「ペヤング 胡麻担たかちゃんやきそば」を食べてみました。（2024年4月15日発売・まるか食品）
この商品は、胡麻のコクと風味をしっかり利かせた担々麺を“ペヤング”流にアレンジ・再現したもので、豆板醤にまろやかな胡麻の旨味・風味をバランス良く合わせ、具材に使用した挽肉からも良い旨味が滲み出し、そこに麺から香るラードの旨味や香ばしさが相性良くマッチした臨場感溢れる一杯、“ペヤング 胡麻担たかちゃんやきそば”となっております。（値段：税別236円）
ご覧の通り、パッケージには“ほどよい辛さが美味しい担々やきそば”、“胡麻担たかちゃん”と記載されているように、要は担々麺の味わいを“カップ焼そば”にアレンジしたもので、ポークの旨味に豆板醤や練り胡麻など担々麺ならではの材料を合わせたことによって濃厚な味わいがじっくりと楽しめそうです！
一方パッケージには…特に仕上がりイメージが掲載されていないんですが、原材料を見る限り具材には…鶏・豚味付ひき肉、“ねぎ”が使用されているようです！この豊富に使用された挽肉が担々麺ならではの旨味を引き立てているものと思われます！
また、こちらに掲載されている“たかちゃん”と記載されたキャラクターは何かのコラボというわけではなく…完全に“まるか食品”独自で作られたそうです！ちなみに担々麺をアレンジしたフレーバーとしては、“ペヤング 獄激辛 担々やきそば（2021年5月17日発売）”や“ペヤング 担々麺（1998年6月発売）”が登場しています！
他にも特徴として…麺はシリーズお馴染みのラードを使用した油で揚げたフライ麺が採用されており、今回の“胡麻担たかちゃんやきそば”といった濃厚な担々麺をイメージしたコク深くもピリッとした辛さがクセになる味わい深いソースとも絶妙にマッチし、具材に使用された挽肉からも良い旨味が滲み出し、想像以上に本格感のある味わいが存分に楽しめるというわけです！
豊富に使用された挽肉と担々麺をイメージした濃厚なソースが相性良く馴染んだことで思ったより本格的な味わいを再現し、豆板醤のピリッとした辛さがちょうど良いアクセントをプラス、さらに練り胡麻や胡麻の風味やコクが引き立ったことで物足りなさといった感じは一切なく、王道とも言える担々麺が“焼そば”として楽しめる胡麻の風味豊かな仕上がりとなっていました！
ペヤング 胡麻担たかちゃんやきそば
今回ご紹介するカップ麺は、お馴染み“ペヤング”シリーズの新商品ということで、胡麻のコクと風味をしっかりと利かせた担々麺を“焼そば”にアレンジ、ポークや練り胡麻にコク深くもピリッとした辛みの豆板醤などをバランス良く利かせた濃厚な味わいに仕上げ、具材に使用された挽肉からも良い旨味が滲み出し、そこにシリーズらしいフライ麺から滲み出すラードの旨味・風味が相性良く馴染む風味豊かな一杯、“ペヤング 胡麻担たかちゃんやきそば”となっています。
※売っている場所：今回はヨドバシの通販で購入
ご覧の通り今回は定番の和風テイストとはひと味違い、胡麻の風味を利かせた担々麺をイメージしたフレーバーとなっていて、パッケージ背景にはラーメンの“どんぶり”などによく記載される“囍”といった双喜紋（そうきもん）が掲載されており、豆板醤などを利かせた濃厚なソース×挽肉といった間違いない組み合わせということもあってシリーズらしい香ばしい麺と相性良く馴染んだ雰囲気ある味わいに期待できそうです！
このように“ペヤング”シリーズにはレギュラーサイズとして激辛なテイストから突拍子もない企業・メーカーとのコラボだったりと様々なフレーバーが発売されており、他にもボリューム感のある“超大盛”シリーズや“GIGAMAX”・“ペタマックス”シリーズなど…その種類は非常に多岐に渡り、2023年も様々なフレーバーが登場したように発売49年を迎えた2024年にも期待したいところ！
※“ペヤング ソースやきそば”は1975年（昭和50年）3月に発売されました。
他にも、ここ数年の“ペヤング”シリーズ一覧は下記の記事にもまとめてありますので、ぜひご覧ください！やはり“ペヤング”は改めて見ると多種多様なフレーバーが数多く登場していて面白いです！
それでは、今回の“ペヤング 胡麻担たかちゃんやきそば”がどれほどコク深い豆板醤に胡麻の風味を利かせた担々麺ならではの濃厚な仕上がりとなっているのか？練り胡麻やポークの旨味、豊富に使用された挽肉との兼ね合いはもちろん、なんと言ってもラードを使用した油で揚げた麺から滲み出るラードの旨味・香ばしさが印象的なすすり心地の良い麺との相性やバランスなどなど…じっくりと確認していきたいと思います！
カロリーなど栄養成分表について
では気になるカロリーから見てみましょう。
ご覧の通り601kcalとなっております。（塩分は4.1g）
カロリーは、レギュラーサイズながらも濃厚な担々麺を再現、汁なしカップ麺（カップ焼そば）ということもあって若干高めな数値のようですが、一方で塩分はこのボリュームを考慮するとやや低めな数値となっています。
ちなみに1食当たり125g、麺の量は90gとこちらは他のレギュラー商品と同じボリューム感のようです！
原材料について
では原材料も見てみます。
ソースには、練り胡麻や植物油脂をはじめ…
- 食塩
- 豆板醤
- ごま油
- ポークオイル
- ラー油
- ガーリックエキス
- ポークエキスパウダー
- 香辛料
といった、コク深い豆板醤に練り胡麻やポークの旨味を利かせ、胡麻の風味で雰囲気ある担々麺ならではのソースに仕上げ、具材に使用された豊富な挽肉が本格感を引き立て、香ばしい麺と相性良く馴染んだことによって思いのほか臨場感溢れる味わいを想像させる材料が並びます。
※製造工場：まるか食品 赤堀工場（群馬県）
また、麺の項目を見てみると…ラードや“しょうゆ”、食塩や香辛料といった材料が確認でき、今回もまたしっかりと味付けが施された香ばしいフライ麺が採用されているようです！
JANコード 49 02885 01062 3 原材料名油揚げめん（小麦粉（国内製造）、植物油脂、ラード、しょうゆ、食塩、香辛料）、添付調味料（ねりごま、糖類、たん白加水分解物、植物油脂、食塩、豆板醤、ごま油、ポークオイル、ラー油、ガーリックエキス、ポークエキスパウダー、香辛料）、かやく（鶏・豚味付ひき肉、ねぎ）／調味料（アミノ酸等）、酒精、増粘剤（加工デンプン、増粘多糖類）、カラメル色素、粉末セルロース、かんすい、酸化防止剤（ビタミンE）、酸味料、パプリカ色素、乳化剤、香辛料抽出物、ビタミンB₂、香料、（一部に小麦・卵・ごま・大豆・鶏肉・豚肉・ゼラチンを含む）
栄養成分表示 [1食 (125g) 当たり]
熱量 601kcal たんぱく質 11.4g 脂質 35.0g 炭水化物 60.1g 食塩相当量 4.1g
開封してみた
フタを開けてみると、ご覧の通り“かやく”、ソースといった2つの調味料などが入っています。
そしてこちらが今回使用されている調味料などの2パックとなっていて、特にソースに関しては練り胡麻や豆板醤などを使用した若干ドロッとした状態でしたので、調理中はフタの上で軽く温めておくと良いでしょう！
また、麺はご覧の通りシリーズお馴染みのやや細めのフライ仕様となっていて、すすり心地も非常に良く、ラードを使用した油で揚げたことによってラードの旨味や香ばしい風味が担々麺をイメージしたソースにも相性良く馴染み、調理感のある香りに引き立った味わいがしっかりと楽しめそうです！
調理してみた
ではまず先ほどの“かやく”を入れてみます。
そして、“かやく”には…
- 鶏・豚味付ひき肉
- ねぎ
が入っています！
続いて熱湯を注ぎ3分待ちます。（必要なお湯の目安量：480ml）
その後しっかりと湯切りをしたところがこちら！
先ほどまでの麺や具材がふっくらとした仕上がりとなり、特に麺には細めながらも歯切れの良いコシが加わり、まだソースを加える前の状態ではありますが…コクのある豆板醤にポークや練り胡麻の旨味を利かせ、豊富に使用された挽肉が担々麺ならではの味わいに際立ち、そこに麺から滲み出すラードの旨味・香ばしい風味が加わった調理感のある一杯…といった印象の出来上がりです。
ではここに先ほどのソースを加えていきます！
すると…豆板醤に練り胡麻やポークを合わせた若干“とろみ”のあるソースがたっぷりと出てきますので、しっかりと絞り込んで入れていきましょう！そして原材料には“ごま油”やラー油といった材料が確認できましたが、それよりも胡麻の風味が若干強めに利いているようです！
ではよーくかき混ぜていきます！
そしてソースが全体に馴染むと…濃い目のソースがやや落ち着いた色合いとなり、挽肉を合わせたことで想像以上に本格的な担々麺を再現しているようで、商品名にもあるように胡麻の風味が突出しており、濃厚ながらも特別“くどさ”といった感じはありません！
他にも上記の通り胡麻のコクと風味をしっかりと利かせたソースにポークの旨味や挽肉を豊富に使用したことで担々麺ならではの濃厚な味わいが際立ち、全体を混ぜ合わせることで臨場感溢れる仕上がりとなり、香ばしいフライ麺とも相性良く馴染む調理感のある風味豊かな一杯といったところ！
食べてみた感想
一口食べてみると…思ったより旨味が強く、コク深くもピリッとした辛みがメリハリのあるアクセントをプラス、そしてポークや練り胡麻のちょうど良い利かせ具合によって担々麺特有のねっとりとした感じは一切なく、個人的には胡麻の風味がちょっと強すぎるような気もしますが、このソースの構成は好印象といったところ！
そのため旨味としては申し分なく、味噌が使用されていないにも関わらず本格的な担々麺を再現し、そこに挽肉の旨味が馴染んだことによって物足りなさを感じさせることもなく、コク深くもしっかりと旨味が伴っている辺りが良いですね！パッケージの遊び心とは裏腹に正統派の味わいと言えるでしょう！
また、ソースと具材によって完成される担々麺ならではの味わいは臨場感が高く、そもそも汁なし担々麺なんかも人気のジャンルとして広く知られていますから、そこまで違和感なく濃厚でピリ辛な担々麺を“焼そば”として味わえるので、これはこれで普通に美味しくいただけることと思われます！
麺について
麺は、ご覧の通りシリーズお馴染みのやや細めのフライ仕様で、ほどよい弾力と細めながらも歯切れの良いコシを兼ね備え、すすり心地も非常に良い風味豊かな仕上がりとなっていて、豆板醤に胡麻のコクや風味を利かせた濃厚なソースとの相性も抜群です！
そんな麺には、担々麺らしく練り胡麻やポークを利かせたコク深くもちょうど良いメリハリが付いた濃い目のソースがよく絡み、豆板醤のコクやまろやかな胡麻の旨味などが口いっぱいに広がっていき、ふんわり香る胡麻の風味やフライ麺特有の香ばしさが後味良く抜けていきます！
トッピングについて
トッピングにはまず…こちらの“鶏・豚味付ひき肉”が使用されていて、挽肉という割にやや大きめで使用されている数も多く、じっくりと味わってみると…ほどよく味付けされた肉の旨味が滲み出す仕上がりとなっていたため、まずは全体に馴染ませながら香ばしいフライ麺と一緒に絡めていただくと、より一層担々麺らしい肉の旨味が際立って楽しめるかと思われます！
他にもこちらの“ねぎ”が豊富に使用されていて、やや小さめにカットされたことでシャキシャキ感こそありませんが、今回のソースを美味しく引き立て、さらに後味さっぱりと感じさせる相性抜群な具材となっています！
ソースについて
ソースは、コクのある豆板醤をベースに練り胡麻やポークをバランス良く合わせたことで、担々麺ならではの濃厚でピリッとした味わいに仕上げ、割と濃い目ということもあって物足りなさといった感じは一切なく、具材に使用された挽肉も旨味を後押しし、思いのほか臨場感溢れるテイストとなっています！
また、さり気なく使用された“ごま油”やガーリックが繊細な旨味をより美味しく引き立て、香ばしいフライ麺との相性も申し分なく、ストレートに美味しく感じる担々麺がカップ麺に再現されており、お好みによっては相性抜群な花椒や唐辛子などの香辛料で辛みを加えてみても良いでしょう！（デフォルトでも豆板醤によるピリッとした辛みが利いています。）
まとめ
今回「ペヤング 胡麻担たかちゃんやきそば」を食べてみて、胡麻のコクや風味を利かせた担々麺を“焼そば”にアレンジ・再現した一杯には…豆板醤に練り胡麻やポークの旨味をバランス良く合わせたことで、ピリッとした辛みがクセになる担々麺ならではの濃厚な味わいをうまく再現、具材に使用されている挽肉からも良い旨味が滲み出し、そこにラードを使用した油で揚げたフライ麺からも香ばしいラードの旨味・風味が相性良くマッチした最後まで飽きの来ない一杯となっていました！
また、今回は以前ご紹介した“ペヤング あさりバター醤油味やきそば（2024年4月8日発売）”に引き続き奇抜なフレーバーというわけではありませんでしたが、豆板醤のコクや辛みといい練り胡麻や胡麻の風味といい…思ったより再現性の高い味わいが“カップ焼そば”として楽しめる仕上がりでしたので、比較的安定感のあるフレーバーと言えるのではないでしょうか？
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