「サッポロ一番 岩下の新生姜味 塩焼そば」を食べてみました。(2024年6月3日発売・サンヨー食品)
この商品は、“岩下食品株式会社”とのコラボカップ麺ということで、爽やかな風味やシャキシャキとした食感でお馴染み“岩下の新生姜”に使用されている“生姜粉末”を塩味の焼そばソースに利かせ、ほどよいお酢の酸味がクセになる後味さっぱりとした一杯、“岩下の新生姜味 塩焼そば”となっております。(値段:税別236円)
ご覧の通り、パッケージには“岩下の新生姜”の味わいをイメージさせる優しい辛みとほんのりと利いたお酢の酸味がチキンをベースにしたソースと絶妙にマッチした風味豊かな仕上がりイメージなんかも掲載されていて、これを見る限り具材には…シンプルにキャベツのみが使用されているようです!
このように若干赤みのある塩焼そばソースと聞くと若干真新しさを感じさせますが…実は以前にも“岩下の新生姜味 塩焼そば”が2020年6月29日に発売(2023年6月26日リニューアル発売)されていて、今回は四角い容器のレギュラーサイズよりコンパクトとなっての登場です(しかし価格は変わらずの税別236円です…)!
また、こちらには“「岩下の新生姜」を入れるとさらにおいしい!”と記載されているように、実際に“岩下の新生姜”を追加トッピングしてみてもさらに美味しいとのことで、“岩下の新生姜”に使用している生姜粉末による塩焼そばなので当然と言えば当然なんですが…実物を加えるとさらにシャキシャキとした食感や旨味そのものが引き立って楽しめるようですね!(機会があればぜひお試しを)
他にも特徴として…麺はやや細め・“ちぢれ”を付けたフライ仕様となっていて、細麺ながらもほどよいコシや歯切れの良さが表現され、それによってすすり心地なんかも非常に良く、“岩下の新生姜”特有のふんわりと香り立つお酢の風味が際立ち、さらにチキンの旨味を利かせた塩味のソースにも相性良くマッチしたことで、最後まで飽きることなく後味さっぱりとした味わいが楽しめるというわけです!
すすり心地の良い細麺からは…ほんのりと後味の良いお酢の酸味が爽やかに香り立ち、さらにチキンを利かせた焼そばソースには“岩下の新生姜”に使用されている“生姜粉末”によって優しい辛みがちょうど良いアクセントとなったことで、全体的にさっぱりと感じさせる“塩焼そば”ד岩下の新生姜”の絶妙な組み合わせが想像以上に美味しく仕上がっていました!
サッポロ一番 岩下の新生姜味 塩焼そば
今回ご紹介するカップ麺は、“岩下の新生姜”でお馴染み“岩下食品株式会社”とのコラボカップ麺ということで、“岩下の新生姜”に使用されている生姜粉末をチキンの利いた“塩焼そば”に合わせ、お酢の酸味やピリッとした優しい生姜の辛みが後引く旨味を引き立てるさっぱりとした一杯、“サッポロ一番 岩下の新生姜味 塩焼そば”となっています。
※売っている場所:今回はヨドバシの通販で購入。
ご覧の通りパッケージも“岩下の新生姜”の商品を彷彿とさせる色合いであしらわれ、あのお酢の利いた優しい辛みがうまく“塩焼そば”にマッチしていることをイメージさせ、どういったテイストなのかも大体予想付きそうです!(今回から“岩下の新生姜”の公式キャラクターである“イワシカ”が掲載されています。)
また、パッケージには…“「岩下の新生姜」の商品写真はイメージです。「岩下の新生姜」は入っていません。本製品の生姜粉末のうち、5%が「岩下の新生姜」で使用している生姜です。”と記載されているように、“岩下の新生姜”に使用しているという生姜粉末はほんのわずかのみのようです!
…というかこの商品、“岩下食品”の公式サイトを見てみると“焼きそば専用岩下の新生姜”なんかも新たに発売しているようで、これによると…すでに千切りされた状態なのでそのまま追加トッピングするだけで良いみたいです!これは便利かもしれません!
参考:焼きそば専用 岩下の新生姜|岩下食品
それでは、今回の“サッポロ一番 岩下の新生姜味 塩焼そば”がどれほどお酢の酸味と“岩下の新生姜”らしい優しい辛さを利かせた仕上がりとなっているのか?チキンを利かせたあっさりとした塩味の焼そばソースとの兼ね合いはもちろん、なんと言っても細麺仕様のすすり心地抜群な麺との相性やバランスなどなど…じっくりと確認していきたいと思います!
カロリーなど栄養成分表について
では気になるカロリーから見てみましょう。
ご覧の通り333kcalとなっております。(塩分は2.9g)
カロリーは、汁なしカップ麺(カップ焼そば)の割にボリューム感がかなり少ない仕様に変更されたことで、かなり低めな数値のようで、同じく塩分もかなり低めな数値となっています。
ちなみに1食当たり71g、麺の量は60gとのこと。
原材料について
では原材料も見てみます。
ソースには、豚脂や植物油脂をはじめ…
- 食塩
- 香辛料(しょうが粉末、にんにく粉末、こしょう、唐辛子)
- 粉末酢
- チキン調味料
といった、チキンの旨味をベースにした塩味の焼そばソースに“岩下の新生姜”ならではのお酢の酸味や優しい辛みを加え、さらに胡椒・唐辛子をプラスしたことでキリッとした口当たりや後味さっぱりとした味わいを想像させる材料が並びます。
※製造工場:太平食品工業株式会社 関西工場(奈良県)
JANコード 4901734054559 原材料名油揚げめん(小麦粉(国内製造)、植物油脂、でん粉、食塩、油脂加工品、みそ、砂糖)、ソース(豚脂、植物油脂、食塩、香辛料(しょうが粉末、にんにく粉末、こしょう、唐辛子)、糖類、粉末酢、デキストリン、チキン調味料、発酵調味料、たん白加水分解物)、かやく(キャベツ)/加工でん粉、調味料(アミノ酸等)、炭酸カルシウム、酸味料、香料、クチナシ色素、かんすい、レシチン、酸化防止剤(ビタミンE)、(一部に小麦・乳成分・大豆・鶏肉を含む)
栄養成分表示 [1食 (71g) 当たり]
熱量 333kcal たんぱく質 4.9g 脂質 15.0g 炭水化物 44.6g 食塩相当量 2.9g カルシウム 136mg
開封してみた
ではフタを開けてみると、ご覧の通り“かやく”、特製粉末ソース、調味油といった3つの調味料などが入っています。
そして、こちらが今回使用されている調味料などの3パックとなっていて、調味油の方にはチキンの旨味が、一方で特製粉末ソースの方には生姜をはじめとする様々な香辛料などが含まれているものと思われます!
ちなみにこの調味油は触ってみた感じだと非常にサラッとした状態でしたので、調理中はフタの上で軽く温めておく程度で十分でしょう!
また、麺はご覧の通り細めの油揚げ仕様となっていて、すすり心地の良さによって“岩下の新生姜”ならではのお酢の酸味・後味さっぱりとした風味なんかも楽しめそうな麺が採用されています!
調理してみた
ではまず、“かやく”を加えてみます!
そして具材には…シンプルにキャベツのみが使用されています!
続いて熱湯を注ぎ2分待ちます。(必要なお湯の目安量:360ml)
その後しっかりと湯切りをしたところがこちら!
先ほどまでの麺やキャベツがふっくらとした仕上がりとなり、別添されている特製粉末ソースや調味油を加える前の状態ではありますが、チキンをベースにお酢や生姜の風味を合わせ、すすり心地の良さと歯切れの良い食感も楽しめる後味さっぱりとした一杯…といった印象の出来上がりです。
ではここに調味油を加えていきます!
こちらには多少生姜ならではの風味が感じられますが…恐らくチキンエキスなどが含まれる無色・透明なサラッとした油分となっていて、少量ながらも粉末ソースとの混ざり具合も非常に良くなるものと思われますので、しっかりと馴染ませておきましょう!
そして上記の調味油が全体に馴染んだら、続いて特製粉末ソースを加えていきます!
すると…“岩下の新生姜”というよりも優しい辛みを思わせる生姜(ジンジャー)ならではの風味が一気に広がっていき、お酢の酸味なんかもほんのりと感じられます!
では、よーくかき混ぜてみましょう。
こうして粉末ソースが全体に馴染むと…“岩下の新生姜”ならではの薄いピンク色の焼そばソースがすすり心地の良い細麺にしっかりとコーティングされ、イメージ通りお酢の酸味や“岩下の新生姜”らしい生姜特有の風味が優しく香り立ち、品のある塩焼きそばといった印象の仕上がりです!
また、具材はキャベツのみとなっていますが、今回の焼そばソースにはチキンの旨味に“岩下の新生姜”をイメージさせるお酢の酸味と生姜特有の辛みがうまく融合していますから…決して物足りなさを感じさせないメリハリのある旨味・風味が表現されているものと思われます!
食べてみた感想・レビュー
一口食べてみると…“塩焼そば”ということでそもそもキレが良く後味さっぱりとした印象で、そこに“岩下の新生姜”をイメージさせるお酢の酸味や生姜ならではの優しい辛さがちょうど良いアクセントとなり、爽やかな後味を後押ししているようです!
この辺りに関しては前作と同じく思っていたより組み合わせが良いですね!
後味さっぱりとしている割に生姜ならではの優しい辛さがちょうど良いアクセントとなっていて、メリハリのある飽きの来ない仕上がりが印象的といったところ!
そのため、お酢と生姜粉末を使用した風味豊かな“塩焼そば”なんですが、決してシンプルで薄味なテイストではなく、チキンの旨味がしっかりと利いているため、旨味そのものに関しては物足りなさはなく、“岩下の新生姜”を引き立てるかのように下支えし、それがまたクセになる美味しさを表現しています!
麺について
麺は、ご覧の通り細麺らしく歯切れの良いコシがあり、すすり心地も非常に良く、すすった際のふんわりと香るお酢の酸味が活きています!
そんな細いフライ麺には、チキンをベースに“岩下の新生姜”に使用さている生姜粉末やお酢の酸味が爽やかに香り立つ塩味の焼そばソースがよく絡み、後味さっぱりとした“岩下の新生姜”ならではの味わいが口いっぱいに広がっていき、お酢の酸味が後味良く抜けていきます!この辺りに関しては細麺で正解ですね!
トッピングについて
トッピングにはまず、とは言ってもこちらのキャベツのみ入っていて、シャキシャキとまではいかないものの…ほどよい食感を残した仕上がり具合となっていて、今回の一杯に対する彩りも非常に良く、ちょうど良い食感と見た目としてのアクセントをプラスしているようです!
ソースについて
ソースは、チキンの旨味をベースにあっさりとした塩焼そばに仕上げ、そこにほどよいお酢の酸味が爽やかに香り立ち、“岩下の新生姜”にも使用しているという生姜粉末を使用した優しい辛味がプラスされ、後味さっぱりとした味わいが表現されています!
ちなみにこのお酢の酸味というのは…気になるほどの酸っぱさではなく、生姜と合わさったことでちょうど良い後味の良さ・さっぱり感を引き立てるかのように爽やかさをプラスし、今回のような塩味の焼そばソースともぴったりです!
他にも、今回コラボとなった“岩下の新生姜”らしい生姜の優しい辛さが心地良く、上記の酸味と絶妙なバランスとして相性良く溶け込み、最後まで飽きの来ない仕上がりは思いのほか好評な一杯では?と思わせる味わいといったところ!ただ、具材がキャベツのみで、前作よりボリュームが少なくなりましたから…若干チープな印象を持たれるかもしれません!
まとめ
今回「サッポロ一番 岩下の新生姜味 塩焼そば」を食べてみて、“岩下食品株式会社”とのコラボによって“岩下の新生姜”の味わいを“塩焼そば”にアレンジした一杯には…チキンの旨味をベースにしたことであっさり感や素材の美味しさを活かしつつ…お酢の酸味や生姜粉末による優しい辛さが臨場感高く感じられ、なんと言っても最後まで飽きることのないメリハリのある仕上がりとなっていました!
…というか実際のところ個人的にそこまで期待していなかったんですが、想像以上に優しくも後味さっぱりとした味わいは各種素材の美味しさを活かした風味豊かな仕上がりとなっていましたので、カップ麺以外でも“塩焼そば”ד岩下の新生姜”といったレシピも合うのではないでしょうか?
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