日清食品

「名店ジャンク 山頭火豚骨塩ヌードル」名店の味に粗挽ペッパーや香味野菜を利かせた“雑うま”な一杯

名店ジャンク 山頭火豚骨塩ヌードル
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名店ジャンク 山頭火豚骨塩ヌードル」を食べてみました。(2024年10月8日発売・日清食品/セブンプレミアム)

この商品は、名店の味を敢えて“雑うま”にした“名店ジャンク”シリーズ第3弾として登場したもので、北海道旭川に本店を置く名店“山頭火”監修によってまろやかな豚骨塩スープをヌードルタイプにアレンジ、粗挽ペッパーと香味野菜オイルを合わせ、若干幅広な中細フライ麺が絶妙にマッチしたジャンク感溢れる一杯、“名店ジャンク 山頭火豚骨塩ヌードル”となっております。(値段:税別198円)

ご覧の通り、パッケージには名店“山頭火”のロゴが大きく記載され、他にも今回シリーズ第3弾となる“名店ジャンク”といった文言が印象的で、個人的には名店の味をジャンクにアレンジして良いものなのか微妙なところではありますが、そもそも“山頭火”の看板メニューと言えば…上品であっさりながらも深みのある豚骨塩スープが特徴なので、文字通りジャンクな仕上がりをイメージさせます!
※第1弾は“名店ジャンク すみれ味噌ヌードル(2023年12月5日発売)”、第2弾は“名店ジャンク 一風堂豚骨ヌードル(2024年1月30日発売)”です。

名店ジャンク 山頭火豚骨塩ヌードル パッケージ

一方こちらパッケージ側面には、“豚骨と魚介のクセになる旨み”といった今回の特徴が記載されているように、この豚骨の旨味を活かしたことで名店“山頭火”らしさを再現しつつもジャンク感を際立たせ、“豚骨塩ラーメン”ではなく“豚骨ヌードル”というだけあって麺も若干幅広な仕様が印象的といったところ!

また、その背景には乳化感のある白濁としたスープをベースに粗挽ペッパーと香味野菜オイルを加え、各種具材が盛り付けられた仕上がりイメージが掲載されており、これを見る限り具材には…味付肉そぼろ・フライドガーリック・“ねぎ”が使用されているようです!

他にも特徴として…麺は上記の通り若干幅の広いヌードルタイプのフライ仕様で、“山頭火”ならではの中細麺とは打って変わってジャンク感が強く、ポークをベースに粗挽ペッパーと香味野菜オイルを合わせた“雑うま”な味わいがレギュラーサイズで気軽に楽しめるというわけです!

実際に食べてみて…

“山頭火”ならではまろやかな豚骨の旨味など…シルキーなテイストとは全く異なり、単純にポークをベースにした豚骨スープに粗挽ペッパーや香味野菜オイル(“にんにく”などを含む)などを加えた濃くてジャンク感溢れる味わいが印象的で、店舗側もよくこの味でOK出したな…と思うほど名店の味をジャンクにアレンジするには無理があり、本当の意味での雑な仕上がりとなっていました!

ゆうき
ゆうき
では、今回は2024年10月8日に日清食品株式会社からセブンプレミアムより発売された「名店ジャンク 山頭火豚骨塩ヌードル」について実際に食べてみた感想を詳細にレビューしてみたいと思います!

「名店ジャンク 山頭火豚骨塩ヌードル」とは?

今回ご紹介するカップ麺は、有名店の味をジャンクにアレンジする新シリーズ“名店ジャンク”第3弾として登場したもので、北海道旭川発祥の名店“山頭火”の味わいをベースに粗挽ペッパーと香味野菜オイルなどで味を調えた豚骨塩スープに仕上げ、そこに食感滑らかで若干幅広な中細フライ麺がしっかりと絡み、香ばしくもジャンク感溢れる味わいがレギュラーサイズで楽しめる“雑うま”な一杯、“名店ジャンク 山頭火豚骨塩ヌードル”となっています。
※売っている場所:今回はセブン-イレブンで購入

ちなみに“山頭火”と言えば…セブンプレミアム ゴールドから発売されている“山頭火 旭川とんこつ塩(2021年7月12日にリニューアル発売)”や以前発売されていた“山頭火 辛みそ味(2023年3月14日発売)”といったひと味変わったフレーバーもあり、今回のような敢えて雑な豚骨塩ヌードルにアレンジした一杯は初かと思われ、個人的にはかなり賛否あるような気もします…

それでは、今回の“名店ジャンク 山頭火豚骨塩ヌードル”がどれほどポークをベースに粗挽ペッパーと香味野菜オイルを合わせた“雑うま”な仕上がりとなっているのか?具材に使用された“味付肉そぼろ”やフライドガーリックから滲み出す旨味との兼ね合いはもちろん、なんと言ってもヌードルならではの香ばしく若干幅広な中細フライ麺との相性やバランスなどなど…じっくりと確認していきたいと思います!

カロリーなど栄養成分表について

では気になるカロリーから見てみましょう。
ご覧の通り405kcal(めん・かやく321kcal / スープ84kcal)となっております。(塩分は4.7g)

カロリーは、“山頭火”らしいまろやかな豚骨塩スープをベースに魚介の旨味を利かせ、粗挽ペッパーと香味野菜オイルを加えたコク深いテイストながらもちょっと少なめ・レギュラーサイズということもあって低めな数値のようですが、一方で塩分はこのボリュームを考慮すると平均的な数値となっているようです!
ちなみに1食当たり85g、麺の量は60gとのこと。

また、カロリーの内訳を見てみると…スープだけだと84kcalとやはり後味すっきりというより若干濃厚とも言えるコクがあり、ポークの旨味をしっかりと利かせたジャンク感のある仕上がりをイメージさせます!

原材料について

では原材料も見てみます。

スープには、豚脂やポーク調味料をはじめ…

  • 香味調味料
  • 魚介調味料
  • 香辛料(にんにく、胡椒、唐辛子)
  • 植物油脂
  • クリーミングパウダー
  • 食塩

といった、“山頭火”らしい豚骨塩スープをベースに魚介の旨味を利かせ、粗挽ペッパーと香味野菜オイルでジャンク感をプラス、具材に使用された“味付肉そぼろ”やフライドガーリックからも良い旨味・風味が滲み出し、名店の味を“雑うま”にアレンジした味わいを想像させる材料が並びます。
※製造工場:日清食品株式会社 関西工場(滋賀県)

JANコード4902105280843
原材料名

油揚げめん(小麦粉(国内製造)、植物油脂、食塩、大豆食物繊維、香辛料(にんにく)、スープ(豚脂、糖類、ポーク調味料、香味調味料、でん粉、小麦粉、魚介調味料、ごま、香辛料(にんにく、胡椒、唐辛子)、植物油脂、クリーミングパウダー、食塩)、かやく(味付肉そぼろ、フライドガーリック、ねぎ)/加工でん粉、調味料(アミノ酸等)、香料、炭酸Ca、かんすい、増粘多糖類、カラメル色素、セルロース、香辛料抽出物、カロチノイド色素、乳化剤、酸化防止剤(ビタミンE、ローズマリー抽出物)、チャ抽出物、ビタミンB2、ビタミンB1、酸味料(一部に小麦・卵・乳成分・ごま・大豆・鶏肉・豚肉・ゼラチンを含む)

栄養成分表示 [1食 (85g) 当たり]
熱量405kcal
たんぱく質9.6g
脂質19.3g
炭水化物49.3g
糖質 47.2g
食物繊維 2.1g
食塩相当量4.7g
めん・かやく 2.6g
スープ 2.1g
ビタミンB10.17mg
ビタミンB20.26mg
カルシウム105mg

開封してみた

フタを開けてみると、ご覧の通り粉末スープなどがすでに入っていて、フタの上には“ネギ×ガーリック風味オイル”と記載された調味料が別添されています。

そして、こちらが今回唯一使用されている調味料となっていて、触ってみると…オイルと記載されている通り非常にサラッとした状態のようでしたので、調理中はフタの上で軽く温めておくと良いでしょう。

また、具材には…

  • 味付肉そぼろ
  • フライドガーリック
  • ねぎ

が入っています!

さらに麺は、ご覧の通りヌードルということもあって若干幅広な中細フライ仕様となっており、この辺りがジャンク感を演出しているのでしょうか?原材料を見る限り香辛料(にんにく)などで若干味付けされていて、滑らかな食感をイメージさせます!

調理してみた

では続いて熱湯を注ぎ5分待ちます。(必要なお湯の目安量:310ml)
そして出来上がりがこちら!

しっかりと湯戻りしたことで先ほどまでの麺や各種具材がふっくらとした仕上がりとなり、まだ別添されている“香味野菜オイル”を加える前の状態ですが、すっきりとした豚骨塩スープをベースに粗挽ペッパーや香味野菜オイルが加わったことで、北海道旭川の名店“山頭火”の味をジャンクにアレンジした“雑うま”な一杯…といった印象の出来上がりです!

続いてここに先ほどの“香味野菜オイル”を加えていきます!
すると…無色透明のオイルがサラッとした状態で出てきますので、しっかりと絞り込んで入れていきましょう!ただ、思ったより香味野菜の風味は控えめのようで、“にんにく”もそこまで気にするほどのものではありません!

では、よーくかき混ぜてみます。
そして、スープが全体に馴染むと…やはり“名店ジャンク”・“雑うま”な一杯なだけあって名店“山頭火”の面影はなく、看板メニュー“しおらーめん”をベースに粗挽ペッパーや香味野菜オイルなどを加えたジャンク感溢れるテイストとなっており、正直“山頭火”の味をジャンクにアレンジするのは無理な気がします…というかまるで別物です!

食べてみた感想・レビュー

一口食べてみると…やはり“山頭火”の味をジャンクにアレンジするのは無理ですね!単純にポークベースの濃厚な豚骨塩スープ、そして粗挽ペッパーや香味野菜(にんにく)を加えたことで確かにジャンク感はありますが、“山頭火”の名前を出さない方が良いと思います!

ま、これはこれで粗挽ペッパーや香味野菜オイルによってジャンク感を際立たせているため、全体をしっかりと混ぜながらいただいた方が良いでしょう!どちらにしても“山頭火”をジャンクにしたら“山頭火”じゃないのでシリーズ自体微妙です!

また、上記の通りベースは一応“山頭火”のまろやかな豚骨塩スープとなっており、そこに粗挽ペッパーと香味野菜オイルを合わせたことで“雑うま”に仕立て上げているものの、第3弾をもってシリーズ自体フェードアウトするような気がします!(もしくはたまに再販売…)

麺について

麺は、ご覧の通り“山頭火豚骨塩ヌードル”ということもあって若干幅広な中細フライ仕様で、ほどよい弾力とコシを併せ持つ食感滑らかな仕上がりとなっていて、こちらもやはり“山頭火”らしい中細麺とは異なり、まさに“名店ジャンク”シリーズらしく香ばしさが際立っているようです!

そんな麺には、“山頭火”ならではのまろやかな豚骨塩スープをベースに粗挽ペッパーと香味野菜オイルを合わせたジャンク感溢れるスープがよく絡み、コク深く濃いめの旨味をはじめ豚骨ならではのまろやかさなどが口いっぱいに広がっていき、“名店ジャンク”シリーズらしくスナック感のある香ばしさが後味良く抜けていきます!

トッピングについて

トッピングにはまず、こちらの“味付肉そぼろ”が入っていて、若干小ぶりながらも使用されている数に関しては申し分なく、じっくりと味わってみると…ほどよく味付けされた肉の旨味が滲み出す仕上がりとなっていたため、まずはスープと混ぜ合わせながら食べ進め、後ほどジャンク感のある香ばしいフライ麺と絡めていただくと、より一層肉の旨味が際立って楽しめるかと思われます!

また、こちらのフライドガーリックは、見つけるのが困難なほど細かくカットされているんですが、じっくりと味わってみると…イメージ通り香ばしい“にんにく”の旨味が引き立ち、まさにジャンク感溢れるテイストをプラスしていたため、やはり全体をよく馴染ませながら味わってみると良いでしょう!

他にもこちらの“ねぎ”が使用されていて、小さめにカットされたことでシャキシャキ感こそありませんが、ほどよい薬味にもなったことで今回の“山頭火塩ヌードル”を美味しく引き立てる相性抜群な具材となっています!

スープについて

スープは、“山頭火”のまろやかな豚骨塩スープに粗挽ペッパーと香味野菜オイルを加えることによってジャンク感・“雑うま”な味わいが際立ち、濃厚な豚骨塩ヌードルとして味わうならリーズナブルで良いんでしょうけど、名店の名前が使用されることによってイメージとかけ離れてしまい、何度味を確かめてみても微妙です!

とは言え、容器底からしっかりと混ぜながら食べ進めていくと…具材に使用された“味付肉そぼろ”やフライドガーリックからも旨味が滲み出し、ジャンク感のある豚骨塩スープがコク深く引き立っていき、これはこれで“山頭火”とは別物として味わってみると良いかな?といったリーズナブルかつジャンク感のある一杯と言えるでしょう!(恐らく名店の名前を出さないと商品として成り立たないんでしょうね…)

まとめ

今回「名店ジャンク 山頭火豚骨塩ヌードル」を食べてみて、名店の味を敢えてジャンクに再現したシリーズ“名店ジャンク”第3弾として北海道旭川発祥の名店“山頭火”の味わいを敢えてジャンクにアレンジした一杯には…ポークをベースに粗挽ペッパーや香味野菜オイルなどを合わせたことでジャンク感のあるテイストを表現、“山頭火”らしさというよりもコク深く濃厚で香ばしさなどを活かした“雑うま”な感じが印象的で、そこにヌードルタイプの若干幅広な中細フライ麺が相性良くマッチした仕上がりとなっていました!

ただ、名店“山頭火”の味わいをジャンクにアレンジしたとは言え、どうしても“山頭火”らしさが霞んでしまい、全くの別物となっていたのでシリーズとしてはどうなんでしょう…ただただ“山頭火”の評価を落としているようにも感じられますし、どうせやるなら“山頭火”の味をちゃんと残した上でジャンク感を出してほしかったですね!そのため、賛否分かれるフレーバーと言えるのではないでしょうか?

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この記事を書いた人
ゆうき
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