「ペヤング カタ極 細麺豚骨やきそば」を食べてみました。（2024年2月19日発売・まるか食品）
この商品は、本格的なバリカタの豚骨ラーメンを“ペヤング”流にアレンジ・再現したもので、濃厚な豚骨の旨味をしっかりと利かせた豚骨ソースに仕上げ、より本格的な豚骨ラーメンを再現するために開発された細麺を組み合わせることで臨場感溢れる味わいが“カップ焼そば”で楽しめる王道的な一杯、“ペヤング カタ極 細麺豚骨やきそば”となっております。（値段：税別236円）
ご覧の通り、パッケージには“カタ極細麺”、“旨味が絡み合う細さ！”と記載されているように、ラードを使用した油で揚げたフライ麺に違いないんですが…本場の食感を再現した硬めの細麺が採用されており、以前ご紹介した“ペヤング 九州豚骨やきそば（2022年3月14日発売）”と若干被ってる印象はあるものの、濃厚な豚骨スープとの相性抜群な食感が“焼そば”として味わえそうです！
一方こちらには“熱湯60秒”と記載されているように、硬めの細麺を再現するために調理時間はかなり短く、今回の“カタ極 細麺豚骨やきそば”はやはり以前発売されていた“九州豚骨やきそば”に続くバリカタ食感が楽しめるフレーバーとなっているようです！（麺の原材料も同じで角刃仕様という点も一緒です。）
ちなみに今回はパッケージに仕上がりイメージなどは掲載されていないんですが、原材料を見る限り具材には…豚肉・キクラゲ・“ねぎ”が使用されているようです！
この辺りも豚骨ラーメンにぴったりな具材が各種取り揃えられているようで、本格感のある味わいが楽しめるのではないでしょうか？
また、このシリーズとしては2024年2月5日に発売された“ペヤング ソースやきそば レターパッケージ”と“ペヤング ディアーヌードル カレー味”に続くフレーバーとなっており、今年はシリーズ発売49周年を迎えますから今後の商品展開にも期待したいところ！
※“ペヤング ソースやきそば”は1975年（昭和50年）3月に発売されました。
他にも特徴として…麺は上記の通り“九州豚骨やきそば”に続く細麺となっており、お馴染みのラードを使用した油で揚げたフライ麺という点では同じく、角刃らしい歯切れの良い強いコシが表現され、それによって豚骨の旨味にキリッとした“かえし（タレ）”を合わせたかのようなメリハリのある豚骨ラーメンをアレンジした本格感のある豚骨ソースによく絡み、具材に使用された豚肉やキクラゲがちょうど良いアクセントとなった旨味溢れる味わいが最後までじっくりと楽しめるというわけです！
ソースにはポークエキスやガラスープ、さらに動物油脂や香辛料によって豚骨ラーメンの味わいを再現しているようで、濃厚というほどのものではありませんが…そこにキリッとした口当たりがバランス良く馴染んだことでメリハリのある豚骨ソースに仕上げ、より本格的な豚骨ラーメンを再現するべく使用された湯戻し1分の細麺が合わさったことでバリカタ食感やラードの風味が際立ち、まさに後味すっきりとした豚骨ラーメンを味わっているかのようなテイストで、食べ進めていくに連れて満足度も増していく…そんな安定感のある風味豊かなフレーバーとなっていました！
ペヤング カタ極 細麺豚骨やきそば
今回ご紹介するカップ麺は、お馴染み“ペヤング”シリーズの新商品ということで、本格的な“豚骨ラーメン”をシリーズらしく再現、臭みのない豚骨の旨味をしっかりと利かせ、キリッとした醤油や具材に使用された豚肉やキクラゲがちょうど良いアクセントとして相性良くマッチ、そこに1分で仕上がるバリカタ食感の細麺が相性良く馴染み、メリハリのある味わいが楽しめる最後まで飽きの来ない一杯、“ペヤング カタ極 細麺豚骨やきそば”となっています。
※売っている場所：今回はヨドバシの通販で購入
このように“ペヤング”シリーズにはレギュラーサイズとして激辛なテイストから突拍子もない企業・メーカーとのコラボだったりと様々なフレーバーが発売されており、他にもボリューム感のある“超大盛”シリーズや“GIGAMAX”・“ペタマックス”シリーズなど…その種類は非常に多岐に渡り、2023年も様々なフレーバーが登場したように発売49年を迎える2024年にも期待したいところ！
※“ペヤング ソースやきそば”は1975年（昭和50年）3月に発売されました。
他にも、ここ数年の“ペヤング”シリーズ一覧は下記の記事にもまとめてありますので、ぜひご覧ください！やはり“ペヤング”は改めて見ると多種多様なフレーバーが数多く登場していて面白いです！
それでは、今回の“ペヤング カタ極 細麺豚骨やきそば”がどれほどポークエキスやガラスープなどを利かせた濃厚な豚骨ラーメンを再現しているのか？“かえし（醤油ダレ）”のようなキレの良い口当たりや具材に使用された豚肉やキクラゲとの兼ね合いはもちろん、なんと言っても調理時間60秒で仕上げることでバリカタ食感が楽しめる角刃の細麺との相性やバランスなどなど…じっくりと確認していきたいと思います！
カロリーなど栄養成分表について
では気になるカロリーから見てみましょう。
ご覧の通り520kcalとなっております。（塩分は3.3g）
カロリーは、濃厚な豚骨ラーメンを再現し、汁なしカップ麺（カップ焼そば）という割にそこまで高い数値ではなく、一方で塩分はかなり低めな数値となっています。
ちなみに1食当たり111g、麺の量は90gとのこと。
原材料について
では原材料も見てみます。
ソースには、“しょうゆ”やポークエキスをはじめ…
- 食塩
- 植物油脂
- 動物油脂
- ガラスープ
- 香辛料
といった、ポークの旨味にガラスープなどをうまく合わせたことで豚骨ラーメンならではのまろやかな味わいを再現、そこにキリッとした醤油や具材に使用した豚肉やキクラゲがちょうど良いアクセントになったことで、本格的な豚骨ラーメンを食べているかのようなテイストに仕上げ、素材の旨味を存分に活かした風味豊かな味わいを想像させる材料が並びます。※製造工場：まるか食品株式会社 赤堀工場（群馬県）
また、麺の項目を見てみると…シリーズらしい“ラード”といった材料がしっかりと記載されていることが確認できます！これによってラードの旨味・香ばしさが滲み出し、ソースの旨味も増すんですよね！ただ、今回は60秒で仕上がる角刃の細麺仕様ということで仕上がりの方も期待したいところ！
JANコード 49 02885 01042 5 原材料名油揚げめん（小麦粉（国内製造）、植物油脂、ラード、しょうゆ、食塩、香辛料）、添付調味料（しょうゆ、ポークエキス、糖類、食塩、植物油脂、動物油脂、ガラスープ、香辛料）、かやく（豚肉、キクラゲ、ねぎ）／調味料（アミノ酸等）、酒精、増粘多糖類、かんすい、酸化防止剤（ビタミンE）、加工デンプン、カラメル色素、香料、リン酸塩（Na）、ビタミンB₂、（一部に小麦・ごま・大豆・鶏肉・豚肉・ゼラチンを含む）
栄養成分表示 [1食 (111g) 当たり]
熱量 520kcal たん白質 9.4g 脂質 27.5g 炭水化物 58.8g 食塩相当量 3.3g
開封してみた
フタを開けてみると、ご覧の通り“かやく”、やきそばソースといった2つの調味料などが入っています。
そしてこちらが今回使用されている調味料などの2パックとなっていて、特に“やきそばソース”に関しては豚骨の旨味やガラスープなどを含む若干トロッとした状態でしたので、調理中はフタの上で軽く温めておくと良いでしょう！
また、麺はご覧の通り“ペヤング”としては珍しい細麺仕様ということで角刃の細フライ麺が採用されており、これによって豚骨ラーメンならではの細麺を臨場感高く再現し、ラードの香ばしさが加わることで豚骨ソースとの相性も良さそうです！
調理してみた
ではまず、かやくを入れてみます。
そして具材には…
- 豚肉
- キクラゲ
- ねぎ
が入っています。
続いて熱湯を注ぎ60秒待ちます。（必要なお湯の目安量：480ml）
そしてしっかりと湯切りをしたところがこちら！
先ほどまでの麺や各種具材がふっくらとした仕上がりとなり、特に麺からは食欲そそるラードの香ばしさが漂い、まだ別添されている“やきそばソース”を加える前の状態ではありますが、コク深くまろやかな豚骨ラーメンを“カップ焼そば”に再現、ポークやガラスープなどをうまく合わせ、さらに醤油によるキレの良さがバランス良くマッチした臨場感の高い一杯…といった印象の出来上がりです。
では、ここに先ほどの“やきそばソース”を加えていきます！
ちなみにこのソースは、ポークエキスやガラスープなどを多く含んでいるため、若干トロッとした状態ではありますが、決して粘度のある感じでもありませんので、細麺との馴染みも良さそうです！
では、よーくかき混ぜてみます。
そしてソースが全体に馴染むと…豚骨の旨味やガラスープを含む豚骨ソースがしっかりと細麺にコーティングされ、その細麺も調理時間60秒で仕上げることでバリカタ食感が楽しむことができ、想像以上に臨場感の高い豚骨ラーメンの味わいを再現、さらに具材として使用された豚肉やキクラゲがちょうど良いアクセントとなったことで豚骨ラーメンの美味しさがより一層引き立ち、まさに“ペヤング”らしくアレンジ・再現された風味豊かなフレーバーとなっています！
食べてみた感想
一口食べてみると…コク深い豚骨ラーメンなんですが、濃厚というほどではなく後味すっきりとした味わいが焼そばソースに再現され、ポークやガラスープをうまく活かしたことで良い意味での脂っこさをプラスし、醤油ダレのようなキレの良い口当たりが最後まで飽きさせることもなく、具材に使用された豚肉やキクラゲがちょうど良いアクセントとなったことで臨場感の高い豚骨ラーメンを“ペヤング”らしくアレンジしているようです！
また、豚骨ラーメンと言えば…乳化感のある白濁としたコク深いテイストをイメージさせるんですが、そういった味わい深いスープをうまく“焼そばソース”として再現し、具材に使用した豚肉やキクラゲが臨場感の高いフレーバーを際立たせているようですね！そのため、決して奇抜なフレーバーではありませんが…メリハリの付いた後味の良いこの美味しさは幅広い層に好まれることに間違いなく、ついつい箸が止まりません！
ただ、ソースに特別色が付いているわけではないので、完全に豚骨ソースが馴染んでいるのか若干わからないため、よく混ぜながら味わってみると良いでしょう！とは言え、ドロッとした仕様ではないので変にダマになることもありませんから、コク深くまろやかな味わいがじっくりと楽しめることに間違いなく、ちょうど良い塩気・風味は個人的に好印象といったところ！
麺について
麺は、ご覧の通り細く角刃のフライ仕様となっていて、60秒で仕上げることで豚骨ラーメンと相性の良いバリカタ食感を再現しているようですが、やはり“焼そば”ということもあってイメージしていたのとちょっと異なり、ラードを使用した油で揚げたことによってラードの旨味・香ばしい風味が調理感や臨場感を引き立て、今回のフレーバーにもぴったりです！
そんな細麺には、ポークやガラスープなどをバランス良く合わせ、醤油ダレのようなキリッとした口当たりが絶妙にマッチした臨場感の高い豚骨ソースがよく絡み、物足りなさを感じさせないコク深い味わいや醤油感の強いキレの良さなどが口いっぱいに広がっていき、ラードならではの香ばしさが後味良く抜けていきます！
トッピングについて
トッピングにはまず、こちらの豚肉が入っていて、細かくカットされた若干チープな印象ではありますが、じっくりと味わってみると…ほどよく味付けされた肉の旨味が滲み出す仕上がりとなっていたため、まずは全体を馴染ませながら食べ進め、後ほど香ばしい細麺と一緒に絡めていただくと、より一層肉の旨味が際立って楽しめるかと思われます！
また、こちらのキクラゲは、薄く細めにカットされたことによってコリコリとまではいかないものの、豚骨ラーメンと相性の良い具材として今回の一杯にちょうど良いアクセントをプラスしているようです！
他にも、こちらの“ねぎ”が使用されていて、細かくカットされたことでシャキシャキ感はありませんが、ちょうど良い薬味となったことで、今回の豚骨ソースを美味しく引き立て、さらに後味さっぱりと感じさせる相性抜群な具材となっています！
ソースについて
ソースは、ポークやガラスープなどをうまく合わせたことでコク深くまろやかな豚骨ラーメンの味わいを再現、そこに醤油ダレのようなキレの良さ・塩気がバランス良くマッチし、キリッとしたシャープな口当たりと良い意味での脂感が心地良く、具材に使用された豚肉やキクラゲがちょうど良いアクセントとなったことで後味すっきりとした豚骨ラーメンが“ペヤング”らしく再現され、安定感のある味わいがじっくりと楽しめるかと思われます！
そして、何と言っても“ペヤング”ならではのラードを使用した油揚げ麺から香る香ばしさが今回の豚骨ラーメンを再現したソースをより一層美味しく引き立て、乳化感のあるコク深い味わいながらも最後まで飽きの来ない工夫が印象的で、幅広い層に好まれる一杯と言えるのではないでしょうか？
そのため、今回の“カタ極 細麺豚骨やきそば”は“ペヤング”シリーズとしては王道とも言えるテイストで、特に奇抜で話題性のあるフレーバーというわけではありませんが、60秒で仕上がる硬めの細麺仕様という点が非常に珍しく、臭みのない豚骨の旨味が凝縮された濃厚な味わいとなっています！
まとめ
今回「ペヤング カタ極 細麺豚骨やきそば」を食べてみて、本格的なバリカタの豚骨ラーメンを“ペヤング”流にアレンジした一杯には…ポークやガラスープなどを合わせたことでコク深くまろやかな豚骨ソースに仕上げ、コク深くも醤油感の強いキレの良さ、そして具材に使用された豚肉やキクラゲがちょうど良いアクセントとなり、素材の旨味を存分に活かした安定感のある美味しさを“カップ焼そば”として再現、醤油の感じも非常に丁寧でキレとコクもあり、なんと言っても60秒で仕上がる角刃の細麺によって硬めの食感が楽しめる満足度の高い一杯となっていました！
また、単純に豚骨ラーメンとは言っても“焼そば”に再現するのはなかなか難しいと思われますので、やはり“ペヤング”シリーズらしい拘りのフレーバーであることに間違いなく、ポークをベースに醤油ダレや具材からも全体のバランスを考慮し、シリーズらしいラードの旨味や香ばしさとの相性も想像以上に抜群でしたので、かなり幅広い層に好まれる一杯と言えるのではないでしょうか？
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