「マジ盛 海鮮チゲ味」を食べてみました。(2023年11月27日発売・東洋水産)
この商品は、コチュジャン入りの味噌をベースに魚介やキムチの旨味をバランス良く合わせた甘辛でコク深い“海鮮チゲ味”を表現、臭みのないポークの旨味で濃厚感を引き立て、さらに唐辛子でピリ辛に仕上げたことによって食べ進めていくに連れて体もポカポカと温まっていき、そこにシリーズらしいコシが強い“がっつり太麺”が絡む食べ応え抜群な一杯、“マジ盛 海鮮チゲ味”となっております。(値段:税別271円)
ご覧の通りパッケージには、“海鮮チゲ”といった文字が非常にわかりやすく記載され、チゲらしい海鮮系の旨味が溶け込んだピリ辛な味わいをイメージさせ、お馴染みのシリーズ名や今回の商品名、さらに食欲そそる仕上がりイメージなんかも掲載されています!
また、こちら容器側面には…“魚介やキムチの旨味を利かせた、甘辛海鮮チゲ味ラーメン!”と記載されているように、今回のフレーバーは新商品ではありますが、実は2014年・2015年・2017年・2020年11月30日にも発売されており、今回は実に3年振り5度目の登場となっています!こういった海鮮チゲの味わいは幅広い層に好まれるテイストですから、恐らくクセになる味わいが表現されていることに間違いありません!
そしてその背景には…コチュジャン入りの味噌をベースに魚介やキムチの旨味を利かせ、唐辛子で味を調えたコク深い旨辛スープといった仕上がりイメージなんかも掲載されていて、これを見る限り具材には…キャベツ・かに風かまぼこ・いか・ねぎ・ニラ使用されているようです!これはシリーズらしいガツンとしたパンチのあるテイストで、食べ応え抜群な太麺との相性もかなり期待できそうです!
一方こちらには“食べ応えのあるがっつり太麺!!”と記載されているように、厚みのある幅広な麺が採用されているようで、これは最近の“マジ盛”シリーズによく見かけるフライ麺となっていて、見るからにもっちりとした弾力と強いコシを併せ持ち、以前ご紹介した“マジ盛 ど豚骨醤油(2022年6月27日発売)”を機にロゴを一新したのと同時に麺の配合を変更したことによって硬く強いコシのある食感へと改良、もちろん今回のフレーバーもかなり期待できるのではないでしょうか?
ちなみにこの“マジ盛”シリーズには、フレーバーによっては“新がっつり太縮れ麺”といった太く食べ応えのある麺にほどよい“ちぢれ”を加えた麺をはじめ…極細麺など実に様々な麺が使い分けられているようで、こういったスープの味わいによって麺を変更している辺りは個人的にかなり好印象といったところ!
他にも特徴として…麺は上記のように“がっつり太麺”による粘りの中にも硬くコシが強い食感が表現された歯切れの良い仕上がりとなっていて、すすり心地はもちろん、ずしっとした密度感のある食感が心地良く、コチュジャン入りの味噌をベースに魚介やキムチの旨味を利かせ、唐辛子で味を調えたクセになる甘辛海鮮チゲスープがよく絡み、キリッとしたシャープな飲み口と味噌やコチュジャンならではのコク深い味わいが思う存分たっぷりと楽しめるというわけです!
魚介やキムチの旨味を利かせた若干甘味のある海鮮チゲスープは、思ったよりサラッとした仕上がりでコクや旨味に関してもどこか物足りなく、調理時の熱湯を若干少なめにしてちょうど良いくらい安定感のある味わいとなっており、ポークがコクを引き立て、豊富に使用された各種具材からも良い旨味が滲み出し、そこに食べ応え抜群な“がっつり太麺”がしっかりと絡むことによって甘辛海鮮チゲスープの美味しさだけでなく、ガツンと食欲を満たしてくれる…そんなボリューム感のある一杯となっていました!
マジ盛 海鮮チゲ味
今回ご紹介するカップ麺は、“大盛な麺”・“濃い系スープ”・“がっつり具材”でお馴染み“本気盛(マジモリ)”シリーズの新商品ということで、冬の定番“チゲ”をラーメンにアレンジ、コチュジャン入りの味噌をベースに魚介やキムチの旨味を利かせ、唐辛子で味を調えた甘辛海鮮チゲスープに仕上げ、“かに風味かまぼこ”や“いか”からも良い旨味が滲み出し、そこに食べ応え抜群な厚みもあり幅広な“がっつり太麺”が食欲をガツンと満たすシリーズらしいボリューム感のある一杯、“マジ盛 海鮮チゲ味”となっています。
※売っている場所:今回はセイコーマートで購入
ご覧の通りフタの上に別添されている調味料を剥がしてみると…今回の仕上がりイメージは掲載されていないものの、赤を基調に容器側面と同じく“海鮮チゲ味”、“魚介やキムチの旨味を利かせた、甘辛海鮮チゲ味ラーメン!”、“食べ応えのあるがっつり太麺!!”といった文言がシンプルに掲載されています!
一方こちらには2022年で発売15周年を迎え、“今届けたい、本気(マジ)の一杯!”をコンセプトにシリーズ名とデザインを一新したロゴが大きく掲載されており、そもそもこのシリーズは…“本物感”と“ボリューム感”を訴求したやみつき感のある商品として2007年3月に発売されています!(新しくなった感じがしないのは私だけでしょうか…?笑)
※シリーズ名が“本気盛”から“マジ盛”に変更されています。
ちなみにこのシリーズは…“今届けたい、本気の一杯!”とのことで“ラーメンと「本気」で向き合ってきたマルちゃんが、お客様に今届けたい一杯を「本気(マジ)」で作った、スープも麺も具材もがっつり味わえるカップ麺”とのことで、スープ・麺・具材それぞれガツンと味わえるシリーズに変わりなく、個人的にはお馴染みのシリーズ名だったんですが…“本気盛”と書いて“マジモリ”と読むこと自体あまり浸透しなかったんですかね?なんとなく15周年を機にロゴが変わっただけのような気もします。。
また、最近発売された“マジ盛”シリーズとしては以下の通りで、今回の“海鮮チゲ味”は2023年9月18日発売の“野菜たっぷり黒醤油”以来のフレーバーとなっていて、こちらもまた定期的に様々なフレーバーが登場しますから、今後もタイアップや様々な企画による名店の味わいを再現した新商品に期待したいところ!
- マジ盛 ど豚骨醤油(2022年6月27日発売)
- マジ盛 黒マー油旨豚みそ(2022年8月22日発売)
- マジ盛 鬼旨スタミナ醤油(2022年9月12日発売)
- マジ盛 ど豚骨味噌(2022年10月31日発売)
- マジ盛 濃厚魚介豚骨(2022年12月19日発売)
- マジ盛 帆立香る鶏塩らぁ麺(2023年1月23日発売)
- マジ盛 豆乳担々麺(2023年2月6日発売)
- マジ盛 ニンニク塩担々麺(2023年6月26日発売)
- マジ盛 野菜たっぷり黒醤油(2023年9月18日発売)
それでは、今回の“マジ盛 海鮮チゲ味”がどれほどコチュジャン入りの味噌をベースに魚介やキムチの旨味を利かせた甘辛海鮮チゲスープに仕上がっているのか?ピリッとした唐辛子の辛みとの兼ね合いはもちろん、何と言っても弾力のあるもっちり感や強いコシを兼ね備えたシリーズ馴染みの“がっつり太麺”との相性やバランスなどなど…じっくりと確認していきたいと思います!
カロリーなど栄養成分表について
では気になるカロリーから見てみましょう。
ご覧の通り456kcal(めん・かやく385kcal / スープ71kcal)となっております。(塩分は6.4g)
カロリーは、コチュジャン入りの味噌をベースに魚介やキムチの旨味を利かせた甘辛海鮮チゲといったコク深いテイストにも関わらず思ったよりも低めな数値のようですが、一方で塩分はこのボリュームを考慮しても若干高めな数値となっています。
ちなみに1食当たり107g、麺の量は80gとのこと。
また、カロリーの内訳を見てみると…スープだけだと71kcalと高すぎず低すぎずといった数値で、やはりコチュジャンのコクに魚介やキムチの旨味を利かせた味わい深くもキレの良い仕上がりをイメージさせます!
原材料について
では原材料も見てみます。
スープには、“みそ”や砂糖をはじめ…
- 食塩
- すりごま
- ポークエキス
- 香辛料
- 魚介エキス
- チキンエキス
- コチュジャン
- 魚醤(魚介類)
- 豚脂
- 香味油脂
- キムチ風味調味料
- 植物油
といった、コチュジャン入りの味噌をベースに魚介やキムチの旨味を利かせ、唐辛子で味を調えた甘辛海鮮チゲスープに仕上げ、具材に使用された“かに風味かまぼこ”や“いか”からも良い旨味が滲み出し、まさにピリッとした辛みのアクセントが最後まで飽きさせないやみつき感のある味わいを想像させる材料が並びます。
※製造工場:株式会社酒悦 房総工場(千葉県)
JANコード 4901990376334 原材料名油揚げめん(小麦粉(国内製造)、植物油脂、食塩、植物性たん白、卵白)、添付調味料(みそ、砂糖、食塩、すりごま、ポークエキス、香辛料、魚介エキス、チキンエキス、コチュジャン、魚醤(魚介類)、豚脂、発酵調味料、香味油脂、キムチ風味調味料、たん白加水分解物、植物油)、かやく(キャベツ、かに風かまぼこ、いか、ねぎ、にら)/加工でん粉、調味料(アミノ酸等)、増粘多糖類、炭酸カルシウム、酒精、かんすい、レシチン、pH調整剤、酸化防止剤(ビタミンE)、パプリカ色素、クチナシ色素、酸味料、ベニコウジ色素、香料、香辛料抽出物、ビタミンB2、ビタミンB1、(一部にかに・小麦・卵・乳成分・いか・ごま・大豆・鶏肉・豚肉・ゼラチン・魚醤(魚介類)を含む)
栄養成分表示 [1食 (107g) 当たり]
熱量 456kcal
めん・かやく: 385kcal
スープ: 71kcalたん白質 11.3g 脂質 18.5g 炭水化物 61.0g 食塩相当量 6.4g
めん・かやく: 2.2g
スープ: 4.2gビタミンB1 0.37mg ビタミンB2 0.40mg カルシウム 203mg
開封してみた
フタを開けてみると、ご覧の通り粉末スープなどがすでに入っていて、先ほどもお伝えした通りフタの上には“特製スープ”と記載された調味料が別添されています!
そして、こちらが今回唯一使用されている調味料となっていて、コチュジャン入りの味噌などを含む若干トロッとした状態でしたので、調理中はフタの上で軽く温めておくと良いでしょう!
また、かやくには…
- キャベツ
- かに風かまぼこ
- いか
- ねぎ
- ニラ
が入っています。
さらに麺は、ご覧の通り厚みのある幅広な“がっつり太麺”が採用されており、湯戻りする以前からすでにもっちりとした食感と強いコシを兼ね備えた食べ応え抜群な仕様となっているようです!
調理してみた
では続いて熱湯を注ぎ4分待ちます。(必要なお湯の目安量:470ml)
そして出来上がりがこちら!
すると…かなりしっかりとお湯を吸ったことで、先ほどまでの麺や各種具材がふっくらとした仕上がりとなり、特に“がっつり太麺”にはほどよい弾力とコシが加わり、まだ別添されている特製スープを加える前の状態ではありますが、コチュジャン入りの味噌をベースに魚介やキムチの旨味を利かせ、ピリッとした唐辛子で味を調えた甘辛海鮮チゲスープに仕上がり、コク深くも後味すっきりとした味わいがボリューム感たっぷりと楽しめる風味豊かな一杯…といった印象の出来上がりです。
ではここに特製スープを加えていきます!
すると…コチュジャン入りの味噌といったトロッとしたスープが少量ながらも出てきますので、しっかりと絞り込んで入れていきましょう!
では、よーくかき混ぜてみます!そしてスープが全体に馴染むと…コチュジャン入りの味噌をベースにポークの旨味なんかも利いているんですが、思いのほかサラッとした仕上がりで、魚介やキムチの美味しさをうまく活かした甘辛海鮮チゲスープらしく食欲そそる風味が香り立ち、ピリッとした辛みが加わったキレ・後味の良さによって最後まで飽きることなく楽しめる一杯といったところ!
また、豊富に使用された“かに風味かまぼこ”からも良い旨味が滲み出しているようにも感じられ、恐らく食べ進めていくに連れて旨味が際立ってき、同時に満足度も増していく…そんなやみつき感のある仕上がりに期待できそうです!
食べてみた感想
一口食べてみると…キリッとした甘辛海鮮チゲスープには、甘辛というだけあって若干の甘みがあり、コチュジャン入りの味噌をベースに魚介やキムチの旨味がバランス良く融合しているものの…思ったほど濃厚感といたコク深さに欠ける仕上がりで、じんわりと染み渡る海鮮チゲの旨味にピリッとしたアクセントが利き、まさに最後まで飽きの来ないテイストが特徴となっており、そこにコシの強い“がっつり太麺”が絶妙にマッチしたボリューム感のある一杯となっています!
ちなみに気になる辛さについては、あくまでキムチや唐辛子ならではのピリッとしたアクセント程度となっているため、お好みによっては辛さを調整してみても良いかもしれません!ただ、今回は“甘辛海鮮チゲスープ”ということで若干の甘みがあり、韓国グルメだと希に変な甘さがあるので、もしかしたらそういった雰囲気を再現しているのかもしれませんが、個人的にこの甘みは本当に必要なのか疑問です。。
そのため、期待していたほどインパクトのあるテイストというわけではなく、海鮮の旨味やキムチ特有の酸味、コチュジャンや味噌のコクなど…どれをとっても中途半端な感じが否めなく、物足りなく感じられるかもしれませんので、調理時の熱湯は少なめにして濃いめで仕上げたり、各種香辛料などで味を調整してみると、より一層今回の“海鮮チゲ味”が美味しくいただけるかと思われます!
麺について
麺は、ご覧の通り厚みもあり幅広な太麺が採用され、もっちりとした弾力と噛み応えのある強いコシを併せ持つ食感滑らかな仕上がりとなっていて、ガシガシと食べ進めることで食欲もガツンと満たされていき、この辺りに関してはシリーズらしいがっつりとした印象です!
そんな麺には、コチュジャン入りの味噌をベースに魚介やキムチの旨味を利かせ、唐辛子で味を調えた甘辛海鮮チゲスープがよく絡み、魚介系の染み渡る旨味やコチュジャンや味噌のコクなどが口いっぱいに広がっていき、食欲そそるキムチの風味やフライ麺特有の香ばしさが後味良く抜けていきます!
トッピングについて
トッピングにはまず、こちらの“かに風かまぼこ”が使用されていて、使用されている数やサイズ感に関しては全く申し分ないんですが、じっくりと味わってみると…旨味というよりも水気を多く含んだ印象でありながらも、海鮮系の味付けがそれなりに施されていたため、まずはスープと馴染ませながら食べ進め、後ほど噛み応えのある太麺と絡めていただくと、より一層“海鮮チゲ味”の美味しさが楽しめるかと思われます!
また、こちらの“いか”は、かなり小ぶりではありますが…しっかりとした噛み応えなんかもあり、噛めば噛むほど旨味が滲み出していたため、やはり上記の“かに風味かまぼこ”と同じくしっかりとスープと馴染ませた後にいただくと良いでしょう!
さらに、こちらのキャベツは思ったより使用されている量が多く、ほどよいサイズにカットされたことでシャキシャキ感こそ弱く茹で野菜のような仕上がりで、今回の“甘辛海鮮チゲスープ”にちょっとした食感としてのアクセントをプラスしているようです!
そしてこちらのニラは、そもそも今回の“海鮮チゲ味”にキムチの旨味がしっかりと溶け込んでいるため、こういった香味野菜が合わないはずもなく、キムチならではの美味しさを引き立てる相性の良い具材となっています!
他にもこちらの“ねぎ”が使用されていて、かなり小さめにカットされたことで食感としては期待できませんが…ちょうど良いアクセントとなったことで、今回のスープを美味しく引き立て、さらに後味さっぱりと感じさせる相性抜群な具材となっています!ただ、言うほど存在感は薄いのでなくても問題ないように感じられます。。
スープについて
スープはコチュジャン入りの味噌をベースに魚介やキムチの旨味を利かせ、唐辛子で味を調えたことによってキリッとしたシャープな飲み口とコク深い味わいが心地良く、後引く辛さ・旨味がクセになるやみつき感のある甘辛海鮮チゲスープが表現されています!そしてポークに関しては…決して脂っこい仕上がりというわけではなく、あくまでコク深さを際立たせるかのように魚介系・キムチの旨味を引き立て、最後まで飽きることなく後味すっきりとした味わいが楽しめることでしょう!ただ、この甘みが気になりますね。。
また、キムチ以外にも粗挽唐辛子が使用されたことでピリッとしたアクセントが全体をうまく調和しているものの、辛さ自体は物足りないかもしれませんので、この辺りはお好みに合わせて調整してみると良いでしょう!さらに、食べ進めていくと…具材に使用された“かに風味かまぼこ”や“いか”からも良い旨味が滲み出していき、しっかりと混ぜながらいただくことによって徐々に旨味やコクも増していくため、ついついスープが止まらなくなってしまいます!
まとめ
今回「マジ盛 海鮮チゲ味」を食べてみて、コチュジャンのコクに魚介やキムチの旨味を利かせたことで冬の定番“チゲ”をラーメンにアレンジ、唐辛子で味を調えたことでメリハリの付いた深みのある味わいに際立っているものの、全体的にややインパクトが弱く…パッケージの旨辛でパンチのある味わいに期待していただくと物足りなさを感じるかもしれません。。とは言え、素材の旨味を活かした“甘辛海鮮チゲスープ”が気軽に楽しめるのはもちろん、そもそも麺がしっかりしているのでシリーズらしい食べ応え抜群な一杯となっていました!
このように今回は全体的にやや落ち着いた印象ではありましたが、“本気盛”シリーズはこういったガツンとしたテイストが合いますね!特に“がっつり太麺”の食べ応え抜群な食感・ボリューム感はもちろん、魚介やキムチの旨味をしっかりと利かせた甘辛なスープにも絶妙にマッチした一杯は特別なクセもないので幅広い層に好まれるフレーバーと言えるのではないでしょうか?
この記事を読んだあなたにおすすめ!