「中華蕎麦とみ田 濃厚豚骨らぁめん」を食べてみました。(2025年2月11日発売・明星食品/セブンプレミアム ゴールド)
この商品は、千葉県松戸市の銘店“中華蕎麦とみ田”の松戸本店でしか食べられない“らぁめん(TOKYO-X純粋豚骨)”をカップ麺に再現したもので、ポークエキスにキリッとした“かえし(醤油ダレ)”や香味野菜を合わせたことによって豚の旨味と甘みを凝縮させた超濃密豚骨スープに仕立て上げ、もっちりとしたノンフライ中太麺が絶妙にマッチした一杯、“中華蕎麦とみ田 濃厚豚骨らぁめん”となっております。(値段:税別328円)
※売っている場所:今回はセブン-イレブンで購入
ご覧の通り、パッケージには“本店限定 濃厚豚骨らぁめん”と記載され、以前発売されていた“中華蕎麦とみ田 純粋豚骨らぁめん”と比較して、麺・スープ・具材を強化、全面改良したことで濃厚な豚骨スープと噛み応えのある麺が実現されているとのこと!

一方こちらには…乳化感のある白濁とした豚骨スープにキレの良さを引き立てる“かえし(醤油ダレ)”が絶妙にマッチした濃密な仕上がりイメージが掲載されていて、これを見る限り具材には…チャーシュー・メンマ・“ねぎ”が使用されているようです!

他にも特徴として…麺はもっちりとした弾力とほどよいコシを併せ持つ中太ノンフライ仕様で、臭みのない超濃密な豚骨スープとの絡みも非常に良く、豚の旨味と香りを強化した味わいがじっくりと楽しめるというわけです!
丁寧に利かせた豚骨の旨味が凝縮されたことによってコク深くまろやかさが際立ち、超濃密とも言えるトロッとしたスープには臭みのない豚骨そのものの美味しさを存分に活かし、キリッとした“かえし(醤油ダレ)”がちょうど良いメリハリをプラス、そこに弾力のある中太麺が絡む満足度の高い一杯となっていました!
「中華蕎麦とみ田 濃厚豚骨らぁめん」とは?
そもそも“中華蕎麦とみ田”の創業は2006年6月、元祖“つけ麺”で超有名な名店“東池袋大勝軒”にてラーメンの神様と呼ばれる“山岸 一雄(やまぎし かずお)”氏の弟子にあたる“田代 浩二”氏の下で6年もの修行経験を積んだ“富田 治(とみた おさむ)”氏が独立したのがはじまり。
その後、“大つけ麺博”で3度(2012年・2013年・2018年)も優勝を獲得、ラーメン業界最高権威の講談社TRY大賞を4連覇・殿堂入りするなど数多くの賞を総なめにするほどの輝かしい実績を持ち、今では整理券(食券)を購入するために連日朝早くから並び、予約をするも…数時間待ち必至の超人気有名店です!
カロリーなど栄養成分表について
では気になるカロリーから見てみましょう。
ご覧の通り562kcal(めん・かやく457kcal / スープ105kcal)となっております。(塩分は9.3g)
カロリーは、ノンフライながらも超濃密な豚骨スープということもあって高めな数値のようで、塩分はこのボリュームを考慮してもかなり高い数値となっています。
ちなみに1食当たり150g、麺の量は80gとのこと。

原材料について
では原材料も見てみます。
スープには、ポークエキスや豚脂をはじめ…
- 香味調味料
- 油脂加工品
- しょうゆ
- 香味油
- 食塩
- 香辛料(ガーリック)
といった、豚骨の旨味に拘り抜いたことで乳化感のある白濁としたクリーミーなスープに仕上がり、キリッとした“かえし(醤油ダレ)”が全体をうまく調和した品のある味わいを想像させる材料が並びます。
※製造工場:東日本明星株式会社 埼玉工場(埼玉県)

JANコード | 4902881485678 |
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原材料名
めん(小麦粉(国内製造)、植物油脂、食塩、でん粉、ソース、香味調味料、乳たん白、酵母粉末、卵粉、大豆食物繊維)、スープ(ポークエキス、豚脂、香味調味料、油脂加工品、しょうゆ、たん白加水分解物、香味油、食塩、糖類、香辛料(ガーリック))、かやく(チャーシュー、メンマ、ねぎ)/加工デンプン、増粘多糖類、酒精、調味料(アミノ酸等)、炭酸カルシウム、かんすい、カラメル色素、乳化剤、卵殻カルシウム、香料、酸味料、カロチノイド色素、膨張剤、カゼインナトリウム、酸化防止剤(ビタミンE)、香辛料抽出物、ビタミンB2、ビタミンB1、(一部に卵・乳成分・小麦・ごま・大豆・鶏肉・豚肉・りんご・ゼラチンを含む)
栄養成分表示 [1食 (150g) 当たり]
熱量 | 562kcal |
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たんぱく質 | 14.4g |
脂質 | 25.5g |
炭水化物 | 71.7g 糖質:65.7g 食物繊維:6.0g |
食塩相当量 | 9.3g めん・かやく:3.2g スープ:6.1g |
ビタミンB1 | 0.32mg |
ビタミンB2 | 0.38mg |
カルシウム | 866mg |
開封してみた
フタを開けてみると、特製ポークオイル、豚骨だれ、特製オイル、“かやく”といった4つの調味料などが入っています。

また、麺は角刃の中太ノンフライ仕様で、もっちりとした弾力とほどよいコシを合わせ持ち、麺量80gとボリューム的にも申し分ありません!

調理してみた
ではまず“かやく”を加えてみます!
そしてこの“かやく”には…
- チャーシュー
- メンマ
- ねぎ
が入っています。

続いて熱湯を注ぎ5分待ちます。(必要なお湯の目安量:430ml)
そして出来上がりがこちら!

さらに特製ポークオイルを加えてよーくかき混ぜ、次に“豚骨だれ”を加えてよく混ぜ、最後に特製オイルを加えてよく混ぜて完成となります。
そして全体が馴染むと…この時点では、ほんのりとした“とろみ”程度で、見るからにコク深く濃厚な豚骨スープとなっていて、白濁とした乳化感もありつつ“かえし(醤油ダレ)”がバランス良くマッチし、調理感のある脂・油分が表面に広がり、濃厚でありながらも後味の良さにも拘っているようです!

「中華蕎麦とみ田 濃厚豚骨らぁめん」を食べてみた感想・レビュー
一口食べてみると…前作で十分濃厚だったので劇的な変化は感じられないかもしれませんが、臭みのない上品な豚骨の旨味がこれでもかというほど凝縮されており、単純に“とろみ”を付けただけでなく素材本来の美味しさがしっかりと伝わってきます!
そしてなんと言っても超濃密な豚骨スープというだけあって“とろみ”が付いていますから…そもそも麺との絡みが非常に良く、一口ずつに感じられる旨味は一際大きいものの、正直微妙かな?というのが正直なところ!
また、“とろみ”は“でん粉”のような不自然な印象が強く、香味野菜が弱いせいか若干シンプルに感じられるので、お好みによっては醤油そのものや“おろしにんにく”辺りをちょい足ししてみても良いでしょう!
麺について
麺は、角刃の中太ノンフライ仕様で、もっちりとした弾力とほどよいコシを兼ね備え、密度感が高く麺量80gとボリューム的にも申し分ありません!
そんな麺には…前作よりもスープを強化した超濃密な豚骨スープがよく絡み、コク深くまろやかな豚骨本来の旨味や醤油ダレのキリッとした口当たりなどが口いっぱいに広がっていき、ほんのり香る芳醇な醤油の風味が後味良く抜けていきます!

トッピングについて
トッピングにはまず、薄くカットされたチャーシューが入っていて、税別328円の割にチープな印象で、ほどよく味付けされた肉の旨味が滲み出す仕上がりでしたので、まずは濃密なスープと馴染ませながらいただくと良いでしょう!

また、こちらのメンマは大きめなサイズで使用されている数も多く、メンマならではの味付けはもちろん、コリコリとした食感が心地良く、今回の一杯にちょうど良いアクセントがプラスされているようです!

他にも大きくカットされた“ねぎ”が使用されていて、シャキシャキとした食感が心地良く、ちょっとした薬味として今回の超濃密な豚骨スープを美味しく引き立てています!

スープについて
スープは、ポークエキスをたっぷりと利かせたことでコク深くまろやかな舌触りが印象的で臭みや豚骨独特のクセなどは一切なく、そこに“かえし(醤油ダレ)”が全体をうまく調和したことで思ったよりメリハリがあり、手の込んだ拘りの味わいとなっています!
一方で豚骨の旨味そのものが強調されたことによって若干単調な感じもありましたので、お好みに合わせて“おろしにんにく”や唐辛子をちょい足ししてみても良いでしょう!正直“まずい…”と思われる方も多いかもしれません!

まとめ
今回の「中華蕎麦とみ田 濃厚豚骨らぁめん」は…前作よりも麺・スープ・具材を強化し、大量のポークエキスを使用したことで超濃密な豚骨スープに仕上がり、そこに醤油ダレがちょうど良いキレの良さをプラスし、豚骨本来の美味しさを活かした深みのある一杯となっていました!
ただ、厳しく言うと香味野菜の旨味が足りないせいか…スープは3パック仕様にも関わらず期待していたほどの美味しさではなく値段もカップ麺の中で高い部類なので、やはり“とみ田”は看板メニューの豚骨魚介で商品展開した方が良いのではないでしょうか?
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