「ラーメンモッチッチ ワンタンしょうゆ」を食べてみました。(2019年10月7日発売/2021年4月5日リニューアル発売・エースコック)
この商品は、モチモチ食感の麺でお馴染み“モッチッチ”の新商品ということで、今回はなんと“焼そば”だけでなく“ラーメン”でもあのモチモチ食感を!ということで待望のスープタイプ・ラーメンが登場です!
それも…鰹出汁にチキンの旨味を利かせた醤油ならではのキレのある口当たりを表現し、さらにオニオンやジンジャーなどの香味野菜の旨味を合わせたことによってあっさり目の優しい味わいに仕上がり、風味豊かなスープとともに茹でたてのようなモチモチとした食感の麺が楽しめる一杯、“ラーメンモッチッチ ワンタン麺”となっております。(税抜き193円)
ご覧の通り、パッケージには“ラーメンモッチッチ ワンタン麺”といった商品名や、“まるで、茹でたてのあのおいしさ”といったシリーズらしい麺の特徴が記載され、今回はラーメンタイプということでタテ型の容器となっているんですが、いつもの“モッチッチ”と比べるとスタイリッシュにも見える形状となっているのがわかります!
また、パッケージ側面には凸凹を付けたエンボスといった特殊加工が施され、細部に渡ってお洒落な仕様となっている辺りからも“モッチッチ”シリーズ当初からの女性をターゲットにしていることを感じさせますね!
一方こちらには“国産鰹だし、ふわり香る”といった今回の特徴なんかが端的に記載され、背景には鰹出汁を利かせた醤油味のキレのあるスープといった仕上がりイメージなんかも掲載されており、これを見る限り具材には…ワンタン・メンマ・ねぎが使用されているようです!
他にも特徴として…麺には“モッチッチ”シリーズにも使用されているエースコックの独自技術“真空仕立て麺”によってモチモチ感やコシが表現されているんですが、今回ラーメンで使用するために麺そのものを太く改良、さらに配合の見直しなどの結果、麺の張りや歯切れの良さ、そしてモチモチとした食感などがスープタイプでも実現されているとのことで、それによってふんわりと鰹節の風味が香る優しい醤油味のスープとともに上品な味わいをじっくりと楽しめるというわけです!
今回は本来“焼そば”でモチモチ感を表現していた“モッチッチ”シリーズの麺がラーメンタイプとしてどのような食感に仕上がっているのか?この辺りにも注目したいところ!
一瞬薄味?とも思えるあっさりとしたキレのあるスープには、チキンをはじめ香味野菜の旨味が物足りなさを感じさせない深みを表現し、ほんのりと香る鰹節の風味が品のある飽きの来ない味わいに仕上がり、何よりモチモチとした“モッチッチ”シリーズ特有の食感が楽しめる出汁の旨味を活かしたクセになる一杯となっていました!
これは特に、鰹出汁の旨味や風味を活かしたあっさり目なスープを滑らかな食感のワンタンや、まるで茹でたてのようなモチモチとした食感の麺とともにじっっくりと楽しみたい時におすすめの一杯と言えるでしょう。
【追記】この商品は鶏と醤油の美味しさをさらに進化し、“シンプル、ナチュラル、大人っぽさ”をテーマにパッケージを刷新、“ラーメンモッチッチ ワンタンしょうゆ”として2020年6月1日にリニューアル発売され、2021年4月5日には醤油の原料を見直し、液体量もアップさせることで醤油の旨味をさらに引き立ててリニューアル発売されています!
ラーメンモッチッチ ワンタン麺
今回ご紹介するカップ麺は、茹でたてのモチモチとした食感の麺で好評の“モッチッチ”シリーズの新商品ということで、なんとラーメンとしてもあの食感が楽しめるように試行錯誤の結果実現された麺に鰹出汁の優しい香りがふんわりと香る醤油ベースのスープが絡む素材の旨味を活かした一杯、“ラーメンモッチッチ ワンタン麺”となっています。
ご覧の通り、フタの上に別添されている液体スープを剥がしてみると…鰹出汁の旨味をチキンが引き立て、さらに香味野菜を合わせた優しい味わいに仕上がったスープに滑らかな食感のワンタンや独自技術によるモチモチとした食感がラーメンでも楽しめる麺などの仕上がりイメージを背景に、今回の商品名“ラーメンモッチッチ ワンタン麺”といった文字がラーメンどんぶりをイメージさせるイラストとともに配置されていますね!
ちなみに、この“モッチッチ”シリーズは、元々アンケートで生麺に近づけてほしい、もちもち感を出してほしい…といった声が多く、そんな市場調査から商品化された手作り感のある食感が特徴的な一杯で、女性客をターゲットに第1弾となる“焼そばモッチッチ”が2017年6月19日に発売され、これまでも以下のようなフレーバーが定期的に登場してきました!
- 塩焼そばモッチッチ ふわり鰹だし(2017年9月25日発売)
- 五目中華焼そばモッチッチ オイスターソース仕立て(2018年6月4日発売)
- たらこ味焼そばモッチッチ だし塩仕立て(2018年11月19日発売)
- 塩レモン焼そばモッチッチ 瀬戸内レモン仕立て(2019年6月3日発売発売)
※“やきそばモッチッチ”としての現ラインアップは、“焼そばモッチッチ”と“塩焼そばモッチッチ ふわり鰹だし”の2商品のみとなっています。
そして今回、そのモチモチとした食感を活かしたラーメンタイプが登場!ということで、丸鶏の出汁と魚介の旨味が染み渡るスープにモチモチ食感の麺が相性良く馴染んだ一杯、“ラーメンモッチッチ 野菜タンメン”も同時発売されています!
それでは、今回の“ラーメンモッチッチ ワンタン麺”がどれほど鰹出汁やチキンの旨味を利かせているのか?オニオンやジンジャーなど香味野菜のとの兼ね合いや、ふんわりと香る鰹節の風味、つるっと滑らかな食感のワンタンの仕上がり具合、そしてなんと言ってもラーメン用に改めて改良された茹でたてのようなモチモチ食感の麺との相性・バランスなどなど…じっくりと確認していきたいと思います!
カロリーなど栄養成分表について
では気になるカロリーから見てみましょう。
ご覧の通り290kcal(めん・かやく240kcal / スープ50kcal)となっております。(塩分は3.5g)
カロリーは、出汁の旨味を活かした一杯ということもあってかなり低めな数値のようで、塩分もまた同じくかなり低い数値のようですね!これは醤油ならではのキレの良い口当たりが表現されているものの…優しい味わいが表現された仕上がりをイメージさせます!
ちなみに1食当たり69g、麺の量は55gとのこと。
原材料について
では原材料も見てみます。
スープには、しょうゆ加工品や植物油脂をはじめ…
- 動物油脂
- 粉末しょうゆ
- カツオブシパウダー
- チキン調味料
- 香辛料
といった、鰹出汁をベースにチキンが旨味を引き立て、醤油ならではのキレのある口当たりが後味の良さを表現し、あっさりとした中にもほんのりと鰹節の風味が香る上品な味わいを想像させる材料が並びます。
JANコード 4901071246549 原材料名油揚げめん(小麦粉(国内製造)、植物油脂、食塩、植物性たん白、砂糖)、スープ(しょうゆ加工品、しょうゆ、植物油脂、糖類、食塩、動物油脂、粉末しょうゆ、カツオブシパウダー、大豆たん白、カツオブシエキス、オニオンパウダー、チキン調味料、香辛料、酵母エキス、たん白加水分解物、全卵粉)、かやく(ワンタン、メンマ、ねぎ)/加工でん粉、調味料(アミノ酸等)、乳化剤、炭酸カルシウム、香料、かんすい、カラメル色素、酒精、カロチノイド色素、酸化防止剤(ビタミンE)、増粘剤(アルギン酸エステル)、微粒二酸化ケイ素、香辛料抽出物、(一部に小麦・卵・乳成分・大豆・鶏肉・豚肉・ごまを含む)
栄養成分表示 [1食 (69g) 当たり]
熱量 290kcal たん白質 6.6g 脂質 10.3g 炭水化物 42.8g 食塩相当量
(めん・かやく/スープ)3.5g
(1.3g/2.2g)ビタミンB1 0.17mg ビタミンB2 0.35mg カルシウム 156mg
開封してみた
フタを開けてみると、ご覧の通り粉末スープなどがすでに入っていて、先ほどもお伝えした通りフタの上には“新食感ラーメンモッチッチ 液体スープ”と記載された調味料が別添されています。
そして、こちらが今回唯一別添されている調味料となっていて、液体スープにしては非常に量的に少ないような気もしますが…醤油ベースのあっさり目な仕上がりを思わせるさらっとした状態となっています。
ただ、チキンの旨味となる油分をしっかりと溶かしておくためにも、調理中にはフタの上でしっかりと温めておくと良いでしょう!
また、具材には…
- ワンタン
- メンマ
- ねぎ
が入っています。
タテ型容器だとワンタンも大きめに感じられますね!ちょっと崩れているものもあるようですが…ワンタンは3つほど使用されているようです!
さらに…麺はご覧の通り“モッチッチ”シリーズならではの“真空仕立て麺”をラーメン用に改良したことで、スープタイプでもあの茹でたてのモチモチとした食感が楽しめる油揚げ麺が採用されているようです!
ちなみに若干太く変更しているとのことでしたが、そこまで太い仕様ではないようですね!ほどよい太さによってモチモチとした弾力あるコシなんかも期待できるのではないでしょうか?
調理してみた
では続いて熱湯を注ぎ5分待ちます。
そして出来上がりがこちら!
麺は若干特殊な仕様ということもあってスープ底に沈んでいるようで、先ほどまでのワンタンが滑らかな食感に仕上がり、この時点ではモチモチとした食感と歯切れの良さが特に印象的な一杯…といった出来上がりです。
では、ここに先ほどの液体スープを注いでいきます!
すると…見るからにキレのある醤油味のスープとなっていて、絞り込んでいくことによってチキンの旨味と思われる脂なんかも含まれているようでしたので、やはり調理中はフタの上で温めておいて正解ですね!
そして、さらっとしたスープは容器底へと沈んでいき、少しずつチキンの旨味と思われる上質な油分がスープ表面に浮き上がってきます!
では、よーくかき混ぜてみましょう。
そしてスープが全体に馴染むと…割とさらっとした仕上がりではありますが、チキンの旨味が厚み・コクを引き立てているようで、鰹節の風味はほどよくふんわりと優しく香り立つスープが印象的ですね!
これは…“モッチッチ”シリーズらしい非常に優しく上品な一杯といったところ!
ただ、今回なぜ“ラーメンモッチッチ”が登場したのかというと…従来の“モッチッチ”以外の新たなユーザーの獲得といった目的なんかもあるようです!
また、“真空仕立て麺”には割とずしっとした密度感なんかもあるようで、やはりスープ底に沈みますね。。モチモチとした仕上がり具合はこの状態だと伺い知ることはできませんが…混ぜているとなかなかしっかりとしたコシや歯切れの良さなんかを思わせる仕上がりとなっていました!
食べてみた感想
一口食べてみると…一瞬薄い??と思わせる醤油ならではのキレのある口当たりのすぐ後からは、チキンの旨味によるコクや香味野菜の旨味がしっかりと染み渡って感じられ、あっさり目の仕上がりの割に全く物足りなさを感じませんね!
そして、ベースとなっているのは鰹出汁なんですが、こちらはスープにほんのりと…あくまで上品さを保つ絶妙なバランスとなって溶け込み、ほんのりと鰹ならではの食欲そそる風味が優しく香り立ち、何度もその味わいを試したくなります!
“ラーメンモッチッチ”の仕上がりは気になっていましたが…この軽やかでありながらも素材の旨味を活かした味わいはクセになりますね。。
そのため、濃厚な味わいが好みの方にはおすすめできませんが、幅広い層に好まれるテイストと言えるのではないでしょうか?
麺について
麺は、ご覧の通り“モッチッチ”シリーズで使用されていた麺をラーメン用に配合の見直しなどの改良を加えたもっちり感や弾力あるコシなどが印象的な仕上がりとなっています!
そもそも“真空仕立て麺”自体、麺の生地から空気を取り除いているとのことで、思ったよりもずしっとした重みがあり、なおかつ多加水麺によって茹でたてのようなモチモチとした食感を演出しているようで、確かに“モッチッチ”シリーズでこれまで味わってきたモチモチ感がうまく表現されていますね!
ただ、やはりスープタイプともなると若干その特徴が薄まるというか…“焼そば”の方がうまく食感を活かすことができていたようにも感じられます!
とは言え、“モッチッチ”シリーズならではのモチモチ感はしっかりと表現されてはいるため、こういった茹でたてのような食感が好みの方にはかなりハマる麺と言えるのかもしれません!
トッピングについて
トッピングにはまず、こちらのワンタンが入っていて、この見た目通りつるっと滑らかな食感が非常に心地良く、食べはじめでも十分湯戻りされているため、すぐにモチモチとした食感の麺と一緒に楽しむことができます!
また、こちらのメンマは、使用されている数やサイズ感も全く申し分なく、ワンタンや麺とは対称的とも言える…見た目通りのコリコリとした食感に仕上がり、今回の一杯にちょうど良いアクセントがプラスされているようです!
スープについて
スープは、先ほどもお伝えした通りベースとなっているのは鰹出汁の旨味で、そこにチキンがコク深さを引き立て、オニオンやジンジャーなどの香味野菜の旨味を利かせたことによって、あっさりとしたスープの割にしっかりとした旨味が物足りなさを感じさせることもなく、後味に香る鰹節の風味が非常に心地良い仕上がりとなっています!
そのため、今回の“ラーメンモッチッチ ワンタン麺”は、素材の旨味を最大限に活かした一杯とも言え、少し濃い目の味が好みの方は調理する際のお湯の量で若干調整してみると良いかもしれません!
また、ほんのりと香る鰹節の風味に関しては、個人的にもっと力強く利かせても良いような気はしましたが…恐らくこの控えめな利かせ具合が絶妙なバランスとなっているものと思われ、あっさりとした中にもしっかりと素材の旨味を活かした味わいが楽しめる風味豊かな仕上がりと言えるでしょう!
このように、今回の“ラーメンモッチッチ ワンタン麺”は、鰹出汁をベースにチキンが旨味をコク深く引き立て、キレのある口当たりが印象的な醤油スープと相性の良い香味野菜を合わせたことで、素材の旨味を活かした味わいが楽しめる鰹節の風味がふんわりと香る上品な仕上がりとなっていたため、お好みによってはほんの少し胡椒などの香辛料を追加してみても良いかもしれません!
まとめ
今回「ラーメンモッチッチ ワンタン麺」を食べてみて、“モッチッチ”シリーズならではの“真空仕立て麺”をラーメン用に若干太さを増し、配合を見直したことによってスープタイプでも茹でたてのようなモチモチとした食感が楽しめ、鰹節の風味がふんわりと香るスープにもぴったりな体温まる一杯となっていました!
さらに、つるっと滑らかなワンタンが加わることでモチモチとした食感の麺が引き立ち、ワンタンと麺を一緒に食べることでスープも絡みやすくなり、素材の旨味を食感の良い麺とワンタンを同時に楽しめる一杯は、想像以上に満足度の高い仕上がりと言えるのではないでしょうか?
ということで、気になる方はぜひ食べてみてくださいねー!それでは!
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