「マルカンビル大食堂監修 ピリ辛あんかけ醤油ラーメン」を食べてみました。(2024年10月15日発売・エースコック/東北エリア・ローソン限定)
この商品は、岩手県・花巻市で愛される“マルカンビル大食堂”の人気メニュー“マルカンラーメン”をカップ麺に再現したもの(あくまでカップ麺限定メニューとしています。)で、動物系や魚介系の旨味をバランス良く合わせ、ピリッとした辛みや“とろみ”を付けた“あんかけ”風の醤油スープに仕上げ、そこに丸刃の中太フライ麺が食欲を満たすどこか懐かしい一杯、“マルカンビル大食堂監修 ピリ辛あんかけ醤油ラーメン”となっております。(値段:税別267円)
ご覧の通り、パッケージには“昭和レトロな人気店”と記載され、その背景にはポークやチキン、魚介や野菜の旨味などを凝縮した“あんかけ”風の醤油スープに各種具材が盛り付けられた仕上がりイメージが掲載されていて、これを見る限り具材には…キャベツ・玉ねぎ・人参・魚肉練り製品・キクラゲが使用されているようです!
また、こちらには…“マルカンビル大食堂”の名物“ソフトクリーム”のイメージ写真が掲載されていて、こちらは10段巻きによって箸で食べるのが花巻流とのことで、実店舗では人気メニューの“マルカンラーメン”を食べた後に注文する方が多いそうです!
他にも特徴として…麺は丸刃の中太フライ仕様で、ほどよい弾力とコシを併せ持ち、それによって老舗人気店“マルカンビル大食堂”の人気メニュー“マルカンラーメン”ならではの様々な旨味を凝縮した“あんかけ”風のピリ辛醤油スープがしっかりと絡み、旨辛な味わいがボリューム感たっぷりと楽しめるというわけです!
動物系に魚介系、さらに野菜の旨味などを利かせた深みのある醤油スープには、トロッとした“あんかけ”風の“とろみ”を付けたことで麺との絡みが非常に良く、さらに唐辛子のピリッとした辛さがちょうど良いアクセントをプラス、特に真新しさを感じさせるものではありませんが、最後まで熱々の味わいが楽しめるボリューム感抜群な一杯となっていました!
「マルカンビル大食堂監修 ピリ辛あんかけ醤油ラーメン」とは?
今回ご紹介するカップ麺は、岩手県・花巻市の人気店“マルカンビル大食堂”の人気メニュー“マルカンラーメン”をカップ麺限定メニューとして再現したもので、ポークやチキンをはじめ魚介や野菜の旨味をしっかりと利かせ、“あんかけ”風の“とろみ”を付けた醤油スープに仕上げ、豊富に使用した各種具材や丸刃の中太麺が食欲を満たす食べ応え抜群な一杯、“マルカンビル大食堂監修 ピリ辛あんかけ醤油ラーメン”となっています。
※売っている場所:今回はローソンで購入
ちなみにここ“マルカンビル大食堂”とは…1973年に開業した“マルカン百貨店”が建物の老朽化によって2016年6月に惜しまれつつ閉店(6階にあった大食堂も一緒に閉店)、その後“株式会社 上町家守舎(かみちょうやもりしゃ)”が2017年2月20日に運営を引き継ぎ、耐震補強を行いながらテナントも少しずつ増やして大食堂も“マルカンビル大食堂”として復活し、お箸で食べるソフトクリームをはじめ数多くのメニューが楽しめる人気店として愛され続けています!
それでは、今回の“マルカンビル大食堂監修 ピリ辛あんかけ醤油ラーメン”がどれほどポークやチキン、魚介系や野菜の旨味を凝縮した旨辛な醤油スープに仕上がっているのか?トロッとした“あんかけ”風の“とろみ”や唐辛子による辛さとの兼ね合いはもちろん、なんと言ってももっちりとした弾力とほどよいコシを合わせ持つ丸刃の中太フライ麺との相性やバランスなどなど…じっくりと確認していきたいと思います!
カロリーなど栄養成分表について
では気になるカロリーから見てみましょう。
ご覧の通り416kcal(めん・かやく337kcal / スープ79kcal)となっております。(塩分は6.8g)
カロリーは、様々な旨味を凝縮したコク深い醤油スープの割にやや低めな数値のようですが、一方の塩分はこのボリュームを考慮すると高めな数値となっています。
ちなみに1食当たり95g、麺の量は70gとのこと。
また、カロリーの内訳を見てみると…スープだけだと79kcalとそこまで高い数値というわけでもなく、素材の旨味を活かした“あんかけ”風のコク深い醤油スープといったどこか懐かしい仕上がりをイメージさせます!
原材料について
では原材料も見てみます。
スープには、“しょうゆ”や食塩をはじめ…
- 植物油脂
- ポークエキス
- 粉末しょうゆ
- チキンエキス
- ハクサイエキス
- ニボシエキス
- 豚脂
- ねりごま
- 唐辛子
- 香味油
- 魚醤
- ポーク調味料
といった、ポークやチキンをはじめ、魚介系や野菜の旨味などをバランス良く合わせ、“あんかけ”風の“とろみ”を付けたことによってコク深さが際立ち、豊富な具材からも良い旨味が滲み出す飽きの来ない味わいを想像させる材料が並びます。
※製造工場:エースコック株式会社 東京工場(埼玉県)
JANコード | 4901071405656 |
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原材料名
油揚げめん(小麦粉(国内製造)、植物油脂、植物性たん白、食塩、しょうゆ、卵白粉)、スープ(しょうゆ、食塩、植物油脂、糖類、でん粉、ポークエキス、粉末しょうゆ、チキンエキス、ハクサイエキス、ニボシエキス、たん白加水分解物、豚脂、ねりごま、唐辛子、香味油、魚醤、ポーク調味料)、かやく(キャベツ、玉ねぎ、人参、魚肉練り製品、キクラゲ)/加工でん粉、調味料(アミノ酸等)、増粘剤(増粘多糖類、加工でん粉)、重曹、酒精、炭酸Ca、カラメル色素、香料、かんすい、酸味料、香辛料抽出物、酸化防止剤(ビタミンE、ビタミンC)、ベニコウジ色素、カロチノイド色素、微粒二酸化ケイ素、クチナシ色素、ビタミンB2、ビタミンB1、(一部に小麦・卵・乳成分・ごま・大豆・鶏肉・豚肉を含む)
栄養成分表示 [1食 (95g) 当たり]
熱量 | 416kcal |
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たん白質 | 8.9g |
脂質 | 19.6g |
炭水化物 | 51.1g |
食塩相当量 | 6.8g めん・かやく:2.1g スープ:4.7g |
ビタミンB1 | 0.28mg |
ビタミンB2 | 0.34mg |
カルシウム | 242mg |
開封してみた
フタを開けてみると、ご覧の通り各種具材などがすでに入っていて、他には“液体スープ”と記載された調味料がひとつ入っています。
また、こちらが今回唯一使用されている調味料となっていて、“あんかけ”風の“とろみ”を付けた醤油スープですが、サラッとした状態でしたので、調理中はフタの上で軽く温めておくと良いでしょう。
そして具材には…
- キャベツ
- 玉ねぎ
- 人参
- 魚肉練り製品
- キクラゲ
が入っています。
さらに麺は、ご覧の通り丸刃の中太仕様で、つるっと滑らかな食感や弾力のあるコシを兼ね備え、麺量も70gとレギュラーサイズより少し多い程度ですが、具材が豊富に使用されていますから、特に物足りなさといった感じもありません!
調理してみた
では続いて熱湯を注ぎ3分待ちます。(必要なお湯の目安量:460ml)
そして出来上がりがこちら!
しっかりと湯戻りしたことによって先ほどまでの麺や各種具材がふっくらとした仕上がりとなり、まだ液体スープを加える前の状態ではありますが、動物系や魚介系、さらに野菜の旨味も合わせた深みのある醤油スープに“とろみ”を付け、後引く辛さがクセになる旨辛な一杯…といった印象の出来上がりです。
ではここに先ほどの液体スープを加えていきます!
すると…ポークをはじめ、様々な旨味を利かせた醤油スープがたっぷりと出てきますので、しっかりと絞り込んで入れていきましょう!ただ、特に気になるような風味はありませんので、割と万人受けしそうな旨辛スープといったところ!
では、よーくかき混ぜてみます。
そしてスープが全体に馴染むと…この時点で若干“とろみ”が付き、動物系の旨味を利かせている割にこってり感・脂っこさはそこまでないようで、最後まで飽きの来ないキレ・後味の良さにも期待でき、豊富な具材からも良い旨味が滲み出すことによって満足度も増していく…そんな“あんかけ”風の“マルカンラーメン”らしさが気軽に楽しめることと思われます!
「マルカンビル大食堂監修 ピリ辛あんかけ醤油ラーメン」を食べてみた感想・レビュー
一口食べてみると…そもそもスープに“あんかけ”のような“とろみ”が付いているおかげで熱々です!そして原材料にも記載されていた通り様々な旨味が凝縮されたことで物足りなさといった感じは一切なく、唐辛子のピリッとした辛さがちょうど良いアクセントとなっています!
この辺りに関しては特に真新しさを感じさせることはありませんが、ポークやチキンのコクや魚介系、野菜の旨味による美味しさがピリッとした辛みと相性良くマッチしており、豊富に使用された各種具材からも良い旨味が滲み出すことで最後まで飽きることもありません!
また、混ぜるほどに“とろみ”が引き立ち、食べ進めていくに連れて満足度も増していく…そんな熱々の“ピリ辛あんかけ醤油ラーメン”がじっくりと楽しめるフレーバーであり、古くから愛され続ける大食堂の人気メニューというのも納得です!
麺について
麺は、ご覧の通り丸刃の中太フライ仕様で、つるっと滑らかな食感はもちろん、ほどよい弾力のあるもっちり感とコシを兼ね備え、ボリューム感に関しても申し分ありません!
そんな麺には、ポークやチキンをはじめ…魚介系や野菜の旨味を凝縮した“とろみ”のある醤油スープがよく絡み、後引く旨味や唐辛子の辛みなどが口いっぱいに広がっていき、芳醇な醤油の風味やフライ麺特有の香ばしさが後味良く抜けていきます!
トッピングについて
トッピングにはまず魚肉練り製品が入っていて、イメージ通りソーセージのような味わいでしたので、特に旨味が滲み出すわけではありませんが…もっちりとした中太フライ麺と絡めていただくとちょうど良いかと思われます!
また、こちらのキャベツはやや小さめにカットされ、ほどよいシャキシャキ感が心地良く、今回の一杯にちょうど良いアクセントがプラスされているようです!
そしてこちらの人参は、やや小さめにカットされているものの…コリコリと硬めの食感で、トロッとした“あんかけ”風の醤油スープに彩り良く添えられています!
さらに細長くカットされたキクラゲは、コリコリとした食感が印象的で、こちらもまたちょっとしたアクセントとなっているようです!
他にもこちらの“玉ねぎ”が使用されていて、表面は柔らかいんですが、実際にはシャキシャキとした食感で、香味野菜としての旨味も滲み出す相性抜群な具材となっています!
スープについて
スープは、動物系や魚介系だけでなく野菜の旨味もバランス良く合わせ、さらに唐辛子のピリッとした辛みや“とろみ”を付けた“あんかけ”風の醤油スープに仕上げたことによってコク深くもメリハリが付き、豊富に使用された各種具材からも良い旨味が滲み出し、どこか懐かしくも満足度の高い味わいとなっています!
ただ、様々な旨味が凝縮されたことで物足りなさといった感じはないんですが、“マルカンビル大食堂”の人気メニュー“マルカンラーメン”らしさといった何かに突出した特徴がないせいか特別印象に残らないテイストで、その辺りがどことなく懐かしさを感じさせるのかもしれません!
とは言っても濃厚で旨味も強く、トロッとした醤油スープなので恐らく“ご飯”との相性も抜群なので、お腹に余裕のある方なら別途“ご飯”を用意してスープや各種具材をかけながら味わってみても良いでしょう!しかも唐辛子のピリッとした辛みが食欲を掻き立て、後半にもなるとじんわりと汗ばむほど身体の芯からポカポカです!
まとめ
今回「マルカンビル大食堂監修 ピリ辛あんかけ醤油ラーメン」を食べてみて、岩手県・花巻市で愛される“マルカンビル大食堂”の人気メニュー“マルカンラーメン”をカップ麺に再現した一杯には…ポークやチキンの旨味に魚介系や野菜の旨味などをふんだんに使用し、“あんかけ”風の“とろみ”を付けた熱々の醤油スープに仕上げ、豊富な具材や70gの麺量によってガツンと食欲を満たすボリューム感抜群な逸品となっていました!
ただ、様々な旨味を利かせたからといって昔ながらの味わいともひと味違って独特な雰囲気でクセもなく、王道とも言えるテイストによって味わい深い醤油スープを再現したことで万人受けするかのような深みのある仕上がりでしたので、安定感のある美味しさがじっくりと楽しめるのではないでしょうか?
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