「激めん ワンタンメン」を食べてみました。(1978年11月発売/2019年9月23日リニューアル発売・東洋水産)
この商品は、北海道では特に馴染み深い“激めん ワンタンメン”シリーズの元祖とも言うべき一杯で、40年以上もの長い間愛され続け、これまでも何度となくリニューアルを繰り返し、さらに2019年9月23日にはワンタンのサイズを大きくし、食べ応えをアップさせて改めて発売された一杯、“激めん ワンタンメン”となっております。(税抜き193円)
ご覧の通り、パッケージには紫を基調にアクセントとして赤や黄色を使用した“激めん”のイメージにふさわしい配色とシリーズのロゴがあしらわれ、個人的にもかなり昔から見慣れたデザインはそのまま変わらず、醤油ベースの後味すっきりとした味わいがシンプルだからこそ飽きることなく楽しめる…そんな安定感のある仕上がりがロングセラー商品の理由のひとつなのかもしれません!
また、こちらには、香辛料を利かせたことによるキレの良い口当たりといった仕上がりイメージなんかも掲載されていて、これを見る限り具材には…ワンタン・味付メンマ・なるとが使用されているようです!
そしてその特徴としては…キレの良い後味すっきりとした醤油スープにガーリックとジンジャーといった香味野菜の旨味を利かせ、ほどよい香辛料が後引く美味しさを引き立て、商品名である“激麺 ワンタンメン”らしく口当たり滑らかなワンタンをたっぷり使用し、さらにレトルト仕様のメンマの風味や味わいがより一層臨場感を増すシンプルながらも食べ飽きないクセになる仕上がりとなっています!
そもそもこの“激めん ワンタンメン”とは…このロゴの印象から激辛な味わいといったイメージを持たれるかもしれませんが…決してそういった意味ではなく、若者に向けて“激しく生きてほしい”というメッセージが込められ、“感激するうまさ”といった意味も含んだシリーズとなっています!
その第1弾として登場したのが今回ご紹介する元祖“激めん ワンタンメン”で、発売されたのは1978年11月、北海道をメインに東日本(静岡以東)限定だった限定で発売され、その後発売40周年を迎える2018年10月1日に“激めん ワンタンメン”のリニューアルとともに新登場した“激麺 ワンタンメン みそ”と“激めん ワンタンメン 豆乳担々麺”の発売を機にその販売エリアを全国に拡大しているため、道外でもご存知の方も多いのではないでしょうか?
※北海道限定の“カップ焼そば”と言えば…お馴染み“やきそば弁当”なんかも発売されています!
そのため北海道の方としては非常に馴染み深いシリーズであり、私も含め昔から何度も味わっているという方も多いかと思われる北海道のソウルフードとも言える一品です!(特に“まめ激めんワンタンメン”辺りは“おにぎり”との相性なんかも良いんですよね。。)
他にも特徴として…麺には香味野菜とポークの旨味を練り込んだ風味豊かな中細仕様の油揚げ麺が採用されていて、ほどよい弾力あるすすり心地抜群な食感に仕上がり、使用されているメンマはレトルト仕様ということで、味付けや素材本来の旨味がより一層美味しく感じられ、それによってに後味すっきりとしたスープに利いた旨味に食欲そそる風味が加わり、最後まで飽きることなく楽しめる仕上がりとなっているわけです!
香辛料の利いたキレのある口当たりが印象的な醤油スープには…ガーリックとジンジャーなどの香味野菜や昆布といった旨味がほどよく利き、シンプルながらも食べ飽きることのない味わいが表現され、そこにつるっと滑らかな食感が特徴的な大きいワンタンがたっぷりと使用され、ほどよい弾力ある中太麺とよく絡む仕上がりは食べ飽きることのないロングセラー商品ならではの一杯となっていました!
これは特に、キレの良い醤油スープに食感豊かなワンタンや麺を気軽に楽しみたい時におすすめの一杯と言えるでしょう。
激めん ワンタンメン
今回ご紹介するカップ麺は、1978年に登場した地域限定の“激めん ワンタンメン”シリーズ第1弾となる商品で、これまでは北海道を中心にお馴染みの商品として親しまれてきましたが、発売40周年を迎える2018年10月1日を機に販売エリアを全国に拡大し、さらに2019年9月23日にはワンタンのサイズを大きく改良して改めてリニューアル発売されている滑らかなワンタンと後味すっきりとした醤油ベースのスープが特徴的な一杯、“激めん ワンタンメン”となっています。
ちなみに、この“激めん ワンタンメン”、最近で言うと“激めん ワンタンメン”と“激めん ワンタンメン 豆乳担々麺”のリニューアルとともに新フレーバーとなる“激めん ワンタンメン えびみそ味”が2019年9月23日に発売されていて、他にも…
- 激めんワンタンメン スープカレー(2011年6月20日発売)
- 大盛激めん ワンタンメン(2014年10月27日発売)
- 五目あんかけ風 激めんワンタンメン(2016年9月5日発売)
などが発売されていて、特に“大盛激めん ワンタンメン”に関しては、今回ご紹介する“激めんワンタンメン”を単純に大盛り仕様としただけでなく、更に鶏挽肉を加えおり、満足感をアップした一工夫感じられるバリエーション豊かな商品展開を行っています!
※この“大盛激めん ワンタンメン”も同じく2019年9月23日に北海道地区にてリニューアル発売されています!
そして現段階でシリーズのラインアップは通常の“激めん ワンタンメン”に加え、“大盛激めん ワンタンメン”や“まめ激めん ワンタンメン”といったサイズ違いや…
といった計5商品となっています!(以前までラインアップとして取り扱いされていた“激麺 ワンタンメン みそ”が外されているようですね!)
それでは、今回の“激めん ワンタンメン”がどれほどキレの良い香辛料が利いているのか?ロングセラー商品ならではの飽きの来ない旨味の利かせ具合はもちろん、食感滑らかなワンタンの仕上がり具合やレトルト仕様のメンマに関する味付けや味わい、そしてなんと言っても香味野菜やポークなどの旨味を練り込んだ麺との相性などなど…じっくりと確認していきたいと思います!
カロリーなど栄養成分表について
では気になるカロリーから見てみましょう。
ご覧の通り388kcal(めん・かやく353kcal / スープ35kcal)となっております。(塩分は5.2g)
カロリーは、後味すっきりとした醤油ベースのスープということもあって低めの数値のようですが、塩分に関しては平均的といったところ。
ちなみに1食当たり92g、麺の量は60gとのこと。
また、カロリーの内訳を見てみると…スープは35kcalと割と低めな数値となっていることからも後味すっきりとした軽やかでシンプルな味わいにもかかわらず飽きの来ない醤油ならではのキレとコクが野菜や昆布の旨味によって引き立てられ、さらに香辛料を利かせたキリッと整った味わいをイメージさせますね!
原材料について
では原材料も見てみます。
スープには、“しょうゆ”や食塩をはじめ…
- 香辛料
- 粉末野菜
- こんぶエキス
- ねぎ
といった、野菜や昆布の旨味をほどよく利かせたキレのある醤油スープに仕上がり、香辛料によって後味すっきりとした味わいに際立った飽きの来ないスープを想像させる材料が並びます。
また、麺の項目にはポークエキスや香辛料、粉末野菜など味付けが施されていることが伝わって来る材料がしっかりと記載されていますね!
JANコード 4901990364263 原材料名油揚げめん(小麦粉(国内製造)、植物油脂、食塩、ポークエキス、香辛料、卵白、粉末野菜)、かやく(ワンタン、味付メンマ、なると、香辛料)、添付調味料(しょうゆ、食塩、たん白加水分解物、砂糖、香辛料、粉末野菜、こんぶエキス、ねぎ、酵母エキス)/加工でん粉、調味料(アミノ酸等)、炭酸カルシウム、カラメル色素、かんすい、増粘多糖類、酸化防止剤(ビタミンE)、クチナシ色素、ベニコウジ色素、酸味料、香辛料抽出物、ビタミンB2、ビタミンB1、(一部に小麦・卵・乳成分・大豆・豚肉・ゼラチンを含む)
栄養成分表示 [1食 (102g) 当たり]
熱量 388kcal
めん・かやく: 353kcal
スープ: 35kcalたん白質 8.7g 脂質 18.3g 炭水化物 47.1g 食塩相当量 5.2g
めん・かやく: 1.5g
スープ: 3.7gビタミンB1 2.38mg ビタミンB2 0.27mg カルシウム 129mg
開封してみた
フタを開けてみると、ご覧の通り粉末スープ、かやく調理品といった2つの調味料などが入っています。
そして、こちらが今回使用されている調味料などの2パックとなっていて、特に“かやく調理品”にはレトルト仕様によるメンマが含まれていて、見るからに厚みもありサイズも大きな具材となっていることから、メンマならではの味付けや風味なんかもキレのある“激めん”ならではのスープを引き立てているように感じられますね!
また、具材には今回のリニューアルによってサイズを大きくしたつるっと滑らかな食感が特徴的なワンタンがゴロゴロとすでにはいっています!
さらに、麺はご覧の通り中太仕様の油揚げ麺となっていて、すすり心地も良く、ほどよい“ちぢれ”を付けたことによってスープもしっかりと絡むことによって一口ずつに感じられる満足度は想像以上に大きなものと思われます!
調理してみた
ではまず、先ほどの粉末スープを入れてみます。
ちなみにこの“激めん ワンタンメン”は、何かに突出した味わいというわけではありませんので、粉末スープからもそこまで特徴的な風味などは感じられません!どちらかと言うと…シャープな飲み口といったキレのある香辛料の風味が若干感じられる程度となっています!
では続いて熱湯を注ぎ3分待ちます。(必要なお湯の目安量:410ml)
そして出来上がりがこちら!
先ほどまでの麺やワンタンがふっくらとした仕上がりとなり、中太麺にはほどよい弾力やコシが加わり、香辛料の利いたキレの良い後味すっきりとした醤油ベースの一杯…といった印象の出来上がりです。
では、よーくかき混ぜてみましょう。
そしてスープが全体に馴染み、先ほどの“かやく調理品(メンマ)”を添えて完成です!(メンマはお湯を入れる前に入れて温めておいても良いですが、メンマの味わいや風味がスープに馴染む前の味わいを楽しむなら後入れでも良いでしょう。)
…というかサイズを大きくしたというワンタンの存在感といい、メンマのサイズ感といい、しっかりとした食べ応えはもちろん、様々な食感が香辛料の利いたキレの良いスープと楽しめる仕上がりは税抜き価格193円にしては割とCP高く感じられるのではないでしょうか?
しかもこのロングセラー商品“激めん ワンタンメン”は年中通して発売されていますから、スーパーなどでは大量受注によってかなり割安で購入することもできるため、食べ飽きないあじということもあって買い溜めしている方も多いかもしれません!
食べてみた感想
一口食べてみると…濃い目の醤油スープには香辛料がしっかりと利かせているため、キレの良い口当たりが非常に印象的で、さらっとしたスープではありますが、原材料にも記載されていたようにガーリックとジンジャーをはじめ、野菜や昆布といったほどよい旨味が物足りなさを感じさせることなくシンプルながらも飽きの来ない後味すっきりとした味わいに仕上がっています!
そのため、ストレートに旨味が伝わって来るスープとなり、当然脂っこさといった感じも一切ありませんから、香味野菜の利いた醤油スープとともにつるっと滑らかなワンタンや風味豊かなしっかりと味付けされたメンマの美味しさを堪能することができるでしょう!
麺について
麺は、ご覧の通り軽くウェーブの付いた中太仕様となっていて、すすり心地も良く、ほどよい弾力とコシが楽しめるすっきりとしたスープとも相性の良い仕上がりとなり、こちらにも味付けが施されたことによってスープとの馴染みも良く、さりげなく旨味を引き立てる組み合わせとなっているようですね!
そんな中太麺には…香味野菜や昆布の旨味を利かせたキレの良い醤油スープがよく絡み、一口ずつにシンプルながらも物足りなさを感じさせない深みのある味わいが口いっぱいに広がっていき、ジンジャーやガーリックなど香味野菜やメンマの風味が後味良く抜けていきます!
トッピングについて
トッピングにはまず、なんと言ってもこちらリニューアルによってさらにサイズ感を増したつるっと滑らかな食感が印象的なワンタンが入っていて、使用されている数に関しては全く申し分ありませんが、食べはじめは餡の部分が若干湯戻りが完全ではない様子でしたので、先に伸びやすい麺から楽しみ、ワンタンはスープ底に沈めておいて旨味を滲み出してもらうと良いでしょう!
そして後々餡がしっかりと湯戻りされたら、ほどよく味付けされた中太麺と絡めて食べてみると…これまた違った食感が同時に楽しむことができ、濃い目・キレの良い醤油スープとの相性なんかも抜群です!
また、こちらのレトルト仕様のメンマも上記のワンタンと同じく非常にサイズも大きく、使用されている数も多く、個人的にメンマ好きということもあって味付け・素材本来の味わい、そしてコリコリ感と柔らかさの中間あたりの絶妙な仕上がりによってスープにも旨味・風味が際立ち、より一層“激めん ワンタンメン”の醍醐味を楽しむことができるでしょう!
さらに、こちらの“なると”は、味付け自体は感じられないものの…若干サイズも大きく、今回の一杯に対して華やかな見た目としてのちょうど良いアクセントがプラスされているようです!
スープについて
スープは、先ほどもお伝えした通りガーリックやジンジャーといった香味野菜や昆布の旨味を利かせたシンプルながらも醤油スープらしいキレとコクを引き立てる後味すっきりとした味わいに仕上がっています!
そして、ほどよく香辛料を加えているため、味にキリッとした飽きの来ない抜けの良さが際立ち、ロングセラー商品らしい食べ飽きることのない…香味野菜によるほどよい旨味と体温まる味わいが表現されています!
これは思ったよりも醤油の味が濃いめに表現されていて、レギュラーサイズ以外にも小さいサイズの“まめ激めん ワンタンメン”がコンビニなどでもよく陳列されていますから、“おにぎり”のお供やもう一品加えたい時なんかにもちょうど良いんですよね!
また、原材料を見てわかるように、この“激めん ワンタンメン”は動物系の脂っこさを利かせた味わいといった方向性のテイストではなく、香味野菜や昆布の旨味が引き立ったキレの良い口当たりが特徴的な醤油スープに仕上がり、まさに飽きの来ない後味すっきりとした一杯だからこそのロングセラー商品でもあり、滑らかな食感のワンタンとの相性やメンマの味わい・風味なんかも際立つんですよね!
さらに、食べ進めていくに連れてメンマやワンタン、ほどよく味付けが施された麺からも旨味が滲み出し、想像以上に満足度も増していく…そんな道民のソウルフードが“激めん ワンタンメン”というわけです!そんな一杯が道外ではどういった反応なのか?個人的に気になるところでもあります。。
このように、今回の“激めん ワンタンメン”は、ジンジャーやガーリック、昆布の旨味を利かせた醤油ならではのキレのある口当たりが印象的な仕上がりとなり、食感滑らかなワンタンやレトルト仕様のメンマによる組み合わせは、物足りなさを感じさせない後味すっきりとした仕上がりとなっていたため、お好みによってはさらにペッパー系の香辛料を追加してみても良いでしょう!
まとめ
今回「激めん ワンタンメン」を食べてみて、ベースとなる味わいは基本的に醤油ならではのキレが印象的で、そこにジンジャーやガーリック、さらに昆布の旨味を利かせた後味すっきりとした味わいといったシンプルながらも物足りなさを感じさせない仕上がりとなり、そこに食感滑らかなワンタンや味付け・風味豊かなメンマが合わさったことで、想像以上にクセになる一杯となっていました!
このように、この“激めん ワンタンメン”シリーズはこれまでも様々なテイストのフレーバーを発売してきましたが、やはりレギュラー商品であるこの一杯はシンプルでありながらも十分満足のいく味わいと飽きの来ない仕上がりによって定期的に味わいたくなるカップ麺のひとると言えるのではないでしょうか?
ということで、気になる方はぜひ食べてみてくださいねー!それでは!
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