「中華そば処 琴平荘 中華そば塩味」を食べてみました。(2025年1月14日発売・東洋水産/ファミリーマート限定)
この商品は、山形県鶴岡市の名店“琴平荘(こんぴらそう)”の人気メニュー“中華そば(塩)”をカップ麺に再現したもので、チキンエキスをベースに“焼あご”などの魚介出汁を品良く利かせた深みのある一杯、“中華そば処 琴平荘 中華そば塩味”となっております。(値段:税別297円)
※売っている場所:今回はファミリーマートで購入
ご覧の通り“琴平荘”では特に無化調を謳っているわけではありませんが、素材の旨味を存分に活かした味わいが大変好評で、幅広い年代の方に好まれる人気行列店です!
当店自慢の自家製麺は、健康への配慮のため、保存料などを一切使用せず、かん水は極力抑えております。また、特徴としては、「あっさり」か「こってり(油多め)」が選べる事です。むかし懐かしい鶏がらベースで、魚ダシが入った中華そばを、是非ご賞味下さい。また、薄口の方、麺の硬さにご希望がある方は、注文時にお気軽にお伝え下さい。
引用元:こだわりの味 | 琴平荘 〜中華そば処〜
一方こちらには“琴平荘”、“鶏と焼あごの旨味”と記載され、その背景には実店舗で実際に使用されている“どんぶり”に出汁染みる淡麗系の塩スープに各種具材が盛り付けられた仕上がりイメージが掲載されていて、これを見る限り具材には…焼豚・ごま・メンマ・“ねぎ”が使用されているようです!

他にも特徴として…麺は東洋水産お馴染みの“生麺ゆでてうまいまま製法”による生麺さながらの中太仕様で、チキンエキスをベースに“焼あご”などの魚介出汁をバランス良く合わせたコク深くキレの良い味わいがじっくりと楽しめるというわけです!
透明度の高い澄んだ塩スープには“焼あご”などの魚介出汁や鶏の旨味が溶け込んだことによって繊細な深みがあり、万人受けするかのような仕上がりで、独自製法による本格的な中太麺が食欲を満たす味わい深い一杯となっていました!
「中華そば処 琴平荘 中華そば塩味」とは?
そもそもここ“琴平荘”の創業は2002年(平成14年)、元々旅館を運営していたものの…冬季の閑散期に提供していたラーメンが数年で一気に全国から注目されることとなり、今では店主である“掛神 淳(かけがみ あつし)”氏によってメンマ・麺・チャーシューなど…海苔以外の全てを自家製で作り込んだ一杯を求めて時には100人以上の大行列も珍しくない山形屈指の名店です!(営業期間は10月1日〜5月31日まで)
また、元々旅館だったとは言え…今や「宅麺.com」の“お取り寄せラーメンオブザイヤー”で2013年・2014年と2年連続して連続総合大賞を受賞し、2015年にはラーメン部門で大賞を授賞しているほど実力を兼ね備えた超人気ラーメン店であり、その後も毎年“醤油部門”や“塩部門”などで受賞しています!

カロリーなど栄養成分表について
では気になるカロリーから見てみましょう。
ご覧の通り385kcal(めん・かやく315kcal / スープ70kcal)となっております。(塩分は7.4g)
カロリーは、チキンエキスをベースに“焼あご”などの魚介出汁を利かせたあっさりとした仕上がりの割に塩味ということもあって低めの数値のようですが、一方で塩分はこのボリュームを考慮しても高めな数値となっています。
ちなみに1食当たり126g、麺の量は80gとのこと。

原材料について
では原材料も見てみます。
スープには、チキンエキスや食塩をはじめ…
- 鶏脂
- 植物油
- 魚介エキス
- 豚脂
- 魚醤(魚介類)
- 野菜エキス
- 香辛料
- 粉末さばぶし
- 粉末焼きあご
といった、素材の旨味を存分に活かした深みのある塩スープに仕上げ、最後まで飽きの来ない奥深い味わいを想像させる材料が並びます。
※製造工場:東洋水産株式会社 関東工場(群馬県)

JANコード | 4901990379571 |
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原材料名
めん(小麦粉(国内製造)、でん粉、食塩、植物性たん白、こんにゃく、大豆食物繊維、植物油脂、乳糖)、添付調味料(チキンエキス、たん白加水分解物、食塩、鶏脂、植物油、魚介エキス、豚脂、砂糖、魚醤(魚介類)、酵母エキス、野菜エキス、香辛料、粉末さばぶし、粉末焼きあご)、かやく(焼豚、ごま、メンマ、ねぎ)/酒精、調味料(アミノ酸等)、かんすい、炭酸カルシウム、レシチン、酸化防止剤(ビタミンC、ビタミンE)、増粘多糖類、カラメル色素、香辛料抽出物、ビタミンB2、ベニコウジ色素、ビタミンB1、(一部に小麦・乳成分・ごま・さば・大豆・鶏肉・豚肉・ゼラチン・魚醤(魚介類)を含む)
栄養成分表示 [1食 (126g) 当たり]
熱量 | 385kcal |
---|---|
たん白質 | 13.1g |
脂質 | 8.1g |
炭水化物 | 66.5g 糖質:63.1g 食物繊維:3.4g |
食塩相当量 | 7.4g めん・かやく: 2.5g スープ: 4.9g |
ビタミンB1 | 0.22mg |
ビタミンB2 | 0.41mg |
カルシウム | 176mg |
開封してみた
フタを開けてみると、液体スープ、“かやく”といった2つの調味料などが入っています。

また、麺はやや幅の広い中太仕様で、東洋水産の特許技術“生麺ゆでてうまいまま製法”による生麺のようなもっちり感やコシのある食感が表現され、麺量も80gとボリューム感に関しても申し分ありません!

調理してみた
ではまず“かやく”を加えます。
そして、具材には…
- 焼豚
- ごま
- メンマ
- ねぎ
が入っています。

続いて熱湯を注ぎ5分待ちます。(必要なお湯の目安量:450ml)
そして出来上がりがこちら!

では液体スープを加えてよーくかき混ぜていきます。
そして全体が馴染むと…臭みのない動物系の旨味に魚介出汁をバランス良く合わせたコク深い塩スープに仕上がり、まさにキレとコクのある名店ならではの“中華そば(塩)”が気軽に楽しめそうです!

「中華そば処 琴平荘 中華そば塩味」を食べてみた感想・レビュー
一口食べてみると…“焼あご”の出汁をうまく活かした淡麗系の塩スープには、荒々しさはなく魚介エキスや鯖節、チキンやポークエキスが加わったことで品良くまとまり、あっさりながらも奥行きのある仕上がりです!
ただ、容器底からしっかりと混ぜながら食べ進め、後半になってようやく出汁染みるコク深いスープが堪能できますから、個人的にはもう少し出汁感を強調しても良かったような気はします!
とは言え、“焼あご”以外にも魚介エキスや鯖節が使用されたことで申し分のない旨味が際立ち、脂っこさのないチキンやポークエキスを合わせたことによってコク深くも後味すっきりとした塩スープが楽しめることに間違いありません!
麺について
麺は、独自製法によるもっちりとした弾力や滑らかな食感を併せ持つ中太ノンフライ仕様で、密度感のあるずしっとした重みがあり、麺量80gと食べ応えも抜群です!
そんな麺には、“焼あご”などの魚介出汁を丁寧に利かせた塩味のスープがよく絡み、じんわりと染み渡るかのような旨味が口いっぱいに広がっていき、ほんのり香る出汁の風味や“ごま”の香ばしさが後味良く抜けていきます!

トッピングについて
トッピングにはまず、薄くカットされた焼豚が入っていて、カップ麺でよく見かけるチープな印象ですが…ほどよく味付けされた肉の旨味が滲み出す仕上がりでしたので、最初のうちはスープと馴染ませておくと良いでしょう!

また、こちらのメンマは使用されている数・サイズともに申し分なく、コリコリとした食感が心地良く、今回の一杯にちょうど良いアクセントがプラスされているようです!

他にも大きくカットされた“ねぎ”が使用されていて、シャキシャキとした食感が心地良く、ちょうど良い薬味となったことで、今回の塩スープを美味しく引き立てています!

スープについて
スープは、塩味の中でも特にあっさり系のテイストで、“焼あご”をはじめ複数種もの魚介出汁を使用したことによって奥深い味わいに際立ち、キリッとした“かえし(塩ダレ)”が相性良くマッチした雰囲気ある仕上がりとなっています!
そして、チキンエキスは魚介出汁にほどよいコクを引き立て、人によってはあっさりし過ぎ…と思われるかもしれませんが、染み渡る出汁の旨味が最後まで飽きさせない名店ならではの“中華そば(塩)”といったところ!

まとめ
今回の「琴平荘 中華そば塩味」は…透明度の高いあっさりとした塩スープにじんわりと染み渡る魚介出汁をバランス良く利かせた上品な仕上がりで、そこに“生麺ゆでてうまいまま製法”による生麺さながらの中太麺が絶妙にマッチし、カップ麺とは言え本格感のある味わいが最後までじっくりと楽しめる後味の良い一杯となっていました!
また、保存料などを使用せずに作られる名店の人気メニューを再現しているだけあって若干あっさりし過ぎているように感じられるものの、特に薄味というわけでもありませんから、幅広い層に好まれるフレーバーと言えるのではないでしょうか?
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