「東京デザイン専門学校コラボ 夜更けの〆ラーメン 梅香るしじみだし塩味」を食べてみました。(2023年11月27日発売・明星食品)
この商品は、明星食品と東京デザイン専門学校とのコラボカップ麺ということで、オルニチンを配合したアサリやホタテ、“しじみ”や昆布がベースの後味さっぱり・優しい塩スープに仕上げ、そこに丸刃のノンフライ中細麺が絡む〆にぴったりの“しじみラーメン”を表現、梅肉ペーストが別添されたことでほんのり香る梅の風味が品の良さを引き立てる染み渡る一杯、“東京デザイン専門学校コラボ 夜更けの〆ラーメン 梅香るしじみだし塩味”となっております。(値段:税別271円)
ご覧の通りパッケージには〆にぴったりな時間帯をイメージした深夜の背景に、“夜更けの〆ラーメン”の中でも特に「〆(シメ)」が大きく印象付け、“しじみだし塩味”ということで肝臓の働きや疲労回復に期待できるオルニチンを配合した出汁染みる一杯に仕上がっているようですね!そもそも塩ラーメンと貝出汁は非常に相性の良い組み合わせなのでどれほど旨味が利いているのか?非常に気になるところ!
※“とうもろこし”由来のオルニチン塩酸塩を使用しているとのこと。
ちなみにこの商品は、以下の通りシリーズ名ではないと思われますが…“MYOJO DESIGN PROJECT”第5弾としてデザイン先行で商品開発されたという、これまでにない面白い企画から誕生したフレーバーであり、今後の商品展開なんかも気になるところではないでしょうか?
「MYOJO DESIGEN PROJECT」第5弾は、学校法人原宿学園・東京デザイン専門学校と取り組み、学生が企画した作品の中から選ばれた受賞作品を、タテ型カップめんとして商品化しました。
お酒を飲んだ後の〆に食べたくなる「しじみ汁」の優しい味わいと「ラーメン」の満足感を兼ね備えた学生のデザインを起点に、オルニチン入りでしじみだしの効いた優しい味わいを生かしつつ、「梅肉ペースト」を追加し、より〆にぴったりなさっぱり感のあるラーメンに仕上げました。
引用元:「明星 東京デザイン専門学校コラボ 夜更けの〆ラーメン 梅香るしじみだし塩味」(11月27日発売) | 明星食品
そしてこちらにも“明星×東京デザイン専門学校”といった文言が記載されており、〆に立ち寄るラーメン店の暖簾をイメージさせるパッケージデザインがあしらわれています!
※さり気なく“MYOJO DESIGN PROJECT”のロゴなんかも左に掲載されていますね。
一方、こちら容器側面には、アサリやホタテ、“しじみ”や昆布などオルニチンを配合した旨味をベースに梅肉ペーストで後味さっぱりと感じさせる塩スープに各種具材が盛り付けられた仕上がりイメージが掲載されていて、これを見る限り具材には…メンマ・卵・ナルト・“ねぎ”が使用されているようです!
他にも特徴として…麺はしなやかで食べやすい丸刃のノンフライ中細仕様となっていて、細いながらもほどよい弾力とコシを併せ持ち、“しじみ”をはじめ魚介系の出汁を利かせた後味の良い塩スープにもぴったりな組み合わせとなり、まさに飲んだ後の〆に食べたくなる“しじみ汁”の優しい味わいとラーメンの満足感を兼ね備えた染み渡る味わいが最後までじっくりと堪能できるというわけです!
パッケージのイメージ通りまさに飲んだ後のシメにぴったりな“しじみ”の出汁をうまく活かした染み渡る塩スープに仕上がり、別添されている梅肉ペーストがさっぱり感を際立たせ、後味すっきりとしたテイストながらもさり気なく利かせたガーリックやジンジャーといった香味野菜が物足りなさを感じさせることもなく、そこにすすり心地の良い丸刃の中細ノンフライ麺が絶妙にマッチし、オルニチンもしっかり摂取した上で食欲も満たされる…そんな最後まで飽き来ない一杯となっていました!
東京デザイン専門学校コラボ 夜更けの〆ラーメン 梅香るしじみだし塩味
今回ご紹介するカップ麺は、明星食品と東京デザイン専門学校とのコラボカップ麺ということで、通常なら味のテイストやテーマが先に決まり、その後パッケージデザインへと進むところ、なんとデザインを元に商品化するという…これまでにない新しい開発パターンによってアサリやホタテ、“しじみ”や昆布などオルニチンを配合した出汁をベースに梅肉ペーストがさっぱり感をプラス、そこに丸刃の中細ノンフライ麺が絶妙にマッチした飲んだ〆にぴったりな一杯、“東京デザイン専門学校コラボ 夜更けの〆ラーメン 梅香るしじみだし塩味”となっています。
※売っている場所:今回はヨドバシの通販で購入
ちなみに、こちら容器側面には今回の明星食品×東京デザイン専門学校コラボによるカップ麺についての簡単な説明書きが記載されていて、これによると…“明星食品はデザイン学校との産学連携によるデザイン起点の商品開発「MYOJO DESIGN PROJECT」を実施しています。”とのことで、今回は東京デザイン専門学校の学生達が「あったらいいなと思う即席食品」をテーマにコンテストし、その中で入賞作品の中から選ばれたデザイン・味わいが商品化されたというわけですね!
また、このシリーズは上記の通り“あったらいいなと思う即席食品”を学生たちが企画するところからパッケージデザインまで手がけるといったデザインを元に商品化するという…これまでにはなかった全く新しい開発パターンから生まれた以下に続く第5弾の一杯です!
- 第1弾 東京デザイン専門学校コラボ メキシカンナチョスヌードル(2020年11月2日発売)
- 第1弾 東京デザイン専門学校コラボ メキシカンナチョス焼そば(2020年11月2日発売)
- 第2弾 モード学園コラボ 金曜日のにんにくラーメン 豚骨醤油(2021年2月15日発売)
- 第3弾 東京デザイン専門学校コラボ ガーリック香る ペペロンチーノ風まぜそば(2022年11月21日発売)
- 第4弾 モード学園コラボ 七味もうぶっかけといた肉うどん 甘辛濃醤油(2022年12月5日発売)
それでは、今回の“東京デザイン専門学校コラボ 夜更けの〆ラーメン 梅香るしじみだし塩味”がどれほどオルニチンを配合したアサリやホタテ、“しじみ”や昆布などの魚介出汁を活かした塩スープに仕上がっているのか?別添されている梅肉ペーストを加えることによるさっぱり感や食欲そそる香味野菜との兼ね合いはもちろん、なんと言ってもほどよい弾力とコシを併せ持った中細ノンフライ麺との相性やバランスなどなど…じっくりと確認していきたいと思います!
カロリーなど栄養成分表について
では気になるカロリーから見てみましょう。
ご覧の通り308kcal(めん・かやく273kcal / スープ35kcal)となっております。(塩分は5.3g)
カロリーは、縦型ビッグサイズにも関わらず出汁の旨味を活かした塩味の“しじみラーメン”ということもあってかなり低めな数値のようですが、一方で塩分はこのボリュームを考慮すると平均的な数値となっています。
ちなみに1食当たり84g、麺の量は70gとのこと。
また、カロリーの内訳を見てみると…スープだけだと35kcalと低い数値となっていることから、やはりアサリやホタテ、“しじみ”や昆布などオルニチンを含む魚介出汁をうまく活かし、梅肉ペーストであっさり感を引き立てた後味の良い仕上がりをイメージさせます!
原材料について
では原材料も見てみます。
スープには、デキストリンや梅肉ペーストをはじめ…
- アサリエキス
- 食塩
- 香味調味料
- ホタテエキス
- 昆布エキス
- しじみエキス
- チキンエキス
- 香辛料(ガーリック、ジンジャー、ペッパー)
- 植物油脂
- オルニチン塩酸塩
といった、オルニチンを配合したアサリやホタテ、“しじみ”や昆布の出汁を利かせた塩味のスープに仕立て上げ、別添されている梅肉ペーストを加えることによってさっぱり感が際立ち、他にも香味野菜が食欲を掻き立てる最後まで飽きの来ない美味しさがストレートに楽しめる飲んだ〆にぴったりな味わいを想像させる材料が並びます。
※製造工場:東日本明星株式会社 埼玉工場(埼玉県)
JANコード 4902881456494 原材料名めん(小麦粉(国内製造)、植物油脂、食塩、乳たん白、卵粉)、スープ(デキストリン、梅肉ペースト、アサリエキス、食塩、香味調味料、ホタテエキス、たん白加水分解物、糖類、昆布エキス、しじみエキス、チキンエキス、香辛料(ガーリック、ジンジャー、ペッパー)、植物油脂、オルニチン塩酸塩)、かやく(メンマ、卵、ナルト、ねぎ)/加工デンプン、調味料(アミノ酸等)、トレハロース、炭酸カルシウム、かんすい、増粘多糖類、乳化剤、ソルビット、グリセリン、カロチノイド色素、酸化防止剤(ビタミンE)、カラメル色素、香料、酸味料、アカキャベツ色素、クチナシ色素、ビタミンB2、ビタミンB1、ベニコウジ色素、(一部に卵・乳成分・小麦・えび・ごま・大豆・鶏肉・豚肉を含む)
栄養成分表示 [1食 (84g) 当たり]
熱量 308kcal
めん・かやく: 273kcal
スープ: 35kcalたんぱく質 8.2g 脂質 4.1g 炭水化物 59.6g 食塩相当量 5.3g
めん・かやく: 2.1g
スープ: 3.2gビタミンB1 0.53mg ビタミンB2 0.34mg カルシウム 138mg オルニチン 32mg
開封してみた
フタを開けてみると、ご覧の通り粉末スープなどがすでに入っていて、フタの上には“梅肉ペースト”と記載された調味料が別添されています!
そしてこちらが今回唯一使用された調味料となっていて、しじみ出汁にぴったりなさっぱり感をプラスするペースト状となっていたため、調理中はフタの上で軽く温めておく程度で十分かと思われます!
そして、かやくには…
- メンマ
- 卵
- ナルト
- ねぎ
がすでに入っています。
さらに、麺はご覧の通り丸刃の中細ノンフライ麺が採用されていて、細いながらもほどよい弾力とコシを合わせ持つしなやかで食べやすい仕上がりをイメージさせ、“しじみ”の出汁を利かせた塩味のあっさりとしたスープにもぴったりです!
調理してみた
続いて熱湯を注ぎ4分待ちます。(必要なお湯の目安量:400ml)
そして出来上がりがこちら!
しっかりと湯戻りしたことで先ほどまでの麺や各種具材がふっくらとした仕上がりとなり、特に麺にはほどよい弾力やコシが加わり、麺量70gのボリューム感はもちろん、アサリやホタテ、“しじみ”や昆布といった魚介出汁をうまく活かし、梅肉ペーストで後味のさっぱり感をプラス、まさに飲んだ後の〆にぴったりな一杯…といった印象の出来上がりです。
ではここに梅肉ペーストを加えていきます!
すると…文字通りトロッとしたペーストが出てきますので、少量ながらもしっかりと絞り込んで入れていきましょう!
ただ、パッケージには調理後に加えるよう記載されているんですが、お好みによっては途中の味変にしても良いかもしれません!
では、よーくかき混ぜてみます!そしてスープが全体に馴染むと…やはり魚介出汁を利かせた塩スープということもあって非常にサラッとした仕上がりではありますが、素材の旨味や香味野菜、そしてペッパーで味を調えたことで物足りなさといった感じはなく、味わい深くも染み渡る“しじみ汁”の優しい味わいとラーメンの満足感を兼ね備え、飲んだ後の〆に食べたくなる後味さっぱりとした一杯といったところ!
食べてみた感想
一口食べてみると…思ったほど出汁感は強くありませんが、シンプルながらも素材の旨味を存分に活かし、さり気なく使用された香味野菜が食欲を掻き立て、今回のコンセプトにぴったりな仕上がりとなっています!そして、先ほど加えた梅肉ペーストのさっぱり感は主張が弱く感じられましたので、やはり途中で加えた方が良いかもしれません!どちらにせよ後味さっぱり・物足りなさを感じさせないテイストに間違いなく、飲んだ後の〆にぜひ食べたくなる一品と言えるでしょう!
そのため、じんわりと染み渡る塩味の“しじみ”出汁スープらしくサラッとしているにも関わらず深みのある繊細な味わいが印象的で、個人的に出汁が弱く感じられたので調理時の熱湯は若干少なめでも良いかな?と思います!そしてペッパーで味を調えたことによってちょうど良いメリハリが付き、特にクセもなく後味さっぱりとした味わいなので最後まで全く飽きが来ません!
ただ、味とデザインを先行に考えた一杯としては若干ありきたりな印象がありますね。。他メーカーでも飲み疲れた体に…といった感じで“しじみ”を使用したフレーバーは登場していますし、飲んだ後の〆だからといって時にはガツンと濃厚なラーメンが食べたい時もあるので、〆だからあっさり系というのも若干浅はかな気も否めません。。とは言え、これはこれで素材の旨味を存分に活かしたフレーバーということもあって割と好評かもしれませんね!
麺について
麺は、ご覧の通り中細のノンフライ仕様となっていて、細いながらもほどよい弾力とコシを併せ持ち、重みのあるずしっとしたボリューム感もあり、飲んだ〆としてしっかりと食欲を満たしてくれる仕上がりで、割と本格的な食感を表現しているようです!
そんな麺には…オルニチンを配合したアサリやホタテ、“しじみ”や昆布など魚介出汁をバランス良く合わせ、胡椒で味を調えた後味の良い塩スープがよく絡み、魚介系ならではのじんわりと染み渡る旨味や梅肉ペーストのさっぱり感などが口いっぱいに広がっていき、ほんのり香る香味野菜や出汁の風味が後味良く抜けていきます!
トッピングについて
トッピングにはまず、こちらのメンマが入っていて、使用されている数・サイズに関しては申し分なく、特にコリコリとした食感が心地良く、メンマ特有の味付けはもちろん、素材本来の味わいなんかもしっかりと感じられ、今回の一杯にちょうど良いアクセントがプラスされているようです!
また、こちらの“かきたま”をイメージさせるふんわりと柔らかな卵は、やや小ぶりで味付け自体感じられませんが…ぱっと見の彩りとして華やかさを引き立てているように感じられます!
さらにこちらのナルトも使用されていて、やはり見た目としての華やかさを引き立て、使用されている数は割と多く、彩り豊かな具材としてはスープ表面に散りばめられているようです!
他にもこちらの“ねぎ”は、かなり小さくカットされたことでシャキシャキ感こそありませんが、ちょうど良い薬味にもなったことで今回の塩味の“しじみ”出汁スープを美味しく引き立て、さらに後味さっぱりと感じさせる相性抜群な具材となっています!
スープについて
スープは、オルニチンを配合したアサリやホタテ、“しじみ”や昆布など魚介出汁をバランス良く合わせ、別添されている梅肉ペーストを加えることによってさっぱり感が際立ち、非常にサラッとした仕上がりにも関わらず意外と深みもあり物足りなさといった感じはありません!〆にぴったりというのも納得です!
ただ、“しじみ”をはじめとする出汁感は思ったほどではありませんでしたので、熱湯は若干少なめでも良いかな?と思いますね!後は梅肉ペーストが最初から加えてしまうとほぼ風味としては皆無なので半分くらいで加えた方がさっぱり感が際立って楽しめるのではないでしょうか?
また、具材に関しても飲んだ後の〆としてのラーメンなので、見た目の彩りを考慮する必要はないかと思いますね。。そのため、シャキシャキ感のある大きくカットされた“ねぎ”と梅肉ペーストだけでも良かったような気もします!その方がシンプルで後味の良さが引き立ちますし、さっぱり感が強調されていたのでは?と感じられましたので、もう一工夫欲しかったところではあります!
まとめ
今回「東京デザイン専門学校コラボ 夜更けの〆ラーメン 梅香るしじみだし塩味」を食べてみて、明星食品の“MYOJO DESIGN PROJECT”第5弾として登場した一杯は…飲んだ後の〆に食べたくなる味わいをカップ麺に表現、“しじみ汁”の優しい味わいとラーメンの満足感を兼ね備えた後味の良い塩スープに仕立て上げ、梅肉ペーストでさっぱり感をプラス、そこに細いながらもほどよい弾力とコシを併せ持つ中細ノンフライ麺が食欲をしっかりと満たす食べ応えのある一杯となっていました!
また、今回のようなデザイン先行で作られた一杯はイメージが伝わりやすいものの…実際の仕上がりと若干の違いがあったので物足りなさを感じられる方も多いかもしれませんが、基本はオルニチンを配合した魚介出汁をうまく活かした塩味の“しじみ”出汁スープとなっていたため、今後の商品展開なんかも期待できるのではないでしょうか?
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