「らーめん弥七(やしち)クリーミー鶏白湯醤油」を食べてみました。(2022年9月27日発売/セブン-イレブン限定・明星食品)
この商品は、関西屈指の大行列店“らーめん弥七”の看板メニュー“醤油らーめん(鶏白湯)”の味わいを同店監修によって縦型ビッグサイズのカップ麺に再現したもので、鶏の旨味と和風出汁を利かせたクリーミーでコク深い白湯スープに仕立て上げ、独創的なテイストが際立ち、そこに厚みもあり幅広で手揉みしたかのような“ちぢれ”を付けたフライ麺が絶妙にマッチした食べ応えのある一杯、“らーめん弥七 クリーミー鶏白湯醤油”となっております。(値段:税別198円)
ご覧の通り容器側面には…薄い黄色を基調に“らーめん弥七”といった雰囲気ある店舗ロゴが大きく掲載され、“大阪・豊崎”に店舗を置く銘店とのことで…あまりにも人気のせいで整理券制の導入・平日の10:45~16:00しか営業しないという大阪一との呼び声高い鶏白湯の名店であり、そもそもまだ鶏白湯が流行る前からいち早く取り入れ、そこに和風出汁を合わせるという独創的なラーメン店のようですね!
一方、こちらには…“クリーミー鶏白湯醤油”と記載され、その背景には鶏の旨味をしっかりと利かせたコク深くまろやかな鶏白湯スープに醤油ダレや鰹出汁をバランス良く合わせた独創的なスープに各種具材が盛り付けられた仕上がりイメージが掲載されており、これを見る限り具材には…チャーシュー・ねぎ・“玉ねぎ”が使用されているようです!あくまでイメージではありますが、使用されている具材の数・サイズともに申し分のない仕上がりに期待できそうです!
また、今回はセブン-イレブンとのコラボカップ麺ということで、商品自体の情報はほとんど公開されていません!ただ…これまでも西日本限定ではありますが…“セブンプレミアム 銘店紀行 らーめん弥七”が発売されていたため、独創的なスープに拘りの自家製麺を合わせた大阪の銘店として存知の方も多いのではないでしょうか?(※今回は全国発売となっています。)
そしてこちらには…“鶏と鰹のまろやかなコク”と記載され、乳化感のある白濁とした白湯スープに香味油が浮かぶトロッとしたスープの様子が見て取れ、まろやかな鶏の旨味に鰹出汁を加えたという時点でなかなかこの組み合わせは聞きませんから…カップ麺ながらもどういった旨味が融合しているのか?大阪の大行列店の味に期待してしまいます。。
※実店舗では黒マー油が使用されているとのこと。
他にも特徴として、麺は厚みもあり幅広なフライ麺が採用されており、もっちりとした弾力と強いコシを兼ね備えた食べ応えのある仕上がりとなっていて、手揉み感のある“ちぢれ”を加えたことでスープとの絡みも非常に良く、じっくりと炊き出した鶏ガラの旨味に魚介出汁をバランス良く合わせ、さらに“かえし(醤油ダレ)”とも絶妙にマッチしたことによって鶏白湯でイメージさせるコク深くまろやかなテイストだけでなく、キリッとした塩気や出汁の旨味によって独創的な味わいが引き立ち、濃厚ながらも最後まで飽きの来ないオリジナリティ溢れる鶏白湯スープがじっくりと楽しめるというわけです!
鶏白湯らしくコク深くまろやかなテイストではありますが、やはり魚介出汁や“かえし(醤油ダレ)”をバランス良く合わせたことによって濃厚感だけでなく後味すっきりとしたテイストが心地良く、“とろみ”もほどよい感じでドロッとしているわけではなく喉越しの良いスープに仕上がり、そこに厚みもあり幅広な太麺が絡むことで一口ずつに感じられる満足度は一際大きく、鶏白湯ならではの旨味がさらに際立つ名店らしい味わいが印象的で、香辛料もさり気なく加えたことで後引く旨味がクセになる鶏白湯×魚介出汁の絶妙なフレーバーとなっていました!
これは特に、大阪・豊崎の名店“らーめん弥七”ファンはもちろん、鶏ガラをじっくりと炊き出したことで旨味を丁寧に抽出し、鰹出汁を利かせた“かえし”をバランス良く合わせた濃厚かつキレの良い味わいをボリューム感たっぷりと楽しみたい時におすすめの一杯と言えるでしょう。
らーめん弥七 クリーミー鶏白湯醤油
今回ご紹介するカップ麺は、大阪・豊崎の超人気ラーメン店“らーめん弥七(やしち)”の看板メニュー“醤油らーめん(鶏白湯)”の味わいを同店監修によってカップ麺に再現したもので、じっくりと炊き出した鶏ガラの旨味に鰹出汁を利かせた“かえし”をバランス良く合わせたことによって濃厚ながらも繊細な味わいに仕上がり、そこに厚みもあり幅広な太麺が絡む食べ応え抜群な一杯、“らーめん弥七 クリーミー鶏白湯醤油”となっています。
※売っている場所:今回はセブン-イレブンで購入
ご覧の通り、フタの上に別添されている調味料を剥がしてみると…こちらには仕上がりイメージが掲載されていないものの、容器側面と同じく“らーめん弥七”、“クリーミー鶏白湯醤油”といった店舗名や今回の商品名などがシンプルに掲載されており、“大阪の名店”と聞くとかなり期待値も上がりますから…カップ麺ながらもどれほど旨味溢れる独創的な鶏白湯スープが表現されているのか?非常に気になるところ。。
ちなみにここ“らーめん弥七”の創業は2000年8月、店主“塚田 兼司”氏が梅田の名店“揚子江ラーメン総本店(現在は閉店)”で修業を経た後、東京都中央区日本橋小網町の人形町にオープンさせたのがはじまり。
その後2004年5月に大阪市北区豊崎へ移転、その理由というのも…店主は大阪出身・大の阪神ファンということもあって実際に応援するために凱旋してオープン、東京で営業していた際も鶏白湯を広めたラーメン店として話題となり、大阪でも一気に広まり人気行列店へと成長し、あまりの行列による近隣への迷惑を配慮して2015年3月からは整理券方式(10:15から配布開始)に変更、それによって大行列は回避されたものの…整理券をもらってからの長い待ち時間に変わりなく、土日は休み・平日の10:45~16:00しか営業していないという…ハードルの高い人気店のようですね!(チャーシューの端を意味する“ヘタ”を使用したサイドメニュー“ヘタめし”なんかも好評とのこと。)
また、こちらには…“らーめん弥七”の特徴などが実店舗の写真とともに掲載されていて、これによると…“鶏の旨みを凝縮した濃厚スープに、鰹の風味を加え、こだわりの自家製麺をあわせたオリジナリティあふれる味わいを楽しめる銘店です。”とのことで、自家製麺は店主の奥さんが毎日製麺しているとのことで、もっちりとした食感が好評となっています!
ただ、ここ“らーめん弥七”の実店舗では無化調とのことで、美味しいは美味しいんですが…若干賛否が分かれるスープのようで、そんな拘りの味わいがどれほどカップ麺に再現されているのか非常に気になるところでもあります。。
そして、公式ページによると…じっくりと鶏ガラを煮込み、徹底的に鶏の旨味を抽出したことで“とろみ”のあるクリーミーな鶏白湯スープに仕上げているようですね!そこに鰹出汁を利かせた“かえし”などを合わせたという点も独創的なポイントと言えるでしょう!
浄水器の水を沸騰させて、鶏のひざの軟骨を含む足の骨を入れます。鶏の皮を入れます。
これでコトコト煮ます。けっこう中火の強めぐらいです。
これだけでもけっこうスープになりますが、仕上げに驚くほど鶏の胴がらを入れます。その後は徹底的に鶏のエキスを出します。
引用元:弥七流らーめんの作り方
それでは、今回の“らーめん弥七 クリーミー鶏白湯醤油”がどれほど鶏の旨味を丁寧に抽出した濃厚な仕上がりとなっているのか?鰹出汁を利かせた後味の良い“かえし(醤油ダレ)”との兼ね合いはもちろん、なんと言っても厚みもあり幅広なフライ仕様によるもっちりとした弾力とコシの強い太麺との相性やバランスなどなど…じっくりと確認していきたいと思います!
カロリーなど栄養成分表について
では気になるカロリーから見てみましょう。
ご覧の通り472kcal(めん・かやく382kcal / スープ90kcal)となっております。(塩分は5.7g)
カロリーは縦型ビッグサイズ・鶏の旨味を凝縮させた濃厚な仕上がりながらもやや低めな数値のようで、塩分はこのボリュームを考慮すると平均的な数値となっています。
ちなみに1食109g、麺の量は80gとのこと。
また、カロリーの内訳を見てみると、スープだけでも90kcalとやや高めな数値を占めていることから、やはり濃厚な鶏白湯スープが表現されているものの、鰹出汁を利かせた“かえし”がバランス良く調和したメリハリのあるテイストに仕立て上げ、最後まで飽きの来ない仕上がりをイメージさせます!
原材料について
では原材料も見てみます。
スープには、鶏・豚エキスやクリーミングパウダーをはじめ…
- 食塩
- しょうゆ
- 香味調味料
- 豚脂
- 香味油
- 香辛料
- かつおぶし粉末
- かつおぶしエキス
といった、鶏ガラの旨味を丁寧に抽出したかのようなコク深くまろやかな鶏白湯スープに鰹出汁を利かせた“かえし(醤油ダレ)”をバランス良く合わせたことで喉越しの良いテイストに仕上がり、濃厚ながらも最後まで飽きの来ない複雑で繊細な味わいを想像させる材料が並びます。
JANコード | 4902881485128 |
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原材料名
油揚げめん(小麦粉(国内製造)、植物油脂、食塩、酵母エキス)、スープ(鶏・豚エキス、クリーミングパウダー、デイストリン、糖類、食塩、しょうゆ、たん白加水分解物、香味調味料、豚脂、香味油、酵母エキス、香辛料、かつおぶし粉末、かつおぶしエキス)、かやく(チャーシュー、ねぎ、たまねぎ)/加工デンプン、調味料(アミノ酸等)、トレハロース、炭酸カルシウム、かんすい、香料、微粒二酸化ケイ素、カラメル色素、酒精、酸化防止剤(ビタミンE)、カロチノイド色素、ビタミンB2、ビタミンB1、(一部に卵・乳成分・小麦・えび・ごま・大豆・鶏肉・豚肉・ゼラチンを含む)
栄養成分表示 [1食 (109g) 当たり]
熱量 | 472kcal |
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たん白質 | 10.0g |
脂質 | 18.2g |
炭水化物 | 67.1g |
食塩相当量 | 5.7g めん・かやく 2.1g スープ 3.6g) |
ビタミンB1 | 2.33g |
ビタミンB2 | 0.36g |
カルシウム | 132mg |
開封してみた
フタを開けてみると、ご覧の通り粉末スープや具材などがすでに入っていて、先ほどもお伝えした通りフタの上には“液体スープ”と記載された調味料が別添されています。
そしてこちらが今回唯一使用されている調味料となっていて、触ってみたところ…非常にサラッとしていて、鰹出汁を利かせた醤油ダレのような状態でしたので、調理中はフタの上で軽く温めておく程度で十分かと思われます!
そして、具材には…
- チャーシュー
- ねぎ
- 玉ねぎ
が入っています。
ちなみにこの時点ではそこまで特徴のある風味などは感じられず、王道の鶏白湯とはひと味違ったアクセントを加えた独創的な味わいに期待できそうです!
さらに、麺はご覧の通り粉末スープで確認しにくいんですが…実際には厚みもあり幅広なフライ仕様の太麺が採用されていて、もっちりとした弾力とほどよいコシを兼ね備えた食べ応え抜群な仕上がりとなり、手揉み風の“ちぢれ”を付けたことでスープとの絡みも非常に良く、濃厚な鶏白湯スープにも負けじとしっかりとした食感が表現されているようです!
調理してみた
では熱湯を注ぎ5分待ちます。(必要なお湯の目安量:340ml)
そして出来上がりがこちら!
しっかりとお湯を吸ったことで、先ほどまでの麺や各種具材がふっくらとした仕上がりとなり、特に麺にはもっちりとした弾力と強いコシが加わり、まだ先ほどの液体スープを加える前の状態ではありますが、臭みのない鶏の旨味を丁寧に溶け込ませ、さらに鰹出汁を利かせた“かえし”をバランス良く合わせたメリハリのある独創的な味わいがたっぷりと楽しめるクリーミーな一杯…といった印象の出来上がりです。
では、ここに先ほどの液体スープを注いでいきます!
すると、鰹出汁を含む非常にサラッとした状態で、量的にそこまで多くはありませんが、しっかりと絞り込んで入れていきましょう!そしてやはり特別クセのある風味などはなく、恐らく鶏の旨味を引き立てる隠し味のように鰹出汁や香味油が加わっているようです!
ご覧の通りこの液体スープを加えても見た目としての違いはほとんどなく…ほんのり香る鶏白湯ならではの芳醇な風味が広がり、鰹出汁に関してもそこまで風味としては主張しておらず、鶏白湯の美味しさを引き立てる旨味としてスープに溶け込んでいるものと思われます!
では、よーくかき混ぜてみましょう。
そしてスープが全体に馴染むと…思ったより“とろみ”は弱く、厚みのある旨味というんでしょうか?鶏の旨味に鰹出汁をバランス良く合わせたことで複雑で繊細な旨味が再現され、コク深くまろやかでありながらも“かえし(醤油ダレ)”が絶妙にマッチしたことで乳化感のある白濁とした鶏白湯スープであり、表面には香味油と思われる油分が広がり、濃厚感と後味すっきりとしたキレや塩気がバランス良く仕上がっているように感じられます!
また、具材に使用されたチャーシューからも良い旨味が滲み出しているようにも感じられ、食べ進めていくに連れて濃厚感が際立ち、それと同時に満足度も増していく…そんな味わい深くもメリハリのある独創的な鶏白湯スープがたっぷりと楽しめる仕上がりで、なんと言っても鶏白湯×醤油×鰹出汁といった組み合わせによって複雑で繊細なテイストが融合されているものと思われます!
食べてみた感想
一口食べてみると…鶏白湯らしいコク深くまろやかな仕上がりながらも鰹出汁ならではの旨味やキリッとした口当たりの“かえし”が絶妙にマッチしたことで濃厚感だけでなく最後まで飽きの来ないメリハリが加わり、“とろみ”もちょうど良い喉越しとして感じられ、想像以上に素材の旨味を活かしたやみつき感のあるスープとなっています!
さらに、鶏白湯ならではの芳醇な香りやフライ麺特有の香ばしい風味が心地良く、原材料にも記載されていた通りペッパー系の香辛料でしょうか?ピリッとしたアクセントが食欲をかきたて、ほんのり“とろみ”が付いていることによって太麺にもよく絡み、拘りの鶏白湯スープが気軽に楽しめるのはもちろん、縦型ビッグサイズのボリューム感ですから…思いのほか食べ応えも抜群です!
特に鶏白湯と言えば…鶏の旨味をストレートに活かしたことでドロッとした濃厚で割と単調なスープが印象的なんですが、今回の“らーめん弥七 クリーミー鶏白湯醤油”に関してはやはり魚介出汁や“かえし”をバランス良く合わせたことで互いの旨味を引き立て合い、最後まで飽きの来ないアクセントや後味すっきりとした味わいが心地良く、濃厚ながらも独創的な鶏白湯スープであることがよーく伝わってきます!
ただ、強いて言えば…強烈に美味いかと言えば若干微妙なところもあり、再現性に関しては定かではありませんが、個人的には鶏白湯のまろやかさに醤油ダレと鰹出汁の相性は食べ慣れていないせいかうまくマッチしていないようにも感じられ、某レビューサイトでも酷評している方も割と多く、なんと言ってもこの独創的という点が万人受けするわけがありませんし、かなり好みが分かれる一杯と言えるでしょう!
麺について
麺は、ご覧の通り厚みもあり幅広なフライ仕様の太麺が採用されており、ほどよい“ちぢれ”を付けたことでスープとの馴染みも非常に良く、もっちりとした弾力とほどよいコシを兼ね備えた食べ応え抜群な仕上がりとなっています!
そんな太麺には…鶏ガラをじっくりと炊き出したかのような丁寧に抽出した臭みのないコク深い旨味に鰹出汁を利かせた“かえし(醤油ダレ)”をバランス良く合わせたメリハリのある鶏白湯スープがよく絡み、一口ずつにまろやかで味わい深い鶏の旨味や醤油感のあるキレなどが口いっぱいに広がっていき、鶏白湯ならではの芳醇とも言える風味が後味良く抜けていきます!…というかこの鶏白湯スープは“独創の一杯”というだけあって独特なテイストですね。。クリーミーな鶏白湯スープなんですが、キリッとした醤油感もあり、ほんのり香る鰹出汁なんかも組み合わせたことで単調になりがちな鶏白湯にちょうど良いアクセントを加え、賛否ありそうな仕上がりに間違いありません!
トッピングについて
トッピングにはまず、こちらの小さめにカットされたチャーシューが入っていて、カップ麺でよく見かける若干チープな仕様ではありましたが…じっくりと味わってみると、ほどよく味付けが施された肉の旨味がじゅわっと滲み出す仕上がり具合となっていたため、スープとしっかりと馴染ませながら食べ進め、後ほどもっちりとした太麺と一緒に絡めていただくと、より一層肉の旨味が際立って楽しめるかと思われます!
また、こちらの“玉ねぎ”は…シャキシャキ感と柔らかな食感が入り交じり、ほどよいサイズにカットされ、こちらもまたじっくりと味わってみると、素材本来の旨味や甘みがしっかりと感じられ、今回のスープにちょうど良いアクセントがプラスされているようです!
他にも、こちらの“ねぎ”が入っていて、大きめにカットされたことでシャキシャキとした食感が心地良く、ちょうど良い薬味にもなったことで今回の鶏白湯スープの美味しさを引き立て、さらに後味さっぱりと感じさせる相性抜群な具材として彩り良く添えられているようです!
スープについて
スープは、先ほどもお伝えした通り鶏ガラをじっくりと丁寧に炊き出したかのような臭みのないコク深くまろやかなテイストが再現され、さらに鰹の風味を利かせた“醤油ダレ”が複雑で繊細な旨味を引き立て、思ったよりサラッとしたスープでありながらも旨味が凝縮された深みのある仕上がりでキリッとした口当たりと絶妙にマッチし、そもそも鶏白湯と醤油が合わないのか?香味油の利かせ具合が微妙なのか定かではありませんが…どうもしっくり来ない賛否分かれそうな一杯ではありますね!
この辺りに関しては…鶏白湯×塩の組み合わせだとよく聞きますしメリハリも付いて非常にバランス良く感じられるんですが、醤油のコクやキレとなるとバランスが難しいのでしょうか?鰹の風味を利かせた“タレ”を合わせたことでコク深くまろやかでありながらもキリッとしたアクセントが加わっているものの、素材の旨味を活かしきれていないようにも感じられる中途半端な味わいが正直な印象です。。
ご覧の通り今回の鶏白湯スープは白濁とした仕上がりで、クリーミーな舌触りもイメージ通りなんですが、鰹出汁の旨味や醤油を合わせたことであっさり感・さっぱり感が際立ってしまい…この辺りで鶏白湯の良い意味でのこってりとした感じが調和され、どこか物足りなく感じられるのかもしれません!
また、具材に使用されているチャーシューからも旨味が滲み出していき、食べ進めていくに連れて満足度も増していく…そんな素材の旨味を存分に活かした濃厚な鶏白湯スープなんですが、コクやまろやかさだけでなくキレの良い醤油をバランス良く合わせたことで独創的な味わいがたっぷりと楽しむことができ、粉末スープも容器底に溜まっているかもしれませんので、しっかりと混ぜながらいただくと良いでしょう!
ただ、醤油が加わったことでキリッとした口当たりが全体のバランスをうまく調和し、濃厚でクリーミーながらも最後まで全く飽きの来ない鶏白湯スープが再現され、それによって幅広い層に好まれる一杯とも言え、さり気なくペッパー系の香辛料が利いたことで後味すっきりとしたテイストが好印象といったところ!
そして後半にもなると“とろみ”はほんのりと増していき、喉越しの良いテイストが際立っていくものの…それでもやはり鰹出汁の旨味やキレの良い醤油ダレとのバランスは何度味を確かめて見ても気になるところで、濃い目に見えるかもしれませんが、意外と後味すっきりとしたテイストなのであまり追い飯も合わないかもしれません!独創的というのも考え物ですね。。
このように、今回の“らーめん弥七 クリーミー鶏白湯醤油”は、鶏ガラをじっくりと丁寧に炊き出したかのような鶏の旨味に鰹出汁を利かせた“醤油ダレ(かえし)”を合わせたことによって濃厚ながらも最後まで飽きの来ないメリハリのある後味すっきりとした鶏白湯スープに仕上がり、こってりし過ぎず抜けの良い後味の良さが全体を調和し、そこに厚みもあり幅広なフライ仕様の太麺が絶妙にマッチしたことでボリューム感たっぷりと複雑で繊細な味わいが楽しめる独創的な一杯となっていたため、お好みによっては鶏白湯スープと相性の良いペッパー系の香辛料をちょい足ししてみても良いでしょう!
まとめ
今回「らーめん弥七 クリーミー鶏白湯醤油」を食べてみて、大阪・豊崎の名店“らーめん弥七”の看板メニュー“醤油らーめん(鶏白湯)”の味わいを同店監修によってカップ麺に再現した一杯には…鶏の旨味を丁寧に利かせたことでクリーミーな鶏白湯スープに仕立て上げ、そこに鰹出汁を利かせた醤油ダレを合わせたことによって思ったより後味の良さが際立ち、濃厚というよりもまろやかでメリハリのあるスープを再現、大阪で鶏白湯を広めたパイオニア的存在として独創的な味わいが気軽に楽しめる後味すっきりとした一杯となっていました!
また、鶏の旨味に鰹出汁や“かえし”だけでなく、具材に使用されたチャーシューからも良い旨味が滲み出し、食べ進めていくに連れて満足度も増してく…そんな大阪で大変人気を誇る独創的な味わいがカップ麺に再現された後味の良い仕上がりでしたので、最後まで飽きることなくまろやかな鶏白湯スープが楽しめるのではないでしょうか?
ということで、気になる方はぜひ食べてみてくださいねー!それでは!
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