に今届けたい一杯を「本気(マジ)」で作った、スープも麺も具材もがっつり味わえるカップ麺”とのことで、スープ・麺・具材それぞれガツンと味わえるシリーズに変わりなく、個人的にはお馴染みのシリーズ名だったんですが…“本気盛”と書いて“マジモリ”と読むこと自体あまり浸透しなかったんですかね?なんとなく15周年を機にロゴが変わっただけのような気もします。。
そして今回シリーズ名を一新して早くも第9弾となる一杯は…容器側面にも“ニンニクをがっつり利かせた、やみつき感のある旨さの黒醤油ラーメン!”と記載されているように、“にんにく”と香ばしい炒め感をしっかりと利かせた後味の良い醤油スープにFD仕様の各種野菜からも良い旨味が滲み出し、そこに配合を見直した硬めの強いコシが印象的な“がっつり太麺”が絡むシリーズらしいガツンとした一杯とのこと!
恐らくこの豚と鶏の旨味やコク深さ、さらに相性抜群な“にんにく”やペッパー系の香辛料を合わせたことでメリハリのあるやみつき感を際立たせているんでしょうね!しかも後味すっきりとした黒い醤油スープとのことですので…縦型ビッグサイズながらも最後まで飽きることもなく、ついつい箸が止まらなくなるような味わいが噛み応えのある“がっつり太麺”によって食欲を満たしてくれるものと思われます!
また、最近発売された“マジ盛”シリーズとしては以下の通りで、今回の“野菜たっぷり黒醤油”は2023年6月26日発売の“ニンニク塩担々麺”以来のフレーバーとなっていて、こちらもまた定期的に様々なフレーバーが登場しますからね!今後もタイアップや様々な企画による名店の味わいを再現した新商品に期待したいところ!
- 本気盛 激辛ニボ(2021年10月18日発売)
- 本気盛 シビレる辛さの濃厚担々麺(2021年12月20日発売)
- 本気盛 豚しお(2022年1月10日発売)
- 本気盛 貝だし塩そば(2022年2月21日発売)
- 本気盛 京都classic中華そば(2022年3月7日発売)
- マジ盛 ど豚骨醤油(2022年6月27日発売)
- マジ盛 黒マー油旨豚みそ(2022年8月22日発売)
- マジ盛 鬼旨スタミナ醤油(2022年9月12日発売)
- マジ盛 ど豚骨味噌(2022年10月31日発売)
- マジ盛 濃厚魚介豚骨(2022年12月19日発売)
- マジ盛 帆立香る鶏塩らぁ麺(2023年1月23日発売)
- マジ盛 豆乳担々麺(2023年2月6日発売)
- マジ盛 ニンニク塩担々麺(2023年6月26日発売)
それでは、今回の“マジ盛 野菜たっぷり黒醤油”がどれほど“にんにく”をガツンと利かせたコク深くもキレの良い真っ黒な醤油スープに仕上がっているのか?FD製法によるシャキシャキとした食感の野菜やペッパー系の香辛料との兼ね合いはもちろん、なんと言っても従来の配合を変更し、硬く強いコシの“がっつり太麺”との相性やバランスなどなど…じっくりと確認していきたいと思います!
カロリーなど栄養成分表について
では気になるカロリーから見てみましょう。
ご覧の通り458kcal(めん・かやく393kcal / スープ65kcal)となっております。(塩分は6.5g)
カロリーは、縦型ビッグサイズ・食べ応えのある一杯ではありますが、豚や鶏の旨味をベースにした醤油スープということもあってそこまで高い数値というわけではありませんが、一方で塩分は“黒醤油ラーメン”ということや、このボリュームを考慮すると若干高めな数値となっています。
ちなみに1食当たり106g、麺の量は80gとのこと。
また、カロリーの内訳を見てみると…スープだけだと65kcalとのことで“にんにく”をガツンと利かせてはいるものの豚や鶏の旨味も使用されていますから、思いのほかコク深い醤油スープを表現し、原材料を見てみると割とシンプルな構成となっていることから、素材本来の旨味を存分に活かしたやみつき感のある仕上がりをイメージさせます!
原材料について
では原材料も見てみます。
スープには、“しょうゆ”や食塩をはじめ…
- 植物油
- 香辛料
- 粉末野菜
- ポークエキス
- 香味油脂
- チキンエキス
といった、豚や鶏の旨味をベースに“にんにく”や香ばしい炒め感をがっつりと利かせた黒い醤油スープに仕上げ、FD仕様の野菜からも良い旨味が滲み出し、ペッパー系の香辛料で味を調えたことで最後まで飽きの来ない深みのあるテイストを表現、まさにジャンクでインパクトのある味わいを想像させる材料が並びます。
※製造工場:株式会社酒悦 房総工場(千葉県)
JANコード 4901990375832 原材料名油揚げめん(小麦粉(国内製造)、植物油脂、食塩、植物性たん白、卵白)、添付調味料(しょうゆ、食塩、植物油、香辛料、粉末野菜、ポークエキス、香味油脂、チキンエキス、砂糖、たん白加水分解物、酵母エキス)、かやく(キャベツ、味付挽肉、たまねぎ、こまつな、ねぎ、にんじん、でん粉)/加工でん粉、調味料(アミノ酸等)、カラメル色素、炭酸カルシウム、増粘多糖類、酒精、かんすい、レシチン、酸化防止剤(ビタミンE、ビタミンC、ローズマリー抽出物)、クチナシ色素、香辛料抽出物、ビタミンB2、ビタミンB1、(一部に小麦・卵・乳成分・ごま・大豆・鶏肉・豚肉・ゼラチンを含む)
栄養成分表示 [1食 (106g) 当たり]
熱量 458kcal
めん・かやく:393kcal
スープ:65kcalたんぱく質 10.1g 脂質 19.1g 炭水化物 61.5g 食塩相当量 6.5g
めん・かやく: 2.3g
スープ: 4.2gビタミンB1 0.38mg ビタミンB2 0.38mg カルシウム 191mg
開封してみた
フタを開けてみると、ご覧の通り粉末スープなどがすでに入っていて、先ほどもお伝えした通りフタの上には“特製スープ”と記載された調味料が別添されています。
そして、こちらが今回唯一使用されている調味料となっていて、触ってみた感じからすると…特製スープというだけあって非常にサラッとした状態でしたので、調理中はフタの上で軽く温めておく程度で十分かと思われます!
そして具材には…
- キャベツ
- 玉ねぎ
- ねぎ
- 小松菜
- 人参
- 味付挽肉
が入っています。
このように今回の“野菜たっぷり黒醤油”に関しては文字通り野菜が豊富に使用されているようで量も割と多く、別添されている特製スープでどれほど調理感のある旨味やコクなどを表現しているのか非常に気になるところ!
また、麺は先述した通り従来の麺の配合を見直し、硬く強いコシの“がっつり太麺”といったフライ麺が採用されていて、もっちりとした弾力とほどよいコシを兼ね備えたことでしっかりとした食べ応えを感じさせ、まさにシリーズらしいガッツリ系の黒い醤油スープにもぴったりな食感がボリューム感たっぷりと楽しめそうです!
調理してみた
では続いて熱湯を注ぎ4分待ちます。(必要なお湯の目安量:470ml)
そして出来上がりがこちら!
しっかりとお湯を吸ったことで先ほどまでの麺や各種具材がふっくらとした仕上がりとなり、特に従来より改良された“がっつり太麺”にはほどよい弾力や硬いコシが加わり、まだ別添されている特製スープを加える前の状態ではありますが…“にんにく”や香ばしい炒め感をがっつりと利かせた真っ黒な醤油スープに仕上げ、他にもペッパー系の香辛料などをバランス良く合わせたクセになる味わいがボリューム感たっぷりと楽しめる一杯…といった印象の出来上がりです。
ではここに先ほどの特製スープを加えていきます!
すると…醤油感の強い真っ黒なスープがサラッとした状態でたっぷりと出てきますので、しっかりと絞り込んで入れていきましょう!ただ…特に風味は“にんにく”臭が強烈というわけでもなく、恐らく今回の醤油スープに旨味として溶け込み、動物系の旨味がほどよいコク深さをプラスしているようです!
ご覧の通りこの“特製スープ”を加えることによって濃いめの醤油スープが広がっていき、今回の“野菜たっぷり黒醤油”といったイメージ通り黒い仕様のようですが、実際には黒胡椒がガツンと利いているわけではなく、甘みもありコクもあるキリッとした味わいを表現、そこにシャキシャキ食感の各種野菜や“がっつり太麺”が相性良く馴染んでいるようです!
では、よーくかき混ぜてみましょう。
そしてスープが全体に馴染むと…“やみつきになる旨さの黒醤油ラーメン”ということもあって特にドロッとした感じはなく、むしろサラッとした状態で“にんにく”や香ばしい炒め感をガツンと利かせたパンチのあるテイストといったところでしょうか?コクや甘みのある味わいでシリーズらしく食べ応え抜群な一杯のようで豊富に使用されたFD仕様の野菜が印象的!
そしてそもそも“野菜たっぷり黒醤油”の文字通りスープは甘みと旨味がバランス良く溶け込み、ぱっと見だと真っ黒で塩気が強く感じられるかもしれませんが、実際には“にんにく”をしっかりと利かせた上にコクがあり、ペッパー系の香辛料でメリハリを付けたことでキリッとした口当たりが心地良く、さらに具材に使用された味付挽肉からも良い旨味が滲み出し、食べ進めていくに連れて満足度が増していき…それと同時に食欲をガツンと満たしてくれるボリューム感のある仕上がりのようです!
また、インパクトのある真っ黒な醤油スープには素材の旨味を活かしたことによってギトギトとした脂感といった感じは一切なく、食欲そそる“にんにく”をしっかりと利かせたコク深くもキリッとしたシャープな飲み口が印象的で、見るからにガツンとしたテイスト・濃いめの醤油スープとは言え、幅広い層に好まれるフレーバーに間違いありません!
ちなみに風味として“にんにく”の臭みはほとんどなく、豚と鶏の旨味や香味野菜とのバランスが非常に良く、思ったよりサラッとした状態で、やみつき感のある黒醤油スープがFD仕様の野菜と相性良く馴染み、濃いめとは言え…脂っこいテイストとはまたひと味違った旨味広がるコク深いフレーバーのようで、とにかくしっかりとした食べ応えのある組み合わせとなっています!
食べてみた感想
一口食べてみると…キレの良い口当たりには“にんにく”の旨味がガツンと感じられるものの、そこまで強烈なわけでもなく動物系のコクや甘み、野菜の旨味などと相性良く馴染んだ黒醤油スープとなっていて、やはり濃厚というよりも素材の旨味を活かした深みのあるテイストといった印象が強く、特に脂っこさや“くどさ”を感じさせることもありませんし、万人受けするかのような後味すっきりとした味わいで、ほどよい香辛料を加えたことによってキリッとしたメリハリが際立ち、それによって深みのある美味しさを引き立てているように感じられます!
そのため、商品名やパッケージのインパクト通りの仕上がり具合で…やみつき感のある黒醤油スープの余韻に食欲そそる“にんにく”が感じられ、ポークによる厚みやキレの良い“かえし(醤油ダレ)”がちょうど良いメリハリをプラスしたことで最後まで飽きの来ない味わいとなり、定番の醤油ラーメンとはひと味違ったテイストで、もちろんペッパー系の香辛料による辛さについてはちょうど良いアクセントとなって旨味を引き立てているようです!
また、2022年に15周年を迎えたことでロゴを一新した“マジ盛”シリーズは文字通りガッツリ系のテイストがこれまでも数多く登場してきたので、今回のような“野菜たっぷり黒醤油”といったフレーバーはそこまで真新しさは感じられないものの…“にんにく”の旨味やFD仕様の豊富な野菜、ペッパー系の香辛料などを活かしたコク味わいで、しょっぱいわけでもなく、強いて言えば若干甘みのある点が賛否分かれるかもしれませんね!
麺について
麺は、ご覧の通り従来の配合を変更し、硬く強いコシの“がっつり太麺”が採用されていて、厚みもあり幅広な仕様によって弾力のあるもっちり感とコシの強い食感を併せ持つ食べ応え抜群なシリーズらしい仕上がりとなっています!
そんな太麺には、豚や鶏の旨味をベースに“にんにく”や香ばしい炒め感をがっつりと利かせたコク深く甘みのある真っ黒な醤油スープがよく絡み、一口ずつに食欲そそる“にんにく”の旨味や喉越しの良いコクなどが口いっぱいに広がっていき、ほんのり香る醤油の芳醇な風味やフライ麺特有の香ばしさが後味良く抜けていきます!…というか今回のフレーバーは“にんにく”ならではの旨味や動物系のコク、野菜の旨味などがバランス良く馴染んでいるようで麺量80gの大盛り仕様ですが、最後まで全く飽きが来ません!
トッピングについて
トッピングにはまず、こちらの味付挽肉が入っていて、じっくりと味わってみると…しっかりとした肉質を感じるほどの仕上がり具合で、ほどよく味付けが施された肉の旨味がじゅわっと滲み出て来る仕上がりとなっていたため、まずはスープとしっかりと馴染ませながら食べ進め、後ほど噛み応えのある“がっつり太麺”と一緒に絡めていただくと、より一層肉の旨味が増して楽しめるかと思われます!
また、こちらのキャベツは、FD仕様らしくシャキシャキとした食感が心地良く、今回の一杯にちょうど良いアクセントがプラスされているようです!
さらに、こちらの細長くカットされた“玉ねぎ”は、やはりシャキシャキとした食感が印象的で、じっくりと味わってみると…素材本来の旨味や甘みなんかもしっかりと感じられる仕上がりとなっています!
そして、こちらの小松菜なんかも使用されていて、若干柔らかめな食感ではありますが、FD仕様らしく決してチープな仕上がりではなく、素材本来の味わいがしっかりと伝わってくるようです!
一方こちらの人参は、やや小さめにカットされているものの…コリコリとした硬めの食感となっており、今回の一杯に彩り良く添えられているように感じられます!
他にもこちらの“ねぎ”が入っていて、かなり小さくカットされたことでシャキシャキとした食感こそありませんが、ちょうど良い薬味として今回の黒醤油スープを美味しく引き立て、さらに後味さっぱりと感じさせる相性抜群な具材となっているようです!
スープについて
スープは、先ほどもお伝えした通り豚や鶏の旨味をベースに“にんにく”や香ばしい炒め感をがっつりと利かせた黒醤油スープに仕上げ、“黒醤油ラーメン”らしく塩分は高めではありますが、実際にはコクや甘みで全体を調和し、ほどよい香辛料によってキリッとした口当たりが際立ち、決してあっさりとしたテイストというわけでもなく、そもそも深みのある味わいでしたので、食欲そそる“にんにく”によってついついスープが止まらなくなります。。
そのため、コク深いテイストですが、醤油のキレ・香味野菜の旨味を存分に活かした深みのあるスープに“かえし(醤油ダレ)”をバランス良く合わせたことでメリハリが付き、若干甘みのある味わいが印象的で、シリーズらしいがっつり系の味わいが表現されているようです!…ただ、“黒醤油ラーメン”らしい塩気やペッパー系の香辛料がやや弱めといった印象でしたので、その辺はお好みで調整したいですね!
また、食べ進めていくに連れて具材に使用された味付挽肉からも良い旨味が滲み出すことでスープの厚みも際立っていくものの、どうしても良い意味での脂っこさがなく、醤油ダレの塩気と甘みがまとまり悪く感じられ…想像より黒胡椒などの香辛料が物足りないので、コク深さ・甘みが全面に押し出されたテイストとなっているようです!
しかもFD仕様による豊富な野菜との相性も抜群というほどではなく、この辺りに関してもミスマッチしているように感じられます。。なので、塩気の強い“黒醤油ラーメン”を想定しているのか?野菜をたっぷりと使用したヘルシーさに寄せているのか…どっち付かずのテイストで、様々な旨味を使用しているんですが、それぞれの旨味を活かし切れていないような気も否めません!
このように、今回の“マジ盛 野菜たっぷり黒醤油”は、豚や鶏の旨味をベースに“にんにく”や香ばしい炒め感をがっつりと利かせたインパクトのある真っ黒な醤油スープに仕上げ、そこにペッパー系の香辛料をプラス、旨味に加えて甘みもあり、豊富に使用したFD製法による5種の野菜からも旨味が滲み出し、そこに従来の配合を変更して硬く強いコシの“がっつり太麺”が絶妙にマッチしたことでシリーズらしいガツンとした味わいがボリューム感たっぷりと楽しめるフレーバーとなっていたため、お好みによっては“黒醤油ラーメン”と相性の良い黒胡椒で味を調整してみても良いでしょう!
まとめ
今回「マジ盛 野菜たっぷり黒醤油」を食べてみて、シリーズ名・ロゴを刷新して早くも第9弾となった今回の新フレーバーには…豚や鶏の旨味をベースに“にんにく”や香ばしい炒め感をがっつりと利かせた真っ黒な醤油スープに仕上げ、塩分が高めな割に甘みや香辛料によって全体を調和し、FD製法によるシャキシャキ食感の野菜が豊富に使用され、そこに麺の配合を変更し、硬く強いコシを表現した“がっつり太麺”とも相性良く馴染んだシリーズらしい食べ応えのある一杯となっていました!
やはりこういったガツンとしたテイストは“マジ盛”シリーズらしいところではありますが、全体のバランスとしては今ひとつでしたね!特に塩気と黒胡椒がコクや甘みと伴っていない点が残念で…さらにFD製法による野菜を豊富に使用した点についても合っているのか微妙な一杯とも言えるので個人的には賛否分かれるような気もします!とは言え、このシリーズはガツンとしたテイストが多く登場するので、また次回作に期待したいところではないでしょうか?
ということで、気になる方はぜひ食べてみてくださいねー!それでは!
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