「鳴龍 担担麺」を食べてみました。(2022年4月19日リニューアル発売・セブンプレミアム)
この商品は、東京・大塚の行列の絶えない名店「創作麺工房 鳴龍(なきりゅう)」の看板メニュー“担担麺”の味わいをカップ麺に再現したもので、以前にも発売されていましたが、今回は“芝麻醤(チーマージャン)”が別添され、濃厚なスープに旨味がさらに重なりコク深く仕上がり、それによってより一層お店の味わいに近づけたという濃厚な一杯“鳴龍 担担麺”となっております。(税込278円)
ご覧の通り、パッケージには以前よりも“担担麺”といった文字が大きく記載され、洗練された店内・店外のイメージ通りといったシンプルながらも上品な仕上がりを思わせるデザインとなっていますね!
そして、この“鳴龍”のカップ麺は以前発売された商品も実際に食べてレビュー済みだったんですが、その際も練り胡麻の濃厚さと凝縮された旨味による絶妙なバランスは…様々発売されているスープタイプの担担麺の中でも群を抜く仕上がりといったクオリティの高さに驚いたほどです!!
ちなみに創業2012年の“鳴龍”は、非常に人気で数時間待ちなんてこともざらにある行列店で、「ミシュランガイド東京」で一つ星を何と3年連続(2017-2019)獲得した掲載店でもあり人気・実力ともに兼ね備えたラーメン店です!
そのため、“鳴龍”店主である“斎藤 一将”氏が作り出す渾身の一杯“担担麺”の味わいは、まさしく国内外ともに注目される確かな味わいが表現されているようで、そんな人気の一杯がさらにお店の味に近づけてのリニューアル発売ということで、これはかなり期待していいのではないでしょうか?
また、今回の特徴としては…“芝麻醤”を別添したことで忠実にお店の味わいを再現したとのことで、醤油ベースのスープには豚や昆布の旨味が溶け込み、さらにオイスターの旨みがメリハリ付いた仕上がりとなり、担担麺らしい練り胡麻のコク深い旨味とのバランスが絶妙な味わいとなって濃厚なスープに表現された一杯のようです!
その特徴は、こちらにも“あとがけ芝麻醤(チーマージャン)のコクが織り成す重層的な味わい”と記載されているように、ただでさえポークをベースに練り胡麻によるコク深く濃厚な仕上がりのスープに芝麻醤が加わったことで幾重にも重なる旨味が担担麺ならではの香辛料と合わさり、唸るような納得の味わいに仕上がっているようですね!
さらに、こちらには…あとがけによる芝麻醤が加えられた濃厚な仕上がりイメージなんかも掲載されていていて、これによると具材には味付肉そぼろ・ねぎ・ごまが使用されているようで、担担麺らしいラー油の辛みはもちろん、黒酢やリンゴ酢といった酸味が絶妙なバランスとなって美味しさを引き立てているようです!
その他にも特徴として…麺には細めのノンフライ仕様のストレート麺が採用され、細いながらもコシの強い歯切れの良い食感が表現され、すすり心地抜群な上に濃厚なスープが風味良く絡むことで…名店の味わいを気軽にカップ麺で楽しむことができる一杯というわけです!
芝麻醤が加わったことで濃厚過ぎる仕上がりかと思いきや…醤油ベースのキレのあるスープに絶妙なバランスとなってコク深く溶け込み、さらに油っこさの全くないポークの旨味が練り胡麻の旨味を非常に丁寧に引き立てた極上の一杯がラー油などの香辛料による味の締まりとともに表現されていました!
これは特に、名店“鳴龍”ファンはもちろん、ワンランク上の担担麺をじっくりと楽しみたい時におすすめの一杯と言えるでしょう。
【追記】この商品は2022年4月19日にもリニューアル発売されています!
また、2020年3月16日には、同店の新メニュー“汁なし担々麺”をカップ麺に再現した一杯が発売されています!詳しくはこちらの記事もどうぞ!
鳴龍 担担麺
今回ご紹介するカップ麺は、東京・大塚の名店“鳴龍”の看板メニューの味わいをどんぶり型のカップ麺に再現したもので、以前発売されていた商品に“芝麻醤”を加えてリニューアルしたことで、よりお店の味わいに近づけたという重層的な味わいが表現された名店の一杯“鳴龍 担担麺”となっています。
ちなみに参考までに公式Twitterの方を見てみると…スープ切れや提供予定杯数に達したことによる早じまいのオンパレードで…その人気っぷりには驚かされますね。。これは実店舗でもぜひ味わってみたいものです。。
また、フタの裏麺には、ご覧の通り“創作麺工房 鳴龍 ~NAKIRYU~”についての簡単な説明が記載されていて…こちらによると、連日行列の絶えない人気店であり、店主“斎藤 一将”氏が作るラーメンは素材にもこだわった洗練された一杯とのことで、一番人気だという上品な仕上がりの“担担麺”は、旨味・辛味・酸味のバランスが絶妙とのことで、アクセントに黒酢やリンゴ酢といった素材なんかも使用されているようですね!
ちなみに、この“芝麻醤(チーマージャン)”とは、練り胡麻を元にして作られる調味料のことで、濃厚な担担麺が特徴的な“鳴龍”の味わいをよりリアルに臨場感溢れる味わいへと表現し、今まで以上の美味しさに仕上がっているものと思われます!んー、これはこちらの期待値を大きく上回ってくる仕上がりを想像させますね!
それでは、今回の“鳴龍 担担麺”がどれほどの重要的旨味が表現されているのか?芝麻醤を加えたことによる練り胡麻のコク・濃厚さ、それと担担麺ならではのラー油などの香辛料との兼ね合いやノンフライ仕様の麺とのバランスなどなど…じっくりと確認していきたいと思います!
カロリーなど栄養成分表について
では気になるカロリーから見てみましょう。
ご覧の通り668kcal(めん・かやく327kcal / スープ341kcal)となっております。(塩分は8.0g)
カロリーは、濃厚な一杯ということもあって非常に高い数値のようで、塩分の方も同じく希に見る高い数値のようですね!
ちなみに1食当たり149g、麺の量は70gとのこと。
そして特筆すべきはやはりカロリーの内訳でしょう!なんと今回の一杯にはスープだけで341kcalもの数値を占めているだけあって、その仕上がりはやはりカップ麺とは思えないクオリティの高さを思わせますね!!
とは言え、このカロリーの高さはリニューアル前からもそうだったんですが、塩分に関しては今回の方がかなり高くなっているようで、やはり芝麻醤が加わったことによって味そのものがパワーアップしていることには間違いなさそうです!
原材料について
では原材料も見てみます。
スープには、豚脂やねりごまをはじめ…
- 植物油脂
- しょうゆ
- 醸造酢
- みそ
- ポークパウダー
- 魚介エキス
- 昆布粉末
といった、ポークをベースに練り胡麻の旨味を引き立てるかのように魚介の旨味なんかも使用されたことでコク深く濃厚な担担麺のスープが表現され、さらに芝麻醤が加わったことで、風味豊かな練り胡麻の旨味が重なり、店の味に近づけたという仕上がりを想像させる材料が並びます!
ちなみに麺の項目を見てみると“チキンエキス”といった材料も使用されているようで、ほんのり味付けが施されているようにも見えますね!
また、こちらも以前の商品と比べてみると…そこまで大きな違いは見られないようですね!そのため、やはり今回の一杯は芝麻醤が加わったことによる旨味が最大の特徴とも言えるのでしょう!
原材料名
かやく入りスープ(豚脂、ねりごま、植物油脂、しょうゆ、味付肉そぼろ、醸造酢、糖類、ごま、みそ、食塩、ポークパウダー、香辛料、ポークエキス、ねぎ、魚介エキス、酵母エキス、昆布粉末)、めん(小麦粉、食塩、植物油脂、卵粉、植物性たん白、大豆食物繊維、チキンエキス)/調味料(アミノ酸等)、加工でん粉、かんすい、炭酸Ca、増粘多糖類、セルロース、酒精、カラメル色素、香辛料抽出物、焼成Ca、乳化剤、香料、酸化防止剤(ビタミンE、ローズマリー抽出物)、カロチノイド色素、ビタミンB2、ビタミンB1、(一部に小麦・卵・乳成分・ごま・さば・大豆・鶏肉・豚肉・りんごを含む)
栄養成分表示 [1食 (149g) 当たり]
熱量 | 668kcal |
---|---|
たんぱく質 | 14.5g |
脂質 | 38.6g |
炭水化物 | 65.7g |
食塩相当量 | 8.0g めん・かやく: 2.2g スープ: 5.8g |
ビタミンB1 | 0.39mg |
ビタミンB2 | 0.46mg |
カルシウム | 191mg |
開封してみた
フタを開けてみると、ご覧の通りかやく入り粉末スープ、液体スープ、あとがけ芝麻醤調味料といった3つの調味料などが入っています。
ちなみに以前は…“粉末スープ、液体スープ、ねりごまオイル”といった調味料などのバリエーションでしたが、今回のリニューアルによって“ねりごまオイル”が“あとがけ芝麻醤調味料”として変更となり、それによって練り胡麻の旨味が風味良く仕上がり、より一層お店の味わいに近づいたスープが表現されているようですね!
塩分濃度もかなり高めということもあってそれぞれの量もかなりのものです!!
また、麺はご覧の通りやや細めにも見えるノンフライ麺となっていて、細いながらもノンフライ麺特有のコシの強い歯切れやすすり心地といった麺まで美味い仕上がりを想像させる仕様となっているようです!
調理してみた
ではまず、かやく入り粉末スープを入れてみます。
かやくには、
- 味付肉そぼろ
- ねぎ
- ごま
が入っています。
では続いて熱湯を注ぎ3分待ちます。
そして出来上がりがこちら!
麺からも若干旨味が滲み出しているのでしょうか?この時点ですでにほんのりと色が付き、ここにどれほど濃厚なスープが表現されるのか…?伺い知ることもできない状態ではありますが、この細いながらもノンフライ麺特有のコシによって食感も楽しめる一杯…といった印象の出来上がりです。
そして、今回の一杯は何やら液体スープを入れる前に麺をほぐす必要があるとのことでしたので、まずはしっかりとほぐしていきましょう!
さすが注意書きに記載されているだけあって、なかなか歯応えの良さそうな良い意味でのゴワ付き感がありますね!
それでは先ほどの液体スープを注いでいきます!
ちなみにこの液体スープは、担担麺らしい濃厚な練り胡麻や味噌、ラー油などが含まれたドロッとした状態でしたので、調理中はフタの上でしっかりと温めておくと良いでしょう!
すると…担担麺らしいラー油による辛味を思わせる赤みを帯びた油分がスープ表面に広がっていき、味噌や練り胡麻といったどろっとした重みのあるスープは容器底へと沈んでいきます!
では、よーくかき混ぜてみましょう。
そして最後に先ほどの“あとがけ芝麻醤調味料”を加えていきます!
ちなみにこの“あとがけ芝麻醤調味料”の袋の方にも調理中にしっかりとフタの上で温めてくださいとの記載があっただけあって、こちらもまたややどろっとした状態でしたね!
そして、この芝麻醤は混ぜずにそのままいただくと、より一層お店のような味わいが楽しめるとのことでしたので、優しく添える程度にしておきましょう!←ここ重要です!
すると…ご覧の通り芝麻醤が特徴的な仕上がりとなり、ポークを利かせた濃厚な担担麺のスープにさらに旨味が重なったことで、まさにパッケージにもあったような“重層的”な味わいに仕上がっているものと思われます!
ちなみにスープ自体はそこまでドロッとした仕上がりというわけではなく、練り胡麻のコク・旨味がしっかりと溶け込んではいるものの、ラー油や香辛料によって後味すっきりとしたキレの良さがバランス良く合わさっているようで、この絶妙な仕上がりだからこそ最後まで飽きの来ない味わいとなっているのでしょう!
食べてみた感想
一口食べてみると…いやいや、これは美味いですね。。何というか…練り胡麻特有のコク深い旨みはしっかりと表現されていはいるんですが、担担麺の割に比較的さらっとした仕上がり通り“くどさ”といった感じは一切なく、むしろこのピリッとした辛みなどの香辛料による後味の良さが心地良く感じられます!
そして、口の中には様々な旨味によってざらつきを感じるほどで、濃厚過ぎず甘過ぎず、香辛料なども利きすぎず…といった何とも言えない絶妙のバランスは、カップ麺全体の中でもトップクラスの仕上がりではないでしょうか?これは実店舗との再現性なんかも気になりますね。。
麺について
麺は、ご覧の通りやや細め・すすり心地の良いノンフライ仕様ということで、歯切れも良く、細いながらもノンフライ麺特有のコシがあり、濃厚なスープとのギャップがまた好印象といったところ!
そんな麺には、名店“鳴龍”の味わいが忠実にカップ麺に再現されたという…旨味が凝縮された濃厚なスープがよく絡み、一口ずつにコク深い練り胡麻の旨味がポークによって引き立てられた凝縮された味わいが口いっぱいに広がっていき、担担麺ならではのラー油や香辛料などの絡みが後味良く感じられます!
トッピングについて
トッピングにはまず、こちらの味付肉そぼろが入っていて、パッケージの仕上がりイメージのような大盛り仕様というわけではありませんが…噛むとしっかりと肉の旨味が感じられる仕上がりとなっていて、この肉の旨味が今回の濃厚なスープにもぴったりです!
ただ、食べはじめは若干湯戻りが甘かったようにも感じられたため、最初のうちは旨味を滲み出してもらうためにもスープ底に沈めておいた方が良いかもしれません!
他にも“ねぎ”といった具材が豊富に使用されていて、今回のような濃厚な担担麺にとってちょうど良い口直しにもなる薬味のような役割として後味さっぱりと感じさせる相性の良い具材となっています!
スープについて
スープは、まずポークの旨味がベースとなり、そこに担担麺らしい練り胡麻の旨味がコク深さを表現し、さらに今回リニューアルとなって追加された芝麻醤による練り胡麻を元にした調味料が旨味を重ね、それによって練り胡麻特有の甘みが目立つかと思いきや…香辛料や醤油ならではのキレによって“くどさ”を感じさせない後味すっきりとしたスープに仕上がっています!
特にこの芝麻醤はスープ全体に混ぜずにいただくのがまさに正解で、部分的にひと味違った味わいが楽しめますね!しかも芝麻醤自体も決して脂っこさや練り胡麻特有の甘みといった感じも一切なく、ただただ担担麺の味わいを引き立てる相性抜群な調味料となっているようです!
ちなみに食べ進めていっても、そこまでスープには“とろみ”は付かずに、最後まで飽きることなく練り胡麻による重層的な味わいを楽しむことができるのではないでしょうか?
また、気になる辛さについてですが、担担麺らしい唐辛子やラー油などの辛さはあるものの、あくまで濃厚なスープにアクセントを利かせる程度のものとなっているため、むしろこの後引く絡み・旨味がたまらない心地良い辛さとも言えるのではないかと思われます!
このように、今回の“鳴龍 担担麺”は芝麻醤を加えたことによって非常にコク深い仕上がりとなり、旨味溢れる濃厚さに加え、担担麺ならではの香辛料によって見事なバランスが表現されたクオリティの高い仕上がりとなっていたため、後はお好みによって唐辛子などの香辛料を追加アレンジして自分好みの担担麺を楽しんでみても良いかもしれません!
まとめ
今回「鳴龍 担担麺」を食べてみて、“ミシュランガイド東京”に3年連続掲載された名店だけあって、ポーク・練り胡麻を利かせた担担麺には黒酢やりんご酢、さらにリニューアルによって追加された芝麻醤による重層的な旨味が絶妙なバランスとなって美味しく表現され、最後までじっくりと旨味を堪能できる一杯となっていました!
この担担麺は強烈に美味いですね!リニューアルによって芝麻醤を加えて大正解です!香辛料もバランス良く利いたことで満足度もかなり高く楽しめるのではないでしょうか?
ということで、気になる方はぜひ食べてみてくださいねー!それでは!
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