「推しの一杯 夢を語れ 旨豚ニンニク濃厚醤油味」を食べてみました。(2024年3月18日発売・東洋水産)
この商品は、佐賀県鳥栖市の人気行列店“夢を語れ 総本店”の味わいを同店監修によってカップ麺に再現したもので、豚の旨味に“にんにく”をガッツリ利かせた非乳化のキリッとした濃厚醤油スープに仕立て上げ、東洋水産でお馴染みレトルト仕様の“もやし調理品”を加えたことによって臨場感溢れる味わいに際立ち、二郎系(二郎インスパイア)好きには見逃せない本格的な一杯、“推しの一杯 夢を語れ 旨豚ニンニク濃厚醤油味”となっております。(値段:税別355円)
ご覧の通り、パッケージには“推しの一杯”、“夢を語れ 旨豚ニンニク濃厚醤油味”といった店舗名や今回の商品名、新ブランド名などが掲載され、非乳化といったキレの良さが濃い目の醤油ダレと絶妙にマッチしたことで白飯が欲しくなるほどの豚骨醤油スープに仕立て上げ、“夢を語れ”らしい濃厚感・醤油感、そして“にんにく”の香りがバランス良く融合し、王道とも言える二郎系の味わいがカップ麺で気軽に楽しめることに間違いなさそうです!
一方こちらには、“豚の旨味にニンニクをガッツリ利かせた濃厚醤油ラーメン!”と記載され、その背景には…豚の旨味に“にんにく”を強めに利かせ、非乳化によるキリッとした飲み口が印象的な醤油豚骨味のスープに各種具材が盛り付けられた仕上がりイメージなんかも掲載されていて、これを見る限り具材には…もやし・味付豚肉・キャベツが使用されているようです!
ちなみにこの“推しの一杯”シリーズは、これまでも以下の通り3商品が登場しており、今回で第4弾となるフレーバーで、コンセプトとしては…“東洋水産がオススメする全国各地の人気ラーメン店の味わいを再現したブランド”となっています!
- 第1弾 推しの一杯 ラーメン環2家 横浜家系醤油豚骨(2023年3月13日発売)
- 第2弾 推しの一杯 麺屋彩未 札幌味噌(2023年8月14日発売)
- 第3弾 推しの一杯 ラーメン横綱 豚骨しょう油(2023年10月2日発売)
特に二郎系(二郎インスパイア)のラーメンはパンチのある味わいで白飯との相性も抜群ですから、お好みに合わせて少量でも用意しておくと良いでしょう。
他にも特徴として…麺は“夢を語れ”で使用されている幅広の自家製麺とは異なりますが、東洋水産の独自技術“生麺ゆでてうまいまま製法”による角刃の太麺が採用されていて、豚の旨味に“にんにく”をガツンと利かせたパンチのある豚骨醤油スープにも負けじとしっかりとした噛み応えが心地良く、それによって非乳化によるキレの良い味わいが最後までじっくりと楽しめるというわけです!
豚の旨味をシンプルに活かした醤油ベースのスープに食欲そそる“にんにく”をしっかりと利かせ、キリッとした“かえし(醤油ダレ)”が後味の良さをプラス、全体を通してパンチの強い二郎系ならではの味わいを再現したことで物足りなさといった感じは一切なく、味も濃い目といういこともあって白飯が欲しくなるような仕上がりで、そこに“生麺ゆでてうまいまま製法”によるお店さながらの太麺が絶妙にマッチしたことによってガッツリ系の美味しさが気軽に楽しめる食べ応えのある一杯となっていました!
推しの一杯 夢を語れ 旨豚ニンニク濃厚醤油味
今回ご紹介するカップ麺は、佐賀県鳥栖市の人気行列店“夢を語れ”の味わいを“推しの一杯”シリーズとして再現したもので、豚の旨味に“にんにく”をガツンと利かせ、キレの良い濃い目の醤油ダレをバランス良く合わせた後味すっきり・パンチの強い豚骨醤油スープに仕上げ、二郎系ならではの味わいをクオリティ高く再現した本格的な一杯、“推しの一杯 夢を語れ 旨豚ニンニク濃厚醤油味”となっています。
※売っている場所:今回はセイコーマートで購入
ご覧の通りパッケージには“夢を語れ 旨豚ニンニク濃厚醤油味”、“豚の旨味にニンニクをガッツリ利かせた濃厚醤油ラーメン!”といった今回の商品名や特徴などが大きく記載され、非乳化の豚骨醤油スープやコシの強い太麺、各種具材が盛り付けられた仕上がりイメージが背景全面に掲載されているのが印象的で、東洋水産から2023年3月に登場した新たなブランド“推しの一杯”第4弾ですから、二郎系が好みの方にとってはかなり期待したいところ!
ちなみにここ“夢を語れ”の創業は2012年10月、元お笑い芸人で創業者でもある“西岡 津世志(にしおか つよし)”氏が“ラーメン二郎 神谷支店”や“ラーメン富士丸”での修行経験を経た後、京都一乗寺に“ラーメン荘 夢を語れ”をオープンさせたのがはじまり。
その後、“ラーメン荘”グループとして関西を中心に店舗展開を行うも、海外にラーメン店を出店したいと思い“ラーメン荘”グループを後継者に譲渡し、アメリカのボストンに“Yume Wo Katare(夢を語れ)”を出店、そのボストン店で修業を積んだ元プロ野球選手“小林 公太”氏が2016年11月に“夢を語れ 東京”をオープンさせたように各店長が経営者となる一風変わった経営方針となっています。(独立後3年間経営したら閉店するか屋号を変えるのがルール)
さらに2018年にはボストン店をスタッフに任せ帰国、現在は佐賀県鳥栖市に“夢を語れ 総本店”を構えて夢を語る場を提供しているようで、“ラーメン荘”と“夢を語れ”は別経営ということです!
また、総本店ではありませんが…実店舗について詳しくはこちらの記事もご覧ください!
それでは、今回の“推しの一杯 夢を語れ 旨豚ニンニク濃厚醤油味”がどれほど豚の旨味に“にんにく”をガッツリ利かせたキレの良い豚骨醤油スープに仕上がっているのか?非乳化による後味の良さやキリッとした“かえし(醤油ダレ)”との兼ね合いはもちろん、なんと言っても東洋水産の独自技術“生麺ゆでてうまいまま製法”によるほどよい弾力と強いコシを兼ね備えた太麺とのバランスなどなど…じっくりと確認していきたいと思います!
カロリーなど栄養成分表について
では気になるカロリーから見てみましょう。
ご覧の通り420kcal(めん・かやく337kcal / スープ83kcal)となっております。(塩分は7.4g)
カロリーは、“どんぶり型”・パンチのある豚骨醤油の割にやや低めな数値のようですが、一方で塩分の方はこのボリュームを考慮してもかなり高い数値となっています。
ちなみに1食当たり155g、麺の量は75gとのこと。
また、カロリーの内訳を見てみると…スープだけだと83kcalと思ったより低めな数値ということから、やはり豚の旨味や“にんにく”などを存分に活かし、二郎インスパイアらしい非乳化のキリッとした味わいをしっかりと再現、パッケージに記載されていた通り“濃厚醤油ラーメン!”というのも納得の濃いめな仕上がりをイメージさせます!
原材料について
では原材料も見てみます。
スープには、“しょうゆ”やポークエキスをはじめ…
- 豚脂
- 植物油
- 香辛料(にんにく)
- 食塩
- チキンエキス
- 粉末野菜
といった、豚の旨味をベースに濃い目の醤油ダレや“にんにく”をバランス良く合わせた濃厚な醤油スープに仕上げ、二郎インスパイアらしい濃厚感とキレの良さがうまく調和したことで白飯が欲しくなる後味すっきりとした味わいを想像させる材料が並びます。
※東洋水産株式会社 関東工場(群馬県)
また、麺の項目を見てみると…これまで“生麺ゆでてうまいまま製法”で使用されていた材料と全く同じ表記となっていて、やはり今回も本格感・重量感のある生麺のような食感が楽しめるようです!
JANコード 4901990377454 原材料名めん(小麦粉(国内製造)、でん粉、食塩、植物性たん白、こんにゃく、植物油脂、乳糖、大豆食物繊維)、かやく(もやし、味付豚肉、キャベツ)、添付調味料(しょうゆ、ポークエキス、豚脂、植物油、香辛料(にんにく)、砂糖、食塩、デキストリン、酵母エキス、チキンエキス、粉末野菜)/加工でん粉、調味料(アミノ酸等)、酒精、かんすい、カラメル色素、炭酸カルシウム、レシチン、酸化防止剤(ビタミンC、ビタミンE、ローズマリー抽出物)、酸味料、増粘多糖類、pH調整剤、甘味料(ソーマチン)、クチナシ色素、香辛料抽出物、香料、ビタミンB2、ビタミンB1、(一部に小麦・乳成分・ごま・大豆・鶏肉・豚肉・ゼラチンを含む)
栄養成分表示 [1食 (155g) 当たり]
熱量 420kcal
めん・かやく:337kcal
スープ:83kcalたんぱく質 12.1g 脂質 11.6g 炭水化物 66.7g 食塩相当量 7.4g
めん・かやく: 2.5g
スープ: 4.9gビタミンB1 0.28mg ビタミンB2 0.40mg カルシウム 186mg
開封してみた
フタを開けてみると、ご覧の通り粉末スープ、液体スープ、かやく、“もやし調理品”といったといった4つの調味料などが入っています。
そして、こちらが今回使用されている調味料などの4パックとなっていて、特に液体スープは触ってみたところ、豚の旨味エキスとなる脂や油分なんかも含まれているようですが、量も多く非常にサラッとした状態でしたので、調理中は“もやし調理品”とともにフタの上で軽く温めておくと良いでしょう!
また、麺はご覧の通り若干幅広にも見える東洋水産でお馴染みの“生麺ゆでてうまいまま製法”による滑らかさとコシの強さが表現された本格的な太麺が採用され、湯戻りする以前からすでにもっちりとした弾力とコシを兼ね備えたクオリティの高い食感に間違いありません!ただ、もう少し“夢を語れ”らしくもっと幅広で極太な仕様にして欲しかったところではあります…
調理してみた
ではまず、先ほどの“かやく”を加えていきます。
そして、かやくには…
- 味付豚肉
- キャベツ
が入っています。
続いて熱湯を注ぎ5分待ちます。(必要なお湯の目安量:410ml)
そして出来上がりがこちら!
しっかりと湯戻りしたことで先ほどまでの太麺や各種具材がふっくらとした仕上がりとなり、特に太麺にはほどよい弾力と強いコシが加わり、まだ液体スープと粉末スープなどを加える前の状態ではありますが、二郎インスパイアらしい非乳化のキリッとした豚骨醤油スープに“にんにく”をガツンと利かせたことで最後まで飽きることなく楽しめるクオリティの高い一杯…といった印象の出来上がりです。
では先ほどの粉末スープを加えていきます!
すると…こちらには粉末野菜や香辛料などが含まれているようで、そこまで特徴的な風味などはありませんが、余すことなくしっかりと加えていきましょう!ただ、粒子が細かいのでスープとの馴染みは良さそうです!
続いて液体スープも加えていきます!
こちらは豚の旨味をはじめ…濃い目の醤油などが凝縮されているものと思われ、食欲そそる“にんにく”が一気に広がっていき、キリッとした豚骨醤油スープに物足りなさを感じさせない旨味が際立ったことで“夢を語れ”ならではの濃いめな味わいがボリューム感たっぷりと楽しめそうです!
では、よーくかき混ぜてみましょう。
そしてスープが全体に馴染んだら最後に“もやし調理品”を添えて完成です!
二郎インスパイアのカップ麺はこれまで色々と食べてきましたが、今回の“夢を語れ”監修の一杯は完全に非乳化といった見るからにキレの良い口当たりを再現、表面に浮かぶ旨味エキス・脂なんかもほどよい感じで好印象といったところ!ただ、東洋水産でお馴染みレトルト仕様の“もやし”は量も多くて非常に良いんですが、これで一気にスープが冷めるんですよね…
また、今回のスープは液体・粉末のWパック仕様ですから、全体をしっかりと馴染ませながら食べ進めていくことで美味しさそのものが引き立てられ、ベースとなる豚の旨味や“にんにく”が食欲を掻き立て、“夢を語れ”らしい濃い目の豚骨醤油スープと相性良く馴染み、非乳化ながらも動物系の旨味によって物足りなさといった感じも一切なく、相性の良い白飯は別途お好みに合わせて用意しておくと良いでしょう!
食べてみた感想
一口食べてみると…臭みのない豚の旨味が醤油感の強いタレとともにバランス良く融合し、ガッツリと利いた“にんにく”が全体をうまく調和しているようで、しょっぱいくらいにキレのある口当たりに仕上がり、“夢を語れ”らしいメリハリの付いた豚骨醤油スープとなっています!ただ、この醤油ダレのしょっぱさには旨味も伴っているため、醤油そのものの美味しさが活かされ、お店さながらの味わいが再現されているとも言えるでしょう!
ただ、“にんにく”が全面に押し出されたスープなので、個人的には非乳化程度のコクやまろやかさが欲しかったところではあります!とは言え、豚の旨味・脂によって深みがありますから、もちろん物足りなさといった感じはなく、二郎インスパイアならではの味わいをうまくカップ麺に再現していることが伝わり、そもそも濃い目のテイストということもあって白飯との相性も抜群です!
そのため、人気行列店“夢を語れ”らしいパンチのある味わいに間違いありませんが、完全な非乳化の豚骨醤油スープなので若干賛否はあるかもしれませんね!ただ、二郎インスパイアが好みの方にとって申し分のない美味しさに間違いなく、特にこの手のジャンルは“にんにく”や脂などのバランスが肝ですから、今回はそういった旨味によるスープの構成が秀逸でしたので、カップ麺でこの味なら良い方かな…といったところ!(税別355円はちょっと高く感じますが…)
麺について
麺は、ご覧の通り厚みもあり若干幅広な東洋水産お馴染みの“生麺ゆでてうまいまま製法”による太麺が採用されており、もっちりとした弾力とほどよいコシを兼ね備え、キレの良い豚骨醤油スープとの馴染みも非常に良く、密度感の高いずしっとした食べ応え抜群な仕上がりで、ボリューム感としても申し分ありません!ただ、いつも変わらずの仕様なのでもう少し麺も再現してほしかったですね…
そんな太麺には…臭みのない豚や“にんにく”の旨味を濃い目の醤油ダレなどとバランス良く合わせたキレの良い豚骨醤油スープがよく絡み、食欲そそる“にんにく”の旨味や動物系のほどよいコクなどが口いっぱいに広がっていき、香味野菜の風味や芳醇とも言える醤油ならではの香りが後味良く抜けていきます!
トッピングについて
トッピングにはまず、こちらの味付豚肉が入っていて、やや小さめにカットされた状態ではありますが、決してチープな仕様ではなくしっかりとした肉質が印象的で、じっくりと味わってみると…ほどよく味付けされた肉の旨味がじゅわっと滲み出す仕上がりとなっていたため、まずはスープと馴染ませながら食べ進め、後ほど噛み応えのある太麺と一緒に絡めて食べてみると、より一層肉の旨味が際立って楽しめるかと思われます!
また、こちらの“もやし調理品”は二郎インスパイアらしく豊富に使用されていて、レトルトならではのシャキシャキ食感が心地良いんですが…実はこの具材は低温調理によって殺菌しているそうなんですが、保存するための調味液で若干味付けしている(これが若干酸っぱい)のでパック中に含まれる水分は一旦絞ってから加えた方が良さそうです!
他にもこちらのキャベツが使用されていて、まるで茹で野菜のような柔らかな食感で、“もやし”と合わせて二郎インスパイアらしさを引き立てる相性抜群な具材となっています!
スープについて
スープは、豚の旨味に“にんにく”をガツンと利かせ、濃い目の醤油ダレもバランス良く合わせた非乳化の豚骨醤油スープに仕上がり、後味すっきり・パンチのある味わいが印象的で、塩分相当量が高いだけあって塩気に関しても申し分なく、そこにさり気なく利かせた野菜やチキンの旨味が繊細さを引き立て、人気行列店“夢を語れ”らしいテイストがカップ麺に再現されています!
そのため、この乳化感に関しては再現性が高いのかもしれませんが、ほどよく乳化させてコクやまろやかさを際立たせても良かったような気もします!ただ、この辺りに関してはカップ麺ということもあって雰囲気を楽しむにはちょうど良いのかもしれませんね!“にんにく”だけが強調されていて、他の旨味・脂が伴っていないようにも感じられます!
また、食べ進めていくに連れて液体スープや粉末スープが全体にしっかりと馴染んでいくことで満足度も増していき、さらに豚の旨味が利いてはいるものの…決してギトギトとした脂っこい仕上がりではありませんので最後まで飲み飽きることのない醤油感の強いメリハリはもちろん、食欲そそる“にんにく”によってついついスープが止まらなくなってしまいます。。(ただ、味は濃いめでしたので白飯にもぴったりです。)
まとめ
今回「推しの一杯 夢を語れ 旨豚ニンニク濃厚醤油味」を食べてみて、佐賀県鳥栖市の人気行列店“夢を語れ 総本店”の味わいを同店監修によってカップ麺に再現した一杯は…豚の旨味に“にんにく”をガツンと利かせ、非乳化で“かえし(醤油ダレ)”も加わったことでキリッとしたシャープな口当たりが印象的で、二郎インスパイアらしいパンチのある味わいに仕上がり、そこに東洋水産の独自技術“生麺ゆでてうまいまま製法”による本格的な太麺が食欲を満たす満足度の高い一杯となっていました!
そもそも個人的に二郎系も好みなんですが…乳化感に関してはそれぞれなので、個人的にはもう少しコク深くまろやかさがあった方が好みだったものの、“にんにく”をガツンと利かせた豚骨醤油が気軽にカップ麺で楽しめるのはやはり嬉しいですね!味も非常に濃い目で雰囲気も良かったので、白飯と一緒に味わったりお好みのトッピングを追加してみると、より一層自分好みの味わいが楽しめるのではないでしょうか?
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