「日本うまいもん 青森津軽煮干しラーメン 激にぼ」を食べてみました。(2024年7月15日発売・東洋水産)
この商品は、“津軽ラーメン煮干し会”監修のもと、青森県津軽地方の“津軽ラーメン”を再現したもので、ポークをベースに煮干しの旨味をしっかりと利かせた濃厚な醤油スープに仕上げ、東洋水産お馴染みの“生麺ゆでてうまいまま製法”による生麺さながらの中太麺が相性良くマッチした一杯、“日本うまいもん 青森津軽煮干しラーメン 激にぼ”となっております!(値段:税別322円)
ご覧の通りパッケージには…青森を代表とするイベントのひとつ“青森ねぶた祭り”のイラストイメージや“祝・激にぼ10周年”と記載されているように煮干しの旨味をうまく活かした濃厚なフレーバーであることに間違いなく、そもそも煮干し系が好みの方には見逃せない一杯と言えるのではないでしょうか?
ちなみに“津軽ラーメン”には以下の通りあっさり系と濃厚系が存在し、これまで発売されてきた“激にぼ”の煮干し感をさらにアップしたフレーバーということで同じく“濃厚煮干し系”を再現しているものと思われます!
- あっさりとした醤油味の「王道系」
- 煮干しを前面に押し出した「濃厚煮干し系」
一方こちらには…“やみつきになる濃厚煮干しスープ”、“煮干し感アップ”と記載され、その背景には、ポークの旨味をベースに煮干しの旨味をしっかりと利かせた濃厚で染み渡る醤油ダレが東洋水産お馴染みの“生麺ゆでてうまいまま製法”によるお店さながらの中太麺に絡み、各種具材が盛り付けられた仕上がりイメージなんかも掲載されていて、これを見る限り具材には…焼豚・メンマ・“ねぎ”が使用されているようです!
また、こちらには“津軽ラーメン煮干し会 監修”と記載されていて、津軽地方のラーメン店以下8店舗によって2012年に結成されたもので、全国に“津軽ラーメン”をしてもらうためのイベントへの参加や情報発信が目的とのこと!
- 長尾中華そば
- 出し屋 五丈軒
- 中華そば ひらこ屋
- サンライズ食堂
- 原食堂
- 高長まるしげ
- 中華そば 田むら
- 丸山らーめん
中にはすでに商品化されている名店“長尾中華そば”なんかも名を連ね、これだけのラーメン店監修によるカップ麺ですから…恐らく濃厚煮干し系の間違いない美味しさに期待できそうです!
そしてその横に記載されている“青森の正直”といったロゴは…青森県の特産品などをPRするシンボルマークであり、もちろん認証済みということでお土産にもぴったりな一品となっています!
他にも特徴として、麺は上記の通り東洋水産お馴染みの独自製法“生麺ゆでてうまいまま製法”による本格感のある中太麺を採用したことで、乾燥麺でありながらも専門店のようなつるっと滑らかな食感を再現し、それによってじんわりと染み渡る煮干しの旨味をポークがコク深く引き立てた濃厚な醤油スープが最後までじっくりと楽しめるというわけです!
煮干しの旨味をしっかりと利かせた醤油スープには、ポークの旨味がコク深さや調理感を引き立て、液体・粉末のWスープによって“激にぼ”といったイメージに相応しい濃厚な味わいがガツンと楽しむことができ、そこにお店さながらの“生麺ゆでてうまいまま製法”によるもっちりとした中太麺が絶妙にマッチし、最後まで飽きることなく煮干しの旨味が楽しめる風味豊かな一杯となっていました!
日本うまいもん 青森津軽煮干しラーメン 激にぼ
今回ご紹介するカップ麺は、ご当地麺を発信する“日本うまいもん”シリーズの人気商品“青森津軽煮干しラーメン 激にぼ”の発売10周年を記念したもので、煮干し感をアップした荒々しくもコク深い醤油スープに仕上げ、そこに東洋水産お馴染みの“生麺ゆでてうまいまま製法”によるお店さながらの中太ノンフライ麺が絶妙にマッチした臨場感溢れる一杯、“青森津軽煮干しラーメン 激にぼ”となっています。
※売っている場所:今回はファミリーマートで購入
ちなみにこのシリーズは、地元のご当地麺を全国に発信することをコンセプトとした東洋水産が展開するカップ麺ブランドのひとつで、これまでも以下のようなフレーバーが登場しており、その頻度は低いものの…人気商品“激にぼ”を中心に商品展開しています!
- 日本うまいもん サバだしラーメン(2019年7月1日発売)
- 日本うまいもん 吉田のうどん(2019年12月2日発売)
- 日本うまいもん 青森津軽煮干しラーメン 激にぼ(2021年10月11日リニューアル発売)
- 日本うまいもん 新潟長岡生姜醤油ラーメン(2023年10月30日発売)
- 日本うまいもん 青森津軽煮干しラーメン 激にぼまぜそば(2022年8月1日発売)
それでは、今回の“日本うまいもん 青森津軽煮干しラーメン 激にぼ”がどれほど煮干しやポークを利かせた濃厚な醤油スープに仕上がっているのか?煮干し感をアップしたオイルとの兼ね合いはもちろん、なんと言っても“生麺ゆでてうまいまま製法”によるもっちりとした弾力とほどよいコシを兼ね備えた本格感のある中太麺との相性やバランスなどなど…じっくりと確認していきたいと思います!
カロリーなど栄養成分表について
では気になるカロリーから見てみましょう。
ご覧の通り362kcal(めん・かやく272kcal / スープ90kcal)となっております。(塩分は6.2g)
カロリーは煮干しやポークの旨味をしっかりと利かせた濃厚なテイストにも関わらずノンフライ麺を使用しているせいでしょうか?割と低めな数値のようですが、一方で塩分はこのボリュームを考慮するとやや高めな数値となっています!
ちなみに1食当たり110g、麺の量は70gとのこと。
また、カロリーの内訳を見てみると、スープだけだと90kcalとやはり高めな数値を占め、煮干しの旨味をポークがコク深く引き立てた濃厚な醤油スープらしく素材本来の美味しさを丁寧に合わせたことでクオリティの高い仕上がりをイメージさせます!
原材料について
では原材料も見てみます。
スープには、魚介エキス(煮干しエキス、さばエキス、かつおエキス)をはじめ…
- しょうゆ
- 植物油
- 食塩
- 香味油脂
- ポークエキス
- こんぶエキス
- 粉末煮干し
- 香辛料
- 豚脂
といった、煮干しの旨味をしっかりと利かせた醤油スープにポークがコクを引き立て、荒々しくもちょうど良いこってり感が全体をうまく調和し、そもそも塩気の強いテイストですから、ついつい“ご飯”が欲しくなるような濃い目の味わいを想像させる材料が並びます。
※製造工場:東洋水産株式会社 関東工場(群馬県)
JANコード 4901990378345 原材料名めん(小麦粉(国内製造)、でん粉、食塩、植物性たん白、こんにゃく、大豆食物繊維、植物油脂、乳糖)、添付調味料(魚介エキス(煮干しエキス、さばエキス、かつおエキス)、しょうゆ、植物油、食塩、香味油脂、デキストリン、ポークエキス、こんぶエキス、粉末煮干し、香辛料、豚脂、砂糖、発酵調味料、酵母エキス)、かやく(焼豚、メンマ、ねぎ)/調味料(アミノ酸等)、酒精、かんすい、カラメル色素、炭酸カルシウム、増粘多糖類、レシチン、酸化防止剤(ビタミンE、ビタミンC)、香辛料抽出物、ベニコウジ色素、ビタミンB2、ビタミンB1、(一部に小麦・乳成分・さば・大豆・豚肉を含む)
栄養成分表示 [1食 (110g) 当たり]
熱量 362kcal
めん・かやく:272kcal
スープ:90kcalたんぱく質 12.2g 脂質 8.4g 炭水化物 59.4g 食塩相当量 6.2g
めん・かやく:1.9g
スープ:4.3gビタミンB1 0.25mg ビタミンB2 0.31mg カルシウム 231mg
開封してみた
フタを開けてみると、ご覧の通り“かやく”、液体スープ、粉末スープといった3つの調味料などが入っています。
そしてこちらが今回使用されている調味料などの3パックとなっていて、特に液体スープはポークの旨味を凝縮させたことで若干トロッとした状態でしたので、調理中はフタの上で軽く温めておくと良いでしょう!
また、麺はもっちりとした弾力が楽しめそうな中太仕様で、シリーズらしい生麺を思わせる茹でたての粘り気や歯切れの良い強いコシが表現され、じんわりと染み渡る煮干しの旨味を利かせた濃厚な醤油スープとの絡みも良さそうです!
調理してみた
ではまず、“かやく”を入れてみます。
そして、この“かやく”には…
- 焼豚
- メンマ
- ねぎ
が入っています。
続いて熱湯を注ぎ5分待ちます。(必要なお湯の目安量:430ml)
そして出来上がりがこちら!
しっかりと湯戻りしたことによって先ほどまでの麺や各種具材がふっくらとした仕上がりとなり、まだ別添されている液体・粉末の各種スープを加える前の状態ではありますが…煮干しの旨味・風味がポークによってコク深く引き立てられ、濃厚ながらも醤油感の強いキリッとしたスープとともにボリューム感たっぷりと楽しめる風味豊かな一杯…といった印象の出来上がりです。
ではここに粉末スープを加えていきます!
すると…煮干し感のある風味が広がっていき、量も割と多めなので余すことなくしっかりと加えましょう!…そして今回のスープはWパック仕様ということもあって非常に濃厚な味わいに期待できそうです!
続いて液体スープも加えていきます!
こちらにはポークの旨味を含むキリッとした醤油ダレがたっぷりと入っていますので、こちらもまたしっかりと絞り込んで入れていきましょう!…というかこの時点でさらに煮干しならではの良い香りが際立っていき、これまでも何度か“激にぼ”は実食済みなんですが、やはりこのフレーバーは間違いなさそうです!
では、よーく混ぜていきます。
そして上記の粉末スープを全体に馴染ませたところがこちら!
やはり液体スープと粉末スープのバランスが良いせいか…麺に馴染むオイリー感はそのままに、煮干しの旨味と風味が品良く引き立てられ、単純に煮干しの旨味だけを強烈に加えただけでなく、キリッとした“かえし(醤油ダレ)”との相性やバランスなんかも良さそうです!
食べてみた感想
一口食べてみると…臭みや苦味のない煮干しの旨味がポークによってコク深く引き立てられ、煮干し特有の荒々しさも残しつつ…間違いない味わいとして煮干し好きにはたまらない仕上がりとなっており、風味も非常に強くインパクトのある口当たりに醤油感の強いキリッとしたシャープな塩気がマッチしているようです!
そして、商品名が“激にぼ”というくらいですから…苦みや“えぐみ”のある仕上がりかと思いきや…煮干しの旨味が品良く溶け込み、さらにコクを引き立てるかのようにポークが相性良く馴染み、ちょうど良いメリハリによって、ついつい箸が止まらなくなります!
ちなみにスープは濃厚とは言え変に“とろみ”を付けているわけではなく、サラッとしている割にポークの旨味が厚みをプラスしている点が好印象で、強いて言うなら…という点が見当たらないほどクオリティが高いので、ニボラーの方も納得の一杯と言えるのではないでしょうか?
麺について
麺は、ご覧の通り東洋水産の特許製法“生麺ゆでてうまいまま製法”によるもっちりとした中太麺が採用されており、お店さながらの弾力と歯切れの良いコシを併せ持ち、つるっとした滑らかさや粘り気のある食感が印象的!
そんな麺には…煮干しの旨味を丁寧に抽出し、臭みのないポークとバランス良く合わせたことでメリハリのある濃厚な醤油スープがよく絡み、醤油感のあるキレと煮干しならではのじんわりと染み渡る旨味などが口いっぱいに広がっていき、煮干し特有の食欲そそる風味が後味良く抜けていきます!
トッピングについて
トッピングにはまず、こちらの焼豚が入っていて、じっくりと味わってみると…ほどよく味付けされた肉の旨味が滲み出す仕上がりでしたので、まずは濃厚なスープと馴染ませながら食べ進め、後ほど本格感のある中太麺と絡めていただくと、より一層肉の旨味が際立って楽しめるかと思われます!
また、こちらのやや大きめなメンマはコリコリとした食感が心地良く、メンマ特有の味付けはもちろん、素材本来の味わいなんかもしっかりと感じられ、今回の一杯にちょうど良いアクセントをプラスしているようです!
他にもこちらの“ねぎ”が使用されていて、ほどよいサイズにカットされたことでシャキシャキとした食感が印象的で、ちょうど良い薬味として今回の“激にぼ”を美味しく引き立て、後味さっぱりと感じさせる相性抜群な具材となっています!
スープについて
スープは、苦味のない煮干しの旨味をポークがコク深く引き立て、キリッとした“かえし(醤油ダレ)”とバランス良く馴染み、さらに鯖や昆布、鰹といった魚介の旨味が後押ししたことで深みのある繊細な味わいに仕上がり、煮干し感も強いんですが、決して煮干しだけが強烈に利いているわけではありません!
そして、コク深いポークをベースとしたことで厚みのある煮干し醤油となり、特に脂っこさといった感じも一切なく、ちょうど良い脂・油分として溶け込んだことで最後まで飽きることもありませんし、本格感のある味わいが存分に楽しめることと思われます!
というのも…“津軽ラーメン煮干し会”が監修しているだけあって醤油ダレのクオリティが非常に高く、塩気・旨味・コク深さなど全体のバランスがとにかく良いので、濃厚な煮干し系が好みの方でも納得の一杯であり、本格感のある中太麺との相性も抜群です!
まとめ
今回「日本うまいもん 青森津軽煮干しラーメン 激にぼ」を食べてみて、濃厚な煮干し系で大変人気を博するカップ麺のひとつ“激にぼ”を発売10周年を記念してさらに煮干し感をアップした一杯には…煮干しの旨味を丁寧に抽出し、コクのあるポークや魚介の旨味、そしてキリッとした醤油ダレをバランス良く合わせたことで煮干し好きにはたまらなく、食欲そそる煮干しの風味が香り立つ非常に満足度の高い一杯となっていました!
やはりこのフレーバーは間違いないですね!以前汁なしタイプも登場していましたが、絶妙なバランスで煮干し醤油ラーメンが再現されており、濃厚な煮干し系が好みの方ならかなりハマる一杯と言えるのではないでしょうか?
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