「じわとろ あさりバター味ラーメン」を食べてみました。(2020年6月15日発売・エースコック)
この商品は、じんわり溶け出すバターの風味とコクが印象的な“じわとろ”シリーズの新商品ということで、今回は“あさり”の旨味を利かせた後味の良い塩味のスープに相性抜群な特許製法“バター状ブロック”を加えることによって、まろやかなコクを引き立てる出汁の利いた一杯が登場です!
それも…ポークの旨味をベースに“あさり”ならではの染み渡るような旨味を利かせ、さらに香味野菜を合わせたクリーミーかつ後味すっきりとした塩スープに仕上げ、後入れタイプの“バター状ブロック”を加えることによってシリーズらしい…じんわりと溶け出すバターの風味・コクが食欲をそそる初夏をイメージした一杯、“じわとろ あさりバター味ラーメン”となっております。(税抜き230円)
ご覧の通り、パッケージには“あさりだしの塩スープにとろけるおいしいさ”と記載され、その背景にはシリーズ名の文字通りじんわりと溶け出すバターならではのまろやかな風味やコクが出しの利いた塩スープに溶け込む味わい深い仕上がりイメージなんかも掲載されていて、これを見る限り具材には…あさり・キャベツ・コーン・ねぎが使用されているようです!
そして今回の“じわとろ”シリーズとは、2015年8月に新ブランドとして登場したのがはじまりで、第1弾として登場した“塩バター味ラーメン”をはじめいくつかのフレーバーが発売されており、今回の“あさりバター塩ラーメン”で第6弾となるフレーバーとなっています!(頻繁に新商品が登場するシリーズというわけではないようです。)
そしてその特徴としては…じんわりと溶け出す後入れタイプの特許製法“バター状ブロック”から滲み出す旨味や風味で、バターと聞くとちょっと“くどさ”をイメージされる方もいらっしゃるかもしれませんが、ベースが塩味で黒胡椒もしっかりと利いているため、思ったよりも濃厚とした感じもなく、むしろ後味すっきりとした味わいに仕上がっており、バターのコク・風味を存分に活かした一杯は“あさり”の出汁を利かせたテイストにも意外とマッチしている点が印象的!
このように、この“じわとろ”シリーズには必ずじんわりとろけるバターが別添されていて、それによって各フレーバーと相性良く馴染み、コク深く風味豊かなスープへと際立たせたことで満足度の高い味わいを表現しており、思ったよりもバターの“くどさ”などがない点が重要なポイントのひとつ!
他にも特徴として…麺は中太・丸刃仕様ということで、ほどよいもっちり感と歯切れの良いコシを併せ持つエースコックらしい食感に仕上がり、それによって“あさり”を利かせた後味の良い塩スープに黒胡椒によって味に締まりを加え、さらに“バター状ブロック”から滲み出す風味やコクが旨味を際立たせるバランスの良い味わいが最後まで飽きることなくじっくりと楽しむことができるというわけです!
後入れタイプのバターは割と塩気の強い仕様となっていて、それによってバター特有の飽きるようなこってりとした感じは一切なく、“あさり”の出汁をしっかりと利かせた塩味のスープを美味しく引き立てるコクや風味をプラスし、キレの良い口当たりとじんわりと染み渡る旨味が心地良いあっさりとした中にも素材を活かした一杯となっていました!
これは特に、“あさり”などの魚介系の旨味を利かせた後味すっきりとした塩味のクリーミーなスープにバターが旨味を引き立てた風味豊かな味わいを気軽に楽しみたい時におすすめの一杯と言えるでしょう。
じわとろ あさりバター味ラーメン
今回ご紹介するカップ麺は、エースコックの“じわとろ”シリーズの新商品ということで、ポークをベースに“あさり”の出汁を利かせた塩味のスープに別添されたバター状ブロックを加えることによってクリーミーなコクが際立ち、思ったよりも後味すっきりとした味わいが印象的な風味豊かな一杯、“じわとろ あさりバター味ラーメン”となっています。
ご覧の通り容器側面にもしっかりとバターが溶け出すシズル感がうまく表現されたシリーズ名である“じわとろ”といった印象にぴったりのロゴが掲載されていますね!
そして、今回はこれまで発売されてきたフレーバーとはひと味違った海鮮系の旨味を利かせた塩スープにバターが別添され、それによってキレの良い口当たりとコク深い味わいをうまくマッチさせ、さらに黒胡椒も後押ししたことによってメリハリの利いた味わいが表現されているものと思われます!
一方こちらには、いくつかの注意書きが記載されていて…
- あさりはまれに砂を含んでいる場合がありますので、ご注意ください。
- スープ中の黒い粒は黒胡椒です。
とのことで、ポークをベースに“あさり”の出汁を利かせたスープには黒胡椒が加わっていますから、恐らく容器底に沈んでいると思われるため、しっかりと混ぜていただくと良いでしょう!
ちなみにこの“じわとろ”シリーズとしては、以下のようなバターと相性の良いフレーバーが商品展開されており、以前ご紹介した“じゃが塩バター塩ラーメン”以来久しぶりの登場ということで、今回で第6弾の新フレーバーということになります!
- じわとろ 塩バター味ラーメン(2015年8月31日発売)
- じわとろ バターしょうゆ味ラーメン(2016年6月13日発売)
- じわとろ コーン塩バター味ラーメン(2016年9月12日発売・2017年9月25日発売)
- じわとろ じゃが塩バター味ラーメン(2018年9月24日発売)
それでは、今回の“じわとろ あさりバター味ラーメン”がどれほど“あさり”の旨味を利かせた後味すっきりとした塩味のスープに仕上がっているのか?別添された特許製法“バター状ブロック”との兼ね合いはもちろん、なんと言っても中太・丸刃仕様のエースコックらしいもっちりとした麺との相性やバランスなどなど…じっくりと確認していたいと思います!
カロリーなど栄養成分表について
では気になるカロリーから見てみましょう。
ご覧の通り410kcal(めん・かやく338kcal / スープ72kcal)となっております。(塩分は4.6g)
カロリーは、バター状ブロックを使用したフレーバーと言っても、後味すっきりとした塩ベースのスープとなっているため、やや低めな数値のようで、塩分も同じくやや低めな数値といったところでしょうか?
ちなみに1食当たり86g、麺の量は70gとのこと。
また、カロリーの内訳を見てみると…スープは72kcalとそこまで低い数値ではないようですので、ポークをベースにバターを加えたコク深い仕上がりをイメージさせます!
原材料について
では原材料も見てみます。
スープには、乳化油脂や食用加工油脂をはじめ…
- 食塩
- ポークエキス
- 魚介エキス
- 香辛料
- 香味調味料
- オニオンパウダー
- 植物油脂
- 野菜エキス
といった、ポークをベースに“あさり”など染み渡る魚介出汁を相性良く利かせ、そこに別添されている“バター状ブロック”を加えることによって“じわとろ”といったシリーズ名の文字通りじんわりと溶け出すバターのコクや風味が絶妙に旨味を引き立てる風味豊かな味わいを想像させる材料が並びます。
JANコード 4901071246822 原材料名油揚げめん(小麦粉(国内製造)、植物油脂、食塩、卵白粉)、スープ(乳化油脂、食用加工油脂、食塩、ポークエキス、魚介エキス、砂糖、香辛料、ごま、たん白加水分解物、香味調味料、オニオンパウダー、植物油脂、野菜エキス、全卵粉)、かやく(あさり、キャベツ、コーン、ねぎ)/加工でん粉、調味料(アミノ酸等)、炭酸カルシウム、香料、かんすい、微粒二酸化ケイ素、酸化防止剤(ビタミンE)、増粘多糖類、カロチノイド色素、ビタミンB2、香辛料抽出物、ビタミンB1、カラメル色素、(一部に小麦・卵・乳成分・ごま・大豆・鶏肉・豚肉を含む)
栄養成分表示 [1食 (86g) 当たり]
熱量 410kcal たん白質 8.0g 脂質 19.3g 炭水化物 51.1g 食塩相当量
(めん・かやく/スープ)4.6g
(1.1g/3.5g)ビタミンB1 0.34mg ビタミンB2 0.48mg カルシウム 255mg
開封してみた
フタを開けてみると、ご覧の通りすでに粉末スープなどが入っていて、“バター状ブロック”と記載された特許製法によるバターが入っています。(エースコックのカップ麺にはこのバターが他の商品にも使用されています。)
そして、こちらが今回唯一別添されているバターとなっていて、もちろん調理中にフタの上で温めてはいけません。(この“じわとろ”シリーズにはこのバターが別添されていてじんわりとろける味わいが特徴的。)
また、具材には…
- あさり
- キャベツ
- コーン
- ねぎ
が入っています。
“あさり”は使用されている数に若干物足りなさを感じさせますが…サイズ感に対しては全く申し分なく、すでにほんのり香る魚介の風味が食欲を掻き立てます。。
さらに、麺はご覧の通り中太・丸刃仕様ということで、ほどよいもっちり感と歯切れの良いコシを表現したエースコックらしい食感をイメージさせますね!
調理してみた
では続いて熱湯を注ぎ3分待ちます。(必要なお湯の目安量:460ml)
そして出来上がりがこちら!
しっかりとお湯を吸ったことで、先ほどまでの麺や各種具材がふっくらとした仕上がりとなり、特に麺にはもっちりとした弾力やコシが加わり、思ったよりもしっかりとした食べ応えなんかも楽しめそうな一杯…といった印象の出来上がりです。
では、よーくかき混ぜてみましょう。
そしてスープが全体に馴染んだら最後に別添されていた“バター状ブロック”を添えて完成となります!このバター状ブロックは入れた瞬間からじんわりと溶け出し、魚介の旨味を利かせたキレの良い塩味のスープにコク深くまろやかな味わいを際立たせているようにも感じられます!
…というかこの“バター状ブロック”は、バターそのままが使用されているわけではなく、決して“くどさ”を感じさせることもなく、ちょうど油分を取り除いたかのような塩気のある風味が印象的で、魚介を利かせた塩スープと意外にも相性良くマッチしているようです!
一方で、ポークを利かせたクリーミーな塩スープに“あさり”からもほどよい旨味が滲み出しているようにも感じられ、ポーク×塩味といったスープに“バター状ブロック”が加わったことによってキレとコクのある風味豊かな一杯に仕上がり、思ったよりも“とろみ”などは付いてないようで、後味の良さも際立っている辺りが好印象といったところ!
食べてみた感想
一口食べてみると…“バター状ブロック”を加えたことでどれほどこってり感が際立つのかが気がかりではありましたが、実際味わってみると塩味ならではのキレの良さとうまく調和されているようで、ポークを利かせたスープにちょうど良いコクとふんわりと香り立つ風味が絶妙にマッチし、容器底にもペッパー系の香辛料が溜まっていましたから、全体の後味は意外とすっきりしていますね!
しかもじんわりと染み渡るかのような“あさり”特有の魚介出汁なんかもしっかりと感じられ、ポークをベースにコクのある塩味のスープとも相性良く馴染み、バターが美味しさそのものを損なうことなく下支えしているようにも感じられ、決して嫌味のある“くどさ”などは一切ありません!
だた…強いて言うなら、この“じわとろ あさりバター味ラーメン”は粉末スープなどが容器底に思っていたよりも多く溜まっているようでしたので、しっかりと混ぜてかなければ食べはじめは薄味に感じられるかもしれませんので、よーく容器底から混ぜてスープに味を馴染ませる必要があります!
麺について
麺は、ご覧の通り中太・丸刃仕様となっていて、つるっと滑らかな食感はもちろん、思ったよりも密度感のある食べごたえのある仕上がりとなっています!
そんな麺には、ポークを利かせたクリーミーかつキレのある味わいに“あさり”などの魚介出汁やバターが溶け出す旨味溢れる白濁とした塩味のスープがよく絡み、一口ずつに海鮮系と動物系、さらにバターの意外にも相性の良い美味しさが口いっぱいに広がっていき、じんわりと溶け出すバターの香りが後味良く抜けていきます!“あさり”×バターの組み合わせは想像以上にマッチしているようです!
トッピングについて
トッピングにはまず、こちらの“あさり”が使用されていて、数的に若干物足りなさを感じるものの…サイズ感としては申し分なく、じっくりと味わってみると、素材本来の美味しさがしっかりと伝わってくる仕上がりとなっていたため、食べはじめは貝出汁を滲み出してもらうためにもスープ底に沈めておくと良いかもしれません!
また、こちらの“ねぎ”は、やや小さめにカットされているものの、シャキシャキとした食感が心地良く、ちょうど良い薬味にもなったことで、今回のスープをより一層引き立て、後味すっきりと感じさせる具材として彩り良く添えられています!
さらに、こちらのキャベツはシャキシャキとまではいかないものの…ほどよい食感を残した仕上がり具合となっていたため、今回の一杯にちょうど良いアクセントがプラスされているようです!
他にも、こちらのコーンが使用されていて、この“じわとろ”シリーズに使用されている“バター状ブロック”とも非常に相性が良く、こちらもまた素材本来の旨味・甘みがしっかりと感じられる具材となっています!
スープについて
スープは、ポークをベースにしているわけですが、基本的に塩味となっているため、キリッとしたシャープな飲み口が印象的となり、この白濁としたクリーミーかつコクのある見た目よりも遥かに後味さっぱりとした仕上がりとなっています!
そこに“あさり”や魚介出汁の旨味がじんわりと染み渡り、スープ全体の美味しさを別添されている“バター状ブロック”がコク深く際立たせているようで、ペッパー系の香辛料によってメリハリが付き、最後まで飽きが来ません!
ただ、やはり塩ベースのあっさり系のテイストということもあってガツンとした味わいではないため、ポーク・魚介出汁のどちらかをもう少し強調させても良かったように感じられますね。。そこが飽きの来ないポイントなんですが…笑
また、食べ進めていくうちに“バター状ブロック”もしっかりとスープに溶け込み、容器底に溜まっていた粉末スープや香辛料なども馴染んでいくことによってコク深く濃い目な味わいが楽しむことができ、食べはじめによーく混ぜたつもりでもなかなか粉末スープが馴染みにくいのか…最後の方になるとどんどん味の変化が際立っていくのが明確にわかります!
このように、今回の“じわとろ あさりバター味ラーメン”は、ポークの旨味を利かせたコク深くクリーミーな塩味のスープに“あさり”や魚介系の旨味を合わせたことによって深みのある味わいに仕上げ、そこに“じわとろ”シリーズには欠かせない“バター状ブロック”がじんわりと溶け出すことによって旨味際立つ風味豊かな一杯となっていたため、お好みによってはペッパー系の香辛料をちょい足ししてみても良いかもしれません!
まとめ
今回「じわとろ あさりバター味ラーメン」を食べてみて、“くどさ”のないポークの旨味が利いたコクのあるまろやかな塩スープをベースに“あさり”や魚介出汁を利かせた深みのある味わいを表現し、そこに別添されている“バター状ブロック”を加えることによってじんわりと溶け出すバターならではのコクと風味がふんわりと香り立ち、旨味引き立つ飽きの来ない一杯となっていました!
また、今回はこれまでの定番とも言えるフレーバーとはまたひと味違った“あさり”の出汁を利かせた魚介系の旨味を引き立てた一杯でしたので、今後の商品展開に期待したいところではないでしょうか?
ということで、気になる方はぜひ食べてみてくださいねー!それでは!
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