「ペヤング スパイスカレーやきそば」を食べてみました。(2024年5月20日発売・まるか食品)
この商品は、ターメリック・クミン・コリアンダーなどの香辛料を配合した本格的なスパイスカレーの味わいを“カップ焼そば”に再現したもので、具材に使用した鶏・豚味付ひき肉やポテトとも相性良くマッチし、さらに麺から滲み出すラードの旨味や香ばしさが調理感を引き立てる風味豊かな一杯、“ペヤング スパイスカレーやきそば”となっております。(値段:税別214円)
ご覧の通り、パッケージには“スパイスのきいた本格カレー”、“スパイスカレー”と記載されており、原材料を見てみると肉の旨味は主にビーフで、本格香辛料だけでなくオニオンやガーリックなどを使用したことで、“スパイスカレー”のイメージ写真の通りシリーズとしては和風とはひと味違ったテイストのようです!
一方パッケージ背景には…特に仕上がりイメージが掲載されていないんですが、原材料を見る限り具材には…鶏・豚味付ひき肉、ポテト、人参が使用されているようです!
他にも特徴として…麺はシリーズお馴染みのラードを使用した油で揚げたフライ麺が採用されており、今回の“スパイスカレーやきそば”といったビーフとスパイスを活かした香ばしくもスパイシーなソースとも絶妙にマッチし、具材に使用された“鶏・豚味付ひき肉”からも良い旨味が滲み出し、想像以上に本格感のある味わいが存分に楽しめるというわけです!
割と塩気の強いスパイシーなソースは、ビーフの旨味や香味野菜をうまく活かしたことで安定感があり、若干甘みもあるものの…スパイスをしっかりと利かせたことによって“スパイスカレー”ならではの味わいが“焼そば”として再現され、各種具材も相性良く馴染み、そこにラードを使用した油で揚げた香ばしいフライ麺が絶妙にマッチした臨場感溢れる仕上がりとなっていました!
ペヤング スパイスカレーやきそば
今回ご紹介するカップ麺は、お馴染み“ペヤング”シリーズの新商品ということで、商品名の文字通りスパイスを活かした“スパイスカレー”の味わいを“焼そば”にアレンジしたもので、ビーフをベースに香味野菜や各種香辛料(ターメリック・クミン・コリアンダーなど)を利かせた後味の良いソースに仕上げ、シリーズらしいフライ麺から滲み出すラードの旨味・風味が相性良く馴染むスパイシーな一杯、“ペヤング スパイスカレーやきそば”となっています。
※売っている場所:今回はヨドバシの通販で購入
ご覧の通り今回は定番の和風テイストとはひと味違、“スパイスカレー”をアレンジしたフレーバーとのことで、全体的にシックで落ち着いた雰囲気のデザインがあしらわれ、食欲そそるスパイスの風味などが際立つ後味の良い焼そばソースとお馴染みの香ばしい麺によって想像以上に本格スパイシーな味わいが楽しめる香り高い一杯といったところ!
ちなみに“スパイスカレー”とは…カレールゥを使わずに作ることによってスパイス感に際立つテイストなんですが、今回のフレーバーに関してはスパイシーなビーフカレーといった仕上がりで比較的万人受けしそうな要素が強く、本格スパイスにビーフや香味野菜をうまく融合させたことでクセになる味わいを“カップ焼そば”に再現しているようです!
このように“ペヤング”シリーズにはレギュラーサイズとして激辛なテイストから突拍子もない企業・メーカーとのコラボだったりと様々なフレーバーが発売されており、他にもボリューム感のある“超大盛”シリーズや“GIGAMAX”・“ペタマックス”シリーズなど…その種類は非常に多岐に渡り、2023年も様々なフレーバーが登場したように発売49年を迎えた2024年にも期待したいところ!
※“ペヤング ソースやきそば”は1975年(昭和50年)3月に発売されました。
他にも、ここ数年の“ペヤング”シリーズ一覧は下記の記事にもまとめてありますので、ぜひご覧ください!やはり“ペヤング”は改めて見ると多種多様なフレーバーが数多く登場していて面白いです!
それでは、今回の“ペヤング スパイスカレーやきそば”がどれほどビーフの旨味にスパイスを加えた本格カレーといった風味豊かな焼そばソースに仕上がっているのか?食欲そそる香味野菜(オニオンやガーリック)や具材に使用された“鶏・豚味付ひき肉”との兼ね合いはもちろん、なんと言ってもラードを使用した油で揚げた麺から滲み出るラードの旨味・香ばしさが印象的なすすり心地の良い麺との相性やバランスなどなど…じっくりと確認していきたいと思います!
カロリーなど栄養成分表について
では気になるカロリーから見てみましょう。
ご覧の通り570kcalとなっております。(塩分は3.8g)
カロリーは、レギュラーサイズながらも汁なしカップ麺(カップ焼そば)・ビーフをベースにしたコク深いスパイスカレーを再現したフレーバーということもあって若干高めな数値のようですが、一方で塩分はこのボリュームを考慮するとやや低めな数値となっています。
ちなみに1食当たり122g、麺の量は90gとこちらは他のレギュラー商品と同じボリューム感のようです!
原材料について
では原材料も見てみます。
ソースには、ビーフオイルや食塩をはじめ…
- カレー粉
- トマトペースト
- オニオンエキス
- オニオンルウ
- ローストガーリックペースト
- ビーフエキス
- 香辛料
といった、臭みのないビーフの旨味にオニオンやガーリックなどの香味野菜を利かせ、ターメリック・クミン・コリアンダー等のスパイスを合わせたことによって本格スパイスカレーを彷彿とさせ、具材に使用されている“鶏・豚味付ひき肉”からも良い旨味が滲み出すことで想像以上に臨場感溢れる味わいを想像させる材料が並びます。
※製造工場:まるか食品 本社工場(群馬県)
また、麺の項目を見てみると…ラードや“しょうゆ”、食塩や香辛料といった材料が確認でき、今回もまたしっかりと味付けが施された香ばしい麺が採用されているようです!
JANコード 49 02885 01080 7 原材料名油揚げめん(小麦粉(国内製造)、植物油脂、ラード、しょうゆ、食塩、香辛料)、添付調味料(ビーフオイル、糖類、食塩、たん白加水分解物、カレー粉、トマトペースト、オニオンエキス、オニオンルウ、ローストガーリックペースト、ビーフエキス、香辛料、酵母エキス)、かやく(鶏・豚味付ひき肉、ポテト、にんじん)/調味料(アミノ酸等)、酒精、増粘剤(加工デンプン、増粘多糖類)、香料、カラメル色素、粉末セルロース、かんすい、クチナシ黄色素、酸化防止剤(ビタミンE)、乳化剤、酸味料、ビタミンB₂、(一部に小麦・卵・牛肉・ごま・大豆・鶏肉・豚肉・ゼラチンを含む)
栄養成分表示 [1食 (122g) 当たり]
熱量 570kcal たんぱく質 9.4g 脂質 31.4g 炭水化物 62.5g 食塩相当量 3.8g
開封してみた
フタを開けてみると、ご覧の通り“かやく”、カレーソースといった2つの調味料などが入っています。
そしてこちらが今回使用されている調味料などの2パックとなっていて、特にカレーソースに関してはビーフの旨味・脂が凝縮し、若干トロッとした状態でしたので、調理中はフタの上で軽く温めておくと良いでしょう!
また、麺はご覧の通りシリーズお馴染みのやや細めのフライ仕様となっていて、すすり心地も非常に良く、ラードを使用した油で揚げたことによってラードの旨味や香ばしい風味がビーフとスパイスを融合した深みのあるソースとも相性良く馴染み、素材の旨味をうまく活かした味わいがしっかりと楽しめそうです!
調理してみた
ではまず先ほどの“かやく”を入れてみます。
そして、“かやく”には…
- 鶏・豚味付ひき肉
- ポテト
- 人参
が入っています!
続いて熱湯を注ぎ3分待ちます。(必要なお湯の目安量:480ml)
その後しっかりと湯切りをしたところがこちら!
先ほどまでの麺や具材がふっくらとした仕上がりとなり、特に麺には細めながらも歯切れの良いコシが加わり、まだカレーソースを加える前の状態ではありますが…臭みのないビーフの旨味に香味野菜やスパイスを利かせ、具材にも“鶏・豚味付ひき肉”を使用したことによって肉の旨味が際立ち、そこに麺から滲み出すラードの旨味・香ばしい風味が加わったスパイシーな一杯…といった印象の出来上がりです。
ではここに先ほどのカレーソースを加えていきます!
すると…ビーフの旨味や各種スパイスなどを利かせた若干“とろみ”のあるソースがたっぷりと出てきますので、しっかりと絞り込んで入れていきましょう!そして風味としてはやはり食欲そそるスパイシーさが印象的で、この時点で濃い目のテイストということが伝わってきます!
ではよーくかき混ぜていきます!
そしてソースが全体に馴染むと…先ほどまでの濃いソースが落ち着き、シンプルにビーフの旨味を各種香辛料が引き立てているようで、特に脂っこさや“くどさ”といった感じはありません!(お好みでガラムマサラなどの辛みスパイスをちょい足ししても良いでしょう。)
他にも上記の通り臭みのないビーフの旨味を利かせたことで深みのある味わいが際立ち、そこに若干小ぶりではありますが、“鶏・豚味付ひき肉”が具材として使用されたことによって臨場感溢れる仕上がりとなり、香ばしいフライ麺とも相性良く馴染む本格スパイシーな一杯といったところ!
食べてみた感想・レビュー
一口食べてみると…確かにスパイシーはスパイシーなんですが、ベースとなるソースがイメージしていたような大人の味よりもフルーティな印象だったため、もう少し辛みスパイスで味を調整してみると良いかもしれません!ただ、全体的なまとまりは非常に良く、初心者向けの“スパイスカレー”といったイメージが強く、これはこれで最後まで飽きることなく楽しめることと思われます!
また、シリーズらしく麺の香ばしさが付与されているからこそソースに調理感が引き立ち、そこにビーフの旨味が相性良く馴染んだことで物足りなさを感じさせることもありませんし、公式ページに記載されていた“本格的なスパイスカレーの味わいをお楽しみいただける”というのは若干微妙ですが…幅広い層に好まれそうな仕上がりに間違いありません!
ちなみにソースはカレー粉も使用されたスパイシーな液体仕様で、ビーフの旨味エキス・脂によって麺がパサつくこともなく、ソースと脂をよく混ぜながらいただいた方が良さそうです!そのため、若干中途半端な“スパイスカレー”といった印象で、個人的にはもっとスパイス感に振り切った方が後味良く感じられたような気がします!
麺について
麺は、ご覧の通りシリーズお馴染みのやや細めのフライ仕様で、ほどよい弾力と細めながらも歯切れの良いコシを兼ね備え、すすり心地も非常に良い風味豊かな仕上がりとなっていて、ビーフと香味野菜の旨味を凝縮したスパイシーなソースとの相性も抜群です!
そんな麺には、臭みのないビーフの旨味をベースにオニオンやガーリックなどの香味野菜を加え、ターメリック・クミン・コリアンダー等のスパイスを利かせた本格感のあるソースがよく絡み、ビーフのコクや香味野菜の旨味などが口いっぱいに広がっていき、“スパイスカレー”ならではの風味や食欲そそる香ばしさが後味良く抜けていきます!
トッピングについて
トッピングにはまず、こちらの“鶏・豚味付ひき肉”が使用されていて、大きさは若干小ぶりではありますが、じっくりと味わってみると…ほどよく味付けされた肉の旨味がじゅわっと滲み出す仕上がりでしたので、まずは全体と馴染ませながら食べ進め、後ほど香ばしいフライ麺と一緒に絡めていただくと、より一層肉の旨味が際立って楽しめるかと思われます!
また、こちらのポテトは、イメージ通りホクホクとした食感で、素材本来の味わいがしっかりと感じられ、今回の“スパイスカレー”といったテイストと相性良く馴染んでいるようです!
他にもこちらの人参が使用されていて、やや小さめにカットされているものの、コリコリとした硬めの食感が印象的で、こちらもやはり“スパイスカレー”といったテイストと相性の良い具材として彩り良く添えられています!
ソースについて
ソースは、ビーフの旨味や香味野菜などを使用しているんですが、若干甘みというかフルーティな感じもあり、そこにターメリック・クミン・コリアンダー等の香辛料が加わったことで“スパイスカレー”特有のスパイシーな仕上がりとなっており、個人的にはスパイス感が若干足りないようにも感じられたものの…全体的に安定感のあるテイストとなっています!
また、液体仕様のソースという点が個人的には好印象で、フライ麺の香ばしさも加わったことで万人受けするかのような味わいが堪能でき、決して麺をパサつかせることなく臨場感溢れる味わいが最後までじっくりと楽しめることと思われ、そもそも“スパイスカレー”ということもあって“焼そば”なんですが“ご飯”が欲しくなりますね…(“スパイスカレー”なので液体・粉末のWパック仕様でも良かったような気も否めません。)
まとめ
今回「ペヤング スパイスカレーやきそば」を食べてみて、本格的な“スパイスカレー”を味わえるというスパイス感に際立った一杯には…ビーフの旨味をベースにオニオンやガーリックの香味野菜を合わせ、ターメリック・クミン・コリアンダーなどの香辛料を利かせたことによって本格感のある味わいに仕立て上げ、そこにラードを使用した油で揚げたフライ麺からも香ばしいラードの旨味・風味が相性良くマッチしたことで最後まで飽きの来ない一杯となっていました!
また、“スパイスカレー”というだけあって、当初どれほどスパイス感をガツンと利かせた味なのか期待していたフレーバーでしたが、実際には思ったより控えめな印象が強く、コクを引き立てるビーフの旨味といい食欲そそる香味野菜といい…思ったより定番とも言える食欲そそる味わいが“カップ焼そば”として楽しめる仕上がりでしたので、割と食べやすく好評な一杯と言えるのではないでしょうか?
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