「鳴龍 汁なし担々麺」を食べてみました。(2020年3月16日発売/2022年5月16日リニューアル発売・日清食品/セブンプレミアム)
この商品は、東京・大塚の行列の絶えないミシュラン一つ星獲得の名店「創作麺工房 鳴龍(なきりゅう)」のカップ麺ということで、今回は実店舗でも同じく2020年3月16日より新メニューとして提供開始となった“汁なし担々麺”の味わいを再現したコク深く濃厚な一杯が登場です!
それも…練り胡麻をしっかりと利かせた濃厚な担々ダレには、芝麻醤(チーマージャン)はもちろん、ラー油や花椒といった汁なし担々麺には欠かせない本格調味料を加え、さらになんとトマトの旨味を合わせた独創的な担々ダレに仕上がったワンランク上の逸品、“鳴龍 汁なし担々麺”となっております。(値段:税込257円)
ご覧の通り、パッケージには練り胡麻をしっかりと利かせたコク深く濃厚な担々ダレが噛み応えのある太麺にしっかりと絡む仕上がりイメージなんかも掲載されていて、これを見る限り具材には…味付肉そぼろ・ねぎ・赤唐辛子が使用されているようです!
一方こちらには、“フライドオニオンで仕上げる魅惑の味わい”と記載されているように、この香ばしさや甘み・旨味をアクセントに加えた具材によって、まさに惹き付けられる味わいが表現され、トマトの旨味も加えられているとのことで…まさに他の汁なし担々麺とは一線を画するかのような味わいに期待したいところ!
他にも特徴として…麺は中太・ノンフライ仕様ということで、もっちりとした弾力とほどよいコシが本格感を際立たせ、それによって練り胡麻を利かせた濃厚なタレに本格調味料をたっぷりと加えた濃厚な味わいとともに最後まで飽きることなく満足度の高い旨味が楽しめるというわけです!
練り胡麻の旨味はほどよい濃厚感を演出しているわけですが、特に“くどさ”といった印象は全くなく、むしろ芝麻醤や唐辛子・花椒による後味すっきりと感じさせる本格調味料が相性良くマッチしていたため、濃厚な旨味とメリハリのあるキレの良さがバランス良く表現され、深みのある旨味を思う存分楽しめる満足度の高い仕上がりとなっていました!
これは特に、名店“鳴龍”ファンはもちろん、ミシュラン一つ星獲得店の味わいを再現した本格感のある汁なし担々麺をじっくりと楽しみたい時におすすめの一杯と言えるでしょう。
【追記】この商品はさらに美味しさを増して2022年5月16日にリニューアル発売されています!
鳴龍 汁なし担々麺
今回ご紹介するカップ麺は、東京・大塚の超人気ラーメン店“鳴龍”の新メニュー“汁なし担々麺”の味わいをカップ麺に再現したもので、練り胡麻の旨味や芝麻醤によるコク深く濃厚な旨味にたっぷりとラー油や花椒といった本格香辛料を加えたことによって後味すっきりとした食べ応えのある一杯、“鳴龍 汁なし担々麺”となっています。
※売っている場所:今回はセブン-イレブンで購入
そして、スープタイプでお馴染みの“鳴龍”ですが、今回は新メニュー“汁なし担々麺”となっているため、ご覧の通り湯切り口が搭載されていますので、別添されている“特製液体だれ”入れる前に忘れずに湯切りを行いましょう!
このように“鳴龍”と言えば…セブンプレミアムでお馴染みの“担担麺”なんかも大変人気で2019年5月13日にもリニューアル発売されていましたね!こちらも非常にクオリティの高い仕上がりでカップ麺の域を超えた練り胡麻の旨味が楽しめる仕上がりだったことを覚えています!
ちなみに創業2012年の“鳴龍”は、非常に人気で数時間待ちなんてこともざらにある行列店で、「ミシュランガイド東京」で一つ星を何と4年連続(2017-2020)獲得した掲載店でもあり人気・実力ともに兼ね備えたラーメン店です!(公式Twitterを見てみると連日提供予定杯数に達したことを意味する“早じまい”のオンパレードで、その人気の高さを伺い知ることができます。)
ご覧の通りパッケージにも“ミシュラン一つ星掲載店”や、“ミシュランガイド東京2020”といった文字がしっかりと記載されており、4年連続ともなるとさすがの貫禄とも言える名店中の名店と言えるでしょう!
そのため、“鳴龍”店主である“斎藤 一将”氏が作り出す味わいは、まさしく国内外ともに注目される確かな味わいが表現されているようで、そんな人気店が満を持して登場となった新メニュー“汁なし担々麺”を再現した味わいはかなり期待して良いのではないでしょうか?(実店舗と連動しているという点も面白いですね。)
それでは、今回の“鳴龍 汁なし担々麺”がどれほど練り胡麻の旨味が凝縮された濃厚な仕上がりとなっているのか?トマトを加えたという他に類を見ない“鳴龍”独自の担々ダレとの兼ね合いはもちろん、そしてなんと言ってもノンフライ仕様のもっちりとした食べ応え抜群な麺との相性やバランスなどなど…じっくりと確認していたいと思います!
カロリーなど栄養成分表について
では気になるカロリーから見てみましょう。
ご覧の通り601kcalとなっております。(塩分は4.8g)
カロリーは、汁なし担々麺らしい濃厚な味わい、そして汁なしカップ麺ということもあってかなり高めな数値のようですが、一方で塩分はやや低めといった数値となっています。
ちなみに1食当たり139g、麺の量は90gとのこと。
原材料について
では原材料も見てみます。
“たれ”には、植物油脂や“しょうゆ”をはじめ…
- ねりごま
- 香辛料
- 醸造酢
- トマトペースト
- 食塩
といった、汁なし担々麺ならではの練り胡麻をしっかりと利かせた深みのあるコクと旨味が表現され、ラー油や花椒による痺れる辛さと絶妙にマッチしたことで、後引く旨味・辛さがクセになる食べ応え抜群な味わいを想像させる材料が並びます。(製造は日清食品となっています。)
他にも、見たところ動物系の材料が含まれていないことから、練り胡麻の旨味をしっかりと活かした濃厚な仕上がりにもかかわらず脂っこさといった感じも一切なさそうです!
また、麺の項目を見てみると…こちらにも植物油脂やチキンエキスといった材料が確認でき、こちらにも味付けがほどよく施されていることが確認できますね!
JANコード | 4902105262054 |
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原材料名
めん(小麦粉(国内製造)、食塩、植物油脂、大豆食物繊維、食物性たん白、チキンエキス、卵粉)、たれ(植物油脂、しょうゆ、ねりごま、還元水あめ、香辛料、醸造酢、糖類、トマトペースト、酵母エキス、食塩)、かやく(味付肉そぼろ、ねぎ、赤唐辛子)、ふりかけ(ごま、フライドオニオン、パセリ)/加工でん粉、調味料(アミノ酸等)、かんすい、酒精、乳化剤、炭酸Ca、増粘剤(加工でん粉)、香料、酸味料、セルロース、香辛料抽出物、カロチノイド色素、カラメル色素、焼成Ca、酸化防止剤(ビタミンE、ローズマリー抽出物)、ビタミンB2、ビタミンB1、(一部に小麦・卵・乳成分・ごま・大豆・鶏肉・豚肉・りんごを含む)
栄養成分表示 [1食 (139g) 当たり]
熱量 | 601kcal |
---|---|
たんぱく質 | 10.3g |
脂質 | 29.9g |
炭水化物 | 74.6g 糖質:70.6g 食物繊維:4.0g |
食塩相当量 | 4.8g |
ビタミンB1 | 0.31mg |
ビタミンB2 | 0.39mg |
カルシウム | 210mg |
開封してみた
フタを開けてみると、ご覧の通り“特製液体だれ”、かやく、“ふりかけ”といった3つの調味料などが入っています。
そして、こちらが今回使用されている調味料などの3パックとなっていて、特に一番左側の“特製液体だれ”は大変量も多く、触ってみた感じだと練り胡麻や香辛料、トマトペーストなどが凝縮されたドロッとした状態となっていたので、調理中はフタの上でしっかりと温めておくと良いでしょう!
また、麺はご覧の通り太麺・ノンフライ仕様となっていて、若干幅広にも見ることから、濃厚なタレもしっかりと絡み、もっちり感と噛み応えのあるコシとともに濃厚な旨味が一口ずつに楽しめる仕上がりを連想させます!
調理してみた
では念のため調理方法を見てみると…“かやく”を入れて熱湯を注ぎ5分待つ、そしてしっかりと湯切りした後、まずは“特製液体だれ”を加えて麺に馴染ませ、最後に“ふりかけ”をかけて完成とのことで、特に注意点などはないようですね!
ということでさっそく、“かやく”を入れてみます。
かやくには、
- 味付肉そぼろ
- ねぎ
- 赤唐辛子
が入っています。
汁なし担々麺には欠かせない具材が必要最低限ではありますが…取り揃えられているようですね!
では続いて熱湯を注ぎ5分待ちます。(必要なお湯の目安量:440ml)
そして出来上がりにしっかりと湯切りをしたところがこちら!
すると…先ほどまでの太麺がさらに一回りふっくらとした仕上がりとなり、ほどよい弾力が加わったことによって、想像以上にしっかりとした食べ応えなんかも楽しめる一杯…といった印象の出来上がりです。
ではここに先ほどの“特製液体だれ”を注いでいきます!
すると…まずはラー油のような赤みを帯びた油分がさらっとした状態で出てきます!量も多いですね!
そしてその後…練り胡麻やトマトペーストなどが凝縮されたどろっとしたタレが出てきますので、しっかりと絞り込んでいきましょう!
ただ…トマトならではの酸味といった感じは一切なく、それよりも素材の旨味を隠し味のようにして利かせ、担々ダレの旨味を引き立てているようにも感じられますね!
では、よーくかき混ぜてみましょう。
ご覧の通り、ドロッとしたタレとラー油のさらっとした油分がうまく合わさったことによって割とすんなりと太麺にも馴染んでいきます!
そしてタレが全体に馴染んだら…先ほどの“ふりかけ”を加えて完成となります!
ちなみにこの“ふりかけ”には…
- ごま
- フライドオニオン
- パセリ
が含まれています!
“ごま”やフライドオニオンはわかるんですが、汁なし担々麺にパセリを加える辺りが洒落てますね!
しかもタレにはトマトの旨味を加えた辺りなど…ところどころに名店ならではのポイントが潜んでいるようで、王道な汁なし担々麺の中でも素材の旨味をふんだんに活かした味わいは実店舗との違い・再現性なんかも非常に気になるところ。。
こうして完成となり、一見少なめに見えるかもしれませんが、麺量90gの太麺仕様ということもあって思っていたよりもずしっとした重量感があり、ノンフライ麺らしい密度感の高い本格的な食感が表現されているものと思われ、練り胡麻のコク深い旨味はもちろん、各種使用された具材や“ふりかけ”に加えられたフライドオニオンなどとの相性や美味しさはかなり期待値も高まりますね!!
ちなみにパセリやトマトの風味は感じられない程度となっていて、やはり汁なし担々麺の旨味を“鳴龍”らしく、より旨味を引き立てるかのように隠し味として使用されているようにも感じられ、名店と呼ばれるだけあって一筋縄ではいかない独特の旨味が強調されているものと思われます!
食べてみた感想
一口食べてみると…練り胡麻特有のねっとりとした旨味がしっかりと利いてはいるんですが、原材料にも記載されていた通りやはり動物系の材料が記載されていなかったように脂っこさといった印象は全くなく、ラー油のほどよい油分が口当たり滑らかに感じさせるメリハリの効いた仕上がりとなっています!
そして、気になるラー油や花椒による痺れる辛さの強さについてですが、辛さはほとんどないと言っても良いくらいピリッとしたちょうど良いアクセントとなっていて、痺れの方も練り胡麻の旨味を最大限に引き立てるかのような利かせ具合のようで、今回の“鳴龍 汁なし担々麺”は王道な美味しさをとことん追求した一杯とも言えるでしょう!
また、トマトペーストなんかも含まれているようでしたが、こちらもまたトマトの旨味・酸味が直接感じられることもなく、深みのある担々ダレの旨味を引き立てる材料としてしっかりと溶け込んでいるようです!
麺について
麺は、ご覧の通り厚みがあり若干幅広な太麺・ノンフライ仕様となっていて、ノンフライ麺ならではのもっちりとした弾力と噛みきれないほど強いコシが心地良く、しっかりとした食べ応えを感じさせる仕上がりとなっています!
そんな太麺には…練り胡麻の旨味をしっかりと利かせたコク深く濃厚な担々ダレがよく絡み、一口ずつに芝麻醤などの本格調味料を利かせた旨味溢れる味わいが口いっぱいに広がっていき、練り胡麻の香りやふんわりと香り立つ花椒の爽やかな風味が後味良く抜けていきます!
トッピングについて
トッピングにはまず、こちらの味付肉そぼろが入っていて、若干小ぶりな仕様ではありましたが…じっくりと噛んで味わってみると、しっかりと味付けが施されているようで、肉の旨味とともにじゅわっと滲み出て来る仕上がりとなっていたため、濃厚な担々ダレがしっかりとコーティングされた太麺と一緒に絡めていただくと、より一層肉の旨味が引き立って楽しめるのではないでしょうか?
また、こちらの“ねぎ”は、かなり大きくカットされたことによってシャキシャキとした食感が非常に心地良く、ちょうど良い薬味にもなったことで、濃厚な担々ダレの美味しさをより一層引き立て、後味さっぱりと感じさせる具材となっています!
他にも…“ふりかけ”に含まれていた“ごま”は、練り胡麻の旨味にほどよい香ばしさを加え、さらにガーリックオニオンも同じく香ばしく、さらに素材本来の甘みをアクセントに利かせ、まさに“魅惑の味わい”とパッケージに記載されていた通り随所に手の込んだ作りが感じられる王道でありながらも“鳴龍”らしい工夫が感じられる仕上がりとなっています!
タレについて
タレは、通常だとポークなど動物系の旨味を利かせているんですが、今回の名店“鳴龍”が手がける汁なし担々麺には練り胡麻の旨味が最大限に活かされ、それによって最後まで飽きる事のない美味しさが楽しめるのはもちろん、芝麻醤によって深みのある味わいに引き立てられ、さらにラー油や花椒によるアクセントがやみつきになる味わいを表現しています!
しかもここにトマトペーストが加えられているんですが、トマトの旨味は一切感じられないほどで、ある意味隠し味のように相性抜群な旨味として担々ダレを美味しく引き立て、脂っこさのない深みを感じさせるのかもしれません!
そしてなんと言っても汁なし担々麺にトマトの旨味を加えるといった発想はありませんでしたから…この辺りはさすがミシュランガイド東京で4年連続掲載されただけありますね!カップ麺とは言え、安定感のあるこの美味しさは満足度も大変高いのではないでしょうか?
このように、今回の“鳴龍 汁なし担々麺”は、練り胡麻の旨味をしっかりと利かせ、その味わいを芝麻醤がコク深く引き立て、さらに隠し味のようにトマトの旨味を加えることによって“鳴龍”オリジナルの担々ダレに仕上がり、ラー油や花椒による本格香辛料がちょうど良いアクセントとなってメリハリのある美味しさを表現した逸品とも言える仕上がりとなっていたため、お好みによっては唐辛子や山椒を加えて刺激的な味わいを引き立ててみても良いでしょう!
まとめ
今回セブンプレミアムから発売された「鳴龍 汁なし担々麺」を食べてみて、汁なし担々麺ならではの練り胡麻の旨味が芝麻醤(チーマージャン)とともにコク深く濃厚感を引き立て、上記でもお伝えした通りトマトの旨味がさりげなく旨味を際立たせた“鳴龍”オリジナルの担々ダレに仕上げ、そこに汁なし担々麺には欠かせないラー油や花椒をほどよいアクセントとして利いたことによって最後まで飽きの来ない旨味溢れる味わいがじっくりと楽しめる一杯となっていました!
やはり名店“鳴龍”が作り出す汁なし担々麺はミシュランガイド東京で4年連続掲載されただけあって、王道な味わいなんですが…様々な工夫が施された安定感のある濃厚な旨味が楽しめる仕上がりで、このクオリティの高い味わいはかなり評価の方も高いのではないでしょうか?
ということで、気になる方はぜひ食べてみてくださいねー!それでは!
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