「やみつき屋 四川式汁なし担々麺」を食べてみました。(2024年10月7日発売・東洋水産)
この商品は、“味濃いめ”をキーワードに“やみつきになる味”をコンセプトとした“やみつき屋”シリーズの新フレーバーということで、今回はチキンベースに黒酢の酸味を合わせ、花椒とラー油による痺れる辛みがクセになる汁なしタイプの担々麺をカップ麺に再現、まさにやみつきになる旨辛な一杯、“やみつき屋 四川式汁なし担々麺”となっております。(値段:税別271円)
ご覧の通り、パッケージには“花椒とラー油を利かせた、刺激的でシビレる辛さがやみつきになる!”と記載されているように、今回の一杯には花椒による痺れとラー油による辛さを利かせたタレに仕上げたことで文字通りやみつきな味わいが楽しめるようです!
また、こちらには“やみつき屋”、“四川式汁なし担々麺”といったシリーズ名や商品名が記載されていて、実は2019年にも同等の商品が発売されており、麺量が20g増えた代わりに具材に味付豚肉とメンマが使用されていません!(四川式とは花椒をはじめ様々な香辛料によって痺れる辛さを意味します。)
他にも特徴として、麺は角刃の中太フライ仕様で、コシが強く食べ応えも抜群、そこにチキンの旨味に黒酢を合わせ、花椒とラー油による痺れる辛さを利かせたやみつき感のあるタレがよく絡み、本格的な味わいがボリューム感たっぷりと楽しめるというわけです!
濃厚なタレには花椒とラー油による痺れる辛みが利いているものの…チキンの旨味ということでこってり感が控えめで、比較的後味すっきりとした汁なし担々麺に仕上がり、ほどよい酸味に加えラー油に含まれる“ごま油”の風味が調理感をプラス、そこに120gのフライ麺が食欲をガツンと満たす食べ応え抜群な一杯となっていました!
「やみつき屋 四川式汁なし担々麺」とは?
今回ご紹介するカップ麺は、“やみつきになる味”をコンセプトとした“やみつき屋”シリーズの新フレーバーということで、チキンをベースに黒酢を合わせ、花椒とラー油による痺れる辛みを利かせたことによって中国料理の四川式に仕上げ、噛み応えのある角刃の中太フライ麺と相性良くマッチした旨辛で濃厚な一杯、“やみつき屋 四川式汁なし担々麺”となっています。
※売っている場所:今回はヨドバシの通販で購入
ちなみに、この“やみつき屋”シリーズとしては…“やみつき屋 激辛 辛味噌キムチ(2018年11月19日発売)”や“やみつき屋 四川式 汁なし担々麺(2019年1月21日発売)”、“やみつき屋 豚しお(2020年2月24日発売)”など…これまでも以下の通りリニューアルや再発売によって度々登場していて、そこまで頻繁に新フレーバーが発売されているわけではありませんが、文字通りやみつき感のある味わいでコンビニ流通もしていますから、ご存知の方も多いのではないでしょうか?
- やみつき屋 辛味噌キムチ(2017年6月26日発売)
- やみつき屋 汁なし担々麺(2018年1月15日発売)
- やみつき屋 激辛 辛味噌キムチ(2018年11月19日発売)
- やみつき屋 四川式 汁なし担々麺(2019年1月21日発売)
- やみつき屋 豚しお(2020年2月24日発売)
- やみつき屋 旨辛スタミナ中華(2022年8月15日発売)
- やみつき屋 シビレる辛さたっぷりひき肉濃厚担々麺(2022年12月26日発売)
- やみつき屋 セアブラック(2023年5月22日発売)
- やみつき屋 にぼ玉(2023年6月19日発売)
- やみつき屋 辛味噌キムチ(2023年7月3日発売)
- やみつき屋 牛だし旨辛ユッケジャン味ラーメン(2024年6月3日発売)
それでは、今回の“やみつき屋 四川式汁なし担々麺”がどれほどチキンをベースに黒酢の酸味を合わせ、花椒とラー油による痺れる辛さを利かせたやみつき感のある味わいに仕上がっているのか?具材に使用されている味付挽肉と“ねぎ”との兼ね合いはもちろん、なんと言っても噛み応え抜群な角刃の中太フライ麺との相性やバランスなどなど…じっくりと確認していきたいと思います!
カロリーなど栄養成分表について
では気になるカロリーから見てみましょう。
ご覧の通り743kcalとなっております。(塩分は4.6g)
カロリーは汁なしタイプのカップ麺・大盛り仕様ということもあってかなり高めな数値のようですが、一方で塩分はこのボリュームを考慮するとやや低めな数値となっています。
ちなみに1食155g、麺の量は120gとのこと!
原材料について
では原材料も見てみます。
タレには、植物油や香味油脂をはじめ…
- チキンエキス
- 米黒酢
- ねりごま
- 食塩
- 香辛料(唐辛子、ガーリックパウダー、花椒)
- ごま
といった、チキンをベースに汁なし担々麺らしく練り胡麻のコクも加わり、黒酢の酸味や四川式らしい痺れる辛さで雰囲気あるアクセントをプラス、濃厚ながらも最後まで飽きの来ない本格感のある味わいを想像させる材料が並びます。
※製造工場:東洋水産株式会社 関東工場(群馬県)
JANコード 4901990378130 原材料名油揚げめん(小麦粉(国内製造)、植物油脂、精製ラード、食塩、植物性たん白、しょうゆ、香辛料、粉末野菜、卵白)、添付調味料(植物油、香味油脂、チキンエキス、米黒酢、ねりごま、食塩、ぶどう糖果糖液糖、デキストリン、香辛料(唐辛子、ガーリックパウダー、花椒)、酵母エキス、ごま)、かやく(味付挽肉、ねぎ)/加工でん粉、調味料(アミノ酸等)、カラメル色素、炭酸カルシウム、乳化剤、酒精、かんすい、増粘多糖類、パプリカ色素、酸化防止剤(ビタミンE、ローズマリー抽出物)、香辛料抽出物、ビタミンB2、ビタミンB1、(一部に小麦・卵・ごま・大豆・鶏肉・豚肉を含む)
栄養成分表示 [1食 (155g) 当たり]
熱量 743kcal たんぱく質 14.3g 脂質 39.8g 炭水化物 81.8g 食塩相当量 4.6g ビタミンB1 0.53mg ビタミンB2 0.50mg カルシウム 310mg
開封してみた
フタを開けてみると、ご覧の通り液体スープ、かやく、粉末スープといった3つの調味料などが入っています。
そしてこちらが今回使用された調味料などの3パックとなっていて、特に液体スープは汁なし担々麺の割に味噌や豆板醤などが使用されていないせいか非常にサラッとした状態でしたので、調理中はフタの上で軽く温めておくと良いでしょう!
また、麺はご覧の通り角刃の中太フライ仕様で、ほどよく味付けが施され、もっちりとした弾力とほどよいコシを併せ持つ食べ応え抜群な食感に期待できそうです!
調理してみた
ではまず、“かやく”を入れてみます。
そして、具材には…
- 味付挽肉
- ねぎ
が入っています。
続いて熱湯を注ぎ4分待ちます。(必要なお湯の目安量:720ml)
その後しっかりと湯切りをしたところがこちら!
先ほどまでの麺や各種具材がふっくらとした仕上がりとなり、まだ液体スープと粉末スープを加える前の状態ではありますが、チキンをベースに黒酢を合わせ、花椒とラー油による痺れる辛さがクセになるシリーズらしい濃厚な一杯…といった印象の出来上がりです。
ではここに先ほどの液体スープを加えていきます!
すると…チキンの旨味などを含むサラッとしたスープがたっぷりと出てきますので、しっかりと絞り込んで入れていきましょう!ただ、この時点ではそこまで特徴的な風味は感じられません!
そして液体スープが全体に馴染んだら、続いて粉末スープを加えていきます!
こちらは花椒などの香辛料を多く含んでいるようで、四川式ならではの雰囲気ある香りが広がっていき、濃厚ながらも広く知られるこってりとした汁なし担々麺とは若干異なる仕上がりのようです!
では、よーくかき混ぜてみます!
そして全体が馴染むと…液体・粉末のWパック仕様によって濃い目の味が見た目からも伝わり、花椒とラー油による後引く辛さがちょうど良いアクセントをプラスし、原材料でも確認できたように味噌や豆板醤などが使用されていませんから、思ったより後味すっきりとしたテイストがボリューム感たっぷりと楽しめそうです!ただ、具材は若干少な目…
「やみつき屋 四川式汁なし担々麺」を食べてみた感想・レビュー
一口食べてみると…汁なし担々麺らしく練り胡麻も利いてはいますが、今回は“四川式”ということもあって花椒とラー油による“麻辣味”の刺激的な味わいが後味すっきりと再現されていて、濃厚ながらも最後まで飽きの来ない“やみつき”な仕上がりとなっているようです!
そのため、今回の一杯は黒酢の酸味はもちろん、花椒とラー油による刺激的な辛さがちょうど良いアクセントをプラスし、花椒の爽やかな風味が相性良くマッチしたことによって本格感のある四川式汁なし担々麺が気軽に楽しめることでしょう!
ただ、強いて言えばラー油に含まれる“ごま油”の風味が個人的に気になるところで、お好みによっては味噌や豆板醤などをちょい足ししてみても良いかもしれません!しかもベースはチキンですから、濃厚とは言え良い意味での脂っこさが物足りなさを感じさせます!
麺について
麺は、ご覧の通り角刃の中太フライ仕様で、ほどよい弾力とガシッとしたコシを併せ持ち、麺量も120gとボリューム感に関しても申し分ありません!
そんな麺には、チキンをベースに黒酢を合わせ、花椒やラー油の痺れる辛さを利かせた濃厚なタレがよく絡み、練り胡麻のコクや四川式ならではの痺れる辛さなどが口いっぱいに広がっていき、花椒の爽やかな風味やフライ麺特有の香ばしさが後味良く抜けていきます!
トッピングについて
トッピングにはまず、やや小ぶりの味付挽肉が入っていて、じっくりと味わってみると…ほどよく味付けされた肉の旨味が滲み出す仕上がりでしたので、単品で味わうというよりも全体を混ぜながら食べ進め、後ほど噛み応えのある中太麺と絡めていただくと、より一層肉の旨味が際立って楽しめるかと思われます!
また、こちらの“ねぎ”は大きめにカットされているものの、そこまでシャキシャキ感はなく、ちょうど良い薬味として今回のタレを美味しく引き立てる相性抜群な具材となっています!
タレについて
タレは、チキンの旨味に黒酢を合わせ、花椒とラー油の痺れる辛さがクセになる濃厚な味わいに際立っているものの、イメージしているような味噌や豆板醤などが使用されていないせいか、割と後味すっきりとした仕上がりとなっています!
そして気になる辛さは、花椒とラー油に加えて唐辛子も使用したことで刺激ではありますが、激辛というほどではなく、後引く旨味に伴ったちょうど良いアクセント程度で、むしろ食欲そそる辛さでしたので、そこまで気にすることなく“四川式汁なし担々麺”が楽しめることと思われます!
まとめ
今回「やみつき屋 四川式汁なし担々麺」を食べてみて、文字通り“やみつきになる味”をコンセプトにした“やみつき屋”シリーズから登場した新フレーバーは…チキンをベースに黒酢の酸味を合わせ、花椒やラー油の痺れる辛さをバランス良く利かせた濃厚かつクセになるタレに仕上げ、そこに角刃の中太フライ麺が食欲をガツンと満たす本格感のある一杯となっていました!
そのため、汁なし担々麺の特徴でもある濃厚でこってりな味わいというよりも、痺れる辛さの“四川式”を全面に押し出したことによって後味すっきりとした仕上がりが印象的で、旨味の利いた刺激的なテイストが存分に楽しめるのではないでしょうか?
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