「牛たん炭焼 利久監修 牛テールスープ風ラーメン」を食べてみました。(2024年10月29日発売・サンヨー食品/セブン-イレブン限定)
この商品は、宮城県仙台市に本店を置く“牛たん炭焼 利久(りきゅう)”のテールスープをカップ麺にアレンジ・再現したもので、牛の旨味をベースに香味野菜や香辛料で味を調えた後味の良い味わいに仕上げ、そこにほどよく味付けを施した丸刃の細フライ麺が絶妙にマッチした深みのある一杯、“牛たん炭焼 利久監修 牛テールスープ風ラーメン”となっております。(値段:税別248円)
ご覧の通り容器側面には“牛たん肉具材入り”、“牛テールスープ風ラーメン”といった今回の商品名や特徴などが記載され、その背景には臭みのない牛の旨味をベースに香味野菜や香辛料で味を調えた後味の良いスープに各種具材が盛り付けられた仕上がりイメージが掲載されており、これを見る限り具材には…味付牛たん加工品・“ねぎ”が使用されているようです!
他にも特徴として…麺はスープと合うようにほどよく味付けされ、細いながらも弾力のある丸刃のフライ仕様となっており、それによって牛の旨味に香味野菜や香辛料を利かせた上品かつ風味豊かな味わいがカップ麺として気軽に楽しめるというわけです!
牛テールと言えば割とクセが強く若干脂っこさといった特徴があるんですが、このスープに関しては全く臭みや“くどさ”は一切なく、“ねぎ”や“にんにく”の旨味、そしてペッパー系の香辛料で味を調えた味わいに仕上げ、そこにほどよく味付けを施した丸刃の細フライ麺が相性良く馴染む味わい深い一杯となっていました!
「牛たん炭焼 利久監修 牛テールスープ風ラーメン」とは?
今回ご紹介するカップ麺は、宮城県仙台市に本店を置く“牛たん炭焼 利久(りきゅう)”の人気メニュー“テールスープ”をラーメンにアレンジしたもので、牛の旨味をベースに香味野菜や香辛料で味を調えた後味の良いスープに仕上げ、具材に使用した味付牛たん加工品からも良い旨味が滲み出し、そこにほどよく味付けを施した丸刃の細フライ麺が相性良くマッチした上品な一杯、“牛たん炭焼 利久監修 牛テールスープ風ラーメン”となっています。
※売っている場所:今回はセブン-イレブンで購入
ちなみにここ“牛たん炭焼 利久”の創業は1988年(昭和63年)、仙台の“牛たん”を広めるため、創業者である“亀井 利二”氏が仙台市泉区上谷刈に第1号店(現“泉本店”)をオープンさせたのがはじまり。その後、全国に約80店舗展開し、“利久”以外にもいくつかのブランド展開を行っています!
そして容器側面には今回の“牛たん炭焼 利久”についての簡単な説明書きが記載されていて、これによると…“牛たん焼の本場、宮城・仙台に本店を構えて三十余年。宮城のみならず全国に店舗を展開する名店”とのことで、実店舗でもセットメニューなどで提供しているテールスープをうまくカップ麺にアレンジしているようです!
それでは、今回の“牛たん炭焼 利久監修 牛テールスープ風ラーメン”がどれほど牛の出汁をうまく活かした品のある牛テールスープに仕上がっているのか?香味野菜の旨味や香辛料で味を調えたキレの良さとの兼ね合いはもちろん、なんと言ってもほどよく味付けを施した丸刃の細フライ麺との相性やバランスなどなど…じっくりと確認していきたいと思います!
カロリーなど栄養成分表について
では気になるカロリーから見てみましょう。
ご覧の通り413kcal(めん・かやく327kcal / スープ86kcal)となっております。(塩分は5.5g)
カロリーは、牛テールの旨味を存分に利かせた深みのあるスープ、縦型ビッグサイズながらもそこまで高い数値ではありませんが、一方で塩分はこのボリュームを考慮すると平均的な数値となっています。
ちなみに1食当たり90g、麺の量は70gとのこと。
また、カロリーの内訳を見てみると…スープだけだと86kcalとコク深い牛テールスープ風ラーメンらしくやや高めな数値を占め、牛テールならではの旨味や出汁感、食欲そそる香味野菜などをうまく活かした安定感のある仕上がりをイメージさせます!
原材料について
では原材料も見てみます。
スープには、食塩やビーフ調味料をはじめ…
- 植物油脂
- ねぎエキス
- 牛脂
- にんにく調味料
- 香辛料
といった、牛テールの旨味をベースに香味野菜や香辛料で味を調えた淡麗系のスープに仕上げ、具材に使用した味付牛たん加工品からも良い旨味が滲み出し、食べ進めていくに連れて満足度も増していく…そんな上品で深みのある味わいを想像させる材料が並びます。
※製造工場:太平食品工業株式会社 本社工場(群馬県)
JANコード | 4901734055358 |
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原材料名
油揚げめん(小麦粉(国内製造)、植物油脂、でん粉、食塩、植物性たん白、粉末卵)、スープ(食塩、ビーフ調味料、デキストリン、植物油脂、砂糖、ねぎエキス、牛脂、たん白加水分解物、酵母エキス、にんにく調味料、香辛料)、かやく(味付牛たん加工品、ねぎ)/調味料(アミノ酸等)、香料、炭酸カルシウム、かんすい、増粘多糖類、クチナシ色素、微粒二酸化ケイ素、酸化防止剤(ビタミンE)、カラメル色素、ビタミンB1、酸味料、(一部に小麦・卵・乳成分・牛肉・大豆・鶏肉・豚肉を含む)
栄養成分表示 [1食 (90g) 当たり]
熱量 | 413kcal |
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たん白質 | 11.4g |
脂質 | 17.8g |
炭水化物 | 51.7g |
食塩相当量 | 5.5g めん・かやく 1.4g スープ 4.1g |
カルシウム | 154mg |
開封してみた
フタを開けてみると、ご覧の通り粉末スープなどがすでに入っていて、他に“調味油”と記載された調味料が入っています!
そして、こちらが今回唯一使用されている調味料となっていて、調理感を引き立てる油分のようなサラッとした状態でしたので、調理中はフタの上で軽く温めておくと良いでしょう!
また、かやくには…
- 味付牛たん加工品
- ねぎ
が入っています。
さらに麺は、ご覧の通りスープと合うようにほどよく味付けされた丸刃の細フライ仕様となっていて、細いながらもほどよい弾力とコシを兼ね備え、麺量も70gと申し分ありません!
調理してみた
では続いて熱湯を注ぎ3分待ちます。(必要なお湯の目安量:420ml)
そして出来上がりがこちら!
しっかりと湯戻りしたことによって先ほどまでのフライ麺や各種具材がふっくらとした仕上がりとなり、まだ調味油を加える前の状態ではありますが、臭みのない牛の旨味・出汁を利かせ、香味野菜や香辛料で味を調えた後味の良い上品な一杯…といった印象の出来上がりです。
ではここに先ほどの調味油を加えていきます!
すると…非常にサラッとした状態の油分が出てきますので、少量ながらもしっかりと絞り込んで入れていきましょう!そして、牛ならではの独特な臭みなどは一切なく、調理感のあるコクをプラスしているように感じられます!
では、よーくかき混ぜてみましょう。
そしてスープが全体に馴染むと…牛テールスープらしく透明感のある淡麗系の仕上がりで、ほんのり香る牛の香りが食欲を掻き立て、香味野菜や香辛料は牛の旨味を引き立てるかのように馴染み、コク深くも後味すっきりとしたテイストがじっくりと楽しめそうです!
「牛たん炭焼 利久監修 牛テールスープ風ラーメン」を食べてみた感想・レビュー
一口食べてみると…牛ならではの旨味が広がっていくんですが、独特な臭みや“脂っこさ”といった感じは一切なく、物足りなさを感じさせない旨味とキリッとした口当たりが絶妙にマッチし、実店舗のテールスープにも引けを取らない一杯と言えるでしょう!
そして香味野菜に関しても直接的に感じられるものではなく、牛の臭みを消すかのように相性良く馴染み、そこにペッパーが味を調え、上品な味わいとしてすすり心地抜群な細フライ麺とともに食欲を満たしてくれます!
そのため、濃厚こってりとした牛テールスープというわけではなかったので、もう少し牛テールのクセを出しても良かったかもしれませんね!とは言え、容器底からしっかりと混ぜながらいただくと、ペッパーがちょうど良いアクセントとなりますから、最後まで飽きることもありません!
麺について
麺は、ご覧の通りほどよく味付けを施した丸刃の細フライ仕様で、細いながらもほどよい弾力とコシを併せ持ち、ボリューム感に関しても申し分ありません!
そんな麺には…牛テールの旨味や出汁をベースに香味野菜や香辛料で味を調えた牛テールスープがよく絡み、牛ならではのコク深くまろやかな味わいやほどよい甘みなどが口いっぱいに広がっていき、ほんのり香る香味野菜の風味やフライ麺特有の香ばしさが後味良く抜けていきます!
トッピングについて
トッピングにはまず、やや小さめにカットされた味付牛たん加工品が入っていて、じっくりと味わってみると…ほどよく味付けされた“牛たん”らしい旨味が滲み出す仕上がりでしたので、最初のうちはスープとよく馴染ませながら食べ進め、後ほどもっちりとした細フライ麺と絡めていただくと、より一層“牛たん”の旨味が際立って楽しめるかと思われます!
他にもやや小さくカットされた“ねぎ”が使用されていて、シャキシャキ感こそそこまでありませんが…ちょうど良い薬味となったことで今回の“牛テールスープ風ラーメン”を美味しく引き立てているようです!
スープについて
スープは、牛テール特有の旨味・出汁を丁寧に抽出しているものの、変なクセや“脂っこさ”といった感じは一切なく、別添されている調味油がちょうど良いコクをプラスし、全体的にバランスの良い仕上がりで、調理感のある風味豊かな味わいといった印象です!
また、濃厚とはまた異なるコク深くも非常に後味の良いスープで、牛テールの美味しさをうまく引き立てたことによってデフォルトでも十分楽しめるかと思いますが、お好みによってはもう少し“おろしにんにく”やペッパーなどを足してみても良いでしょう!
他にも牛テール本来の美味しさを活かすためにベースは塩となっているようで(恐らく実店舗も)、ペッパーも後押ししたことでキリッとした口当たりが心地良く、上記の通り変なクセもなくコク深さがちょうど良いメリハリとなり、思いのほか幅広い層に好まれる一杯に間違いありません!
まとめ
今回「牛たん炭焼 利久監修 牛テールスープ風ラーメン」を食べてみて、宮城県仙台市に本店を置く“牛たん炭焼 利久”で提供している“テールスープ”をカップ麺にアレンジ・再現した一杯には…牛テールならではの旨味を丁寧に利かせ、香味野菜や香辛料で味を調えたシンプルながらも奥深い仕上がりとなり、すすり心地抜群な細フライ麺とも相性良くマッチした香り高い一品となっていました!
また、カップ麺の中でも希に牛テールをベースにした商品が登場しますが、特に今回のフレーバーはクセのない上品な味わいでクオリティが高く、調理感のある風味豊かな仕上がりが印象的でしたので、実店舗ファンはもちろん牛テールを活かした味わいが好みの方ならかなりハマる一杯と言えるのではないでしょうか?
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