「ペヤング キクラゲとたまごのやきそば」を食べてみました。(2023年10月16日発売・まるか食品)
この商品は、中華屋の“キクラゲとたまごの中華炒め”をイメージしたもので、塩ベースにチキンの旨味を利かせ、オイスターソースや香辛料で中華風のテイストを表現、具材にはふんわりとした卵やコリコリ食感のキクラゲを豊富に使用し、そこにラードを使用した油で揚げた麺から滲み出すラードの旨味や香ばしさが相性良くマッチしたことで最後まで飽きの来ない臨場感溢れる一杯、“ペヤング キクラゲとたまごのやきそば”となっております。(値段:税別214円)
ご覧の通り、パッケージには“キクラゲとたまごのやきそば”といった今回の商品名が記載されており、背景のデザインや“ペヤング飯店”の文言がいかにも大衆的な中華屋をイメージさせ、塩ベースの雰囲気あるソースが各種具材やフライ麺と相性良く馴染んだ美味しさが“焼そば”としてアレンジされているものと思われます!
ちなみに今回のパッケージには特に仕上がりイメージが掲載されていないんですが、原材料を見る限り具材には…卵・キクラゲ・“ねぎ”が使用されていて、直接ソースの美味しさに影響しないものの、中華料理の雰囲気にぴったりな具材ですから、しっかりと全体を混ぜながら食べ進めていきたいところ!
他にも特徴として…麺は“ペヤング”シリーズお馴染みのラードを使用した油で揚げたフライ麺が採用されていて、食べ進めていくに連れてラードの旨味・香ばしさが滲み出し、それによって塩ベースにチキンの旨味を利かせた素朴ながらも“キクラゲとたまごの中華炒め”の味わいを“カップ焼そば”にアレンジ・再現したやみつき感のある美味しさが最後までじっくりと楽しめるというわけです!
塩ベースにチキンを利かせ、さらにオイスターソースと香辛料で味を調えたことによって旨味の強い中華風の味わいに仕立て上げ、シンプルながらも意外と複雑で繊細なテイストとなっており、さらにふんわりとした卵やコリコリ食感のキクラゲがちょうど良い雰囲気やアクセントをプラス、思ったよりオイリーなチキンエキス植物油脂によって最後まで麺をパサつかせることもなく、食べ進めていくに連れて満足度も増していく…そんな本格感のある旨味溢れる仕上がりとなっていました!
ペヤング キクラゲとたまごのやきそば
今回ご紹介するカップ麺は、お馴染み“ペヤング”シリーズの新商品ということで、塩ベースにチキンの旨味を利かせ、オイスターソースや香辛料で雰囲気ある“キクラゲとたまごの中華炒め”の味わいをカップ麺にアレンジ、具材には卵・キクラゲ・“ねぎ”を使用、そこにシリーズらしいラードを使用した油で揚げた麺から滲み出すラードの旨味や風味が相性良くマッチした間違いない一杯、“ペヤング キクラゲとたまごのやきそば”となっています。
※売っている場所:今回はヨドバシの通販で購入
ちなみに“ペヤング”シリーズとしては、2023年4月24日に発売された“ペヤング 炎のネギ辛やきそば”から約2ヶ月半も新商品が発売されていませんでしたが…ここ最近になって“ペヤング 超大盛たこ焼き風やきそば どろソース付き(2023年9月11日発売)”や“ペヤング アッラ・ナポレターナやきそば(2023年9月18日発売)”、“ペヤング 通称ガリぺ風やきそば(2023年9月25日発売)”や“ペヤング 中華あんかけ風やきそば(2023年10月2日発売)”など、また頻繁に発売されるようになっています!
このように“ペヤング”シリーズにはレギュラーサイズとして激辛なテイストから突拍子もない企業・メーカーとのコラボだったりと様々なフレーバーが発売されており、他にもボリューム感のある“超大盛”シリーズや“GIGAMAX”・“ペタマックス”シリーズなど…その種類は非常に多岐に渡り、2022年も様々なフレーバーが登場したように発売48年を迎える2023年もまだまだ期待したいところ!
※“ペヤング ソースやきそば”は1975年(昭和50年)3月に発売されました。
他にも、ここ数年の“ペヤング”シリーズ一覧は下記の記事にもまとめてありますので、ぜひご覧ください!やはり“ペヤング”は改めて見ると多種多様なフレーバーが数多く登場していて面白いです!
それでは、今回の“キクラゲとたまごのやきそば”がどれほど塩ベースにチキンの旨味を利かせ、オイスターソースや香辛料で中華風の雰囲気あるソースに仕上がっているのか?ふんわりとした卵やコリコリ食感のキクラゲとの兼ね合いはもちろん、なんと言ってもシリーズらしいラードを使用した油で揚げたことによるフライ麺から滲み出す旨味や香ばしさとの相性やバランスなどなど…じっくりと確認していきたいと思います!
カロリーなど栄養成分表について
では気になるカロリーから見てみましょう。
ご覧の通り552kcalとなっております。(塩分は2.8g)
カロリーは、汁なしカップ麺(カップ焼そば)ながらもレギュラーサイズとしては若干高めな数値のようですが、一方で塩分はかなり低めな数値となっています。
ちなみに1食当たり114g、麺の量は90gとのこと。
原材料について
では原材料も見てみます。
ソースには、チキンエキスや植物油脂をはじめ…
- 食塩
- しょうゆ
- 香辛料
- オイスターソース
といった、塩ベースにチキンの旨味を利かせ、オイスターソースや香辛料で味を調えたことによって大衆的な中華屋で食べる“キクラゲとたまごの中華炒め”をアレンジ、さらに具材に使用されている卵やキクラゲが相性良くマッチしたことによって食べ進めていくに連れて満足度も増していく…そんな素材本来の旨味を存分に活かした濃いめな味わいを想像させる材料が並びます。
※製造工場:まるか食品 赤堀工場(群馬県)
JANコード 49 02885 01010 4 原材料名油揚げめん(小麦粉(国内製造)、植物油脂、ラード、しょうゆ、食塩、香辛料)、添付調味料(チキンエキス、植物油脂、糖類、たん白加水分解物、食塩、しょうゆ、香辛料、オイスターソース)、かやく(卵、キクラゲ、ネギ)/調味料(アミノ酸等)、トレハロース、酒精、増粘多糖類、加工デンプン、ソルビトール、香料、カロチノイド色素、グリセリン、酸化防止剤(ビタミンE)、かんすい、リン酸Na、香辛料抽出物、ビタミンB₂、(一部に小麦・卵・ごま・大豆・鶏肉を含む)
栄養成分表示 [1食 (114g) 当たり]
熱量 552kcal たん白質 9.2g 脂質 31.0g 炭水化物 59.1g 食塩相当量 2.8g
開封してみた
フタを開けてみると、ご覧の通りソース、“かやく”といった2つの調味料などが入っています。
そしてこちらが今回使用されている調味料などの2パックとなっていて、特にソースに関しては塩ベースにチキンの旨味を利かせたソースということで非常にサラッとした状態でしたので、調理中はフタの上で軽く温めておく程度で十分かと思われます!
また、麺はご覧の通り“ペヤング”ならではのラードを使用した油揚げ麺が同じく採用され、これによって塩ベースにチキンの旨味を利かせ、オイスターソースや香辛料を加えた中華風のソースが相性良く馴染む香ばしい仕様となっているようです!
調理してみた
ではまず、かやくを入れてみます。
そして、かやくには…
- 卵
- キクラゲ
- ねぎ
が入っています。
“キクラゲとたまごのやきそば”というだけあって卵とキクラゲが豊富に使用されているのが印象!
では、熱湯を注ぎ3分待ちます。(必要なお湯の目安量:480ml)
そして出来上がりにしっかりと湯切りをしたところがこちら!
では、ここに先ほどの“ソース”を加えていきます!
ちなみにこのソースは塩をベースにチキンの旨味を利かせ、他にもオイスターソースや香辛料で味を調えたシンプルながらも雰囲気あるテイストで、やはりパッケージのイメージ通り中華風の雰囲気ある香りが広がっていき、若干トロッとしていますが…特別粘度が高い仕様というわけでもありませんので麺との馴染みも良さそうです!
では、よーくかき混ぜてみましょう。
やはりソースは若干トロッとしているものの…思ったよりすんなりと麺に馴染んでいきます!そして商品名の“キクラゲとたまごのやきそば”からは味がイメージできないかもしれませんが、実際には“キクラゲとたまごの中華炒め”というよりも塩味の“中華風焼そば”といった印象で、チキンエキスも割とオイリーな感じです!
こうしてソースが全体に馴染むと…先ほどまでの濃いめな色合いは落ち着き、なんと言ってもオイスターソースや香辛料が加わったことで雰囲気ある香りが広がっていき、調理感のあるオイリーな感じも良いですね!他にもラードの香ばしさなんかもバランス良く融合しているようで、具材として豊富に使用されている卵やキクラゲにもソースが絡むことで中華風のテイストがたっぷりと楽しめる仕上がりとなっています!
食べてみた感想
一口食べてみると…塩ベースとは言え、決してあっさりしているわけではなく、チキンの旨味エキスが割と良い脂・油分としてソースに馴染み、物足りなさを感じさせないコクがプラスされ、特にオイスターソースや香辛料が中華風のテイストへと際立たせ、塩気といい旨味といい、ちょっとした“つまみ”にもぴったりな濃いめの味わいとなっており、想像以上に本格感のある仕上がりが特徴的といったところ!
そのため、ソースは味も濃いめなのでちょうど良いメリハリが付き、比較的シンプルで素朴な構成の割に複雑で繊細な味わいにも感じられ、さらに具材に使用された卵やキクラゲにもソースがしっかりと絡み、雰囲気ある味が存分に堪能できることに間違いなく、そこにラードを使用した油で揚げた麺から滲み出す旨味や香ばしさとも絶妙にマッチしたことで最後まで飽きることもありません!
また、そもそも定番とも言える“キクラゲとたまごの中華炒め”をイメージしたフレーバーですから…風味や旨味ともに申し分なく、ある意味シリーズらしくない普通に美味しい本格的な一杯で、中華料理の雰囲気漂う味わいは幅広い層に好まれ、オイリーとは言え脂っこさといった感じでもありませんので、ついつい箸が止まりません。。これはお好みでペッパー系の香辛料を加えてみても良いでしょう!
麺について
麺は、ご覧の通りシリーズらしいやや細めのフライ仕様となっていて、すすり心地も非常に良く、ラードを使用した油で揚げたことによってラードの旨味・香ばしい風味が調理感や臨場感をプラス、今回の“キクラゲとたまごのやきそば”といった中華風のフレーバーにもぴったりな仕上がりとなっています!特にチキンエキスのオイリー感やオイスターソースや香辛料が中華風をうまく演出しているようです!
そんな麺には、塩ベースにチキンの旨味を利かせ、オイスターソースや香辛料で味を調えた雰囲気ある濃いめのソースがよく絡み、中華風の香りやラードならではの香ばしさが後味良く抜けていきます!
トッピングについて
トッピングにはまず、こちらの卵が使用されていて、見た通りふんわりと柔らかな食感が印象的で、味付け自体はそこまで感じられませんが…彩りとしてのアクセントをプラスし、さらにこちらにも塩味の焼そばソースがしっかりと絡むことで卵そのものも美味しく感じられる相性抜群な具材となっています!
また、こちらのキクラゲは、使用されている数・サイズともに申し分なく、コリコリとした食感が心地良く、今回の一杯にちょうど良いアクセントをプラスしているようです!
他にもこちらの“ねぎ”が使用されていて、やや小さめにカットされているものの…シャキシャキとした食感があり、ちょうど良い薬味となったことで今回の“キクラゲとたまごのやきそば”の美味しさを引き立て、さらに後味さっぱりと感じさせる相性抜群な具材となっています!
ソースについて
ソースは、塩ベースにチキンの旨味を利かせ、オイスターソースや香辛料で味を調えたことによって思いのほかコク深く、オイスターソースがちょうど良い中華感を表現、そこに香辛料をさり気なく利かせたことによってメリハリが付き、オイリーな脂・油分が調理感を際立たせているように感じられます!
そのため、割と本格的な“キクラゲとたまごの中華炒め”といった印象で、もちろん物足りなさといった感じはありませんし、麺から滲み出すラードの風味が絶妙にマッチした安定感のある美味しさがじっくりと楽しめるかと思われ、オイスターソースや香辛料を加えた中華風のソースとバランス良く馴染んだことによって想像以上のクオリティで、幅広い層に好まれる満足度の高い一杯と言えるのではないでしょうか?
ただ、そういった意味では今回の“キクラゲとたまごのやきそば”は、“ペヤング”シリーズとしては比較的無難なフレーバーのひとつで、特に奇抜なテイストというわけではありませんが…本格的な調味料や香辛料を使用したことで臨場感溢れる中華風の味わいを“カップ焼そば”に再現し、雰囲気ある美味しさがクセになる一杯で、ついつい箸が止まらなくなりますね。。(見た目よりも味付けが濃いめに施されており、ほどよいオイリー感がたまりません!)
まとめ
今回「ペヤング キクラゲとたまごのやきそば」を食べてみて、大衆的な中華屋で食べる“キクラゲとたまごの中華炒め”といったパッケージのイメージ通り中華風のテイストを再現した一杯には…塩ベースにチキンの旨味を合わせ、オイスターソースや香辛料で味を調えたことによって本格感のある味わいに仕上げ、思いのほかオイリーな脂・油分が麺にコーティングされたことで麺が最後までパサつくこともなく、塩ならではの後味の良さ・香辛料によるキリッとした口当たりがバランス良く融合し、幅広い層に好まれる風味豊かな仕上がりで最後まで飽きることもなく、なんと言ってもラードを使用した油で揚げたフライ麺と相性良くマッチした満足度の高い味わいとなっていました!
また、“キクラゲとたまごのやきそば”というだけあって卵とキクラゲが豊富に使用されたことで、ソースも具材に絡むことによって全体的に旨味が増して感じられたため、味付卵として旨味を引き立て、想像以上に調理感のある味わいがしっかりと楽しめるフレーバーとなり、ここ最近の中華系のフレーバーとしても秀逸な逸品と言えるのではないでしょうか?
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